ヘブバン コラボイベント コスモスが咲き続きた場所 感想
ヘブバン コラボイベント コスモスが咲き続きた場所クリアしたので感想。AngelBeats!(アニメ版含める)、コラボイベント、ヘブバンのネタバレ含みます。アニメ見られていない方、イベントクリアされていない方は読まれない方がいいかと思います。
ヘブバン1周年ということもあり、コラボイベントがありました。今回のイベントは、入江√(みゆきち√)といっても差し支えないほどの素晴らしいストーリーだったので、ストーリーの感想と気になったことを書きます。
まず、コラボイベントをする際に気になった点は、ヘブバンのストーリー等に影響がないのか、繋がっているのだろうかということでした。そのため、ここは自分なりに少し考えた部分で書きます。
ストーリーの最初は、月歌が目を覚ますシーンから始まります。このシーンに関しては、アニメ版でも音無が同じことをしており、出だしが凄く良かったですね(*´ω`*)
このシーンですが、アニメ版で音無は最後に満たされて人生が終わったはずでしたが、記憶喪失という状態で死後の世界に迷い込み、アニメではストーリーが始まりました。今回のイベントでは、みゆきちがまだ未練があり、そのために月歌達も呼ばれたのではないかと言うシーンがあります。
この事から、月歌達は本来人生を満喫しているはずななのに、死後の世界に巻き込まれたこともあり、記憶喪失ではありませんが、みゆきちの晴れていない思いを解決するため、またゆりっぺが遊びたかったから呼ばれた、だから同じ演出があったのではないかなと考えました。
また、ストーリーとの繋がりですが、今回のストーリーはアーカイブに残らない設定や、交換アイテムにエーデルワイス(大切な思い出の意味)がありません。ヘブバンのホーム画面では、月歌が眠っていることや、ダンジョン等に行こうとすると、黒猫がついてきて場所が変わることから、もしかしたらヘブバンのそれぞれのイベントは月歌や、他のキャラが経験した思い出を振り返っているのでないかと考えました。
もし月歌の思い出を振り返るのがイベントであれば、今回のコラボイベントは、本来ストーリー上には存在しないものであるのかなと思いました。そうすることで、ヘブバンはイベントを絡めたストーリーとして1本の道になっていることを示すのかなぁと。
過去をたどるを押すと、画面右奥の所に移動しますし、そこにはアーカイブに入らないと記入あるため。
もしくは、何かしら誰かの介入で今回のイベントだけ特別に発生したのかもしれません。(ゆりっぺ達が電子軍人手帳を扱えたり、死後の世界では記憶にないものは作り出せないはずなのに、セラフ(高次元の武器)を扱えて不思議なので。)もし誰かの介入があれば、今後のストーリー等でこの世界の仕組みが判明すると理由は分かりそうな感じはありますが…
(例えば、AngelBeats!のアニメ版だと第12話で、Angel playerはバグを利用し開発したソフトだと言われているシーンがあり、それを開発したのは死んだ世界に記憶喪失で来た人物だと語られています。またその人物はNPC化することで、世界に残っているとも言われています。そういった後から来た特定の人物がプログラムを開発し、世界に介入できるのであれば、違う作品ではありますが、脚本家が同じ人のため、例えばプログラミングできるユッキーが、KETSUを介してヘブバンの世界に、または死後の世界に、ゆりっぺ達を巻き込んだ、もしくは巻き込まれた可能性があるのかなぁと。あくまでそういった情報はないため、想像の上ですし、もしかしたら電子軍人手帳に関してのみの行動で後は世界の力等、かもしれませんが)
続いて、キャンサー戦が始まります。このキャンサー戦でガルデモの曲が流れるのは熱かったですね…(*´ω`*)
ここで一つ疑問があったのが、死後の世界では命あるものは生まれないとアニメでは言っているため、キャンサーは命あるものではないという考え方なのだろうか…ということでした。また、今回のイベントのコスモスの花畑に関して、花も命あるものであり、生み出せないため、月歌達やヘブバンの世界が、みゆきちの思い出を見つけるのに必要ということが分かりました。
その後、各キャラクター紹介シーンに移ります。みゆきちの紹介シーンでは幽霊が苦手だと言っており、今回のイベントで、死んだ原因が幽霊であることが分かり、トラウマになっていたことが分かります。
各々のセラフィムコードが判明するシーン。
セラフィムコードは士気が上がる文言が設定されており、今のヘブバンの時間から考えると、ゆりっぺの場合は自分の人生の過去(アニメ版で神に対しての復讐心)、かなでの場合はサモンセラフ(天使を要求する)と現在、そしてみゆきちは移り変わらぬ気持ち(30年間近く続いた恋の気持ち)とこの時点では過去が判明していないので未来のことと、セラフィムコードは時期を問わずに設定があるようです。どれもエモいですね…(*´ω`*)
プロローグが終わるシーン。
AngelBeats!アニメ版でCM前後に流れるシーンがゲームでは少し変わって出てくるようになっていました。また、BAD ENDでも流れます。
心電図に似いてることや、音が「ラ」音であり、Aを示すという意味があるようで、心電図から心臓や、Aというアルファベット順の始まり等や、Zまでアルファベットで進むと最初(A)に戻るイメージがあり、アニメだとCM前後に流すことで物語(各キャラごとの、死んだ世界での一区切りを付けるイメージ)があり、ゲームでも日が変わるタイミングや、ストーリーがBAD ENDで終わるタイミングで区切りをイメージさせ、細かいところまでエモかったです…(*´ω`*)
ダンジョン中のめぐみんとゆりっぺの会話シーン。
めぐみんは31Aにいる間は、入隊したときからずっと虚勢をはり、周りに負けずと頑張っていました。己のサイキック能力を使った、救世主になることを目指して。ゆりっぺは、人生の理不尽から、それに対して復讐することを最初は目的とし、死後の世界では頑張ってきました。二人とも周りのことよりも、自分の目的のために、ひたすら頑張り続ける日々…そんな事もあり、緊張せずに気楽に話せるのかもしれませんね…何気ない会話でしたが、この後のめぐみん考えると、エモかったです…(*´ω`*)
みゆきちが参加してからのキャンサー戦後の会話。
アニメ本編ではあまり見られない、みゆきちが喋るシーンや、やけくそになり可愛いシーンなど、色々と見ることができます。また、演奏中はトランス状態に陥るといわれており、ガルデモとして、バンドをやっている間が楽しかったことが台詞から伝わってきますね…レブルアップ等を行ったときも、楽しそうにドラムスティック持ってますし…(*´ω`*)
ダンジョンで上の階へ進むシーン。
まさかの次回予告を使った、大喜利でしたね…これはコラボイベントとしては、凄く嬉しかった部分の一つでした。ただ、ゆりっぺはこんなの作った覚えはないと言っており、死後の世界のギルドをモチーフにしている、新しいギルドではないかと可能性がありました。この事から、誰かが介入して(あるいは世界の力で)、このギルドを作った可能性があるのではないかと思います。
野球を行うシーン。野球は麻枝さんの趣味みたいで、他のkey作品にも野球ネタは入っていることが多いです。
ボディランゲージで会話をして、野球を行い、ゲーム終了後、対戦チームは人が消えています。会話が出来なかった理由は謎でしたが、満足して対戦チームは消えたので、死後の世界の仕組みが働いているのでは?と考えたのだと思います。
倉庫で休憩を取るシーン。ここでゆりっぺ達は魂のありようについてと、みゆきちの過去が判明します。
アニメでゆりっぺは死後の世界で神への復讐心で戦ってきましたが、色々とあり、死後の世界を改変し、神にも近しい存在になれるチャンスがありました。ですが、ゆりっぺは、SSSのメンバーが、満たされた気持ちになるのを見て、また、自分自身が心の奥底では、殺された家族を大事にしていたのと同じ気持ちぐらい、メンバーを大事にしていることに気付きそのチャンスを壊します。復讐だけにこだわってきたゆりっぺが、満たされていることに気付いた時でした。そしてゆりっぺはやっと、自分自身の人生を認め、次の生を楽しみにすることができ、死後の世界から卒業します。ヘブバンで、その気持ち(魂のありよう)に気付いた表現があり、受け入れていることがしっかりと伝わり、エモかったですね…(*´ω`*)(ただ今回は、かなでちゃんとこんなふうに遊びたかったから残ったと言っており、そのためかなでとゆりっぺは残っています。)
それと、死後の世界に巻き込んだのと、何故ギルドなのか説明がありました。
キャンサーが現れるのは世界の力によりなのか、それとも誰かの介入によって現れるのか不明な点はありましたが、キャンサーを呼び出すことにも理由があり、また、仲間たちが考えた遊びがあったことから、死後の世界がないと用意できないため、巻き込んだことが判明しました。(死後の世界にしか、その時のSSSメンバーの発想は存在しないため。現世では出会ってないから不可能ですし、死後の世界で色々とあったからこそ、想像したものが作られいます。アニメでも、「この世界では命あるものは生まれない、けどカタチだけのものは生み出せる」「構成する仕組みと、作り出す方法さえ知っていれば、何も必要ない(無から生み出せる)」「本来あたしたちは、カタチだけのものに記憶で命を吹き込んできた」と記憶からカタチだけのものは生み出せるため、実際になかったはずのトラップもギルドにあるのではないかと思います。)
また、死後の世界ではガルデモとして、楽しんだみゆきちでしたが(毎日が文化祭みたいで楽しかったな…とアニメ12話で言っています。)どうしても過去のことがその後どうなったのかが気になり、今回残っています。(AngelBeats!のアニメだと、模範的な行動を行い青春を満喫したかなででも、音無にありがとうが伝えたくてずっと死後の世界に残っていたため、強い想いがあれば残れるのだと思います。その際、本来人生を満喫したはずの音無というイレギュラーな存在が、かなでの想いを達成するために、記憶喪失から世界に来ています。そのため、世界の力により、みゆきちのコスモスという思い出すためのポイントは、死後の世界では達成できなくても、イレギュラーな処理として、別の世界と合わさることが可能ではないかと思いました。)
そして、みゆきちの過去の話。学生時代に、こっくりさんをモチーフとした問題があったことでした。それが流行っており、問題しかないため、解決するために、生徒会で幽霊を呼び出し、問題ないことを証明しようと。ただ、それは最悪の結果を招き、みゆきちは幽霊に追い詰められているように感じて、タイミング悪く電車に轢かれて殺されてしまいます。みゆきちは昔から目立つことは嫌いで、注目されると緊張するタイプでしたが、面白半分で生徒からの投票があり、生徒会長を務めることになりました。そして今回実際は幽霊騒ぎなど本当はなく、ただ学校側の生徒数減少に歯止めが必要なため、学祭を盛り上げてほしいと依頼があり、生徒会でみゆきち除いてグルになってやった行為でした。その行為をすることで、みゆきちの反応を楽しみ、ドッキリのサプライズとして学校の印象をよくしようと。みゆきちを心の底では生徒会メンバーは気に入っていたのかもしれません。ですが、事故により亡くなってしまいます。しかもそれも誰かが肩を叩こうとしましたが、その前に叩かれても振り返るなと事前に生徒会のメンバーから伝えられていました。そのため、脅かすような形でみゆきちには捉えらてしまい、ホームの黄色い線の向こう側に出て電車に轢かれたため、叩こうとした生徒会メンバーの罪の意識は高まることに。みゆきちは、そういった悲惨な過去の持ち主でした。
みゆきちは、ドッキリとゆりっぺに言われるまで、幽霊騒ぎの真実を知らなかったので、死んだ時点では、生徒会メンバーのことも気になっていたはずですし、またその想いをずっと引きずりながら、死んだ世界戦線にいたのだと思います。幽霊騒動で色々と考えてしまうタイプなので、もしかしたら死後の世界では辛かったのかもしれません。だからこそ、ガルデモにいて、音楽をやっている間は他のことを忘れることが出来たのかもしれないと考えると、泣けますね…(´;ω;`)
そしてゆりっぺにドッキリと教えてもらい、真実を知った後でも、こう言います。
みゆきちにとってドッキリだろうが、幽霊騒動だろうがどちらでもよく、きっと自分がいなくなった後の生徒会メンバーが不安で仕方なかったのだと思います。しかも、相手は殺す気はなかったのに、肩を叩いて安心させようとしただけなのに、その結果自分が亡くなってしまい、後悔を与えてしまったことに感情の爆発があり泣きながら話し、みゆきちの優しさと、悲しい事件であることが伝わってきてつらいですね…(´;ω;`)
2日目。月歌が基地と言うシーン。かなでは基地という言葉に過剰に反応します。
それをみたゆりっぺ。
ゆりっぺが気になるぐらい反応しており、他のシーンでも、アニメ版ではあまり会話のシーンがなかった、かなで自身の個性を楽しめるようになっていました。
格好いいのにこだわったり、ユッキーが「キャラ、本当にそれで合ってんのか?」とツッコんだり、ノリノリだったりと、可愛いシーンも多く、アニメの続きとして楽しめる、新鮮かつ面白いシーンが多々ありましたね…"(∩`ω´∩)"
その後、月歌は、基地に行けないか考えます。
心霊写真や心霊映像として出来ないかと。アニメでは試したこともなかったですし、実際にこれで成功します。世界の力により成功するようになっていたのか、それともプログラミングでそうできるようになっていたのか分かりませんし、司令部に報告しても特に支障がなかったことから、ヘブバンの世界と死後の世界が繋がっているだけではない気がしますね…
また、実行する際にユッキーがUFOでも呼ぶような儀式は…と言っており、実際に似ている方法でやろうとしている方法が現実にもあるみたいで(確証はないですが)、UFOは未確認飛行物体のため、未確認の物体として考えると、死んた後の魂がある存在(ゆりっぺ達)は、未確認という考え方によっては近いものがあるかなと思うので、このやり方を実行しようと月歌は思ったのかもですね…
基地に着いた後、各々のメンバーが楽しむシーン。AngelBeats!の舞台では学校生活かつ、模範的に生活をしてこなかったため、好きな料理を選べなかったりと料理で感動するシーンが追加されていました。こういったシーンも含めて、アニメの続きだと考えると、ゆりっぺが女の子をしていたり、かなでがゆりっぺと食事するシーンはなかったので新しい会話や、みゆきちがどんな感じなのかと、新鮮なシーンを楽しめていいですね…(*´ω`*)
みゆきちの笑顔や感想を聞くことがアニメではなかったので、可愛いくて最高ですね…"(∩`ω´∩)"
フレーバー通りでゆりっぺ達が楽しむシーン。死後の世界との違いや、各キャラクターごとの好きなことが少しわかります。
まず、死後の世界には温泉やサウナがないこと。アニメでは病院がないとも言っていたため、死後の世界では、学校や寮以外は存在しないことが分かります。
次に雑貨屋。
かなではメモ帳、みゆきちはマグカップ、ゆりっぺは栞に反応します。各キャラの違いが出てますね。かなでは真面目に授業を受けてきたからこそ、メモ帳という記入ができる雑貨、みゆきちはマグカップを選んだことから、お茶しながら話すのが好きなのだと思います。アニメでも、エンディングだとしおりんを引っ張っていたり、ヘブバンのストーリーでも、過去にかなと泳げるようになったら、海に行く約束をしていたりと、少ない人数の友達と遊ぶときには積極的な部分もあったので… そしてゆりっぺは、栞を選ぶことから読書が好きなのだと分かりました。ゆりっぺもリーダーをしたり、頭がいいと思うところが多々あったため、普段から本を読むことが好きなのかな?と思いましたので…
次にゲームセンター。
銃や殺し合い等物騒なことは忘れて、ヒロイン同士で楽しく遊んでます。こんな世界が見たくて、物語の続きを書いてくれたんじゃないかと感じるほど、楽しくて幸せを実感できるシーンであり、エモかったです…(*´ω`*)
次にブティック。
かなでは服装に関してはまったく知らないと言っています。アニメでは、卒業式をしたことがない、とも言っており、もしかしたら病気等であまり動けない日々が続いていたのかもしれませんね…
最後に喫茶店。
喫茶店では、専用CGがあり、アニメで麻婆豆腐を美味しく食べていたかなでや、ゆりっぺやみゆきちが学食で食べていたシーンとは全然異なり、新鮮かつ幸福なシーンで、エモかったですね…(*´ω`*)
3日目。ヘリポートに向かうシーン。
部屋から出ると、キャラごとに歩く速度が違っていたり、みゆきちの反応が一瞬遅れたりと、色々と凝っており、月歌とゆりっぺはリーダーらしく速いペースで、かなではマイペース、みゆきちはゆっくりな感じが伝わってきます…(*´ω`*)
ハブキャンサーを倒すための、道中のシーン。こんな会話があります。
アニメでは12話で、ゆりっぺの危機に対して、かなでが直感し、助けに行きました。今までゆりっぺ達とは戦ってきたにも関わらず、すぐに動こうと思うほど、ゆりっぺ達を大切に思っています。そこから、ゆりっぺはかなでに対して信頼があり、こうしてまた一緒に戦えることを喜んでおり、かなでもそれを受け入れて喜んでいます。エモい会話ですね…(*´ω`*)
キャンサーとの戦闘シーンでかなでがガードスキルを使うシーン。
ヘブバンの世界で何故かかなではガードスキルを使えます。その結果、ゆりっぺは死後の世界のように死んでも問題ない前提で、いつも戦ってたように全力で戦うと伝えます。本来、この3人はヘブバンの世界には存在出来なく、死後の世界で魂があり、存在できる状態。ただ、死後の世界から現世に簡単に移動することが出来たことや、何故か電子軍人手帳を扱い、セラフが使える状態。死後の世界では、かなでの想いを達成するために、記憶喪失で音無が世界に来ることから、逆もしかりで、みゆきちの想いを達成するために、別世界に介入することも可能ではないか、そして介入後、想いを達成するためにヘブバン世界で死んでも、魂は同じで、死後の世界の力が働いているのであれば、別世界でもリセットが可能ではないかと考えました。もしくは、電子軍人手帳を扱えることから、死をリセットできる、そうプログラミングされていることがあるかもしれませんが…
また、ガードスキルが扱えるのは、死後の世界で、Angel playerというソフトを使用し開発していたとのことですが、Angel playerは死後の世界のルールを改変できるほどの力がある上に、名前から考えると、死後の世界だから使えるのではなく、天使もしくは天使に関連するものだから扱えるのでは?と思いました。(開発者も、この世界で愛が芽生え、一人去っていた彼女を待っているといい、アニメ最終話の音無と状況似ています。また、アニメでは死んだ世界戦線のメンバーが存在を知っても扱うことはなかったため、数に限りもありそうですし、前提として天使しか扱えなければゆりっぺは別の対抗策を考えるしかないので。)
それと、こういったガードスキルが扱えることもあり、アーカイブに残らない(月歌が体験した過去のストーリー?に入らない)のだとも思います。ガードスキルというチートスキルに近いものがずっと使えると、キャンサーを倒すのが楽になり、話がかなり変わってくるとも思うので。
ハブキャンサーを倒して、コスモスの花畑を見るシーン。
まばらと言っており、みゆきちのお墓周りのコスモスの花畑とは違うことが分かります。また、コスモスの花畑からその後を思い出します。
She is Legendが、Crow Songをカバーし、歌うシーン。
まず、この歌をGirls Dead Monster(死の怪物の少女達)を31A(ナービィに、29年前に死んだ人格を取り入れ、ヒト・ナービィとなっている)に歌ってもらってるのが、同じ死というテーマを取り扱い、そこからの見方が変わり、エモかったです…(*´ω`*) それと、ラストに食券が舞っており、これはオペレーション・トルネードをイメージしたものになっていていましたね…時間帯もアニメと同じで夕方に歌っているのでこのシーンも良かったですね…(*´∇`*)
ラスト。みゆきちが死んでから、死後の世界に来るまでの狭間の記憶を話すシーン。
死後、お墓の前で生徒会のメンバーはそれぞれ罪の意識を持ち、それぞれ償っていくことを決意しますが、新之介だけは学校側の責任にして、運が悪かったと言い、自分が今後の人生を棒に振るほうが余計にみゆきちが心配すると言い、その場から去ります。残った3人のメンバーはそこから罪の意識に苛まれるように。そしてみゆきちも仲が良かった生徒会メンバーを引き裂いてしまったことを後悔します。
生徒会を新之介以外はやめてしまい、幼なじみだったかなは、肩を叩いたのが自分であり、それによりみゆきちを殺してしまったと感じており、最初は、一緒に成長していくことが出来ない事(昔から幼なじみとして当たり前だった、年齢を重ねながら楽しむことや、突然一人になってしまった苦悩)や、一緒に海に行く約束を果たせなくなったことを後悔します。
そして少しずつ心が壊れてきて、よくない男と付き合うように。
何かから必死に逃げようとして、自分だけ未来に行こうにも、もうどこにも行けそうにもない、だから自殺して、みゆきちと一緒に暮らそうとし、今の現実や、この先に絶望しています。だけど、自殺は止められて、そのまま誰かと一緒に連れて行かれます。(この後のシーンで、新之介が死ぬなんて絶対許さないと言っているシーンがあるため、止めたのは新之介ではないかなと思います。自殺しようとしていたのを知っているのは、自殺しようとした時に周りにいた人間だけなので…)みゆきち視点からだと雨がずっと振り続けている、雨音だけが残っていると、かながずっと泣きながら悲しいんでいる、そしてそれは変わらずに続いていると、雨という言葉を使って表現しているように感じました。
マユも少しずつおかしくなり、最初は、みゆきちと仲良くしたかったことを話し、全然みゆきちのことを知らなかった、今更だけど下の名前で呼ばしてほしいと思っていた感情を伝えます。下の名前で読んでもらうなどして、不器用ながらも少しずつ仲良くなるために距離を詰めようとしたのだと思います。
しかし、なべが事件を起こして、どうしたらいいのか分からない状態に。みゆきちには自分のために生きてほしいと思われるものの、疲れたよと心が折れます。
そして、罪の意識からおかしなセミナーに入り、お金を使うことで心の安寧を保とうとして、お金が払えなくなり、追い詰められます。みゆきち視点で、夜のことを闇として表現し、マユの気持ちが暗い場所に囚われている、光が全くない状態を示しているように感じました…
なべも少しずつおかしくなります。最初はかなの面倒を見ていましたが、悪化する環境に疲れ果て、挙げ句の果てには男子生徒の頭を掴んで窓ガラスに叩きつけて傷を付けて、警察沙汰になり、停学させられます。
そして、マユもかなも学校に来なくなり、自分も停学中、みんなが何しているか分からない、そういった出来事から、就職すら怪しいと不安になり、これもみゆきちの呪いによるもので、いつまで呪ったら許してくれるんだと叫びます。俺達の未来を許してくて、返してくれと。みゆきちはそれを聞いて、何も出来ない自分、否定するのを伝えることさえ出来ず、悪化する環境、自分の後悔から墓の中で泣き続けます。
その後、ナイフを持ち、特定の誰かを追いかけて殺そうとし、見つける前に警察に追われ、誰かを殺したいほど追い詰められます。(この後、新之介が自分を倒せなかったと言うシーンがあるため、特定の人物は新之介ではないかと思います。)このシーンでは最初雷が鳴り、怒りが伝わってくると、みゆきちが喋っているのが相手に伝わらず、凄く痛ましいシーンでした…
元生徒会メンバーがどんどん追い詰められ、おかしくなり、みゆきちもどうしていいか分からず、心の中で助けを求めます。
そして新之介が現れ、なべとは殴り合うことで対話し、マユとはお金を集めて渡し、変な宗教とは縁を切れと言います。この間、ずっと雨が降り続けて、新之介が一番辛いという気持ちを表現しているようで、辛かったですね…(´;ω;`)
そして、かなとも話し、新之介は、みゆきちはかなに生きてほしいと思っていると言いますが、血も涙もない新之介になんでわかるの、と言います。そして、それはずっと見てきたからだ、と。この時点で、新之介は少ない時間でみゆきちを見て、どんな人間なのかを考え、みゆきちの死後も次にどうすべきかを思っていたのがエモかったですね…(´;ω;`)また、このシーンでは本来聞こえないはずのみゆきちの声と、かなの声が重なると表現されてます。文字から、驚きを表現し、それを画面でタイミング合わせて両方とも表示させ、伝わりやすいようになっているのが、深かったですね…
新之介は、自分はみゆきちに恋していたことを伝えて、告白するつもりまであったと言い、5年間ずっと見てきたと伝えます。新之介にとって、みゆきちの死は生徒会のメンバーの中でも一番辛く、今でも告白の手紙と渡すはずだったコスモスの花束を枯れていても机の上に置いていると言います。
そして新之介は、みゆきちのことを大事に思っているからこそ、すべては終わったことだと考え、みゆきちをゆっくり休ませるためにも、次に進むべきだと言います。他の元生徒会メンバーが我を失うほどの絶望をしている中、新之介はたった一人、みゆきちのことを真剣に考え、辛くても進んできました。ここの台詞は深すぎて、凄く泣きましたね…(´;ω;`)
新之介はやりたい事があり、生徒会には残り、他のメンバーがいなくても一人で頑張ってきました。そのやりたい事は、みゆきちが眠っている場所に、コスモスの花畑を作り、生徒会メンバーのみんなが集まることでした。それをかな、マユ、なべに伝えます。このシーンも表現上手かったですね…黒色の中に白色の文字で、絶望的な中、白色の文字が強調されるようにみゆきちが喋り、そして、白色の中に黒文字で新之介がやりたい事を話し、白色で希望が見えた中、黒色の文字でしっかりと意思を伝える…読者の気持ちが晴れやかになる、感動的な演出でした…(ó﹏ò。)
そして、目的であるコスモスの花畑を作り、集まります。澄み切った表情で集まる生徒会メンバーや、大好きなコスモスの花畑を見て、みゆきちは天国のようだと思います。マユは新之介の頑張りに感謝し、結果的に、学校の活動も注目されることになります。元々、学祭で盛り上げて活動注目させる予定だったのが、みゆきちの死を持って、新之介の頑張りにより、結果的に注目されるようになったのはみゆきちの死は、決して無駄ではなかったと感じ、感動しました…(ó﹏ò。)
新之介はみゆきちが、生徒会のメンバーが好きだったから出来た、ただそれだけのことと言います。ただ、短い時間の中ですべてをやりきり、疲れますが、かな、マユ、なべはやってくれた行為に感動し、これからやりたい事を見つけて行こう、頑張ろうとなべやマユが言います。そして、みゆきちの死で歩むことは出来なくなってしまっていたかなが、この場所を守り続けると共に、歩き出そうと言います。かながついにみゆきちを休ませる決断と、未来に進む決断が出来た瞬間で、エモかったです…(*´ω`*)
それをみゆきちは受け入れて、みんなの場所になることを願い、さようならと言います。そしてみゆきちの存在に気付いたのか、それとも気のせいか分からないような感じで、新之介が少し振り向きこのシーンは終わります。
ゆりっぺとかなでにはみゆきちはここまでの話を行い、思いは晴れたことを伝えます。そして、それ以降の続きの話は心の中に思い留め、話しませんでした。
ここまでの過去のシーンは凄く泣きましたね…(´;ω;`) 罪悪感から残りの人生の未来が見えなくなるほどの絶望がありました。そしてそれを解決してくれたのが、初恋をして告白する、たった一つの願いさえ叶えられなくなった新之介が、前までみゆきちがいたであろう生徒会に一人で残り、元の生徒会メンバーの誰に協力してもらうこともなく、高校生という若さで目的のために頑張りぬいたこと。色々な思いがあっただろうに、強く生き、元の生徒会メンバーが好きだったから、みゆきちが大好きだったからこそ出来た行動…深すぎて泣けます…(´;ω;`)
そしてようやく出来たコスモスの花畑、そこに集まった元の生徒会メンバーの幸せそうな前の表情を見た時、やりきったんだなと感じ、涙が止まりませんでした…(ó﹏ò。) その後マユとの会話で、新之介は「ただ、それだけだよ」と、少ない言葉でやってきたことを語り、言葉の深さにまた泣きましたね…( ;∀;)
また、みゆきちはゆりっぺとかなでにはここまでしか話さずにいたのは、この後の話が、コスモスの花畑に残ったのが自分だけになってしまったから、だから心配してくれた二人にはみんなの居場所となり、コスモスの花畑はあったんだ、みゆきちは別れを告げることが出来たんだと、ハッピーエンドで終わらせたかったのではないかと思います…もしそうだとしたら、みゆきちの優しさが心に沁みますね…(´;ω;`)
ゆりっぺ達も、思いに対して回答します。
ゆりっぺも、かなでも、みんなと遊びたいという思いが叶い、満足し、心残りがないことを伝えています。
そして話の続き。コスモスの花畑からは、時間が経ち、人は歩み続けるので、一人ずつ結婚して去っていきました。
ここのシーンですが、コスモスの花びらと一緒にいなくなる演出、花びらが風に乗って飛んでいって忘れ去られるようなイメージと重ねた部分を感じて、エモかったですね…(*´ω`*)
最後まで残ったのは新之介でした。
30年後、新之介は想いを伝えます。
新之介はもうパートナーが現世にいて、人は進まないと行けないため、みゆきちのことを忘れようと思うと。なぜなら、今でもみゆきちのことは好きだからと。だから、自分も忘れて次に進むから、未来に向かって生きるから、みゆきちも今(死後の世界)を忘れて、次に進みなさいと言います。それが人の生きる人生だと。言った後、新之介はコスモスの花畑を去ります。
みゆきちは30年間も続く恋に驚き、そして去っていく新之介の背中を見えなくなるまで立っていました。風に吹かれるコスモスだけが残り、恋の終わりを感じ、だけど未来に向けて、心は満たされていると言います。そして、次の生に踏み出すと言い、一番の宝物が流れます。
このシーンもエモすぎて、凄く泣きました…(´;ω;`)
たったの数ヶ月しか生徒会としての付き合いはなかったのに、それでも30年間という長い時間、しかもパートナーが出来ても初恋を忘れない気持ち…みゆきち(コスモスの花畑)から去らないと、とてもじゃないが忘れれない気持ち…深すぎます。そしてみゆきちも生徒会のため、自分のために頑張ってくれた彼を忘れることが出来ず、去っていく背中をずっと見て、最期に決意します。次の生を楽しみにして、歩き出すと。この言葉のタイミングで一番の宝物が流れるのも、言葉の繋がりから過去と未来を分けているようで、エモすぎて泣きました…(´;ω;`)
また、一番の宝物の歌詞として流れるのは、
裾が濡れたなら
乾くの待てばいい
水音をたてて跳ねた
きみが教えてくれたんだ もう恐くない
握っていてくれたこの手を離さなきゃだめだ
ひとりでもゆくよ 死にたくなっても
声が聞こえるよ 死んではいけないと
例え辛くても 闇に閉ざされても
心の奥には 明かりが灯ってるよ
巡って流れて 時は移ろいだ
もう何があったか 思い出せないけど
目を閉じてみれば みんなの笑い声
なぜかそれが今一番の宝物
が流れます。新之介がもう生徒会のメンバーは大丈夫、自分は大丈夫だからもう恐くないから、この手を離す(みゆきちも未来に進むんだ)と表現し、みゆきちの中には例え辛くても心の奥にはコスモスの花畑の出来事があるんだ、明かりは灯っている、そして次の生で時が移ろいでも、みゆきちが経験したコスモスの花畑に集まる生徒会の幸せそうな表情(みんなの笑い声)はある、思い出せなくてもそれが一番の宝物になっているように歌詞感じ、エモかったです…(*´ω`*)
今回のイメージイラストと、最後の感想。まず、イメージイラストはこんな風になっていました。
左側にみゆきちがおり、真ん中に月歌がいます。向きが反対なのは、みゆきちの右側にAngelBeats!のオープニングで出てきたピアノがあることから、自分はあのピアノは死んだ世界戦線のメンバーの人生を、イメージしているものだと思っており(アニメのオープニングでかなでがピアノを弾くことで、人生をかなでている、魂のありようをかなでているのかなぁと。)その人生に決着を付けて未来に進もうとしてるからみゆきちは左側を向き、月歌は今は止まっており、ストーリーも過去の出来事ではないかと自分は考えているため、過去を振り返っているから右側を向いているのかなぁと。
また、ピアノで鍵版蓋を閉じており、その上にゆりっぺが座っています。これは自分の人生は死後の世界で満喫したことを示しているのかなぁと感じました。
そして感想。今回タイトルに使われたコスモスという花ですが、花言葉は色により違いがあるみたいで、黒色のコスモスだと「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」という意味があるようで、今回の作品にはぴったりだなと感じました。また、黒色は死のイメージがあり、ピンク色のコスモスだと花言葉として、「純潔」があるようです。黒色(死)を介して、「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」を体験し、そして、みゆきちは死してもなお生徒会メンバーを大事にしており「純潔」であった…と考えると中々エモいものがありますね…(*´ω`*)
今回の話に関しては、ゆりっぺがかなでと女の子らしく仲良く遊ぶ話や、みゆきち√と新しい話、そしてアニメではあまり見ることが出来なかったかなでのキャラを見ることができ、最高のストーリーでした(≧∇≦)
今回書いた内容は、考察に関してもかなり甘い状態であくまで自分の中で感じたこととして記入しただけですので、各々で楽しんでいただければと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました(* > <)⁾⁾