AIR感想

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AIRゲームクリアしたので感想。ゲーム内ネタバレ含みます。ネタバレ気にされる方、まだ未プレイストーリー知らない方はブラウザバック推奨します。

 

AIRクリア感想は、全体的にクリアして感じたこと、また各√ごとに記載します。

 

まず全体的にクリアして感じたことは、AIRという作品自体が、あったかもしれないもう一つの可能性の、翼人という神様に近い存在が、現代にはない一つの伝承として、残された話ではないかなと感じました。

大雑把に話すと、まずAIRという作品における翼人という存在が、平安時代、信仰を一つにしたいという考えから滅ぼされます。

 

そこから、翼人は神奈が子供を産めなかったこともあり、存在は滅びますが、翼人の記憶(夢を継ぐ性質)と呪いは継承され続けます。

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そして記憶と呪いが継承されますが、往人さんの願いと、晴子さんの母親としての思いが、観鈴を幸せに導き、翼人の記憶を幸せで終えることにより、観鈴はゴールすること(夢の終わりを迎えること)で、翼人の呪いを終えることができ、悲しい物語は終わりました。

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最後に、謎の少年と少女が出て、少女に対して、「君がずっと確かめたかったこと」「この海岸線の先に、なにがあるのか」と聞き(その出来事は、カラスであるそらを使うことで、物語を追っていったのではないかと思います、理由は後ほど記載します)、「彼らには、過酷な日々を。」「そして僕らには始まりを。」と観鈴や往人さんを見ながら思います。

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そして、「じゃ、行こうか。」「この先に待つもの…」「無限の終わりを目指して」「さようなら」と言いながら、AIRのストーリーは終わります。この部分には、翼人の伝承から解放され、魂だけ継承された観鈴と往人さんの生まれ変わりの、人間としての生き様がここから始まるのだと思いました。そのため、始まりという言葉、無限の終わりという、人の人生の繰り返しを示す言葉、さようならという翼人に対しての別れなのかなと。(その理由に関しても、詳細は後ほど記載します。)

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そういった話の流れから、今はもうない翼人としての伝承と始まりから終えるまでの話が、「AIR」という作品なのだったのかなと思いました。だからこそ、鳥の詩というオープニングであり、詩という文学で表現したのかと。鳥の詩も、個人的にですが翼人が幸せになるための過程を詩にしている部分も多いのかなと感じました。(後ほど歌詞に感じたこと記載します)

 

また、AIRという作品に対しては、他にも「母親との愛情を様々に表現した作品」「空と海という対比、遠いけど海岸線を通じて繋がっている近くもある表現」「風や雲という表現の多さから夏を感じ、味わう作品」を楽しむことができ、心情表現が多く、アニメ版よりも何倍も分かりやすくなっていました。

 

それでは、タイトル画面から入り、各√の感想書いていきます。

タイトル画面。

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英語の意味は、「夏の情景に包まれて優しく過ぎていく日々 陽光の中で繰り返される少女たちとの出会い 夏はどこまでも続く 彼女は空で待っている」という意味で、往人さんが少女たちと過ごした日々、物語の核心に迫る内容でした。

また、クリア後、ストーリーをやり直す場合にはSTART"AIR"と名前が変化し、そこからの選択は、観鈴や佳乃、美凪と過ごした「DREAM」、神奈が出てくる翼人の話「SUMMER」、そしてそらを通じて観鈴との出会いから始まり、物語が完結する「AIR(そらという意味)」に分かれています。これらをまとめてSTART"AIR"に入っていました。

そして、AIR√ではなぜか、そらになった往人さんと、往人さん本人、二人が存在している時間が物語始まってから途中までありました。このことから、カラスのそら(AIR)からSTART(始まり)、DREAM(往人さんの、そらになるまでの夢)、SUMMER(往人さんが願いを込めた時に、人形と一体化し、人形には何千年もの夏を繰り返してきており、その人形に含まれる、柳也の子供から始まった人たちの思いによる、原初の夏)、AIR(そらとしての出来事、翼人の伝承の終わりを見届けたそら)という分類に分かれているのではないかなと思いました。そしてそら(AIR)を通じて読んだ物語として、話が完結しているのではないかなと。そういった理由もあり、冒頭はそらを進んでいる文章から始まってます。

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観鈴√感想

観鈴√は、AIR編含めて、母親が子に対しての愛情を伝える話だと思いました。

 

観鈴√では、最初に往人さんと出会い、夏やすみを誰かと過ごしたい、そんな願いから話が始まります。

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観鈴は過去に母親を亡くしており、父親には愛されるものの都会で生まれた観鈴にとって、友達が出来そうになったら癇癪をしてしまう病気の関係で、都会には住みづらい状態でした。それを見かねた父親は、観鈴を晴子さんに預け、田舎で生活してもらおうと考えます。

 

晴子さんは、観鈴のことが好きでしたが、いつか離れ離れになる辛いことへの怖さから、観鈴と距離感をあけ、心の距離を近づけないでいました。そんな時に、往人さんが来て、居候として、晴子さんの観鈴を思う気持ちもあり神尾家に住んでもらいます。

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そういったこともあり、観鈴はずっと一人で過ごしてきました。(本心では観鈴は晴子さんのことはこの時点で大好きでしたが)

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※(観鈴の、誰かが心を近づけてくると癇癪をしてしまう病気は、何回も繰り返してきた、翼人の魂の継承者たちが優しい心で、近づいてくる人を拒否し続けることから本能的に身についてしまったのではないかと思います。観鈴も別のわたしが泣きだしちゃうと(それは観鈴の中に存在する、翼人の記憶を継承してきたたましいが?)言ってることあったので。)

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しかし今年の夏やすみは、一人で過ごすことより、誰かと一緒に楽しみたい気持ちから、往人さんに声をかけ、何とか一緒にいてもらえました。最初は往人さんも観鈴には距離感を開けていましたが、一緒に過ごしている間に心の距離が近づきます。

・例えば何気ない会話のシーン。

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観鈴は夏やすみの毎日楽しい出来事を感じ、夏にこだわります。しかし往人さんはそれを否定し、過ぎることの大切さを伝えます。AIRという作品において、翼人の伝承が過ぎることの思い出として、また観鈴が生きた証としての思い出、そういった時間が経過することで自分が変わり、思い出が変わりと、翼人が持つ星の記憶における、人の変化による時代背景と近い考え方があり、深いシーンでした…

・夏やすみを過ごす、観鈴や往人さんを見て晴子さんが色々と感じるシーン。

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晴子さんにとって、観鈴も往人さんも子供だと感じそれを伝えます。この子供だと表現するシーンから、オープニングの「鳥の詩」の歌詞で、「遠くには幼かった日々を」の部分は、往人さんや、夏を過ごす少女たちを示したものではないかと思いました。そして往人さんも子供に関しては、観鈴に対して思うところがあったようです。また、一人きりの観鈴は、往人さんからすると、この空にいる(一人で悲しむ少女)に現在なっていると、比喩表現がありました。

観鈴がカラスにこだわるシーン。

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観鈴は、頑張ってカラスに触れようとします。観鈴√ではカラスに触れませんでしたが、AIR√ではカラスになったそらを触れるように。往人さんがカラスになったのは、こういった伏線があったのではないかと思います。また、28日に観鈴が絵日記でカラスに触りたいと書いており、往人さんが絵日記を叶えたことも理由だと思われます。

観鈴が恐竜好きな理由のシーン。

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終わりを迎えてしまったことに美しさを感じ、観鈴は恐竜が好きになりました。翼人も同様、呪いや記憶は継承されますが、神奈が最後の翼人として、終わりを迎えており、美しさにおいて共通点があります。

観鈴の誕生日のシーン。

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観鈴は誕生日晴子さんに距離を空けられており、また夏やすみの間に誕生日だったため、友達がいないことから、誰からも実際の誕生日の日に祝われませんでした。しかし今年は往人さんが居てくれたことにより、初めての楽しい誕生日だと感じます。誕生日という、自分の生まれた日を祝われる日。観鈴にとって、幸せなゴールに近づくための、大切な日でもありました。また、この祝われた日が、何年もあったのに今後含めて1日しかなく、辛いシーンでもありました…(´;ω;`)

 

日常生活で近づく心。そして観鈴の発作がおきるものの、往人さんは普段通り、観鈴と会話し、観鈴にとって初めての、心が近づく人が現れました。

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その後、観鈴はそこから夢を続いて見ていき、遡っていきます。

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最初の夢は、観鈴は空にいながら、風を受け、消えた場所から雲は生まれ、生まれた場所に消えてゆく、その繰り返しを見ていると言います。逆に流れてるという言葉が、過去に遡っているのを表現していました。

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毎晩続く夢。また、空のわたしは悲しい思いをしていると言います。空のわたしが悲しんでいるのは、神奈が味わった呪いが癒やされていないからだと思いました。そしてもし雲の存在が何千年もの、翼人の夢を追い、呪いを繰り返してきた継承者の話だとすると、鳥の詩の歌詞の「消える飛行機雲」は、翼人の夢を追う継承者を示しているのではないかと思います。

夢はどんどん過去に遡っていきます。

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夢の内容は、神奈が空に昇ろうとしたことや、柳也に海を見たことがないことから、聞いてみたことに似ていました。そして海に対しては、言葉を大切にしたいほど、楽しく特別な思いがあります。往人さんの母親の話でも出てきますが、心が近付いた誰かと海に行くことは、幸せなゴールへと続くための必要なことであり、AIRの作品内における重要な場所でした。

そして夢は最後の内容に近づきます。

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夢の中で、お祭りに行きたいことや、誰かが連れ出してくれるのをずっと待ってたことが分かります。AIR√で、海に晴子さんと行った後に、晴子さんとお祭り行ったことや、晴子さんが観鈴を連れ出してくれたこと、順番に願いが叶っていました。

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往人さんの母親は、観鈴の変化について先にどう変わっていくかを伝えていました。観鈴√では、母親が「そして…」と区切る前の、忘れていく前に往人さんが力を使ったのだと考えられます。

また、ゲーム内では観鈴に対して、往人さんの心情が分かり、雲や風という言葉を使い、思いを表現していました。

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・例えば、風に時間をつけて、夢の中で風を感じ、空にいる観鈴に対しての、時間の変化を表現してみたり。

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・風(時間)という出来事から、存在している観鈴に対して、仕打ちという、望んでもいないのに受けなければいけないことに対しての辛い文章だったり…(T_T)

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入道雲という言葉で空が見えないことを示し、入道雲があることで、空にいる夢を見ている観鈴に対して、届かない、観鈴だけが一人きりであることを示したり。

入道雲という言葉は、鳥の詩の歌詞で「振り返る 灼けた線路 覆う 入道雲 形を変えても」の部分にあります。歌詞に関しては、その前の1番のサビ前では「子供たちは 夏の線路 歩く 吹く風に 素足を晒して」となっており、自分は線路という言葉は、記憶(翼人の夢)を示しているのではないかと思いました。そして風が時間を示すのだとすると、1番は時間による記憶(翼人の夢)を追っていることを示し、2番は灼けた線路(記憶が分かっていくこと)覆う入道雲観鈴が一人きりになっていく、それは大切な人を忘れていくこと)を示しているのではないかと。

 

夢を見る途中で、観鈴は心が往人さんに近づき、当たり前の願いが叶えられないように。また、翼人の呪いが少しずつ起き始め、往人さんも観鈴もあるはずのない痛みを感じ始めます。

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観鈴は歩けなくなり、自分で自由に動けなくなりました。往人さんは観鈴を抱えてでも、海に行こうとしますが、観鈴の癇癪がおき、一緒に出掛けることが出来なくなってしまいます。晴れ渡った青空で笑ってる観鈴が、今では癇癪をおこし、往人さんは変化に対して不安になりました。往人さんは心の中でもうっすらと理解していることを、観鈴と一緒にいたい気持ちから、言葉を否定し、一緒にいることを願います。また、観鈴が存在できる場所は、世界の中でここだけだったと、空にいる少女のように、その場所から離れられない、そんな辛い表現がありました…。

しかし往人さんも病み始め、心の距離が近すぎて母親の言葉通りに現象が変化していることに戸惑います。母親から、救ってほしいとお願いされても、心が近づくと病んでしまうので、往人さんもどうしたらいいか分からない状態でした。f:id:MSN04_key_1224:20230924221044j:image

 

往人さんは距離を空けることが、観鈴に対してこれ以上病気が悪化しないための策であると考え、なくなく家を出ます。

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観鈴は最後に往人さんとの夏休みが楽しかったこと、往人さんも別れてから観鈴に対し色々と考えながら家を出ました。往人さんにとって、空にいる少女は、目的ではあったものの、仕方のない現実から必死に考え、割り切ろうとします。観鈴の夏休みが楽しかったという台詞が、往人さんと出会って、約12日間しか経ってなく、とても短い間だったことが辛かったです…。

 

往人さんはそのままバス停で眠り、夢を見ます。

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夢の内容は、往人さんの過去の内容でした。往人さんは方術を継承してきた家系の人ではなく、自分の笑わせたいという願いから、法術が使えるようになります。そして法術が使えるのが分かると、衰えてしまう前に母親は人形に「力」を封じ込めると言い、往人さんに母親として、家系の人でもなかったことから自分の意志で道を選んで欲しいと伝え、助けてあげたいと思ったら、人形に心を込めなさいと伝え、消えました。それを往人さんは思い出し、自分の力で少女を笑わせたい、笑ってくれる誰かがそばにいればよかったこと、誰かを幸せにしたかったことが目的だったのに気付きます。

このシーンですが、過去の内容から、方術が使える人は女性しか生まれておらず、それは翼人の呪いの影響によるものではないかと考えました。

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裏葉は、方術で呪いが受け流しできると言ってますが、同時にわたくしだけが生き残らねばならないとも言ってます。そのため、翼人の心に近付いた人間が呪いを受けるのであれば、裏葉も受けていてもおかしくないですし、女性として生まれ、翼人の魂の継承者に会い、生き残るという呪いがあってもおかしくはないのかなと。(ただ言いがかりが強いかなと思いますので、女性しか生まれていない、この部分に関しては不明です)

それと、往人さんは男性であること、法術を自らの願いにより使えるようになったこと、家系の人間でもなかったことが分かりました。男性であることの意味は、翼人の神奈が見ている呪いで、「柳也が亡くなった出来事」を見ているため、呪いの一部ではありますが、色濃く出ているから、だから男性であることの方が良いのではないかなと。

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また、法術に関しては、願う力が家系で引き継がれたのではなく、自らの思いであるからこそ、願いを解き放てたのかなと思ってます。

 

往人さんは観鈴を笑わせたいことを思い出し、近くの子供に相談後、観鈴に会いに行きます。しかし観鈴はこの時点で限界が近付いており、観鈴は最後に少しだけ目を開けて、往人さんの芸を見ているときに眠ってしまいました。

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往人さんの願いは誰かを笑わせたい、幸せにしたいことであり、そこに病んでしまうことや、心が近付きすぎると二人とも亡くなることは関係なく、どんなに辛く終わりが近くても、観鈴が笑っていること、この願いこそが往人さんの幸せでした。観鈴を思う、往人さんのこの行動シーンは、号泣でした…(´;ω;`)

 

往人さんの観鈴には笑っていて欲しいという願いから、何千年もの願いが篭ってきた人形が反応し、往人さんは消え、観鈴は少し元気になります。

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その時、往人さんの願いもあり、観鈴が絵日記に書いたことを俺が叶えてやること(この部分が、AIR√最後にも影響してくるのだと思います)、その願いを叶えるために、観鈴に心が近付いたら死んでしまう呪い、観鈴の呪いを少し和らげ、翼人の記憶をもう少し持てる器になること、心の距離が近づくと癇癪をしてしまう病気が改善したのではないかと思います。願いにより伴う、様々な呪いが緩和されているのかなと。

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観鈴√はここで終わりとなり、続きはAIR√へと繋がります。観鈴√で選んだ選択肢が、AIR√でも反映されているのが面白かったです。また、冒頭に書いた通り、往人さんは観鈴√ラストで、カラスのそらに記憶が飛び、そらの観鈴に対する(往人さんであった頃の)夢の話は終わりました。もしかすると往人さんがAIR√に出てくるのは、観鈴√ラストで「もう一度だけやり直せるのなら。」という往人さんの思いが、願いになってやり直したという考えもあるのかもしれません…

 

 

佳乃√感想

佳乃√は、母親に対して、「産んでくれてありがとう」を伝える内容となっており、子が母親に愛情を伝える話となっていました。

佳乃√では、バンダナを手首に付けており、そのバンダナに関して話があります。

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手首に付けられたバンダナ。佳乃は無意識に外そうとはせず、また外すのは怖くもありました。魔法が使えなければ、今までの我慢の努力が無に帰すからだと思います。しかし往人さんと会い、目の前で魔法(法術)を見せられたことで心の変化があり、魔法という出来事に対して、考えるようになりました。

 

その後、佳乃は魔法が使えたらしたいことについて話します。

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佳乃は母親と父親を亡くし、姉の聖とだけは離れたくないと考えます。聖は佳乃の母親代わりとして、佳乃をずっと守ってきました。そのことに対して、聖をお姉ちゃんではなく、母親にしてしまったことに後悔します。だからこそ、魔法でもし母親に会えるなら、姉のこともあり、謝りたいと言います。しかし往人さんは否定し、母親としての意見なら、佳乃の発言には激怒すると言い、佳乃は少し心境の変化がありました。

 

話は進み、佳乃がバンダナを付ける原因となった出来事について。

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佳乃は幼い頃に亡くなった母親に会いたいと思い、空に行くために風船を購入するも、風船を失います。その後、神社の羽根に触れ、母親のところには行けないことを理解します。そして、そこから佳乃は変わってしまい、メスで自分の手首を切り、それを防ぐために、聖はバンダナを付けました。そして体の一部のように、聖はずっと言い聞かせ、佳乃は無意識に外してはいけないと思うようになります。

 

バンダナが付いた理由の、佳乃の中にいる「彼女」の話について。

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佳乃の中にいる「彼女」は存在が不明で、聖は佳乃を治すために医者になりました。「彼女」が聖ではなく、佳乃の中にいるのは、佳乃が母親の死を最初割り切れず、羽根を持っていた昔の生まれ子も母親の死を理解出来なかった共通点や、佳乃も昔の生まれ子も、母親に対して会いたい気持ちがあったからではないかと思います。

そして「彼女」が頻繁に現れるようになったのは、佳乃が往人さんと出会い、今まで以上に魔法やバンダナについて考えるようになったからだと思いました。

 

その後、佳乃の姉の聖に対する気持ちと、往人さんへの行動による変化について。

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佳乃は聖に、聖が母親のように振る舞うのに対し、姉として、一人の人として、自分を見守ってくれる母親だと、どこにも行けないことを思い、泊まってきていい、帰らなくていいと自分自身の選択で、姉として解放しようと行動します。そして往人さんにバンダナを外してもらい、佳乃は、佳乃自身を出しました。佳乃の、魔法による空を飛び母親に会うことや、長年のバンダナという封印を解き、往人さんは佳乃自身を人として幸せにしようとします。

 

しかし、佳乃はバンダナを外したことで、空に行くことを決意します。

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佳乃は、聖のことを姉として解放したいと思い、往人さんの願いを叶えたいと思い、自分が行った、誰かを傷付けてしまうことに気付き、空に行くことで解決しようとします。佳乃は、姉の聖に甘える存在ではなく、姉の聖のことを思いやれる、優しい子でした…。

 

空に行こうとした佳乃を往人さんはその後、神社で見つけます。

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佳乃はバンダナを外し、魂が空に飛びました。往人さんは、佳乃に対して、どこにも行かなくていい、人として幸せに暮らしていけばいいことを願います。また、聖も長年の思いから、佳乃が言っていた通りムリしていたのか、佳乃も私も苦しまなくて済む、ほっとしている自分がいると言います。聖にとっても、自分を姉として捨て、母親の変わりとして生きてきたこと、父親も母親もいなくなり弱みを言える立場ではなかったことは年齢を考えると、かなり辛かったのだと思います…。

 

その後、佳乃の中にいる「彼女」の過去話へ進みます。

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彼女の名前は八雲。八雲には右の手首に酷い痣があり、佳乃はそれを隠すようにバンダナを付けていました。佳乃はバンダナがある時は、バンダナを見ることで自分が八雲ではないことを認識出来たのではないかと思います。

また、この時におきた大風は、翼人(神奈の母親)による力ではないかと思います。神奈の母親は、SUMMER√で同じことしてますし、呪いを受けていた理由の一つとして、あったのかと。そのため、お役人が村を訪ね、羽根を拾った者を探し、翼人の歴史改竄行う前だったのか、関係者を隔離しようとしています。

続きの内容は、八雲は母親に言葉を伝える前に、母親が八雲を庇い亡くなります。佳乃が囈言で言っていた内容は、翼人が記憶を継承できるように、羽根にも継承の力があり母親の記憶を継承したのかなと。そのため、佳乃の中にいる彼女は、「白穂」なのかなと。そして、佳乃は気持ちを伝える前に母親が亡くなってしまい、母親に何も伝えれなかった八雲と状況が似ています。そういった共通点が、母親の白穂の視点から、無念だった子への想い、八雲の母に対する想いが佳乃と似ている部分もあり、佳乃の中に白穂は存在するようになったのかなと。

 

そこから佳乃は自分の母親との再開を果たしました。

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佳乃は念願だった母親と会いますが、往人さんや、聖、ポテトのことを思い出し、帰る選択肢を選びます。元々母親に会って謝りたいと思っていた佳乃でしたが、往人さんの魔法の存在と言葉、佳乃を見守る聖や一緒にいるポテトのおかげで、心境の変化がありました。

母親は、佳乃に手を差し出しますが、佳乃はそれを否定し、母親から、「羽根がないから、空に来られないから、そこで幸せにおなりなさい」と伝えられます。母親の言葉は、八雲にも関連する内容であり、羽根を触ったことにより色々な出来事があった八雲でしたが、八雲に対して、羽根の存在を否定します。羽根に思いがあり、地上にいた八雲の夢は、八雲自身を母親が大事にする伝言から、また、佳乃が母親に対して「ありがとう」を伝えたことで、八雲の母親に感謝を伝える願いも叶い、夢はなくなりました。また、白穂も、佳乃の母親に習い、子の幸せを一緒にいるのではなく、子がいる場所での幸せを願ったため、悔やんでいた気持ちは少し解消されたのではないかと思います。それと、羽根の思いが幸せに繋がったことで、羽根は消え、翼人の悲しい思いが、少しは幸福に繋がる話ともなっていました。

 

その後往人さんは、佳乃に対して力を使い願ったことで、法術は使えなくなりました。

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往人さんは、佳乃√では、道をつなげるのが精一杯だった、力を使おうとしたら消えてしまったかもしれないと言い、この発言は観鈴√で消えてしまい、意志だけがそらになってしまったことを示すのだと思います。観鈴√では、傍にいて笑わせることが往人さんの願いでしたが、佳乃√では、佳乃を幸せにするために、自分という存在が必要なことが分かっていたため、力を使いすぎなかったのではないかと思います。

 

夢から覚めた佳乃は、お祭りに往人さん達と行き、エンディングへ進みます。

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往人さんは誰かを幸せにするという魔法を、佳乃のために使い、佳乃も往人さんに、ここにいてほしいという魔法を伝えます。往人さんにとって心残りだった空にいる少女は、風船が旅立ち、空にはあいつに行ってもらおうと言い、佳乃も空に対しての思いはこうして別れを告げました。この風船という演出を使い、現実で幸せになることを表現していました。

 

佳乃√では、守ることと失うことに対しての表現が多く、ポテトの行方が分からなくなった時、往人さんはこう言います。

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往人さんは、佳乃√では人形を使った稼ぎ方ではなく、バイトという方法で、立ち止まり、自分の生き方を決めていました。それと、佳乃を幸せにするには、そこで止まる必要があり、元々佳乃は空にいる母親に会い、進もうとしていました。

別のシーンでは、聖がこう言います。

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止まらずに進むこと。それは、進んだことによる、止まった人間が思いを残すことに繋がります。八雲にしかり、母親が亡くなったことで、失うことから残った人間の思いを内容にし、守られることで話が続いた佳乃√。それは、AIR√における、幸せに繋がるための道として、守るための観鈴を失い、晴子さんが進むための道のりともなった内容と対比がありました。

 

 

美凪√感想。

美凪√は、みちるがいることにより、母親との日常を時間をかけて取り戻す、毎日の母親と子供の関係を示す√でした。母親から子供への想いを伝える観鈴及びAIR√、子供から母親への想いを伝える佳乃√、母親や子供お互いの想いを伝え合う美凪√といったイメージが強かったです。また、日常という出来事において、一番濃い内容だったなと感じました。

 

美凪と思い出についての会話。そこで、往人さんは美凪の母親について尋ねます。

往人さんにとって、大切な思い出が詰まっている人形。その人形には、往人さんが忘れてしまった母親との思い出や、共に旅をしてきたことを思い出します。いつも透き通っているものの、届かない、明るさと辛さを混ぜているような気持ちがこみ上げてきており、往人さんの、まだ到達出来ていないことの、もどかしさが表現されていました。思い出という、自分も失くしてしまったからこそ、美凪は他の人の思い出にも強く共感しており、自分という存在の、晴れた気持ちで自分の居場所を見つけられていない二人だと、似ていると感じたシーンでした。
その後、美凪は母親の病気に対して、夢は現であり、夢の向こう側にはなにもないからこそ、現を夢で彩るしかないと言います。母親にとって、この後判明していく、流産したという真実。それは母親には受け入れることが出来ず、流産していない未来という、自分の娘を、流産した娘だと思う夢こそが、現実だと認識し、心を保っていました。美凪の母親も、夢を現として生きることで、母親としての愛情表現もあり、往人さんと初対面シーンでそのことについて関連する内容を話していました。

自分では、運べないほどのお米を母親は購入しており、誰かに配達をお願いしたらいいのに、自分で買い、運び、料理する…その料理によって娘が喜ぶことで、自分の苦労は平気であり、愛情がありました。不器用ながら、自分で買う所からこなすことが、母親の愛情の一つだったのかもしれません。AIRという作品において、母親の愛情という表現が強く出されており、考え深いシーンの一つでした。

そして、そんな状態の母親を受け入れ、夢の間と分かっていても美凪は娘としてやり切ろうとします。そこには深い悲しみや、あきらめがありました。しかし、みちるがそれを否定したことで、美凪の場所と存在は失わないように、優しさを見せ、大切に思っているのが分かるシーンとなっていました。

 

往人さんが、美凪から駅の鍵を借りるシーン。美凪にとっての駅を話します。

美凪にとって、駅は小さい頃の父親との思い出が詰まった、母親の夢の娘としてではなく、美凪としての思い出の場所でした。美凪としての思い出の場所は、寂れていくのは辛いと言います。それは、今の母親との現状を受け入れた美凪が、心の奥底では、父親がいたころの、前の美凪としての居場所を求めていました。

そのことを聞いたみちるは、夕方遅く、夜になる前に、往人さんの前に現れて気持ちを伝えていました。美凪との関係性を、みちる自身が現状の関係として続けるべきか、母親との関係を考えるべきか。いっぱいいっぱい考えてた、少し悲しいけど、やっぱりこれでいいと。みちるは美凪が、美凪として楽しめる少しの時間を選びました。そんなみちるの思い。みちるは誰にも伝えず、もしかすると、みちるは往人さんの前に今日は来ない可能性もあったかもしれません。でも、往人さんが好きなみちるは、自分の心の声を、往人さんに伝えに来ました。そこには、美凪と仲良くしてくれる、美凪としての時間を楽しませてくれる往人さんに、みちるとしての感謝もあったのだと思います。

その後、みちるは「もうすぐ、一番星が見えるよ」と言い、みちるはかえります。一番星という、金星の存在。金星は、地球の姉妹惑星と表現されることがあるみたいです。金星にかえる、金星という空から見える存在に対して、風に戸惑いながら、何とか飛び漂っていくシャボン玉。そして、一番星が輝く前にいた、遠い海風にあおられて、行き場をなくした鳥が一羽。夏の夕方に、まるでみちると、母親の夢の娘としての美凪の関係を表現したかのような文章が表現されており、会話だけではない、情景と心理にしっかりと、のめり込めるエモさがありました…。

 

幸せについて、往人さんが考えるシーン。

美凪は、みちるとの幸せな時間について話します。美凪にとって、みちるがいることで、自分が美凪としていられる場所と時間。その時間は美凪にとって、かげかえのない幸せな時でした。美凪√における往人さんは、旅の目的のみを覚えていて、母親との思い出や、行動目的ははっきりと分かっておらず、自分の時間と場所はどこにあるのかが分からない状態でした。見方によっては、往人さん自身も、美凪自身も、自分の時間ではなく、人によって左右される時間があり、その中でも懸命に幸せな時間を作ろうとしていた、と考えられるシーンでもありました。

そのため、幸せについて考えることも多く、時間は経つというのに、変化しない自分の時間と、周りの環境の時間。例えば、美凪だと大人にはなってゆくものの、家では美凪ではない存在として扱われ、みちるといる毎日の時間が、美凪としていれる時間。その時間の繰り返しであり、もし、美凪自身が、美凪という存在を忘れ、母親の夢の娘のみちるとして、ずっと生きることができたのなら、美凪になれないことへの哀しみはなく、安らぎを覚え、無意識に、心の傷も少しづつ癒されたのではないかと思います。

だからこそ、美凪は現状を受け入れる幸せか、母親の夢を覚まし、現実の新しい幸せを得るのか。また、往人さんが旅の目的以外で、新しい幸せを見つけることができるのか。みちるは目的のために、自分自身のために、いっぱいの幸せではなく、本当に価値がある幸せを見つけることが出来るのか。そういった、幸せについて考えることも多い√だったのだと思いました。

 

みちるが、母親について疑問を持つシーン。

みちるにとって、この時点では母親の愛情を受け取っておらず、疑問を持ちます。美凪√だからこそ、疑問をもったみちるというだけではなく、翼人である神奈から、羽根を使い人になったみちるだからこそ、神奈が触れることがあまりできなかった母親への想いがこうしてみちるにも通じているのかなと思いました。

 

学校の屋上へと、天体観測をしに行くシーン。このシーンでは、少女として当たり前に求めることができる内容に対して、往人さんが思うところがあるシーンでした。

天文部は、美凪一人だけの部活動であり、それは活動をする上で、楽しさをその場にいる誰かと共有できない内容でありました。悲しいことは一人で耐えられても、楽しいことを分かち合えない…そんな日常でよくあるような、当たり前の楽しさに対して寂しさを覚えます。その寂しさは決して美凪だけではなく、往人さんが追い求めた翼を持った少女に対してもでした。そんな寂しく悲しい光景を、風が吹いたという時間の変化の言葉を使い、美凪に対して、夜空に対して今も続いているかのように往人さんは感じます。でも、それは空にいる存在に対しての想い。今の時間を進むことができる往人さんは、こうしてみちるや美凪と一緒に、楽しみを抱えながら進み、想いだけが、空へ行き、美凪にとって、みちるにとって、幸せな光景と時間をその時はあったのだと思います。

また、この表現は飛ばない翼をもった少女に対して、周りが飛んでいてその場所に入ることができない、悲しいことも楽しいことも共有することができない美凪自身を、別の表現で表していたように感じました。

 

美凪の母親が、夢から目覚め、美凪と往人さんが屋上で出会うシーン。

美凪にとって、みちるは特別な存在でもあり、演じなければなれない自分自身でもありました。幼いころ、美凪にとって自分自身を好きでいられる家族との時間は、母親が夢の中で生きることで美凪は失い、美凪としての自分の時間はほとんど存在していなかったのではないかと思います。そんな時に出会ったみちるという存在。みちるがいることで、少しだけの時間ですが美凪の時間はあったのだと思います。しかし母親が夢から覚め、みちるで生き続けた時間は終わり、無償の愛情を求めていた美凪にとって、頭の中で予想はしていたとはいえ、心が追い付かないほど、辛い出来事でした。そんな出来事に、みちるとしての夢の終わりをさせるため、美凪だったころの父親との思い出があり、大好きだった星空に一番近い場所で、自分自身を考えていました。

美凪はこの後どうしていけばいいか分からず、往人さんが居場所を作り、彷徨いながら生活をしていくことになります。温もりを忘れ、やりたいことや当たり前の日常を忘れ、美凪自身、何もかもなくしたかのように感じ、流れるままに生きるようになりました。

そしてこの話を往人さんにする前に、美凪自身、躊躇っていました。

幼かったころ、美凪は母親に対して、大好きだった想いを伝える術や、伝えなくても気付いてもらえるはずだと感じていましたが、母親には気付いてもらえませんでした。また、母親も疎外感を感じ、寂しさを家族と共有せず複雑な心境だったのだと思います。こうした、誰かに寂しさ等を共有しないことが、往人さんに馴れ合おうとしない美凪と被り、母親に似ているなと感じたシーンでもありました。

 

みちるが生まれるであろう、前の話。

みちるの名前の由来。それは美凪とみちるという、二人いるからこそ、ずっと続いてほしい幸せを願った名前でした。美しく、凪のように落ち着いていて静かに、そして幸せを綴った名前と、凪に対して、幸せがみちてほしいこと。だからこそ、美凪にとって、みちるとの出会いや、過ごす時間は幸せそのものでした。きっとみちる一人だと、悲しみしか、みちなかったのかなと感じました…。

また、幼い頃に美凪は、背に羽を持つ女の子に、みちるを連れてきてくれるのだろうと信じます。それはもしかしたら、空にいる悲しく辛い思いを背負った少女が、幸せという答えを得るために、少しでも幸せを空に返し、みちるように、そんな意味もあったのかなとストーリーから感じました…。

 

美凪が、往人さんとの別れについて、父親のこともあり考えるシーン。

美凪にとって、自分が美凪で居られる場所に、信頼できる人間として父親、みちる、そして往人さんと3人目が出来ました。しかし往人さんは旅人であり、いつかは別れがあります。そんな別れに対して、美凪が感じる寂しさ。きっとそれは、他の人以上に感じるものではないのだろうかと思います。父親と離れ離れになり、別れを経験し、父親との思い出(駅に行ったり、星を見ることが好きだったり…)を追いかける毎日。そんな中でも、父親ではなく母親を選び、現状維持を続け、父親と一緒の自分を選ぶのでもなく、母親に対して自分自身をはっきりと伝えるのでもなく、寂しさの気持ちは何もできない自分への悲しみとなりました。だからこそ、別れに関して強く思いがあります。
悲しみしかない毎日。しかしそれは夢と同じでいつか覚めるものであり、時間と環境が影響し日々変わっていく出来事でもあります。そんな悲しみの先には、いったい何があるのか…

 

美凪の夢の終わりのシーン。

みちるは美凪との距離を破り、想いを伝えました。美凪にとって、一つの想いを受け取り、悲しみが静まり、美しい凪として、みちる時が来たのだと思います。往人さんにとっても、夢の終わりという、往人さんが感じた現の先が、ついに訪れました。

寂しさが足枷だと言った美凪。一歩も動けないと感じた美凪。往人さんは、そんな美凪に対して自分で選択するという行動を意思決定しろと言います。美凪でもあり、みちるでもあった遠野自身において、初めて自分で生きていく、別れと出会いが存在する世界で生きてゆく選択を、幸せを掴ませるように往人さんは行動しました。アニメ版ではない、ゲームだからこそある心情表現がとてもエモイ文章でした…(*´ω`*)

飛ぶという何かしら次の目的があるからこそ、出来る行為。辿り着く場所はあっても、そこに行きつくことは難しく、ただ日々を彷徨っていた意味。でもそれは、辿り着き、状況が変わることや新しい幸せを見つけることで、今までの彷徨っていた日々は大切な思い出として、別れに寂しさを感じ思い出になるように、その翼にとって大切な内容に変わるのではないかと思います。永い時間、変化のない毎日と、変化があり得た新しい答えが、日常における時間の重みと良さを表現していました…

 

みちるの夢の終わりのシーン。

みちるの存在。それは、空にいる翼を持った女の子から、生まれてくる前の遠野家の思い出を受け取って、羽を1枚だけわけてもらい、幸せにしてあげたい人達を幸せにして、空にいる女の子の幸せに繋げたいと思った夢のかけらの存在でした。女の子の羽はいっぱいの人達の思い出が詰まっており、その思い出は悲しみの羽だったのだと思います。(佳乃√でも、白穂や八雲の悲しい思い出が羽には詰まっていました。)そんな悲しい思い出だからこそ、みちるは幸せを求めたのだと思います。そうして美凪や往人さんと一緒にいることで、手に入れることが出来た幸せ。みちる自身は生まれてくることを許してもらえなかったからこそ、幸せで楽しい夢は、終わりを迎えることで寂しさと悲しみがありました。みちるはそれでも幸せな思い出を返すために、幸せだからこそ、涙を流したのだと思います。

ニンゲンには、思い出がないと生きていけない、そんな不器用な表現と真実。思い出があるからこそ、それを過去として今を生き抜く力を持っているのだと思います。その思い出は辛くとも、幸せであったとしても現を忘れ、囚われることは許されず、もし囚われてしまい覚めることを忘れてしまうと、悲しみに変わり過去を引きずっていくだけと。幸せな夢を見続けることは、夢であるからこそ、醒めないことはさみしい思いを周りから感じさせます。みちるは幸せな思い出や幸せにしてあげたい人達をみて、人々の思い出ということへ、新しく感じることが出来たのだと思います…。

 

みちるの思い出と、美凪のみちるに対する思いのシーン。

美凪の夢。夢の中では、みちるがいて、みちるの幸せを願って、意地でも泣かずに夢から醒めないことを願いました。泣くことさえできなかったみちる。いつも笑ってくれて、美凪の傍にいてくれたみちる。美凪はみちるに対して、罪の意識を持っていました。心のどこかで、みちるを憎んでしまったかもしれない、母をどこにも連れて行かないように願ったというみちるに対して思ってしまった出来事があり、憎んでくれたら夢を見なくてすむと言います。美凪にとって、夢の中では触れることの出来ないみちる。そんなみちるに対して、少しでも自分が出来ることは今いるみちるを幸せにしてあげること、また自分自身が美凪でいて笑える場所がずっと続いてきたからこそ、あるはずだった夢の中、幸せの中へと居場所を保つしかない、夢は醒めないといけないのに、分かっているのに、踏ん切りがつかない、そんな悲しさがありました。

しかし往人さんの行動で、みちるを夢から覚ますこと、夢の中だと嬉しいときにも泣くことができない、それは思い出にならないからこそ、美凪は踏ん切りがつきました。夢が終わるのなら、せめて、笑顔が暖かな日だまりの中でありつづけることを。思い出として、悲しみではなく、笑顔という幸せが残り続けることを。美凪は祈りました。

 

みちるが母親との食事シーン。

みちるが望んだ、幸せな時間。生まれてくることができなかったみちるにとって、当たり前に母親がいて、美凪がいて、家族で食事しながら、ご飯を分けてもらったり、何気ない会話をしたり…そんな幸せを感じ、母親に別れを伝えました。このシーン本当に良かったですね…(´;ω;`)

 

みちるとの別れのシーン。

夢の終わりは唐突にやってきました。みちるは美凪との思い出を話し、美凪は自分自身でも気付いていなかった、「美凪」としての笑顔を、みちるだけではなく、往人さんの前でも出来ていることに言われて気付きます。美凪の居場所は、みちるがいる時だけではなく、新しい場所を作ることが出来ました。だからこそ、みちるは往人さんと美凪に願いを託し、夢を終わらせようとします。往人さんには空にいる女の子のことを、美凪にはいつも笑ってもらうように…。美凪にはあまりにも悲しいことが多すぎたため、静かな少女となってしまいましたが、父親との幼いころのシーンでは活発的で、よく笑っていそうな雰囲気の少女であり、笑顔がとても似合うこと、また笑いに対して今まで悲しい思いをしてきたからこそ、その悲しさを上回るほど笑っていてほしいと願いを託したのだと思いました。

笑顔を忘れた人達が、笑顔を取り戻し、悲しみではなくあったかくなって生きていけることをみちるは望みました。空にいる女の子から、羽にあるたくさんの悲しい思い出を知り、笑顔でいることの幸せを知り、たくさんの幸せがずっとあり続けることこそ、元々翼人が星の記憶を継承し、人々の幸せな願いを望む存在でもあったであろうことから、羽であるみちるはそう感じ、思いがあったのではなかったのだろうかと、感じました…

 

美凪√エピローグ。

往人さんと美凪に願いを託し、それぞれ別の道を進むようになります。往人さんはこの夏、美凪やみちるとの思い出から、生きることについて考えていました。幸せな夢や、思い出…そういった出来事をずっと保ち続け、留まることは出来ず、明日に向かって何かしら変わって生きていくこと、それを寂しいと思います。寂しいという、活気を失い、満ち足りないこと。毎日を満ち足りさすためにこそ、変化が必要であり、停滞から変わっていくことをいい方向にも悪い方向にも進むことを悲しまず、よりよい出来事を目指して進んでいく…美凪√で、毎日少しの幸せと、悲しみを背負いながら生きた少女たちが、少しづつ変化し、進み続けることから往人さんなりの答えを見つけました。

そして進んだ結果、美凪は新しい幸せへと辿り着くことができ、笑い続けるための幸せとして、みちると友達になり、美凪として変化を受け入れるようになりました。美凪自身、足枷はもうなく、自分の意思で進むことを手に入れたのが、とても良かったですね…(*´ω`*)

 

 

SUMMER√感想

最期の翼人である神奈の話。翼人の願いと、呪いについての内容でした。

最初に、神奈は夢について、柳也と話します。

柳也は夢の内容を、雨雲で例えて話していました。また、雨雲は時が流してくれるとも。観鈴√で単語として出てきた入道雲や風という時間の概念に近しいものがあり、歌詞に出てくる鳥の詩は、雨雲や時をという昔の言葉を別の表現として、詩に持ってきているのではないかと感じる内容でした。

その後、神奈の夢の内容に話が変わります。

それは幼い頃の、母親がいた時の内容でした。翼人である神奈は、幼い頃から、周りにも助けてもらえず、立場から泣くことでさえ許されなかったのだと思います。しかし辛い内容ばかりではなく、温かい光と、夢の中には幸せな出来事もありました。その後、風が吹く(AIRにおける、時間が経ち、今の自分を鑑みる)ことがあり、今の自分も母親に逢いたいと神奈は言います。翼人の立場であることよりも、自分自身の願いを叶えたい。そんな少女の年相応の願いがありました。人に愛されてこなかったからこそ、自分が心を許せる存在であった母親に逢いたい。最後の翼人の、願いであり幸せへと繋がる道でした。

 

神奈は母親に逢いたい気持ちもあり、柳也と裏葉が協力し合い、社から逃げ出す計画を立てます。計画実行日、翼人である神奈、社にいた者を皆殺しにしようと襲われますが、何とか逃げ出しました。そして逃げている途中で、神奈はお手玉という遊びに興味を持ちます。

神奈は翼人であるからなのか、力加減が出来ず上手にお手玉が出来ませんでした。(お手玉に関しては、後に母親も出来なかったと言っています。)また、お手玉に関しては、アニメ版のAIR観鈴を笑わせるために、往人さんが法術を使い、人形でやった行動でもあります。時代が変わっても、お手玉という遊びは、大事な場面で誰かを笑わせる、そんな特殊な遊びでした。

 

母親に逢うために、逃げている途中。人々が祭りをしているのに気付き、神奈達は覗きに行きます。

神奈は初めて見る祭りに対して、翼人であるからこそ、疑問を持ちます。願いは必ずや天に届くと信じ、祭りを楽しむ人々。天に対しては、翼人である神奈は空を飛べず、益体もないまがいものだと言います。願いを届けられないと思う神奈でしたが、柳也から、「神奈もお願いをするといい」と言われ、自分自身が人とは違う存在であるからこそ、そんなことをこれっぽっちも思っていなかった神奈は驚きます。神奈は願いが心にあり、母と娘子が幸せそうに暮らしているのを見て、目の前の光景が信じられないと思いますが、柳也や裏葉が神奈に対して願いを叶えてみせると、勇気づけます。

今まで翼人の責任と、願いが許されなかった存在である神奈を、柳也と裏葉が少しづつ年相応の少女として心の変化を持たせました。だからこそ、この母親に逢うための旅の過程や、祭りといった出来事は、神奈の幸せとして残り、そのささやかな幸せの夢を継ぎ、翼人の魂の継承者に見せることで、幸せな道を続けてほしいという願いがあるのだと思いました。翼人は元々、星の記憶は永遠に幸せでなければならないと言っており、幸せな記憶を継いでいく存在であるからこそ、神奈が幸せだと感じた時間が、夢として続いているのだと思います。

 

高野山、金剛峰寺に向かう途中。柳也の過去話がありました。

柳也が誰かと心からの願いによる約束。それはこの過酷な時代を生きる中で、滅多にない、誰かを想うという温かな気持ちでした。そこから柳也は親について話します。柳也を育ててくれたのは雲水であり、雲水の祈りから、柳也は山賊に見逃され救われました。ここでも雲水という「雲」に関連する言葉があり、雲水の意味は、「雲が定めなく行き、水が流れてやまないように、一所にとどまらない自由な人。また、そのような境涯。」という意味でした。この雲水の言葉の意味を別視点で捉えると、旅を続けている往人さんにも通ずるものがあります。この「雲」という鳥の詩にも出てくる言葉を使い、自由に動き、いつかは空にいる少女と出会う(追いかける)と、そんな考え方も出来そうでしたね…。

 

神奈の母親との再会。母親は閉じ込められていました。

母親は戦の翼人として、今まで駆り立てられてきました。そして、娘の存在はいないと。そう言わなければならない理由がありました。(後に記述します。)しかし娘と会い、娘の願いや、柳也と裏葉の行動によって、石塚から解放されます。この時、母親は翼人ではなく、ただの家族として、母親と娘が一緒に暮らしてほしいと柳也や裏葉の思いを聞き、もし自分たちの人としての側面を大事にしてくれる人間が世に多ければ、運命は変わったかもと言います。この時点で、翼人の運命は残酷でした。

解放後も、母親に触れてはならない、この気持ちは母親だから分かると神奈や裏葉に言いました。(理由は後に記述します。)その時、合戦が始まり、母親は殺されます。このシーンで、佳乃√感想で書いた翼人が風を使っている描写がありました。

 

母親の死を、神奈は見届けます。

神奈の母親は、この山で朽ちようと考えていました。元々、朝廷から戦で人を殺す為に利用されてきた翼人の母親は、高野の僧により「不老不死」という題目で無理に生き長らえさせられていました。人を殺した呪いと、高野の僧による呪いが母親にはかかっていたのだと思います。また、この時の母親の呪いが、「自分に想いを寄せた者を病ませる呪い」であり、朝廷は翼人に想いを寄せる民がいた場合、その民は亡くなるように仕向け、翼人を囲む集団ができないようにしていました。そうした呪いをかけ信仰を民衆にさせないようにし、翼人の歴史を無かったことにしようとし、また朝廷内でも別の勢力が翼人の力を制御し利用しようと、不老不死による呪で生かしてきたのだと思われます。

翼人の母親は呪いがあるこの記憶を、娘である神奈に継がせるわけにはいかないため、記憶を継ぐ前に神奈の元を離れます。(それは神奈が想いを寄せる前に神奈の事を思い、離れたのかもしれません。)そのため神奈は翼人であるにも関わらず、飛び方でさえ分からない状態でした。(神奈の名前が、神などなしとなっているのは、神奈には、翼人ではなく、人として生きてほしかったという願いがあるのだと思います。)しかし神奈と出会ってしまい、呪いが神奈に行く前に朽ちようとします。(元々、神奈と離れることで、呪いを自分の世代で終わらせようとしていたのだと思います。)

母親は殺されましたが、想いを寄せるだけでなく、触れてしまっても呪われる呪詛であったため、神奈は母親を愛する心から、体に触れます。そして神奈が触れたことで、因果と諦め、母親は翼人の務めとして、呪いも含めて、記憶を継承します。記憶を継承したことで、神奈を苦しませてしまうことに対し、謝っていたのが辛かったですね…母親も被害者なのに…。

母親が亡くなり、神奈は母親と幸せに暮らす夢を叶えることができず、願いは残りました。この願いは、翼人の幸せのゴールの一つだと思います。

 

翼人の記憶を継ぎ、神奈は柳也や裏葉と最後の話をします。

神奈や柳也、裏葉は周りの敵に囲まれており、柳也は神奈を救い出し、今まで辛いことしかなかったこともあり、あたりまえの幸せに導こうとします。このシーンで、家族や海について話がありました。柳也は、そこから未来で幸せに祭りを楽しむ3人を考えます。神奈は、そういった出来事や今までの柳也との旅路を通じ、羽を忘れて一人の少女として楽しい夢だったことを言います。この海の話が、神奈が見てみたい場所の一つとなり、翼人の夢の一つでした。また、この旅が楽しい夢であったため、この後に神奈にかかる呪いは、この旅の途中を変えた悪夢をずっと見せ続けられます。

 

その後、神奈は柳也と裏葉に最後の命令を出し、二人を守るために、空に飛びます。

神奈の願いは、この時点で柳也と裏葉に末永く幸せに生きてほしいことでした。そのために、柳也と裏葉を囲っている敵を、翼人の力で滅ぼそう、そして呪いがあるため、柳屋と裏葉から距離を空けようとしていたのだと思います。しかし、解放された翼人の危険性を理解している高野の僧侶達は、自らの命を惜しまずに、翼人を封じ込めるために呪詛を唱えます。この時、高野を燃やしたのは、翼人の力を欲しがる、柳也と裏葉の敵である東国の傭兵団だと思われます。

呪詛による呪文と、傭兵による矢の攻撃。矢で体は痛み、呪詛を受けついには神奈は空に魂を縛り付けられます。その呪いこそ、悪夢をずっと見せられ続けるものでした。こうして、翼人である神奈には、子を産まなかったため最後の翼人であり、また母親の「心が近づくと病んでしまう呪い」と、神奈の「悪夢をずっと見続ける呪い」が出来てしまったのだと思われます。

 

翼人におきた悲劇。ついに観鈴まで続いた、夢の原因の正体が分かります。

神奈を空に捕らえている封術はいつか朽ちる日が来て、魂は輪廻を繰り返します。その魂は、記憶の継承であり、翼人が持つことの出来る記憶の許容量でした。しかし人にはその記憶はあまりに多く、記憶を最後まで見終えるより前に、亡くなってしまいます。そして呪いによる記憶のため、悪夢を見続ける呪いを、最後まで記憶を見て、幸せな記憶に変えなければ、悪夢を繰り返し、魂はまた継承されます。

そのため、観鈴の夢を見ることは、この記憶の継承だと思います。そして記憶の最初は、神奈が楽しいと感じた旅路から始まりますが、時間が経つにつれ、呪いによる翼への痛みや、悪夢に変わっていきます。この時点で心が近づいたら病んでしまう呪いも継承されているため、往人さんはあるはずのない痛みを感じます。そして記憶を見続け、記憶が人に対していっぱいになった時、観鈴は寝てしまい亡くなりかけました。

 

この神奈におきた悲劇をどうにかしようと、裏葉は手を考えます。その方法は、次の世代に引き継ぐことでした。

子供を産んで、意志を引き継ぐこと。裏葉は人形を作り、裏葉のころから往人さんまで人形は引き継がれたのだと思います。きっと、裏葉から人形に力を加えていき、人形には、1000年力が蓄えられたのだと思います。それと、柳也が残した翼人伝。この翼人伝により、空にいる少女の話は続いていきました。きっと何十年後、何百年後には、翼人という伝承があったことでさえ、朝廷によりもみ消されたため、知っている人はこの翼人伝を引き継いだ人のみではないかと思います。1000年間、まっすぐに伝承は続き、海神のような(日本神話最初に出てくる海神。現在も日本では有名であり、翼人の伝承も続いてほしいという願いの)強さを守ってきたのです。

このシーンで、柳也は「この丘の向こうには、何があるんだろう?」と疑問を持っていました。それに対して、入道雲のように期待を膨らませながら、旅を続けることができると。鳥の詩の歌詞にも、「この丘を越えた あの日から変わらず」と丘の言葉がありました。そして歌詞は続いて、「いつまでも まっすぐに 僕たちはあるように 海神(わたつみ)のような 強さを守れるよ きっと」となっており、この部分に関しては、柳也と裏葉が未来に期待し、いつかかけがえのない翼に巡り合えることができる、そんな伝承が続いていくことを「きっと」として、歌詞にしているのだと思います。翼人は、伝承として神に近い存在ではなく、ただの翼人という人として、巡り合えることを期待し、人の和を楽しみにする、そんな人間臭いような歌詞として、鳥の詩となっていました。鳥肌が立つほど、エモイ歌詞ですね…(*´ω`*)

 

SUMMER√の感想の一つで、よく月童というBGMが流れていました。月と子供という言葉の組み合わせ。この月に関しては、SUMMER√最後の方で文書があります。

このシーンでは神奈は空におり、神奈を子供として考えると、この「月だけが見ている…」という表現には、神奈が願った、「末永く幸せに二人は暮らしてほしいという願い」に対して、月しか柳也と裏葉を見ることが出来ず、そこにいるであろう神奈が今も苦しんで幸せになれていない、そんな悲しみのある表現だなと個人的に感じ、ゾッとする文書となっていました… また、月童にはLiaさんが歌ってくれている曲もあります。神奈がSUMMER√で経験・想いを歌詞にしたものであり、とてもエモくなっていました…(*´ω`*)

 

 

AIR√感想

AIR√では、観鈴が往人さんと出会う前の、そらの視点から話が始まります。

 

そらに関してのシーン。そらは人に対して考えていました。

そらは、前に母親に教えてもらったと言っていました。このことから、往人さんがそらになったのではなく、昔はカラスとして生きた鳥に、往人さんの記憶が入ったのだと思われます。また、カラスには霊魂を運ぶ霊鳥という伝承があるようです。観鈴がゴールし、解放された翼人の幸せな記憶と、観鈴として生きたたましい。このたましいを探し、運ぶために、カラスになったのではないかと思います。(逆の考え方もあり、もしかすると空にいた翼人としての魂である観鈴を、観鈴に運んでくるため、「AIR」という物語を見せるためかもしれませんが)

 

序盤。観鈴は、そらを肩に乗せ、浜辺で遊んでいる子供たちに手を振ります。

このシーンは隣に往人さんが寝ており、観鈴が夕焼けの下で、男の子と女の子を見て、手を振りながら「ばいばい」と言っていました。状況がAIRラストのシーンとそっくりであるため、ラストシーンは男の子視点となっているのではないかと思います。また、ここの別れに関しては、翼人の魂継承者の観鈴と、観鈴の人としてのたましいを継承した女の子が翼人と人間に別れを告げるための、「ばいばい」ではないかと思いました。観鈴の人のたましいが継承されたという文言は、近しい意味の表現がラストシーンに行く前にありました。

翼人としての役目は、観鈴の努力で幸せな記憶に辿り着き、終えることができました。そして、翼人の魂として刻まれた幸せな記憶は、翼人が観鈴のたましいと別れ、空に届けてくれます。翼人が記憶を持っていくことは、翼人という伝承を知っている人がいなくなり、伝承がなくなる完全な別れであるため、悲しい出来事ではありました。しかし翼人は「雨粒が大河となり、そして海に集まる」という例えを使って、晴子さんみたいに、空に想いがある人達の記憶にこういった出来事があったなと感じさせ、それが多くの人間に覚えてもらえると、翼を持つ人間がいたという事象が認知され残る、という感じで伝えました。

その後翼人からは、「あなたには、あなたの幸せを」と伝言を伝え、「その翼(たましい)に、宿しますように」と言われます。この後にラストの浜辺のシーンに切り替わるため、観鈴としてのたましいを引き継いだ女の子が、今から幸せを掴みに行こうとしているのだと思われます。この時、記憶がないのは翼人としての魂は終えたため、継承の必要がないことや、翼人が残し例えた「海」という言葉に対して、その「海」(海岸線、翼人が残してきたもの)の先にはなにがあるのか確かめてみたいという、何となく翼人のことを覚えている、そういった出来事があったからではないかと思います。(ラスト部分に関しての感想は、もう一度最後の方で似ている文章含め、記載します。)

また、観鈴がもし女の子にたましいを継承しているのだとすると、先ほどの男の子に手を振るシーンで、観鈴のころに、ぼんやりと喋った「楽しそう…あんなふうに遊べたらいいのにね」と言った出来事が、観鈴のたましいとしては女の子が叶えてくれていることになるので、エモイですよね…(*´ω`*) (たましいの継承に関しては、そらが感じた、小さな影たちは、おわりのない道を歩きはじめた、それはきっとぼくが持っていないものだ、と思うシーンもヒントではないかなと考えています。)

 

晴子さんと観鈴が喧嘩するシーン。そらがきっかけで、観鈴と晴子さんは喧嘩します。

そらを家族として受け入れてもらえない観鈴は、意地からそらを受け入れてもらえるようになるまで、家出をして晴子さんに許可をもらおうとします。晴子さんも最初は反対でしたが、観鈴の強情さに少しの時間で心が折れました。親子として距離を空けていると観鈴√では往人さんに言っていましたが、AIR√では最初から観鈴のことが大好きな、一人の母親であり、晴子さんの気持ちをしっかりと見れるようになっていました。

 

往人さんとの出会いのシーン。AIR√では、3日目に観鈴と往人さんは話し合います。

田舎だからこそ、情報が広まるのは早く、観鈴はこの夏休みもひとりきりで遊ぶ選択しか残されていませんでした。しかし往人さんを見て、この町の人じゃないからこそ、自分の願いの為に、話しかけてみます。観鈴は病気があるため、他の人とこころが近づくと癇癪をおこしてしまい、その病気を隠して誰かと近づくことに抵抗はありましたが、自分の中で許しと勇気をもらい、頑張ります。遊びたい時期に、ずっと一人きりだった観鈴。その苦しみはとてつもないことだと思います…。こうして観鈴のがんばりによる幸せへの道は始まりますが、それは観鈴自身の願いだけではなく、翼人のたましいを助けたいという願いでもあったため、観鈴自身、自分の幸せを本当に掴んでほしいと思いました…(´;ω;`)

 

観鈴は頑張ったかいもあって、往人さんと一緒に生活するようになります。そんな中、観鈴は一人きりのときにこう言いました。

観鈴は往人さんの前では、元気で明るい子として振る舞っています。それはひとりのときよりも印象を良くして、少しでも往人さんに一緒にいてもらいたいという願いから、自分自身を変えるための努力であり、観鈴にとっては往人さんは楽しい夏休みにするために必要でした。素の観鈴も強い子ではありましたが、普段以上に頑張っています。観鈴自身が、笑っていられるのが誰かと一緒にいることで、ひとりのときではだめだということが、後に往人さんが願った、笑い続けていてほしいという観鈴自身を大切にした願いであり、観鈴にとっても振る舞いを気にしなくてよくなったのが分かり、エモかったです…(*´ω`*)

 

観鈴が寝た後に、そらが何かを思い出すために、空を見上げるシーン。

空を見上げたそらは、悲しいと感じます。それは夜にしか見えない光を見て、帰れなくなったものの集まりだと。そらが思い出そうとしているのは、人間だった時の往人さんが感じた思いの一つであり、この思いは、何千年も空に翼人の継承者のたましいが囚われ、そのたましいが地上に戻りたがっている、空から解放されたい、そんな願いに聞こえました。AIRのシナリオでは、こういった風景や情景を使い、美しい文章でプレイヤーの心に響かせる、そういったエモさを感じることが多かったですね…(*´ω`*)

 

そらは普段観鈴といても、空を見上げると悲しい気持ちになっていました。

過去に往人さんは、空にいる少女を探し、その少女は空にいる夢を見て苦しみ、往人さんは何もしてあげられませんでした。往人さんは観鈴と同じ光景を見れたら、もしかしたら苦しみを少しでも紛らわしてあげられたかもしれない…そんな気持ちがあったのだと思います。空を見て、空にいる少女を探し、見つけたが悲しく辛い出来事が多く、そんな思いをそらはうっすらと感じたのだと思いました。

 

観鈴誕生日の晴子さんのシーン。晴子さんは誕生日プレゼントを購入したものの、渡さないでいました。

縁日の日。観鈴は幼く、根拠のない欲しい、育てたいという子供の発言として捉えた晴子さんは、親らしく、ヒヨコ買うことを反対します。それを聞いた観鈴は、年相応に駄々を捏ねるのではなく、ほしいと、遠慮がちに伝え、気持ちを抑えていました。晴子さんはそんな気持ちを抑えて子供らしさが少ない観鈴を見て、苦労しながら無意識に母親として、観鈴を育て、気付くと可愛いと思えるほどになります。

しかし、可愛いとは感じても、そこから気持ちが先には進まないように、親として最低限の子育てをするものであり、誕生日に祝ったことがないほど、観鈴とは距離を空けていました。親子として、まるで義務であるかのように、子育てのみをして、同じ家に住む他人の感覚で、心の距離を保ってきました…観鈴も晴子さんと心の距離を保たれることで、遠慮しがちで伝えたいことを濁す、そんな気配りができる本音を話せない子となり、本当の家族とは程遠い関係となっていました。(そのため、観鈴は空にいる夢のことを、往人さんには話したものの、晴子さんには話していませんでした。)

晴子さんも観鈴への気持ちに蓋をすることで、観鈴が一人きりであると似ている環境で、一人きりであり悲しそうな顔をしていました。そのことを、そらには観鈴と同じ顔だと思ったと言われます。

晴子さんも一人でちゃらんぽらんに生きてきたため、失うことへの気持ちに心は追いつかず(もしかしたら晴子さんの姉貴が亡くなったことによる、ショックもあり、大切な人がいなくなる辛さを味わったからかもしれません。)辛いシーンでした…(´;ω;`) (また、この時晴子さんは28歳であり、観鈴とは10年間過ごしてきたと言っていることから、18歳の時から子育てを始めたのだと思います。18歳から子育てを始めて、愛情を持ったときに離れ離れになる可能性がある…晴子さんにとって、どれだけ惨いことか分かり、晴子さんの観鈴との距離を空ける選択肢も分かります…( ノД`))

 

観鈴が学校で癇癪をおこし、晴子さんが迎えに来てくれるシーン。

観鈴が癇癪をおこすと、一人の母親の行動として、すぐに迎いに来てくれました。その後晴子さんは観鈴を連れて診療所にも行っており、観鈴を家に連れ帰った後も、観鈴が遊びに行こうとするのを観鈴の体調を心配し、家にいるようにと、親の役目を行います。その行動には愛情があり、観鈴も理解していました。こういった行動が、観鈴には響いていたのだと思います…

 

そらが、観鈴や往人さんが空について話し始め、考えるシーン。

このシーンで、そらは訪れる悲しみに対して、僕らは待つことしかできないと言います。待つことしかできないという言葉は、鳥の詩の歌詞の「僕たちは見送った」の部分に該当するのではないかと思いました。そして、歌詞の「眩しくて逃げた いつだって弱くて」という部分に関しても、戻ってこれない光たち(救えなかった翼人の記憶の継承者)を見て、どうにもできなかった無念がある、法術使いの想いを言葉にしたのかなと。

 

観鈴の体の具合が悪くなり、晴子さんが色々と考えるシーン。

晴子さんは観鈴が体の具合を悪くしているのに、時間と自分の怯えに負けて、一人で寿司を食べている自分を嫌います。長年かかった観鈴との距離を、往人さんの叱咤により自分自身を見つめ直し、晴子さんらしい、自分の心に嘘をつかないことを決意しました。親として最低限の務めをしてきた晴子さんも、誰かに叱咤されることで、自分の心の底に眠る、弱い部分と対峙することができ、観鈴の体の具合だけではない、往人さんのはっきりとした言葉で心構えを変えることができており、往人さんをきっかけに、神尾家も家族として動き始めたのがエモかったです…(*´ω`*)

 

往人さんが観鈴を笑わせるために、神尾家に戻り、観鈴は目を覚ますものの一人きりを自覚するシーン。このシーンでは、観鈴は往人さんが戻ってきたことに気付いていませんでした。

観鈴は一人きりでも頑張ろうとしましたが、晴子さんも往人さんもいなくなり、話し相手が誰もいない、楽しかったことの後に訪れた寂しさや辛さから、心が折れます。15~18歳の少女が、少し楽しいことがあった後に訪れた一人きり。いくら頑張ろうとしても、この先は辛いことしかないと感じ、ついに絶望してしまいました。このシーンは観鈴の気持ちを考えると心が痛みます…(´;ω;`)

 

観鈴が全てを諦め、そらが少しずつ思い出すシーン。往人さんがいなくなり、頑張れなくなった観鈴をそらは見て、心の中で少しづつ思い出していきます。

往人さんだったころに幸せで、一緒にいたいと願った記憶。一緒にいたら病んでしまう、二人とも助からないからこそ往人さんの母親までの世代は、翼人のたましいを継承した少女と往人さんがとった行動同様、最後には距離を空けていました。しかし往人さんはそれでも先に進む願いを持ち、心の底から、観鈴と一緒にいたい、観鈴には笑っていてほしいからこそ、同じ時間をやり直したいという願いがありました。今まで人形に蓄えられた「力」と、往人さんの純粋な願いが、奇跡を起こし、ついに未来への第一歩を踏むことができたのだと思います。

 

往人さんは、そら(カラス)になってしまったことを最初悔やみます。

往人さんがなぜ人の姿ではなかったのかは、予想ですが、人と翼人の関係は対等であってはならない、往人さんの人の姿と、観鈴の人の姿が同じではいけない、また、観鈴の魂を空から連れて帰れるのは、空に行ける存在でないといけないからだと思います。

理由として、AIRラストで晴子さんは、空はずっと届かない場所で、空は果てしなく続いてる。雲追いかけて歩いていくから、カラスのそらに、ひとの夢とか願い、全部空に返してほしい、そうすればうちらはきっと…ずっと穏やかに生きていけると言います。

この発言から、往人さんは人ではなく、カラスになることで、最後まで空に行ってしまった観鈴の魂と一緒に入れることが分かります。また、人では辿り着けない空という場所、その空を追いかけて希望を持てるのが人であり、その行為は翼人という空を自由に飛べる存在に希望を持つことであり、その希望の存在と一緒にいるためには、人では追いつけないからこそ、別の姿になる必要があり、翼人と対等の関係になれる人以外の存在になったことで、ずっと傍にいることが叶った、そう捉えれるのかなと考えました。

 

その後、そらの中にいる往人さんは努力し、自分という存在が曖昧になりながらも、観鈴を笑わせようとして、観鈴は笑い、往人さんは最期の力を振り絞って、観鈴に会います。

往人さんは観鈴との記憶を失いながらも、そばに居続けるという心からの願いが刻まれあるからこそ、ずっとそばにいると理解します。それはまるで、この後に起きる観鈴が晴子さんのことを忘れ、それでも晴子さんを母親と理解した心と、同じ感じでした。

そして往人さんは往人さんの姿として、観鈴に会い、その行為は、観鈴の絶望を取り除き、がんばる勇気をくれます。観鈴の世代についに、ずっと一緒にいてくれる、近付いた心を持つ存在が最後まで居てくれ、往人さんは誰も辿り着けなかったゴールに、辿り着けると言います。このゴールこそ、観鈴が次に目指したものでした。また、往人さんは消える前に、離ればなれになることがあっても、みすずを目指して、歩いていくと言います。この発言が、観鈴がゴールし、空に行った少女の魂を探しにいったことへ繋がるのではないかと思いました。

 

そうして、観鈴は往人さんから元気を貰いました。

往人さんの頑張りがあり、観鈴は再び「にはは」と笑うようになってくれました。このシーンは本当に泣けます…(´;ω;`)

 

観鈴はその後、一人で楽しいことして頑張ろうとし、そこに晴子さんが現れます。

ここからが、観鈴にとって母親と一緒で幸せだと感じる、第一歩でした。観鈴にとって、翼人の記憶を全て継承するまでの、幸せな時間。神奈が願った、母親とあまり一緒に居られなかったことの後悔も変わる内容でした。夏影のBGMと、晴子さんの観鈴の笑顔をずっと思い頑張れたことの、ストレートな愛情表現がエモかったです…(*´ω`*)

 

晴子さんは観鈴の病気に気付き、最初医者に診てもらって何とかしようとします。

晴子さんは観鈴のことを大切に思い、説得しようとしますが、観鈴の思いを聞いて、晴子さんは観鈴の頑張りを応援する方向性に変えます。晴子さんにとっては、現状が当然発生したことであり、理解が追い付いていないけど、観鈴の考えを受け入れ妥協する、そんな母親としての優しさがありました。

 

観鈴は最初、晴子さんに対して、心の距離が近付いた往人さん同様、いなくなられるのは嫌なので距離を空けようとします。しかし晴子さんはそのことに対して、必死に懇願していました。

晴子さんにとって、観鈴と家族として生きていくことこそ、自分が生きた証であり、輝いた人生だったと自分で認めれるようになると言います。晴子さんにとって、仕事にしても、観鈴を育ててきたことも、信念からではなく、何となく状況に応じてやってきたことであり、そこに自分の頑張りという自信はなかったのではないかと思います。観鈴のおかげで、親として、一人の人として、自分を変えれるときであり、好きになれる時が来ました。それを感じさせるほど、観鈴のことが好きなのが、エモイです…(*´ω`*)

 

観鈴はその後、晴子さんに髪を切ってもらいます。

髪を切る行為には、古いものを手放し、新しいことに備える手段として、気持ちを切り替える意味がありました。観鈴にとって、この行為は家族として、晴子さんと今まで以上に仲良くやっていくという、これから先に起きる出来事があっても、晴子さんだけは忘れない、そんな意志があるのだと思いました。また、観鈴は散髪の間に、恐竜のぬいぐるみを見て、恐竜への思いを晴子さんに初めて伝えます。恐竜に対して、共通点がある、今はもうどこにもいない翼人で考えなおしても、深い考えだなと思いました。

 

観鈴は自分が見た夢のことを、晴子さんに話します。

観鈴にも、この時点ではまだ何をしたら不幸が終わるのかは分からなく、夢はまだ続いていました。往人さんと一緒にいたころに見ていた夢は、まだ途中であり、往人さんの願いにより、観鈴はまだ翼人の夢(記憶)を追いかけることができているのが分かります。また、この先の予言を、予め往人さんが晴子さんに伝えたことで、観鈴が忘れていくことに対しても、晴子さんは心の整理が少しは出来たのだと思います。

 

観鈴と晴子さんが家族として仲良くなってから5日目。観鈴に変化が起きます。

観鈴は4日目の夜に夢にうなされ、体に痛みがあり、晴子さんに今の気持ちを伝えておきます。そして5日目。ついに記憶の継承が人では耐え切れないほどの量となっていき、今まであったことを少しづつ、全て忘れていきます。晴子さんにとって、家族として、自分の子に認知されない、母親として一番大変な時が来ました。

 

その後。晴子さんは観鈴と遊ぶため、外に出ますが、タイミングが悪く観鈴の父親である敬介さんと出会います。

久しぶりに観鈴と出会った敬介さんにとって、観鈴が元気な状態ではなく、ショックな出来事でした。そのため、敬介さんは観鈴を連れて帰り、病院に連れて行こうとします。その行為に、晴子さんは今まで思っていた、観鈴といつか離れ離れになる時がくる、そんな時に気持ちを隠しておこうとはいかず、自分の気持ちをまっすぐとぶつけ、「観鈴を取っていかんといてやっ!」と言います。晴子さんにとって、観鈴の存在の大きさと、自分の本当の気持ちを言える、母親として変わった瞬間でした。銀色のBGMもあり、泣けるシーンでしたね…(´;ω;`)

しかし、敬介さんも譲れないものがあり、晴子さんが必死に説得をして、3日だけ猶予を貰います。晴子さんにとって、観鈴と仲良くなったと感じてから、たったの5日間でおきた、自分のことをおばさんと呼ぶ、観鈴の行為に自分の母親としての自信をなくし、観鈴の答えを遮ります。観鈴に何がおきているかも分からず、話もかみ合わず悪い方向にだけ話が進んでいく…それでも、晴子さんは観鈴のことを大事にし、例え自分のエゴでも、3日間の猶予を何とか手に入れました。本当にエモイです…( ノД`) そして、何とか晴子さんの頑張りにより、観鈴はここで病院に連れて行かれなかったからこそ、観鈴の願いである幸せで居続けることも、この後叶っていきます。

 

3日間の猶予の1日目。この3日間の間に、親子の時間を取り戻し、観鈴に母親として認めてもらうため、晴子さんは必死でした。そのため、観鈴との思い出を作るために、海に行こうとします。

駄々を捏ねる観鈴に対して、晴子さんは朝早くから作っていた今日の楽しみと愛情を入れた弁当をしらないと言われたこともあり、腹が立ち観鈴を放置します。晴子さんにとって、母親の試練がきました。晴子さんは赤ちゃんのころから観鈴の世話をしたわけでも、観鈴を産むために痛い思いをしたわけでもなく、物心がついた時から観鈴の世話をしており、家族として、親子の喧嘩やしんどい時に子供の成長を今まで頑張ってきたわけではなく、母親という存在に心が折れそうになります。28歳という若さで、自分が選択した道でも、辛いことの前には挫けずに頑張りきるという行為は、今まで十数年目の前の出来事にあるがままに生き、信念がなかった晴子さんにとって大変な行為でした。そしてついには観鈴との約束さえ、現状に言い訳をし、切り捨てようとします。

その後。観鈴の部屋にセミが入り込み、セミを怖がる観鈴に対して、晴子さんは助けてあげます。

晴子さんは観鈴を見捨てようとしたことを悔やみ、観鈴と本当は一緒に居たくてもどうしたらいいか分からない、そんな気持ちから観鈴に対して「出ていかな、あかんかな…」と質問します。観鈴に対する気持ちやどうしたらいいかの答えが分からなくなり、観鈴と一緒に遊ぶために自分から積極的に行動する晴子さんの姿はそこにはありませんでした。そして部屋を出て行こうとした時、観鈴に「おしえて」と言われ、この時の観鈴にとって、今は一緒にいてもいい人物として晴子さんを、心を許せる存在になりました。

晴子さんはそんな観鈴の答えに、ふたりで一緒にいるだけでいいと、自分の答えと気持ちを言います。この時点で、晴子さんは親子の時間を取り戻すという自らの願いよりも、少ない時間の中、仲良くふたり一緒にいれればいい、観鈴のために自分を抑えられるように心持ちが変わりました。晴子さんが、母親として少しづつ成長する姿がエモイですね…(´;ω;`)

 

3日目の朝。観鈴は、トランプよりも晴子さんの料理を選んだり、晴子さんの前で笑ったりすることができるぐらいには、晴子さんを信頼し始めていました。

晴子さんという大事な人の存在を忘れた観鈴。そんな状態からのスタートでも、晴子さんのことを少しづつ受け入れていました。親子の時間がこうして少しづつ、再スタートする様子がエモかったです…(*´ω`*)

 

時間は進み、敬介さんとの約束の時間に。敬介さんは観鈴に質問しようとしますが、晴子さんはそれを断ります。

晴子さんにとって、晴子さん自身のことよりも、観鈴が久しぶりにゆっくりと寝て、ええ夢を見ているという、普段から夢にうなされている観鈴を知っているからこその、観鈴を大事にする気持ちから生まれた言葉でした。覚悟を決めて、最後まで自分自身を貫き通し、子を見守る姿が良すぎます…(´;ω;`)

 

晴子さんは最期の思い出として、観鈴と海に行きます。

観鈴との海は、晴子さんにとって観鈴が子供の頃の時間を取り戻す行為でした。これから別れるであろう観鈴との家族の時間を取り戻す為に、観鈴と海に行ったこと、観鈴と生活し、喜怒哀楽があったことを晴子さん自身は覚え、観鈴が忘れてしまっても、かけがえのない思い出として残し、家族としての時間を、晴子さんが大切にしたい記憶として刻むこと。晴子さん自身が大好きだった観鈴との時間を肯定する、今まで逃げてきた自分自身に対する抵抗でもありました。

 

その後、晴子さんは観鈴を敬介さんに渡します。その時カラスのそらを見て、伝えた一言。

晴子さんの性格らしい、ストレートな言葉でした。授業参観で晴子さんのために、観鈴は手を挙げるも答えを間違えたり、よくコケて「がお…」と言っていたりするものの、その背景には晴子さんに、自分の頑張っている姿を見てほしいことや、くよくよせずに笑い飛ばそうとしたりして、最終手には人を笑顔にさせる、そんな良さを持ち、家を明るくしてくれとったお姫様と言ってくれる、観鈴というキャラの良さを詰めた言葉でした。この台詞は凄く好きです…(^^)

 

敬介さんに観鈴を渡した後。観鈴は目覚め、心のままに行動します。

晴子さんは最初、敬介さんが観鈴を抱きかかえるのに失敗したと思い、観鈴が好きな物を放り出してまで頑張っている姿が分かりませんでした。観鈴が、動かない足を、どうにかして動かし、頑張りぬくほどの思いを持ち、行動する意味。それを観鈴の口から「ママ、どこぉ…」という言葉で気付きます。十年間心の距離を空け、観鈴と接し、観鈴が晴子さんのことを忘れて、一緒に何とか過ごした3日間。そんな出来事から晴子さんは観鈴は自分を選ばないと思っており、せめてもの母親としての観鈴を幸せにする気持ちで行動していました。

しかし観鈴にとって、一度失った母親を、晴子さんが母親として大事にしてくれ、また晴子さん自身を忘れてしまっても、心では晴子さんが大好きなことを覚えており、どんな好きな物よりも、自分が動けないことを無理してでも、母親と一緒にいたがっていました。晴子さんが母親として、観鈴神尾観鈴として、親子関係が再度、1からやり直すときが来たのです。このシーンは、背景の言葉と、カラスのそらが思った「これからもずっと歩いていきたい道」という表現、BGMもあり号泣でした…( ノД`)

そんな観鈴の状態を見て、敬介さんも晴子さんを観鈴の母親として認めます。敬介さん自身、最愛な人を亡くし、色々な感情がごちゃごちゃになり、観鈴を晴子さんに任せた経緯を、観鈴から逃げてしまった自分よりも強いと言い、現状忘れてしまった観鈴と、その状態の観鈴が晴子さんを選んだ背景から、自分の愛情以上の愛が晴子さんにあることを知り、母親として任せました。晴子さんの母親力が凄すぎます…(*´ω`*)

 

翌日。ここ最近なかった、体の痛みが観鈴を襲います。

翼人の膨大な記憶を受け入れること。それは、大切な人の存在を忘れてでも容量は足りず、呪いと一緒に、観鈴に流れ込んできました。晴子さんにとって、自分のことを忘れ、幸せへと進みそうだと思ったのに、それでも辛いことは続き、また、往人さんが残した言葉の、観鈴が死んでしまうことを思い出し、絶望します。なぜ、観鈴だけが辛い思いを…そんな気持ちの中、観鈴の願いだけは叶える、幸せにしたると再度自分自身に気合を入れます。進むべき道が分からなくても、己の選択で必死に努力する…そんな晴子さんの姿がありました。覚悟を決めた母親の意志が凄すぎますね…

 

祭りの日。その日は、雨でした。

祭りの日に訪れた台風。その影響で、祭りは中止でした。仮に祭りが延期されても、観鈴が寝ずに起きておくなんて無理な話であり、晴子さんは最初、雨が奇跡によって止んでくれるのを待ちますが、そんなことは起こりえませんでした。それでも、何かの可能性に縋って、観鈴が起きている状態が限界なのもあり、祭りの会場に行くものの、やはり何もなく、晴子さんは10年前同様、何も観鈴にあげられないことを絶望します。この祭りは、晴子さんと観鈴にとっての、家族として始まったスタートラインであり、やり直し地点でした。今まで、この祭りで何も思い出を作ってあげられなかった晴子さんは、この祭りで思い出を作ることで、観鈴にとっての家族の思い出、それがあるからこそ、幸せになっていけるんだという思いがありました。

 

そんな中、晴子さんは自分が昔渡そうとしていた恐竜のぬいぐるみを見つけます。

供えられていた恐竜のぬいぐるみは、神社に来た、別シーンで姉の志野さいかの病気がよくなりますように等、色々な人達の思いが詰まっていました。そんな思いをいつか叶えるために存在し、それは翼人の魂を受け継ぐ観鈴が手に入れることで、幸せな思いの一部分になったのではないかと思います。そしてそのぬいぐるみへの思いは、もちろん晴子さんもありました。晴子さんにとってそれは観鈴に渡すことで、幸せな思い出となり、その幸せを大事に育てていくことで、家族としてのスタートが切れる、そんな思いがあり、観鈴と頑張ってふたりで捕まえようとします。

しかし観鈴は体の痛みと、寝ていないという限界の中で、誰かに手伝ってもらわないと体が動かないほど、疲弊していました。それでも、晴子さんは必死に応援し、何とかふたりでぬいぐるみを捕まえます。そのぬいぐるみが観鈴の手に渡ったことで、祭りの日に晴子さんから観鈴に対して何かしてあげ、思い出を作れたこと、また、観鈴の誕生日プレゼントという、観鈴が生まれたことを祝ってあげれる、晴子さんが初めて観鈴のことを祝ってあげれた瞬間でした。

そして幸せへと進み、一緒に歩き、大きくしていこうとスタートをやっと始めることができ、観鈴にとっての幸せな記憶の一部分となりました。晴子さんがぬいぐるみを購入し、そらがぬいぐるみを運び、観鈴がぬいぐるみを手に入れる… 遠い道のりの中、やっと達成できた幸せ… エモすぎます…(´;ω;`)

 

夜。観鈴は嘘をつき晴子さんを何とか休ませ、観鈴はまだ体の痛みがありました。

観鈴の体の痛みは、翼ではなく、別の場所の痛みでした。この時点で、翼が痛くないのは翼人に溜まった、神奈の母親の呪いはついに解消されたのではないかと思います。ただ、膨大な翼人の記憶による、記憶の継承の痛みがまだあるのかなと思いました。そして観鈴は絵日記を書き、青空の下で、ふたりでゴールをむかえたいという気持ちから、いつか往人さんが言った絵日記に書いたことは俺が叶えてやる、そんな意味もあったのか、観鈴は寝ても朝には亡くなりませんでした。

 

翌朝。観鈴は見た夢の内容を晴子さんに話します。

観鈴が見た夢の内容は、おそらくですが羽根のある恐竜(終わってしまった翼人という存在)の上を観鈴が飛んだことで、翼人の記憶を全て継承し、すべてを受け止めることができたのだと思います。そんな千年も続いてしまった悲しい物語を、ついに終わらせることができる、その夢を幸せで終わらせたいという観鈴の決意がありました。

 

そして夢が終わったことを聞いて、体の痛みがなくなったと観鈴本人から言われた晴子さんは、幸せが訪れたことに感動します。

観鈴の幸せを心から願った晴子さん。体の痛みと、記憶をなくすこと、少しずつ幼くなっていく観鈴に対して辛いことは多かったですが、やっと、朝観鈴が笑ってくれる、そんな願っていた家族として当たり前の日常が訪れます。そして観鈴の笑顔という幸せが続くことが分かり、晴子さんは心の底からホッとし、辛いことが多かったからこそ、幸せへの感動に泣きたくなるほど、気持ちの動きがありました。本当にどうしようもない状況から、幸せという心の支えと救いがあった晴子さん。気持ちの変化や晴子さんが感じた幸せがエモすぎます…(´Д⊂ヽ

 

時間は経ち、観鈴の願いで青空の下へ。観鈴から離れた位置に、晴子さんとそらは一緒にいてもらいます。

観鈴は風という時間を感じ、今までの出来事を思い返します。そして晴子さんとそらに観鈴の最後の目的である、ゴールすることを頑張ろうとしていました。晴子さんとそらがゴール位置にいてもらったのは、翼人の魂の継承者である観鈴が、歩くことで、人である晴子さんに辿り着き、翼人としての終わりも示していたのだと思われます。

また、晴子さんとそらである理由は、最後の翼人であった神奈において、家族だった柳也という、現代におけるカラスのそらにいる往人さんの立ち位置、裏葉という神奈からすると血の繋がっていない母親の感覚に近い、自分に愛情を注いでくれた人物であり、現代における晴子さんがその立ち位置に近いのではないかと感じました。そのため、家族に待ってもらうことで、やっと柳也と裏葉の元に神奈が辿り着くことが出来たという、意味合いも含まれるのかなと。

 

そして…。

観鈴のゴール。それは約千年続いた、翼人の話の終わりでした。翼人の魂の継承者はいつもひとりきりで、不幸の記憶のまま、なくなります。しかし観鈴は、最後まで翼人の記憶を継承し、晴子さんや往人さん、そらによって得た幸せな記憶によって、生を終えることで、繰り返される呪いの不幸な物語に、終止符を打つことができました。

何度も挫折しながら、往人さんや晴子さんに助けてもらいつつ、頑張れた観鈴観鈴はその努力をがんばってよかったと言います。それは観鈴が空にいる少女を助けてあげたいという優しい気持ちから続いた、観鈴にしかできないことでした。観鈴にとっての幸せは、空にいる少女にも通じる出来事であり、母親と一緒に入れたことで感じた温もりによる幸せ、いつか楽しみたかった誰かと夏祭りや海を見ることの幸せ、そういった出来事を叶えることで、観鈴にしかできなかった救いたいという気持ちと重ね、幸せの道へと続いたのだと思います。そうして、ずっと探していた、幸せな場所へとたどりつくことが出来ました。

晴子さん視点からすると、観鈴の願いだけは叶えてあげないと、という気持ちから今まで行動してきたので、観鈴の願いを強制的に中断させることはなく、観鈴のゴールに対して何とか観鈴に納得してもらえるよう、必死に自分の感情を訴えかけました。観鈴のゴールはまだまだ先で、家族として始まった、昨日やっとスタートきれたからこそ、幸せを取り戻してゆく、晴子さんにはまだまだしたいことがあると言います。晴子さんにとって、観鈴を祝い、家族としてスタートできたのは夏祭りの日の思い出からで、これからこそ重要であり、観鈴が幸せでいることがこれからの自分の幸せでした。

しかし観鈴は、幸せだったからこそ、家族としてのスタートも、ゴールすると言います。そうしてたどりついた幸せな場所とゴール。そのゴールには、翼人に近しい存在の観鈴が、人である晴子さんを置いて、空に羽ばたき、晴子さんには人としての幸せを見つけてほしい、そんな意味もあったのではないかと思います。ですがそんなゴールを目指した観鈴も、往人さんが言っていたやりたいことを書けといった絵日記には、晴子さんと一緒に幸せに暮らす、そこにはカラスのそらもいる、幸せな願いをかいていました。人である観鈴の願いは、幸せに何年もふたり笑い合いながら過ごすことだったのではないかと思います。それでも、優しさゆえに空にいる少女を救うことを選びました。このシーンはふたりの思いがエモすぎて号泣です…(´;ω;`)

また、幸せへと繋がった観鈴の気持ちや翼人の思いを、挿入歌である「青空」が歌詞にしてくれたのではないかなと思いました。青空の歌詞は、最初「あの海どこまでも青かった遠くまで」と始まります。これは神奈が途方もなく大きな水たまりと聞いた海を、実際に見た海はどんなものかを表現したのかなと。

続いて、「あの道どこまでも続いてた真っ直ぐに」は、この幸せへとゴールした道は、最初から、真っ直ぐに誰が継承しても、続いてきたことを示すのかなと。

「一番早く素直に笑った者勝ち 一番好きなあの人笑ってる」は、一番好きなあの人は、母親の存在である晴子さんのことではないか、その晴子さんが笑っている、そんな笑っている晴子さんの母親像を目指して、誰が一番早く、続いてきた翼人の魂の継承の道で、素直に笑うという幸せに向かえるか、幸せな表現で歌詞を書いているのかなと。

「誰よりも遠くに行ってもここからまた笑ってくれる? 瞳を閉じればふっと夏の日のにおい」は、翼が生えた観鈴が、人が辿り着けない空に行ってしまっても、人である晴子さんには笑っていてほしい、自分がいなくなったことを嘆くのではなく、幸せに思ってほしい、自分も時折瞳を閉じて、風を感じて、潮や陽のにおい、おかあさんのにおいを思い出すから、幸せだったからと、そういった感じかなと。夏の匂いに関しては、最後の方で会話がありました。

「あの川 遊んでる ふたりきり泥だらけ あの雲 追っている 届いたら幸せと」は、誕生日の日、往人さんと泥だらけになりながら川で遊んだ思い出。水の掛けあいをしたいと望んでいた観鈴のやりたかったことの一つ。その後、観鈴は夢の話を往人さんにし、いつか空にいる少女を救いたい、その夢を知ることで、叶えることで、幸せになれるのを意味してるのだと思います。

「一番早くこの坂のぼった者勝ち 一番好きなあの場所目指して」は、一番好きなあの場所という、観鈴の思い出になった夏祭りの会場を示すのではないかなと思いました。そんな夏祭りの日の幸せを、観鈴がしたかった、かけっこという言葉を変えて、一番早くこの坂のぼった者勝ちという表現をしたのかなと。

「たくさんの思い出がある 他にはなにもいらないぐらい 瞳を閉じればすぐあの海の匂い」は、観鈴がこの夏やすみに経験した、幸せ。晴子さんがもっと幸せがあると言っても、観鈴にとっては、十分すぎるほどの、幸せだったのだと思います。そんな幸せの思い出として、最後の思い出は海の匂いと一緒に、刻まれたのだと思います。ここで海という言葉が使われたのは、神奈が海についての会話を、凄く好きだったことから繋がるのかもしれません…。

「また夏がくる銀色に光る 水面に映すふたりぶんの影」は、晴子さんが願った、観鈴との家族の幸せ。そんな大きく育った幸せは、毎年夏に存在していたかもしれない夢。銀色に光る水面に映すふたりぶんの影という、夏の快晴の中、実体ではなく存在しない影として、あってほしかった幸せを表現しているのではないかと思います。また、毎年晴子さんが観鈴と、海を見に行ければよかったなと、後悔したシーンを、海に行ったという感じで表しているのもあるのではないかと思います…。

「誰よりも遠くにいってもここからまた笑ってくれる? 瞳を閉じればふっとあの日の青空」は、先の歌詞で存在しなかった幸せがあっても、再度、観鈴と過ごした時間を思い出し、それは幸せで楽しかった思い出であり、笑ってくれる晴子さんを期待したのだと思います。瞳を閉じればふっと あの日の青空 になっているのは、観鈴視点からして、最後は上を向いて、晴子さんの顔と、青空を見ながら、幸せに亡くなれたから、青空という、空を見ながら空に旅立ち、幸せになったのではないかと…。

あくまで、青空という曲に対して自分が思ったイメージではありましたが、凄く幸せなイメージが伝わるエモイ曲でした… 号泣です…( ノД`)

 

観鈴が亡くなり、その後。晴子さんと敬介さんの会話から始まります。

観鈴と生活し、家族として、観鈴に対して何をしてあげたらいいかの毎日で、必死だった晴子さん。その日々は、晴子さんを挫折させるほどの辛さや、その辛さを乗り切った先にこそ見える、日々の幸せがたくさんありました。晴子さんは家族の生活を通じ、昔以上に、辛いことや幸せを知り、その行為こそ、人が生きるという、人生について考えます。そしてその時間を省みた場合に、自分は生きとった、どんな結末になったにせよ、子供を亡くしたにせよ、観鈴の母親として、自身の行動を誇りに思います。もしかしたら、それは他の母親の目線から見ると、途中経過や最後にしても、立派に捉えられないかもしれません。それでも、晴子さんは自信がありました。

そして、晴子さんは、幸せや辛さ、生きるという行為を知ったからこそ、自分はこれから子供に対して、いろんなことを教え、いろんな家族に囲まれて生きていきたいという目標を見つけます。それは母親として必死に生きたからこそ、見つけることが出来た自分でした。

また、敬介さんも、晴子さんの話を聞き、自分の長い休み、僕の休暇も終わりだと言います。敬介さんも、観鈴のことを大事に思って、晴子さんに預け、自分自身の妻を亡くしたことによるショックと、娘のことを考えるために、気持ちを落ち着かせるための時間をおいていました。そして晴子さんが観鈴の母親と認め、その数日後には観鈴が亡くなってしまいます。

父親として、観鈴が好きだった自分。どんな過程があったとはいえ、観鈴が亡くなってしまったのは、離れ離れで一緒に生活をしてこなかったからこそ、晴子さん以上に気持ちがしんどい部分もあったのではないかと思います。しかし敬介さんは、妻のショックもあったのか、大事な人を亡くすという点においては、晴子さん以上に、少しは気持ちの整理が出来ていました。もしかしたら、母親としての晴子さんの方が、観鈴を亡くしたことによるショックが、自分以上にあるかもと思った、敬介さんの大人としての行動ゆえかもしれません。だからこそ、晴子さんは敬介さんのことを、「強なったんやな、あんた うちなんか、追い越して」と言ったのだと思います。

そして敬介さんは、晴子さんが前向きに進み始めたことを知り、観鈴をずっと任せてきたこと、観鈴が亡くなり、そのことで立ち止まるのではなく、晴子さんは自分の生き甲斐を見つけ、生きようとしていくことを分かり、自分も気持ちを整理したり、立ち止まるのは、これで終わり、長い休み、僕の休暇も終わりだという、前向きに生きようとします。観鈴の頑張りが、こうして二人の人生を新しい幸せの方向へと、進み始めさせました。

 

続いて、晴子さんはカラスのそらを見かけ、話しかけます。

晴子さんは、自分が生き、自分の信念通り誰かに教えることを、そらに対しても行いました。そして自分は人であるからこそ、雲追いかけて歩いていく、踏み出せば道は続いてると言います。人と空を飛べる存在は、ここで共に生きるのではなく、別れるという意味もあったのかもそれません。だからこそ、そらに対して一つお願いをしました。それは、空を飛ぶことができるそらだからこそ、人の代わりに、ひとの夢や願いを空に返してほしい、そうすることで、穏やかに生きていけると言います。

人として穏やかな生き方。目標である夢や、こうなってほしいという願いは、努力による達成か、自分自身では簡単には叶えられないもの。そんな叶えられないものだからこそ、空に願い、気持ちを和らげること。晴子さんは、千年前になくなった翼人という、空を飛ぶことができる神様に近い存在に、例え伝承がなかったとしても、空を信仰していました。それは空に関わった少ない人物がこの夏を経験し、感じた思いであり、海神とは別の形で、人の心には残ったのだと思います。朝廷が翼人の存在を消しても、想いだけは残り、自分はとても美しい出来事だなと、感じましたね…(*´ω`*)

また、人の呪いによって苦しんできた翼人と、空にいる何人もの、苦しんできた少女たち。空に対して、ひとに夢や願いを返すことで、幸せになってほしい、そうとも捉えられる、晴子さんの伝えたい事かなと感じました…

 

続いて、そら視点。そらが感じた正体に気付きます。

そらは、空にいる観鈴の魂の存在を探しに、飛びます。観鈴は、夢の中で翼人を追い越し、更なる上を飛び、最後には空の彼方にまで行ってしまいました。そんな観鈴はひとりきりの状態であり、誰も、近くにはいませんでした。だからこそ、往人さんの思いがこもったそらは、観鈴に笑っていてほしいからこそ、ずっと傍にいると誓い、探しにいったのだと思います。また、観鈴がひとりきりの空だからこそ、悲しみをそらは感じていたのではないかと思います。そらは、観鈴を見つけ、新しい始まりとこの星の大地に帰るために、高みを目指しました。このシーンの続きが、AIRのDREAM編冒頭のシーンに繋がるのだと思われます。

DREAM(夢)の序盤に、AIR(空)が続いていく。このことから、この翼人と観鈴を関して千年続いた話こそ、AIR(そら)という物語なのではないかと思いました。そして夢が終わり、新しい始まりこそが、ラストシーンではないかと…。

 

翼人とは何だったのか、話がありました。

翼人とは、星が生まれ少しづつ変化していく中、生まれた存在。そして星の記憶を継承し、星の魂が傷つかないように、幸せでいることを証明する存在で、星が幸せで居続けるため、生きる者たちすべてに、恵みをもたらし、幸せであり続けようとすること。その恵みから発生するであろう、時の流れと多くの困難。星に住む、次なる生きる存在が、幸せに生きるため、場合によってはいつの日か滅びる時を迎えることも覚悟していました。しかし、滅びるときには、憎しみや争いで空が覆い尽くされ、終わるのではなく、幸せな記憶がある状態で終わること、そうすることで、役目を終え、眠りにつくことができる、星に対して幸せだと証明できることへ繋がるのだと思います。翼人は、星の理解者に近い存在だったのかと。

そして、観鈴が幸せな記憶として終えたことで、最後の翼人である神奈が、別れの時が来ましたと言います。それは、人との別れでした。神奈は空に、幸せな日々の記憶を届けると言います。それを聞いて、観鈴は悲しんだのでしょう。空にいる少女が終わることが。元々、恐竜が好きで、終わりを迎えた者に対して、感情を持つ、優しいキャラだったので…。

しかし神奈は、あなたと共にある、悲しむことはありませんと言います。何故なら、自分たちがいたという記憶や空に対しての人の思いは、星の至るところに散らばっており、その記憶や思いが集まることで、どんどん大きなものとして残っていくからです。神奈はそれを、「雨粒が大河となり、そして海に集まるように…」と表現していました。そして、神奈は、観鈴に対して、観鈴の魂には、あなたの幸せを、その翼(これからの人生)に宿しますようにと、伝えます。こうして、翼人の魂を継承した観鈴は終わり、人としての魂を持った観鈴が、翼人ではなく、人として輪廻転生したのではないかと思います。

 

ラスト。

少年と少女。この少年は、そら(往人さん)の生まれ変わりで、少女は、観鈴の生まれ変わりではないかと思います。少年は最初、自分がいつからここに立っているのかわかりませんでした。それは、今まで、カラスであるそらの記憶を綴ってきたからではないかと思います。観鈴の魂を探しに、空へと飛び立ったそら。観鈴の魂を見つけることができたのか、往人さんが望んだ願いである、観鈴のそばにいて、笑うのを見ていればそれで幸せだったという思いが、叶ったのではないかと思います。

そうして、日が暮れる前に、翼人の魂の継承者だった観鈴と、前の自分だった往人さんが、何をしてきたのか、翼人にまつわる話を、明日になる前に少女に話そうと少年はします。観鈴は、翼人と別れ悲しみましたが、人である少女の観鈴にはもう翼人の話は終わったため、人として生きているからこそ、記憶がありませんでした。だからこそ、何があったのかをそらを通じて、「AIR」という作品で、伝えたかったのではないかと思います。少女も、海岸線の先(海より向こうの、そらの物語)に、何があるのかを確かめたいと心の中には残っていました。

そして、最後の夕暮れでは、少年と少女は、翼人の話に纏わった観鈴と往人さんを見て、「彼らには、過酷な日々を。」という、そらへ羽ばたく、幸せを得るための辛い物語を、少年と少女には、「そして僕らには始まりを。」という、これからの人として幸せを目指して発言します。その後、「さようなら」と、翼に纏わる幸せな話とは別れ、人として生きるという道を進み始めました。こうして、千年続いた物語は、終わりを迎えたのだと思います。そのため、エンディングは「Farewell Song」(別れの歌)となっているのだと思われ、歌詞も今までとこれからに関しての内容でした。

「白く途切れた 夢の切れ端を捕まえて 少年は走る」→ 夢の切れ端は、千年続いた翼人に纏わる物語の、観鈴や晴子さん、往人さんやそらが経験した、最後の夢の部分。白く途切れたという、それまでの過去は不透明であり、夢の最後の部分を、少女に伝えようとしているのではないかと。

「手を放したら どこまでも遠く風の音に 消えてゆく」→ 翼人に纏わる物語の夢は、どこまでも遠く風の音(どんどんと経っていく時間)に、語り継がなければ消えてゆく。

「ひとつだけの 思いを飛ばして」→ 幸せで終わったという、思いとともに

「まぶたの裏に 描き始めた絵は霞んで 手のひらでこすっても」→ 時間は経ち、自分たちが経験した翼人の物語は霞み、もやは取れない様子。

「いつか見えた優しさはもう無い ひとり踏み出す足だけ見てる」→ 翼人の物語にあった幸せ、飛ぶことへの自由はもう分からず、人として、飛ばずに歩いていく自分や、優しさとは別の、これからの期待を自分自身が見ている。

「朝には消えた あの歌声を いつまでも聞いてた」→ 夕暮れをすぎ、日が変わり、忘れてしまっても、あの歌声(詩という、翼について綴った鳥の詩ではないか?)を、いつまでも聞いてたという、詩として自分の中に残した。

「野道の先で 赤く生るほおずきせがんで 子供がはしゃいでる」→ 赤く生るほおずきという、時期は8~9月ごろ。そんな時期に、子供たちがせがみ、幸せそうに、楽しそうに過ごしている姿。(ほおずきは、平安時代の頃から薬用に利用され、江戸時代には薬用だけでなく子供の玩具として盛んに愛用されたといわれているそうです。)

「いつか知った 優しさの中にも 同じ風景あるなら いいね」→ 詩で知った、翼人の物語の優しさ。そんな優しさの中に、子供たちが幸せそうに楽しそうに過ごしている姿を重ね、同じ風景の幸せや楽しさがあるならいいねという意味かと。

「朝には消えた あの歌声を いつまでも聞いてた 僕らが残した あの足跡を いつまでも追ってた」→ 詩を追い、カラスのそらを通じて、自分たちが残した足跡という、やってきたことに対しての内容を追っていた。

「朝には消えた あの歌声を いつまでも いつまでも 僕らが残した あの足跡を どこまでも追ってた」→ 引き続き追い、観鈴に最初出会ったころまで、少年と少女が観鈴と往人さんに手を振る最初の日まで、過去を追いかけた。それは、少女に確かめてもらうための、内容。

「そう終わりは別れと あるものだから すべて置いてゆく 朝には日差しのなか  新しい 歌、口ずさんでる」→ 翼人の物語との別れ。空を飛べる存在と、人の差。それは共存ではなく、願いとして、物語を置いてゆきました。物語が終わり、夏が終わり、空が続く中、朝には、翼に纏わる詩(鳥の詩?)ではなく、これからの人として生きていくことの、歌を口ずさみ、始まりに期待していました。こうして、別れていくことを、歌にしたのだと思いました。

 

また、鳥の詩の歌詞ですが、自分はこう感じました。

「消える飛行機雲 僕たちは見送った」→ 「消える飛行機雲」は、翼人のたましいを継承してきた少女、「僕たち」は何年も、翼人のたましいを継承してきた少女の隣にいた、往人さんの母親等、柳也の家系、法術の使い手。「少女たちを何年も、見送ったこと。」

「眩しくて逃げた いつだって弱くて」→ 「眩しくて逃げた」は、翼人の記憶を追いかけ、空を飛ぶ夢を見る少女、その少女を見て何もできない法術使い。「いつだって弱くて」は、何もできない自分を悔やむ言葉。「少女と一緒に居られなかった、法術の使い手。」

「あの日から 変わらず いつまでも変わらずに」→「あの日」は、神奈が空に囚われ、救おうとした柳也と裏葉。次世代に任せることにしたが、一番最初の時を示している。「いつまでも変わらずに」は、救おうとしたことが変わらず、最初の神奈の時と同じで救えなかったこと。「神奈の時から続いた、悲しい出来事を変えれなかったこと。」

「いられなかったこと 悔しくて 指を離す」→「いられなかったこと」は、今回の最初に往人さんみたいに、聞かされていた母親の伝言通りに事態が進み、一緒にいることが少女を苦しませてしまう、そのためには一度離れると決意したこと。「悔しくて 指を離す」は、本当は少女を救いたかった願いだが、離れるしかない、自分も次の世代に任せ、力を人形に蓄えるという無念から、指を離すという言葉で表現。「少女を一人きりにして、無念だが離れた。」(人形に力を蓄えるために、往人さんの母親が人形を使って人を笑わせてきたのは、その笑いという幸せな力が、人形に蓄えられることで呪いの解放に繋がる、そういった考えもあるかもしれません。)

冒頭部分に関しては、ゲームのオープニングで、バス停がモノクロ写真→色が付き、現代の写真へと変わっていたので、時代を何年も繰り返してきた、そんなイメージがありました。

 

続いて1番。

「あの鳥はまだ うまく飛べないけど」→鳥は観鈴のことを示すのだと思います。夢を見る前の観鈴の状態。「観鈴の夢の見始め。」

「いつかは風を切って知る」→観鈴も夢を見ることで、翼人の悲しみを知ると。AIRにおける風は”時間”の考え方もありそうなため、時間が経つとという意味もあるのかと。「夢の先にある翼人の出来事を知る。」

「届かない場所が まだ遠くにある」→「届かない場所」は、観鈴が見ている夢の先。その夢を追いかけようとしています。「翼人の夢がどこに行きつくのか。」

「願いだけ秘めて見つめてる」→「願い」は、観鈴の夢を見続けたいという願い。その願いを秘め、夢の中で空から何度も雲を見ているのだと思います。「観鈴の見続けたい気持ち、行動。」

「子供たちは 夏の線路歩く」→「子供たち」は、往人さんと観鈴ではないかなと。晴子さんも二人のことを子供と言っていたので。「夏の線路歩く」は、決められたレールを辿っているのかなと。「往人さんと観鈴が、出会ったことで運命に沿って、夏のレールを辿っている。」

「吹く風に 素足を晒して」→「吹く風」は、風の時間の概念。「素足を晒して」という、時間経過とともに、少しづつ知っていく状況変化を示してるのだと思います。「これから知る、時間の出来事。」

「遠くには 幼かった日々を」→「遠く」は、神奈が生きていた最初の頃を示すのかなと。「幼かった日々」という、神奈が翼人としての役目ではなく、少女だったころの日々。(突然歌詞背景が過去になるのは、観鈴が夢を前の歌詞で追いかけ、この後のサビの歌詞で昔から続くことに対しての希望があったため。)「神奈の少女だった日々。」

「両手には 飛び立つ希望を」→「両手」は神奈を外の世界へと出してくれた、裏葉と柳也のことを示し、「飛び立つ希望」は、その二人を旅をすることの楽しさを表現しているのではないかと考えました。「柳也と裏葉の旅で初めて見る世界。」

「消える飛行機雲 追いかけて追いかけて」→観鈴が、翼人の記憶を辿り、見ている経過を示すのだと思います。

「この丘を越えた あの日から変わらず」→神奈が空に囚われ、柳也が亡くなる直前に思った「この丘の向こうには、何があるんだろう?」という言葉から、「あの日」という神奈を救うため柳也と裏葉が行動し、その行動は「この丘の向こう」にも続いているのだと思われます。「柳也と裏葉のころから変わらない、ずっと先の未来。」

「いつまでも まっすぐに 僕たちはあるように」→「いつまでも まっすぐ」は、柳也と裏葉のころから続いた願い、「僕たち」は、往人さんまで続いた道。「現代まで続いた、翼人を救うための道。」

「海神(わたつみ)のような 強さを守れるよ きっと」→「海神」という、「翼人」から歴史上の文書等で書き換えられた神様。「海神のような強さ」は、海神という伝承は長らく続き、人々の意識に刻まれました。海神の存在で、伝承や、人々への意識から消された「翼人」でしたが、柳也と裏葉が次の世代へと子を成し、その翼人の存在を継承させることで、翼人という伝承はなくならず、またそれは美凪の家に飾られていた「翼人の絵」等、人の意識に少しは残りました。それをこの歌詞で表現したのだと思います。

 

続いて2番。

「あの空を回る 風車の羽根たちは」→「あの空を回る」は、ずっと繰り返し、「風車の羽根たち」は、風(時間)の経過とともに、次の世代(羽根たち)へ続き、同じ場所を風車という言葉で、前の夢を追いかけているのだと思います。「ずっと繰り返されてきた、風によって夢をみた少女たち。」

「いつまでも同じ 夢見る」→同じ夢と、翼人の夢やその先にあるものを見ていました。「翼人の幸せへとたどり着けなかった夢。」

「届かない場所を ずっと見つめてる」→「届かない場所」は、翼人の幸せへとたどりつく場所。「ずっと見つめてる」と、その夢へと進もうと頑張ります。「幸せな場所を目指している。」

「願いを秘めた 鳥の夢を」→この夢のことは神奈の夢ではないかと思います。神奈が家族と、幸せだと感じたい夢。「幸せな場所は、神奈が欲しがった家族との幸せな夢。」

「振り返る 灼けた線路」→観鈴は夢を進み、ふと見返すと、決められたレールには、自分が辿った道(灼けた線路)があったのだと思います。「観鈴が辿った道。」

「覆う 入道雲 形を変えても」→作中で何度か出てきた「入道雲」という言葉。「形を変えても」と、入道雲は広がっていき、観鈴が辿った道(灼けた線路)を覆うとしていました。それは往人さんにとって、空にいる観鈴が見えなくなると同時に、観鈴にとって、忘れてしまうことへの前兆でした。「これから起こる、忘れてしまうことへの悲劇と、観鈴がひとりきりになってしまう。」

「僕らは 覚えていて どうか 季節が 残した昨日を…」→「僕ら」は、そらになってしまった往人さんと、観鈴を示すのではないかなと思います。全ての思い出を忘れ、そらになった往人さんと、これから少しづつ忘れていく観鈴。しかし二人とも、夏という思い出ややりたかったことは、忘れてもそらは観鈴の傍にいたり、観鈴も晴子さんをお母さんと思っていました。そんな夏の出来事を、「季節が残した昨日」と表現し、「覚えていて」と言っているのだと思います。「これから起こる悲劇があっても、夏という季節にあった様々な出来事は、心に残ってほしい。」

「消える飛行機雲 追いかけて追いかけて」→観鈴は体の痛みを感じ、辛くても翼人の記憶を追いかけます。

「早すぎる合図 ふたり笑い出してる いつまでも」→「早すぎる合図」は、観鈴がついに晴子さんの存在さえも忘れてしまったのでしょう。しかし、「ふたり笑い出してる いつまでも」と、観鈴は晴子さんを母親、晴子さんも観鈴に母親と分かってもらい、いつまでも笑い合いながら生活していきます。「観鈴は晴子さんを忘れてしまったが、晴子さんは母親と、心で分かり、観鈴と晴子さんふたりでこれからも笑い合いながら、家族として生きていく。」

「真っ直ぐに 眼差しはあるように 汗が滲んでも 手を離さないよ ずっと」→「真っ直ぐに眼差し」は、晴子さんが観鈴を大切にする思いやり、「汗が滲んでも手を離さない」は、どんなことがこれからあっても、晴子さんは観鈴の手を取って、大切に守り、母親としての幸せを表現したのだと思います。「晴子さんが、観鈴と家族のスタート、そして幸せになっていく決意。」

 

そして最後の歌詞。

「消える飛行機雲 僕たちは見送った 眩しくて逃げた いつだって弱くて」→「消える飛行機雲」は、観鈴のこと。そして「僕たち」は、晴子さんとそら。「眩しくて逃げた いつだって弱くて」は、晴子さんは観鈴の願いを叶えるため、観鈴にとってのゴールから動かず、しかし言葉では観鈴に対して思いをぶつけ、ゴールさせまいと、心の弱さを出していました。きっとその弱さは、晴子さんが観鈴という、自分にとっての初めて見つけた生き甲斐で、その観鈴を失いたくない、あまりにも早すぎる別れから、心に来たのだと思います。「観鈴のラストのゴールシーンで、歩きながら観鈴と晴子さんが話している。」

「あの日から 変わらず いつまでも変わらずに いられなかったこと」→「あの日」は、晴子さんが誕生日プレゼントとして用意していた、観鈴への恐竜のぬいぐるみを神社で見つけ、そのプレゼントを渡し観鈴が生まれてきたことを祝い、家族としてのスタートを切った日。そこから家族としての幸せが、「いつまでも変わらずにいられなかったこと」と表現。「家族としてのスタートから、幸せな日々を続けることができなかった。」

「悔しくて 指を離す」→「悔しくて」は、晴子さんにとって観鈴と家族の幸せをお互いにこれからも味わえなかったこと。晴子さんにとって、観鈴のやりたいことをやらせてあげたい気持ちと、母親として、子を大切に思う気持ちが混ざりあい、悔しいという言葉になっているのではないかと。「指を離す」という、観鈴との別れ、観鈴の背中を押すように指を離す、観鈴がいなくなってしまったことへの指を離す、その両方で捉えれるような表現でした。「晴子さんが、観鈴の幸せへと進んでほしい気持ち。」

 

全体でまとめると、最初は何年も繰り返してきた悲しい出来事。続いて、往人さんが観鈴と出会い、進み始めた夢、そして夢の内容(神奈視点や、柳也と裏葉の翼人や神奈への思いを含める。)を知る。2番は、夢を見ることで、分かってきたことや、観鈴にも起きた呪い。その呪いの中でも懸命にがんばった観鈴と、観鈴を大事にしてくれた晴子さん。そして最後は観鈴は幸せな場所へと進むが、晴子さんにとって観鈴を大切にする心境と行動が表現されていました。シナリオ通りに、歌詞が進んでいるのではないかと思います。

鳥の詩」ですが、最後が晴子さんの視点で考えたのは、人の視点から見た、「鳥の詩」だからではないかと思います。まず、曲名に「詩」という字が入っており、この詩という意味は、朝廷により翼人の存在を消され、伝承として海神が残ったことに対して、翼人がいたという存在を表現したかったからではないかと思います。

詩として残すことで、翼人にまつわることで何があったのか、どういった存在で人との関係があったのかを意味したのかなと。翼人に何があったのかは、鳥の詩の歌詞から、何度も繰り返し、どんな思いでこの翼人がいた存在を残そうとしたのか、最後の子は、どんな経緯があり、最後にはどう旅立ったのかが分かるようになっていました。そしてどういった存在で人との関係があったのかに関しては、1番の歌詞で「両手には飛び立つ希望を」と、空に飛びに行くことができる、両手を使い、遮るものは何もなく、希望に満ちている、人との関係は、2番の歌詞と最後の歌詞で、「汗が滲んでも、手を離さないよずっと」、「いつまでも変わらずにいられなかったこと、悔しくて指を離す」と、手をずっと繋げて一緒にいれる存在ではなく、飛び立ち翼人に人は想いを馳せるものとなっていました。このシーンに関しては晴子さんがそらに、最後伝えた言葉と似ている考えではないかなと思っています。

そういった意味があり、「鳥の詩」として、翼人が人々の記憶に残されるように、空に想いを馳せるように、作られた曲ではないかと思い、歌詞も人(晴子さん)の視点で終わっているのかなと。「消える飛行機雲 追いかけて追いかけて」も、人にとっては、翼があり飛行機雲を追える翼人の速度には追い付けない、そんなイメージもありますし。夏の線路や、素足、風車等、なんだか夏をイメージするような親しみやすい言葉から、詩として共感しやすい、そういう感じにも捉えれますね。

また、鳥の詩が、シナリオ通りの歌詞の理由はもう一つあり、ゲーム版のオープニングで、鳥の詩は最初、モノクロの画面サイズが小さめのバス停から始まり、最後には浜辺がモノクロになり画面が小さくなります。これは、モノクロの写真の時代から続いた表現と、最後は「鳥の詩」も終わり、人の意識から消えていく、時代が経つという表現をしたからではないかと思ったからです。鳥の詩も、変化していく時代の一部の歴史でしかなく、そんな中でも、続いてきたことと、最後の別れを記載した詩であるからこそ、シナリオ通りの歌詞なのかなと思いました。

 

AIR全体の感想として、歴史的でもあり、芸術的な表現も多く、そこから発生する様々な人の想いが追求すれば追及するほど深く、BGM合わせて夏の雰囲気と、海と空に対してとても思い出深くなる、そんな芸術的な作品だったなと感じました。歴史において、あったかもしれない史実を感じ取りながら、蓋をされた世界でどう物語を残すか、その物語をどう感じさせるように終わらせるか、それをどれだけ分かりやすく残すかといった考え方を個人的には思い、始まりでもあり残っていくであろう「鳥の詩」や、夏の幸せを歌詞として残し、Airだけではなく夏そのものに対して幸せを感じることができるような歌詞として「青空」、そして悲しみと未来への夢を混合した「Farewell song」という、残りやすく受け入れやすい詩からとてもエモさを感じるゲームでした(*´ω`)

ストーリーは中々に苦しい内容も多く、何度も号泣し精神的にボロボロになる作品ではありましたが、そんな中でも、本当に深く考えることで、新しい幸せやそれをベースとして受け入れることができるようになる、そんな強さも学ばしてくれる作品だと思います。往人さんの心情も方向性によっては色々な見方もでき、自分ではまだまだ理解できないほどの奥深さや言葉の難しさを感じる内容でもあり、だからこそ新しい発見やプレイする年代によって考え方も変わる、美しくも素晴らしさもある内容のゲームだと思います…(^^)

以上が、AIR感想でした。拙い文章、方向性の違う考えや考察も多かったと思いますが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

ヘブバン コラボイベント コスモスが咲き続きた場所 感想


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ヘブバン コラボイベント コスモスが咲き続きた場所クリアしたので感想。AngelBeats!(アニメ版含める)、コラボイベント、ヘブバンのネタバレ含みます。アニメ見られていない方、イベントクリアされていない方は読まれない方がいいかと思います。

 

ヘブバン1周年ということもあり、コラボイベントがありました。今回のイベントは、入江√(みゆきち√)といっても差し支えないほどの素晴らしいストーリーだったので、ストーリーの感想と気になったことを書きます。

 

まず、コラボイベントをする際に気になった点は、ヘブバンのストーリー等に影響がないのか、繋がっているのだろうかということでした。そのため、ここは自分なりに少し考えた部分で書きます。

ストーリーの最初は、月歌が目を覚ますシーンから始まります。このシーンに関しては、アニメ版でも音無が同じことをしており、出だしが凄く良かったですね(*´ω`*)

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このシーンですが、アニメ版で音無は最後に満たされて人生が終わったはずでしたが、記憶喪失という状態で死後の世界に迷い込み、アニメではストーリーが始まりました。今回のイベントでは、みゆきちがまだ未練があり、そのために月歌達も呼ばれたのではないかと言うシーンがあります。

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この事から、月歌達は本来人生を満喫しているはずななのに、死後の世界に巻き込まれたこともあり、記憶喪失ではありませんが、みゆきちの晴れていない思いを解決するため、またゆりっぺが遊びたかったから呼ばれた、だから同じ演出があったのではないかなと考えました。

また、ストーリーとの繋がりですが、今回のストーリーはアーカイブに残らない設定や、交換アイテムにエーデルワイス(大切な思い出の意味)がありません。ヘブバンのホーム画面では、月歌が眠っていることや、ダンジョン等に行こうとすると、黒猫がついてきて場所が変わることから、もしかしたらヘブバンのそれぞれのイベントは月歌や、他のキャラが経験した思い出を振り返っているのでないかと考えました。

もし月歌の思い出を振り返るのがイベントであれば、今回のコラボイベントは、本来ストーリー上には存在しないものであるのかなと思いました。そうすることで、ヘブバンはイベントを絡めたストーリーとして1本の道になっていることを示すのかなぁと。f:id:MSN04_key_1224:20230216022236j:image

過去をたどるを押すと、画面右奥の所に移動しますし、そこにはアーカイブに入らないと記入あるため。

もしくは、何かしら誰かの介入で今回のイベントだけ特別に発生したのかもしれません。(ゆりっぺ達が電子軍人手帳を扱えたり、死後の世界では記憶にないものは作り出せないはずなのに、セラフ(高次元の武器)を扱えて不思議なので。)もし誰かの介入があれば、今後のストーリー等でこの世界の仕組みが判明すると理由は分かりそうな感じはありますが…

(例えば、AngelBeats!のアニメ版だと第12話で、Angel playerはバグを利用し開発したソフトだと言われているシーンがあり、それを開発したのは死んだ世界に記憶喪失で来た人物だと語られています。またその人物はNPC化することで、世界に残っているとも言われています。そういった後から来た特定の人物がプログラムを開発し、世界に介入できるのであれば、違う作品ではありますが、脚本家が同じ人のため、例えばプログラミングできるユッキーが、KETSUを介してヘブバンの世界に、または死後の世界に、ゆりっぺ達を巻き込んだ、もしくは巻き込まれた可能性があるのかなぁと。あくまでそういった情報はないため、想像の上ですし、もしかしたら電子軍人手帳に関してのみの行動で後は世界の力等、かもしれませんが)

 

続いて、キャンサー戦が始まります。このキャンサー戦でガルデモの曲が流れるのは熱かったですね…(*´ω`*)

ここで一つ疑問があったのが、死後の世界では命あるものは生まれないとアニメでは言っているため、キャンサーは命あるものではないという考え方なのだろうか…ということでした。また、今回のイベントのコスモスの花畑に関して、花も命あるものであり、生み出せないため、月歌達やヘブバンの世界が、みゆきちの思い出を見つけるのに必要ということが分かりました。

 

その後、各キャラクター紹介シーンに移ります。みゆきちの紹介シーンでは幽霊が苦手だと言っており、今回のイベントで、死んだ原因が幽霊であることが分かり、トラウマになっていたことが分かります。

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各々のセラフィムコードが判明するシーン。f:id:MSN04_key_1224:20230217110844j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217110852j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217110901j:image

セラフィムコードは士気が上がる文言が設定されており、今のヘブバンの時間から考えると、ゆりっぺの場合は自分の人生の過去(アニメ版で神に対しての復讐心)、かなでの場合はサモンセラフ(天使を要求する)と現在、そしてみゆきちは移り変わらぬ気持ち(30年間近く続いた恋の気持ち)とこの時点では過去が判明していないので未来のことと、セラフィムコードは時期を問わずに設定があるようです。どれもエモいですね…(*´ω`*)

 

プロローグが終わるシーン。f:id:MSN04_key_1224:20230217113433j:image

AngelBeats!アニメ版でCM前後に流れるシーンがゲームでは少し変わって出てくるようになっていました。また、BAD ENDでも流れます。f:id:MSN04_key_1224:20230217113800j:image

心電図に似いてることや、音が「ラ」音であり、Aを示すという意味があるようで、心電図から心臓や、Aというアルファベット順の始まり等や、Zまでアルファベットで進むと最初(A)に戻るイメージがあり、アニメだとCM前後に流すことで物語(各キャラごとの、死んだ世界での一区切りを付けるイメージ)があり、ゲームでも日が変わるタイミングや、ストーリーがBAD ENDで終わるタイミングで区切りをイメージさせ、細かいところまでエモかったです…(*´ω`*)

 

ダンジョン中のめぐみんとゆりっぺの会話シーン。f:id:MSN04_key_1224:20230217115748j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217115809j:image

めぐみんは31Aにいる間は、入隊したときからずっと虚勢をはり、周りに負けずと頑張っていました。己のサイキック能力を使った、救世主になることを目指して。ゆりっぺは、人生の理不尽から、それに対して復讐することを最初は目的とし、死後の世界では頑張ってきました。二人とも周りのことよりも、自分の目的のために、ひたすら頑張り続ける日々…そんな事もあり、緊張せずに気楽に話せるのかもしれませんね…何気ない会話でしたが、この後のめぐみん考えると、エモかったです…(*´ω`*)

 

みゆきちが参加してからのキャンサー戦後の会話。f:id:MSN04_key_1224:20230217120944j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217120953j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217121001j:image

アニメ本編ではあまり見られない、みゆきちが喋るシーンや、やけくそになり可愛いシーンなど、色々と見ることができます。また、演奏中はトランス状態に陥るといわれており、ガルデモとして、バンドをやっている間が楽しかったことが台詞から伝わってきますね…レブルアップ等を行ったときも、楽しそうにドラムスティック持ってますし…(*´ω`*)f:id:MSN04_key_1224:20230217121436j:image

 

ダンジョンで上の階へ進むシーン。f:id:MSN04_key_1224:20230217122147j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217122157j:image

まさかの次回予告を使った、大喜利でしたね…これはコラボイベントとしては、凄く嬉しかった部分の一つでした。ただ、ゆりっぺはこんなの作った覚えはないと言っており、死後の世界のギルドをモチーフにしている、新しいギルドではないかと可能性がありました。この事から、誰かが介入して(あるいは世界の力で)、このギルドを作った可能性があるのではないかと思います。

 

野球を行うシーン。野球は麻枝さんの趣味みたいで、他のkey作品にも野球ネタは入っていることが多いです。

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ボディランゲージで会話をして、野球を行い、ゲーム終了後、対戦チームは人が消えています。会話が出来なかった理由は謎でしたが、満足して対戦チームは消えたので、死後の世界の仕組みが働いているのでは?と考えたのだと思います。

 

倉庫で休憩を取るシーン。ここでゆりっぺ達は魂のありようについてと、みゆきちの過去が判明します。f:id:MSN04_key_1224:20230217145816j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217145824j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217145842j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217145850j:image

アニメでゆりっぺは死後の世界で神への復讐心で戦ってきましたが、色々とあり、死後の世界を改変し、神にも近しい存在になれるチャンスがありました。ですが、ゆりっぺは、SSSのメンバーが、満たされた気持ちになるのを見て、また、自分自身が心の奥底では、殺された家族を大事にしていたのと同じ気持ちぐらい、メンバーを大事にしていることに気付きそのチャンスを壊します。復讐だけにこだわってきたゆりっぺが、満たされていることに気付いた時でした。そしてゆりっぺはやっと、自分自身の人生を認め、次の生を楽しみにすることができ、死後の世界から卒業します。ヘブバンで、その気持ち(魂のありよう)に気付いた表現があり、受け入れていることがしっかりと伝わり、エモかったですね…(*´ω`*)(ただ今回は、かなでちゃんとこんなふうに遊びたかったから残ったと言っており、そのためかなでとゆりっぺは残っています。)

それと、死後の世界に巻き込んだのと、何故ギルドなのか説明がありました。f:id:MSN04_key_1224:20230217154448j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217154456j:image

キャンサーが現れるのは世界の力によりなのか、それとも誰かの介入によって現れるのか不明な点はありましたが、キャンサーを呼び出すことにも理由があり、また、仲間たちが考えた遊びがあったことから、死後の世界がないと用意できないため、巻き込んだことが判明しました。(死後の世界にしか、その時のSSSメンバーの発想は存在しないため。現世では出会ってないから不可能ですし、死後の世界で色々とあったからこそ、想像したものが作られいます。アニメでも、「この世界では命あるものは生まれない、けどカタチだけのものは生み出せる」「構成する仕組みと、作り出す方法さえ知っていれば、何も必要ない(無から生み出せる)」「本来あたしたちは、カタチだけのものに記憶で命を吹き込んできた」と記憶からカタチだけのものは生み出せるため、実際になかったはずのトラップもギルドにあるのではないかと思います。)

 

また、死後の世界ではガルデモとして、楽しんだみゆきちでしたが(毎日が文化祭みたいで楽しかったな…とアニメ12話で言っています。)どうしても過去のことがその後どうなったのかが気になり、今回残っています。(AngelBeats!のアニメだと、模範的な行動を行い青春を満喫したかなででも、音無にありがとうが伝えたくてずっと死後の世界に残っていたため、強い想いがあれば残れるのだと思います。その際、本来人生を満喫したはずの音無というイレギュラーな存在が、かなでの想いを達成するために、記憶喪失から世界に来ています。そのため、世界の力により、みゆきちのコスモスという思い出すためのポイントは、死後の世界では達成できなくても、イレギュラーな処理として、別の世界と合わさることが可能ではないかと思いました。)

 

そして、みゆきちの過去の話。学生時代に、こっくりさんをモチーフとした問題があったことでした。それが流行っており、問題しかないため、解決するために、生徒会で幽霊を呼び出し、問題ないことを証明しようと。ただ、それは最悪の結果を招き、みゆきちは幽霊に追い詰められているように感じて、タイミング悪く電車に轢かれて殺されてしまいます。みゆきちは昔から目立つことは嫌いで、注目されると緊張するタイプでしたが、面白半分で生徒からの投票があり、生徒会長を務めることになりました。そして今回実際は幽霊騒ぎなど本当はなく、ただ学校側の生徒数減少に歯止めが必要なため、学祭を盛り上げてほしいと依頼があり、生徒会でみゆきち除いてグルになってやった行為でした。その行為をすることで、みゆきちの反応を楽しみ、ドッキリのサプライズとして学校の印象をよくしようと。みゆきちを心の底では生徒会メンバーは気に入っていたのかもしれません。ですが、事故により亡くなってしまいます。しかもそれも誰かが肩を叩こうとしましたが、その前に叩かれても振り返るなと事前に生徒会のメンバーから伝えられていました。そのため、脅かすような形でみゆきちには捉えらてしまい、ホームの黄色い線の向こう側に出て電車に轢かれたため、叩こうとした生徒会メンバーの罪の意識は高まることに。みゆきちは、そういった悲惨な過去の持ち主でした。

 

みゆきちは、ドッキリとゆりっぺに言われるまで、幽霊騒ぎの真実を知らなかったので、死んだ時点では、生徒会メンバーのことも気になっていたはずですし、またその想いをずっと引きずりながら、死んだ世界戦線にいたのだと思います。幽霊騒動で色々と考えてしまうタイプなので、もしかしたら死後の世界では辛かったのかもしれません。だからこそ、ガルデモにいて、音楽をやっている間は他のことを忘れることが出来たのかもしれないと考えると、泣けますね…(´;ω;`)

そしてゆりっぺにドッキリと教えてもらい、真実を知った後でも、こう言います。f:id:MSN04_key_1224:20230217164744j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217164802j:image

みゆきちにとってドッキリだろうが、幽霊騒動だろうがどちらでもよく、きっと自分がいなくなった後の生徒会メンバーが不安で仕方なかったのだと思います。しかも、相手は殺す気はなかったのに、肩を叩いて安心させようとしただけなのに、その結果自分が亡くなってしまい、後悔を与えてしまったことに感情の爆発があり泣きながら話し、みゆきちの優しさと、悲しい事件であることが伝わってきてつらいですね…(´;ω;`)

 

2日目。月歌が基地と言うシーン。かなでは基地という言葉に過剰に反応します。f:id:MSN04_key_1224:20230217170219j:image

それをみたゆりっぺ。f:id:MSN04_key_1224:20230217170240j:image

ゆりっぺが気になるぐらい反応しており、他のシーンでも、アニメ版ではあまり会話のシーンがなかった、かなで自身の個性を楽しめるようになっていました。f:id:MSN04_key_1224:20230217170433j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217170458j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217170519j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217170530j:image

格好いいのにこだわったり、ユッキーが「キャラ、本当にそれで合ってんのか?」とツッコんだり、ノリノリだったりと、可愛いシーンも多く、アニメの続きとして楽しめる、新鮮かつ面白いシーンが多々ありましたね…"(∩`ω´∩)"

 

その後、月歌は、基地に行けないか考えます。f:id:MSN04_key_1224:20230217171108j:image

心霊写真や心霊映像として出来ないかと。アニメでは試したこともなかったですし、実際にこれで成功します。世界の力により成功するようになっていたのか、それともプログラミングでそうできるようになっていたのか分かりませんし、司令部に報告しても特に支障がなかったことから、ヘブバンの世界と死後の世界が繋がっているだけではない気がしますね…f:id:MSN04_key_1224:20230217172059j:image

また、実行する際にユッキーがUFOでも呼ぶような儀式は…と言っており、実際に似ている方法でやろうとしている方法が現実にもあるみたいで(確証はないですが)、UFOは未確認飛行物体のため、未確認の物体として考えると、死んた後の魂がある存在(ゆりっぺ達)は、未確認という考え方によっては近いものがあるかなと思うので、このやり方を実行しようと月歌は思ったのかもですね…

 

基地に着いた後、各々のメンバーが楽しむシーン。AngelBeats!の舞台では学校生活かつ、模範的に生活をしてこなかったため、好きな料理を選べなかったりと料理で感動するシーンが追加されていました。こういったシーンも含めて、アニメの続きだと考えると、ゆりっぺが女の子をしていたり、かなでがゆりっぺと食事するシーンはなかったので新しい会話や、みゆきちがどんな感じなのかと、新鮮なシーンを楽しめていいですね…(*´ω`*)

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みゆきちの笑顔や感想を聞くことがアニメではなかったので、可愛いくて最高ですね…"(∩`ω´∩)"

 

フレーバー通りでゆりっぺ達が楽しむシーン。死後の世界との違いや、各キャラクターごとの好きなことが少しわかります。f:id:MSN04_key_1224:20230217203614j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217203637j:image

まず、死後の世界には温泉やサウナがないこと。アニメでは病院がないとも言っていたため、死後の世界では、学校や寮以外は存在しないことが分かります。

 

次に雑貨屋。

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かなではメモ帳、みゆきちはマグカップ、ゆりっぺは栞に反応します。各キャラの違いが出てますね。かなでは真面目に授業を受けてきたからこそ、メモ帳という記入ができる雑貨、みゆきちはマグカップを選んだことから、お茶しながら話すのが好きなのだと思います。アニメでも、エンディングだとしおりんを引っ張っていたり、ヘブバンのストーリーでも、過去にかなと泳げるようになったら、海に行く約束をしていたりと、少ない人数の友達と遊ぶときには積極的な部分もあったので… そしてゆりっぺは、栞を選ぶことから読書が好きなのだと分かりました。ゆりっぺもリーダーをしたり、頭がいいと思うところが多々あったため、普段から本を読むことが好きなのかな?と思いましたので…

 

次にゲームセンター。f:id:MSN04_key_1224:20230217210336j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217210344j:image

銃や殺し合い等物騒なことは忘れて、ヒロイン同士で楽しく遊んでます。こんな世界が見たくて、物語の続きを書いてくれたんじゃないかと感じるほど、楽しくて幸せを実感できるシーンであり、エモかったです…(*´ω`*)

 

次にブティック。f:id:MSN04_key_1224:20230217211221j:image

かなでは服装に関してはまったく知らないと言っています。アニメでは、卒業式をしたことがない、とも言っており、もしかしたら病気等であまり動けない日々が続いていたのかもしれませんね…

 

最後に喫茶店f:id:MSN04_key_1224:20230217212726j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217212734j:image

茶店では、専用CGがあり、アニメで麻婆豆腐を美味しく食べていたかなでや、ゆりっぺやみゆきちが学食で食べていたシーンとは全然異なり、新鮮かつ幸福なシーンで、エモかったですね…(*´ω`*)

 

3日目。ヘリポートに向かうシーン。f:id:MSN04_key_1224:20230217214942j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217214951j:image

部屋から出ると、キャラごとに歩く速度が違っていたり、みゆきちの反応が一瞬遅れたりと、色々と凝っており、月歌とゆりっぺはリーダーらしく速いペースで、かなではマイペース、みゆきちはゆっくりな感じが伝わってきます…(*´ω`*)

 

ハブキャンサーを倒すための、道中のシーン。こんな会話があります。f:id:MSN04_key_1224:20230217215934j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230217220003j:image

アニメでは12話で、ゆりっぺの危機に対して、かなでが直感し、助けに行きました。今までゆりっぺ達とは戦ってきたにも関わらず、すぐに動こうと思うほど、ゆりっぺ達を大切に思っています。そこから、ゆりっぺはかなでに対して信頼があり、こうしてまた一緒に戦えることを喜んでおり、かなでもそれを受け入れて喜んでいます。エモい会話ですね…(*´ω`*)

 

キャンサーとの戦闘シーンでかなでがガードスキルを使うシーン。

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ヘブバンの世界で何故かかなではガードスキルを使えます。その結果、ゆりっぺは死後の世界のように死んでも問題ない前提で、いつも戦ってたように全力で戦うと伝えます。本来、この3人はヘブバンの世界には存在出来なく、死後の世界で魂があり、存在できる状態。ただ、死後の世界から現世に簡単に移動することが出来たことや、何故か電子軍人手帳を扱い、セラフが使える状態。死後の世界では、かなでの想いを達成するために、記憶喪失で音無が世界に来ることから、逆もしかりで、みゆきちの想いを達成するために、別世界に介入することも可能ではないか、そして介入後、想いを達成するためにヘブバン世界で死んでも、魂は同じで、死後の世界の力が働いているのであれば、別世界でもリセットが可能ではないかと考えました。もしくは、電子軍人手帳を扱えることから、死をリセットできる、そうプログラミングされていることがあるかもしれませんが…

また、ガードスキルが扱えるのは、死後の世界で、Angel playerというソフトを使用し開発していたとのことですが、Angel playerは死後の世界のルールを改変できるほどの力がある上に、名前から考えると、死後の世界だから使えるのではなく、天使もしくは天使に関連するものだから扱えるのでは?と思いました。(開発者も、この世界で愛が芽生え、一人去っていた彼女を待っているといい、アニメ最終話の音無と状況似ています。また、アニメでは死んだ世界戦線のメンバーが存在を知っても扱うことはなかったため、数に限りもありそうですし、前提として天使しか扱えなければゆりっぺは別の対抗策を考えるしかないので。)

それと、こういったガードスキルが扱えることもあり、アーカイブに残らない(月歌が体験した過去のストーリー?に入らない)のだとも思います。ガードスキルというチートスキルに近いものがずっと使えると、キャンサーを倒すのが楽になり、話がかなり変わってくるとも思うので。

 

ハブキャンサーを倒して、コスモスの花畑を見るシーン。

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まばらと言っており、みゆきちのお墓周りのコスモスの花畑とは違うことが分かります。また、コスモスの花畑からその後を思い出します。

 

She is Legendが、Crow Songをカバーし、歌うシーン。

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まず、この歌をGirls Dead Monster(死の怪物の少女達)を31A(ナービィに、29年前に死んだ人格を取り入れ、ヒト・ナービィとなっている)に歌ってもらってるのが、同じ死というテーマを取り扱い、そこからの見方が変わり、エモかったです…(*´ω`*) それと、ラストに食券が舞っており、これはオペレーション・トルネードをイメージしたものになっていていましたね…時間帯もアニメと同じで夕方に歌っているのでこのシーンも良かったですね…(*´∇`*)

 

ラスト。みゆきちが死んでから、死後の世界に来るまでの狭間の記憶を話すシーン。f:id:MSN04_key_1224:20230218152005j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152433j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152443j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152451j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152540j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152551j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152601j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152821j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218152609j:image

死後、お墓の前で生徒会のメンバーはそれぞれ罪の意識を持ち、それぞれ償っていくことを決意しますが、新之介だけは学校側の責任にして、運が悪かったと言い、自分が今後の人生を棒に振るほうが余計にみゆきちが心配すると言い、その場から去ります。残った3人のメンバーはそこから罪の意識に苛まれるように。そしてみゆきちも仲が良かった生徒会メンバーを引き裂いてしまったことを後悔します。f:id:MSN04_key_1224:20230218154137j:image

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生徒会を新之介以外はやめてしまい、幼なじみだったかなは、肩を叩いたのが自分であり、それによりみゆきちを殺してしまったと感じており、最初は、一緒に成長していくことが出来ない事(昔から幼なじみとして当たり前だった、年齢を重ねながら楽しむことや、突然一人になってしまった苦悩)や、一緒に海に行く約束を果たせなくなったことを後悔します。f:id:MSN04_key_1224:20230218164631j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218164813j:image

そして少しずつ心が壊れてきて、よくない男と付き合うように。

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何かから必死に逃げようとして、自分だけ未来に行こうにも、もうどこにも行けそうにもない、だから自殺して、みゆきちと一緒に暮らそうとし、今の現実や、この先に絶望しています。だけど、自殺は止められて、そのまま誰かと一緒に連れて行かれます。(この後のシーンで、新之介が死ぬなんて絶対許さないと言っているシーンがあるため、止めたのは新之介ではないかなと思います。自殺しようとしていたのを知っているのは、自殺しようとした時に周りにいた人間だけなので…)みゆきち視点からだと雨がずっと振り続けている、雨音だけが残っていると、かながずっと泣きながら悲しいんでいる、そしてそれは変わらずに続いていると、雨という言葉を使って表現しているように感じました。

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マユも少しずつおかしくなり、最初は、みゆきちと仲良くしたかったことを話し、全然みゆきちのことを知らなかった、今更だけど下の名前で呼ばしてほしいと思っていた感情を伝えます。下の名前で読んでもらうなどして、不器用ながらも少しずつ仲良くなるために距離を詰めようとしたのだと思います。f:id:MSN04_key_1224:20230218165226j:image
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しかし、なべが事件を起こして、どうしたらいいのか分からない状態に。みゆきちには自分のために生きてほしいと思われるものの、疲れたよと心が折れます。f:id:MSN04_key_1224:20230218171246j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218171254j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218171304j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218171312j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218171321j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218171329j:image

そして、罪の意識からおかしなセミナーに入り、お金を使うことで心の安寧を保とうとして、お金が払えなくなり、追い詰められます。みゆきち視点で、夜のことを闇として表現し、マユの気持ちが暗い場所に囚われている、光が全くない状態を示しているように感じました…
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なべも少しずつおかしくなります。最初はかなの面倒を見ていましたが、悪化する環境に疲れ果て、挙げ句の果てには男子生徒の頭を掴んで窓ガラスに叩きつけて傷を付けて、警察沙汰になり、停学させられます。f:id:MSN04_key_1224:20230218165932j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218170046j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218170100j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218170128j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218170136j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218170144j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218170422j:image
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そして、マユもかなも学校に来なくなり、自分も停学中、みんなが何しているか分からない、そういった出来事から、就職すら怪しいと不安になり、これもみゆきちの呪いによるもので、いつまで呪ったら許してくれるんだと叫びます。俺達の未来を許してくて、返してくれと。みゆきちはそれを聞いて、何も出来ない自分、否定するのを伝えることさえ出来ず、悪化する環境、自分の後悔から墓の中で泣き続けます。f:id:MSN04_key_1224:20230218173441j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218173451j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218173502j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218173512j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218173648j:image
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その後、ナイフを持ち、特定の誰かを追いかけて殺そうとし、見つける前に警察に追われ、誰かを殺したいほど追い詰められます。(この後、新之介が自分を倒せなかったと言うシーンがあるため、特定の人物は新之介ではないかと思います。)このシーンでは最初雷が鳴り、怒りが伝わってくると、みゆきちが喋っているのが相手に伝わらず、凄く痛ましいシーンでした…f:id:MSN04_key_1224:20230218174231j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174239j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174247j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174255j:image

元生徒会メンバーがどんどん追い詰められ、おかしくなり、みゆきちもどうしていいか分からず、心の中で助けを求めます。f:id:MSN04_key_1224:20230218174715j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174724j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174735j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174746j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174754j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218174802j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218175112j:image

そして新之介が現れ、なべとは殴り合うことで対話し、マユとはお金を集めて渡し、変な宗教とは縁を切れと言います。この間、ずっと雨が降り続けて、新之介が一番辛いという気持ちを表現しているようで、辛かったですね…(´;ω;`)f:id:MSN04_key_1224:20230218175445j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218175654j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218175704j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218175712j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218175719j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218180003j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218180229j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218180237j:image

そして、かなとも話し、新之介は、みゆきちはかなに生きてほしいと思っていると言いますが、血も涙もない新之介になんでわかるの、と言います。そして、それはずっと見てきたからだ、と。この時点で、新之介は少ない時間でみゆきちを見て、どんな人間なのかを考え、みゆきちの死後も次にどうすべきかを思っていたのがエモかったですね…(´;ω;`)また、このシーンでは本来聞こえないはずのみゆきちの声と、かなの声が重なると表現されてます。文字から、驚きを表現し、それを画面でタイミング合わせて両方とも表示させ、伝わりやすいようになっているのが、深かったですね…

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新之介は、自分はみゆきちに恋していたことを伝えて、告白するつもりまであったと言い、5年間ずっと見てきたと伝えます。新之介にとって、みゆきちの死は生徒会のメンバーの中でも一番辛く、今でも告白の手紙と渡すはずだったコスモスの花束を枯れていても机の上に置いていると言います。f:id:MSN04_key_1224:20230218181351j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218181804j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218181820j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218181828j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218181838j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218181846j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218181856j:image

そして新之介は、みゆきちのことを大事に思っているからこそ、すべては終わったことだと考え、みゆきちをゆっくり休ませるためにも、次に進むべきだと言います。他の元生徒会メンバーが我を失うほどの絶望をしている中、新之介はたった一人、みゆきちのことを真剣に考え、辛くても進んできました。ここの台詞は深すぎて、凄く泣きましたね…(´;ω;`)f:id:MSN04_key_1224:20230218182342j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218182350j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218182356j:image

新之介はやりたい事があり、生徒会には残り、他のメンバーがいなくても一人で頑張ってきました。そのやりたい事は、みゆきちが眠っている場所に、コスモスの花畑を作り、生徒会メンバーのみんなが集まることでした。それをかな、マユ、なべに伝えます。このシーンも表現上手かったですね…黒色の中に白色の文字で、絶望的な中、白色の文字が強調されるようにみゆきちが喋り、そして、白色の中に黒文字で新之介がやりたい事を話し、白色で希望が見えた中、黒色の文字でしっかりと意思を伝える…読者の気持ちが晴れやかになる、感動的な演出でした…(ó﹏ò。)f:id:MSN04_key_1224:20230218183615j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183627j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183639j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183654j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183707j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183719j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183732j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183742j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183756j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183806j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183817j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183830j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183845j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183854j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183904j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183912j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183921j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183930j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183939j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183949j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218183957j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218184009j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218184017j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218184026j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218184033j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218184040j:image

そして、目的であるコスモスの花畑を作り、集まります。澄み切った表情で集まる生徒会メンバーや、大好きなコスモスの花畑を見て、みゆきちは天国のようだと思います。マユは新之介の頑張りに感謝し、結果的に、学校の活動も注目されることになります。元々、学祭で盛り上げて活動注目させる予定だったのが、みゆきちの死を持って、新之介の頑張りにより、結果的に注目されるようになったのはみゆきちの死は、決して無駄ではなかったと感じ、感動しました…(ó﹏ò。)

新之介はみゆきちが、生徒会のメンバーが好きだったから出来た、ただそれだけのことと言います。ただ、短い時間の中ですべてをやりきり、疲れますが、かな、マユ、なべはやってくれた行為に感動し、これからやりたい事を見つけて行こう、頑張ろうとなべやマユが言います。そして、みゆきちの死で歩むことは出来なくなってしまっていたかなが、この場所を守り続けると共に、歩き出そうと言います。かながついにみゆきちを休ませる決断と、未来に進む決断が出来た瞬間で、エモかったです…(*´ω`*)

それをみゆきちは受け入れて、みんなの場所になることを願い、さようならと言います。そしてみゆきちの存在に気付いたのか、それとも気のせいか分からないような感じで、新之介が少し振り向きこのシーンは終わります。

ゆりっぺとかなでにはみゆきちはここまでの話を行い、思いは晴れたことを伝えます。そして、それ以降の続きの話は心の中に思い留め、話しませんでした。

ここまでの過去のシーンは凄く泣きましたね…(´;ω;`) 罪悪感から残りの人生の未来が見えなくなるほどの絶望がありました。そしてそれを解決してくれたのが、初恋をして告白する、たった一つの願いさえ叶えられなくなった新之介が、前までみゆきちがいたであろう生徒会に一人で残り、元の生徒会メンバーの誰に協力してもらうこともなく、高校生という若さで目的のために頑張りぬいたこと。色々な思いがあっただろうに、強く生き、元の生徒会メンバーが好きだったから、みゆきちが大好きだったからこそ出来た行動…深すぎて泣けます…(´;ω;`)

そしてようやく出来たコスモスの花畑、そこに集まった元の生徒会メンバーの幸せそうな前の表情を見た時、やりきったんだなと感じ、涙が止まりませんでした…(ó﹏ò。) その後マユとの会話で、新之介は「ただ、それだけだよ」と、少ない言葉でやってきたことを語り、言葉の深さにまた泣きましたね…( ;∀;)

また、みゆきちはゆりっぺとかなでにはここまでしか話さずにいたのは、この後の話が、コスモスの花畑に残ったのが自分だけになってしまったから、だから心配してくれた二人にはみんなの居場所となり、コスモスの花畑はあったんだ、みゆきちは別れを告げることが出来たんだと、ハッピーエンドで終わらせたかったのではないかと思います…もしそうだとしたら、みゆきちの優しさが心に沁みますね…(´;ω;`)

 

ゆりっぺ達も、思いに対して回答します。
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ゆりっぺも、かなでも、みんなと遊びたいという思いが叶い、満足し、心残りがないことを伝えています。

 

そして話の続き。コスモスの花畑からは、時間が経ち、人は歩み続けるので、一人ずつ結婚して去っていきました。

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ここのシーンですが、コスモスの花びらと一緒にいなくなる演出、花びらが風に乗って飛んでいって忘れ去られるようなイメージと重ねた部分を感じて、エモかったですね…(*´ω`*)

 

最後まで残ったのは新之介でした。f:id:MSN04_key_1224:20230218193608j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193619j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193630j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193642j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193654j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193705j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193713j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193725j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193736j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193747j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193757j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193812j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193823j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193834j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193849j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193902j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193913j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193926j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193937j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218193948j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194002j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194012j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194022j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194035j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194044j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194109j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194120j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194130j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194141j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194153j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194210j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194220j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194230j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194238j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194248j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194257j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194305j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194313j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194320j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194328j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194345j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194357j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194407j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194415j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194423j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194431j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194438j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194445j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194452j:imagef:id:MSN04_key_1224:20230218194501j:image

30年後、新之介は想いを伝えます。

新之介はもうパートナーが現世にいて、人は進まないと行けないため、みゆきちのことを忘れようと思うと。なぜなら、今でもみゆきちのことは好きだからと。だから、自分も忘れて次に進むから、未来に向かって生きるから、みゆきちも今(死後の世界)を忘れて、次に進みなさいと言います。それが人の生きる人生だと。言った後、新之介はコスモスの花畑を去ります。

みゆきちは30年間も続く恋に驚き、そして去っていく新之介の背中を見えなくなるまで立っていました。風に吹かれるコスモスだけが残り、恋の終わりを感じ、だけど未来に向けて、心は満たされていると言います。そして、次の生に踏み出すと言い、一番の宝物が流れます。

このシーンもエモすぎて、凄く泣きました…(´;ω;`)

たったの数ヶ月しか生徒会としての付き合いはなかったのに、それでも30年間という長い時間、しかもパートナーが出来ても初恋を忘れない気持ち…みゆきち(コスモスの花畑)から去らないと、とてもじゃないが忘れれない気持ち…深すぎます。そしてみゆきちも生徒会のため、自分のために頑張ってくれた彼を忘れることが出来ず、去っていく背中をずっと見て、最期に決意します。次の生を楽しみにして、歩き出すと。この言葉のタイミングで一番の宝物が流れるのも、言葉の繋がりから過去と未来を分けているようで、エモすぎて泣きました…(´;ω;`)

また、一番の宝物の歌詞として流れるのは、

裾が濡れたなら
乾くの待てばいい
水音をたてて跳ねた

きみが教えてくれたんだ もう恐くない
握っていてくれたこの手を離さなきゃだめだ

ひとりでもゆくよ 死にたくなっても
声が聞こえるよ 死んではいけないと
例え辛くても 闇に閉ざされても
心の奥には 明かりが灯ってるよ

巡って流れて 時は移ろいだ
もう何があったか 思い出せないけど
目を閉じてみれば みんなの笑い声
なぜかそれが今一番の宝物

が流れます。新之介がもう生徒会のメンバーは大丈夫、自分は大丈夫だからもう恐くないから、この手を離す(みゆきちも未来に進むんだ)と表現し、みゆきちの中には例え辛くても心の奥にはコスモスの花畑の出来事があるんだ、明かりは灯っている、そして次の生で時が移ろいでも、みゆきちが経験したコスモスの花畑に集まる生徒会の幸せそうな表情(みんなの笑い声)はある、思い出せなくてもそれが一番の宝物になっているように歌詞感じ、エモかったです…(*´ω`*)

今回のイメージイラストと、最後の感想。まず、イメージイラストはこんな風になっていました。f:id:MSN04_key_1224:20230218020100j:image

左側にみゆきちがおり、真ん中に月歌がいます。向きが反対なのは、みゆきちの右側にAngelBeats!のオープニングで出てきたピアノがあることから、自分はあのピアノは死んだ世界戦線のメンバーの人生を、イメージしているものだと思っており(アニメのオープニングでかなでがピアノを弾くことで、人生をかなでている、魂のありようをかなでているのかなぁと。)その人生に決着を付けて未来に進もうとしてるからみゆきちは左側を向き、月歌は今は止まっており、ストーリーも過去の出来事ではないかと自分は考えているため、過去を振り返っているから右側を向いているのかなぁと。

また、ピアノで鍵版蓋を閉じており、その上にゆりっぺが座っています。これは自分の人生は死後の世界で満喫したことを示しているのかなぁと感じました。f:id:MSN04_key_1224:20230218022407j:image

そして感想。今回タイトルに使われたコスモスという花ですが、花言葉は色により違いがあるみたいで、黒色のコスモスだと「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」という意味があるようで、今回の作品にはぴったりだなと感じました。また、黒色は死のイメージがあり、ピンク色のコスモスだと花言葉として、「純潔」があるようです。黒色(死)を介して、「恋の思い出」「恋の終わり」「移り変わらぬ気持ち」を体験し、そして、みゆきちは死してもなお生徒会メンバーを大事にしており「純潔」であった…と考えると中々エモいものがありますね…(*´ω`*)

今回の話に関しては、ゆりっぺがかなでと女の子らしく仲良く遊ぶ話や、みゆきち√と新しい話、そしてアニメではあまり見ることが出来なかったかなでのキャラを見ることができ、最高のストーリーでした(≧∇≦)

今回書いた内容は、考察に関してもかなり甘い状態であくまで自分の中で感じたこととして記入しただけですので、各々で楽しんでいただければと思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました(* > <)⁾⁾

CLANNAD アニメ感想

CLANNADアニメ感想

 

CLANNADのアニメで、各話ごとにまとめた感想です。KanonAIRCLANNADアニメを見てない方や、ネタバレを知りたくない方、KanonAIRCLANNADのゲームをされていない方も、ブラウザバックもしくは、ページを閉じることを推奨します。ネタバレをされても問題なければ、読んでいただけると幸いです。

 

第1話。朋也のいつか何か変わるんだろうか?という疑問から物語が始まります。

朋也にとって、バスケという自分自身が頑張ってきたものを無くし、ただ毎日を何となく生きる日々…色もモノクロで、無気力な日々をイメージする感じになっています。クラナドを人生で例えた時に、その人生という過酷さにまだ踏み入れていない、これから知っていくという、誰もが一度は生まれてから経験したことがあるかもしれない、現実を実感するまでのイメージ表現がありますね…

 

この学校は好きですか?のシーン。

「私はとってもとっても好きです。でも何もかも変わらずにはいられないです。楽しいこととか、嬉しいこととか全部、全部変わらずにはいられないです。それでも、この場所が好きでいられますか?」と続けます。学校の中の環境が変わり、自分自身を励ますシーン。この台詞は名言ですよね…人生を言葉で表現した場合に、こんなにグッとくる台詞は中々ないと思います。このシーンでは学校が対象になっていますが、好きな対象を現在住んでいるところや、生まれ育った町で考えると、現在幸福に満ちている環境を好きであっても、周りの親しい人は結婚や就職、亡くなったりと環境は変わりますし、不景気や自然災害等で環境が変わるかもしれません。もちろん楽しいことや嬉しいこともいっぱいあるのでしょうが、そうなってしまった時に、それでもこの場所が好きでいられるかと。抽象的ではありますが、何か大切にしていけるものがあるかと問いかけがあるようでエモイ台詞だと思います…(*´ω`*)

また、このシーンは話している途中(何もかも変わらずにはいられないと言い、渚が上を向くシーン)で一瞬だけ色が付き、モノクロに戻ります。渚の存在を町だと捉えると、色が付くという表現で、町としては変わっていくことを受け入れ進んでいるようで、クラナドの町を使ったテーマをこの一瞬で表現して、エモかったですね…(渚ではなく、町の問いかけとして、それでもこの場所が好きでいられますかと問いかけているようにも感じれてさらによかったです…)

そして朋也は、見つければいいだろ。と言います。

次の楽しいこととか嬉しいことを見つければいいだけだろと。渚にとって、学校に行く勇気を与えてもらえた瞬間でした。目の前にある恐れよりも、前向きに考え、楽しいことや嬉しいことを見つければいいと。このシーンで色が付き、風が吹く演出がありますが、渚(町)にとって、新しい挑戦(モノクロからの変化)や、それを運んでくれたと丁寧に演出されているようで、エモイですね…(*´ω`*)

このシーンは、後にAfterStoryで朋也が声をかけなければ坂を下りていることから、あんぱんだけでは勇気が足りず、朋也の台詞がとても重要だと分かるようになっています。

俺達は登り始める。長い、長い坂道を。と言い、物語は始まります。坂道を登る、坂道を上るという表現で、のぼるの書き方も2種類ありますが、上るはだんだんと高度を上げていく所をのぼる、登るは急傾斜の山道を努力してもしくは労力を費やしてのぼると、違いがあり、坂道を人生の道として表現した場合に、その道を努力や労力を費やして登るという表現がエモイですね…また、アニメの途中で一度も登りきったとは言っておらず、汐が産まれ渚と三人で生活できるようになっても、まだ坂道は続いていると感じれるようになってましたね…(*´ω`*)

 

そしてオープニング。透き通る夢を見ていたから始まります。

表現が雪野原なため、透き通る夢は朋也がロボットを介して見ている風景ではないかと思います。また、柔らかい永遠と言っているのは幻想世界のロボットの心境を表現しているのではないかと思います。

 

続いて、風のような微かな声が高い空から僕を呼んでいる このまま飛び立てばどこにだって行けると歌っています。

「風のような微かな声が高い空から僕を呼んでいる」のは、アニメのラストで光の玉が空に行っていたこともあり、町の声なのではと考えました。それとこのシーンは、もし朋也ループ説があるなら、朋也が光の玉を集めるために、汐死後に幻想世界で体験し、幻想世界から送り出されるシーンをアニメのオープニングで表現したシーンではないかと思いました。

そして歌詞は「このまま飛べ立てばどこにだって行ける」と、映像が幻想世界の少女→風子→光の玉二つ(この後汐が出てくるので、渚と朋也の光の玉ではと思いました)→ひまわり畑を走る汐→CLANNADのタイトルという感じで変わっています。飛び立つことで辿り着きたかった世界に行くことができ、ひまわり畑を走る汐(ひまわりは花言葉で憧れという意味、朋也が願った憧れの家族、その中で走る汐)がCLANNADという(clan(大家族)にadd(追加))を、どこにだって行けると表現したのではないかと思いました。

また、このシーンでは光の玉は左から右へ動き、汐の影は右から左へと移動しています。走るシーンの前提として、映像では右から左に移動する方がしっくりとくるようになっています。そのため、違和感を持たせたいとき、印象を強く残す場合には、例えば横にスクロールするゲーム(マリオ等)や、舞台で敵役を倒すとき等、左から右へと移動するようになっており、オープニングで一瞬出てきた光の玉を強調させるために、左から右へと動いています。映像の一瞬でどのシーンも印象付けさせる、汐および光の玉の演出が凄く凝っていました…(゚∀゚) それと、人間は無意識に左回りをする癖があり、例えばコンビニの中では左回りが多かったり、陸上競技のトラックは左回りで走ったりします。そういった左回りという癖がある中、汐は右から左へと走っており、汐が生きているのが現実で、光の玉はその逆方向に動いていることから、違和感を持たせる不思議な現象(幻想)のイメージがあり、CLANNADの作品の一部を表現しているようで、エモかったです…(*^^*)

歌詞の話に戻ります。歌詞は続いて、重ねた手と手の中に 小さな未来が見えたら 光の中揺らめいた 言葉も想いも全部 遥かな君まで 残さず伝えて きっと と続きます。

各キャラの映像が流れる→汐の後ろ姿→渚が桜の中で笑う→幻想世界の光の玉(このシーンでも左から右に動いています)と表現されており、「重ねた手と手の中には小さな未来が見えたら」の部分は、渚と朋也と汐のことを示し、「光の中揺らめいた言葉も想いも全部」の部分は、町に住んでいる人達の言葉や想いが光の玉として、たくさんの揺らめきがあるのだと思いました。そして朋也や、町に住んでいる人達の(各キャラクターを映像として流すことで町に住む人達の想いがそれぞれあることを表現している)幸せや辿ってきた道(汐が出ているため、渚が亡くなった後の朋也の想いや汐の想いも含む)を、歌詞の「遥かな君まで(渚のこと)残さず伝えてきっと」と繋がるのではとオープニングの歌詞からは感じました。

 

タイトル表示のシーン。このシーンでは木しかなく、光の玉が表示ありません。話が進むごとに、光の玉が増えていく表現となっています。

また、この木はAfterStoryで、秋生さんが病院が建つ場所(渚が町と同化した場所)に何本か残してもらうと言っており、その木のことだと思います。

 

幻想世界の話のシーン。ここは終わってしまった世界とロボットは言います。後に再度記述しますが、終わってしまった世界と断言していることから、このロボットは朋也説や世界のループ説があることから、汐が亡くなった後の、朋也が迷い込んだ世界ではないかと思います。(僕は生まれていないとロボットは言っており、迷い込んだ可能性は高いかと。)

 

朋也の登校シーン。登校前に他のクラスメイトは進路や受験の話で盛り上がっており、朋也たちのことはほっとけと言います。こういった何気ない進学校だからこその会話が、朋也が空っぽであると遠回しに表現されていますね…

 

渚が一人で食事しているのを見て、朋也が声をかけるシーン。渚の学校での環境を聞き、部活動をやることや友達の作り方を教える等、朋也の面倒見の良さと優しさを感じるシーンでした。こうして少しずつ渚に勇気を与えているのがエモイですね…(*´ω`*)

演劇部が活動休止しており、渚が落ち込むシーン。朋也は休止なら条件が揃えば活動できる、俺も手伝うから、もうひと頑張りしてみたらどうだと伝えます。渚は疑問を持ち、どうしてこんなに親切にしてくださるんですか、会ったばかりの私に…と言います。朋也はそれに対してどうしてだろうなと自分でも分かっていない感じでした。それを聞き、渚は微笑みます。

渚にとって、朋也の言葉は、本心から手伝いたいと伝わる温かい言葉だと感じ、自然と微笑んだのだと思います。渚のそう感じることが出来る心の温かさ、また、この二人だからこそ通じ合える空気がエモかったですね…笑顔もすごく可愛かったです(*´ω`)

 

秋生さん、早苗さん初登場シーン。和気藹々としていて、いい家族だと伝わるシーンでした。

名前がまず古河と、河は川よりも大きな河という意味で、古い河(古い大きな河)から、秋生さん、早苗さんと稲穂に関係ありそうな名前でした。(稲穂は小さな手のひらの歌詞で出てきます)名前から意味を考えると、古くて大きな河に早く苗を植え、そして秋に生まれて、渚という海の波に関する名前になっています。最初は古くて大きい河から海の波とスケールが大きくなり、新しい命が生まれる時の流れを感じ、エモイですね…(*´ω`*)

 

朋也が古河家で家族を感じ、親父に対して気遣いするシーン。朋也は親父、父さんと言いますが、朋也の親父は朋也くんと他人行儀の言い方をします。朋也にとってやりがいであったバスケが出来なくなってしまったことをずっと恨んでいるわけでもなく、何もなくても親のことを大事にしているのが、言葉から伝わります。ただ、朋也の親父にとってはバスケを出来なくさせてしまったことをきっとすごく悔やんでおり、日々の疲れと共に、病んでしまって息子との距離感が分からなくなってしまったのだと思います。そういったすれ違いから、元々面倒見が良かったり、人が好きだった朋也にとって、親に距離を置かれてしまい、他人行儀みたいに扱われるのはやるせなく、許せない行為だったのだと思います…お互いにとって辛いですね…( ノД`)

 

2話。もしよろしければ、あなたをお連れしましょうか?この町の願いが叶う場所にと言うシーン。

お芝居したい内容でしたが、渚(町と同化して、町の意思とも思える)が願いが叶う場所に連れていくというのは、台詞がエモかったですね…(*´ω`*) また、朋也がもしループをしている説があるとしたら、この時点で渚からヒントをもらっていたとも分かるシーンでした。

 

春原が智代に対して、喧嘩を売るシーン。

智代は、「こんなことは、これで終わりにして欲しいものだが…けど、お前たちを見ていると、少しだけ懐かしい気もするな…」と言います。智代にとって中学生時代の思い出は何とも言えないもので、この学校に来たのは桜並木を残すことでしたが、智代にとって周りが真面目な生徒が多い中、こうして馬鹿なことをしてくれる学生というのは、何かしらの中学生時代に感じていたことを思い出させてくれるもので、複雑な心境を思い出す、何とも言えない気持ちを表現しているシーンでしたね…

 

演劇部の部員募集のために、チラシを作成するシーン。

このシーンでは、朋也が演劇部には入らないと言い、退屈しのぎとしてやっているのが分かるシーンで、それを聞いて落ち込んだ渚に対して、好きな物を描かせ、だんご大家族をチラシに描くシーンでした。チラシとしてはだんごが目立つような感じになっていますが、このチラシ、演劇部でお芝居したい内容が、願いが叶う場所への幻想世界の話で、それをだんご大家族で囲み、アニメラストで、町は大きな家族、だんご大家族という答えに繋がるようなチラシとなっておりエモイですね…(*´ω`*)

また、このシーンではだんご大家族のイラストに対してツッコミがあり、渚はショックを受けますが、それをとんかつ!と言うことで、好きなおかずを自分へのご褒美として励まします。渚はそれを変ですよねと言いますが、朋也はそれを肯定し、さらにだんご大家族を買って帰ろうと、落ち込んでいる渚を励まします。朋也のこういうストレートな言葉と、優しさがエモイシーンでもありました…(´▽`)

 

春原が、演劇部募集のチラシを貼っている朋也に声をかけるシーン。春原は朋也が部活なんて忌まわしいものに興味を持つなんて驚いたよ、部活する連中なんて吐き気がするぐらい嫌い、って思っていたと言います。朋也はそれに対して怒りを持ち、春原は表情から気付いたのか、そのうち詳しく聞かせてもらうさと言い何とも言えない表情をしながら別れます。

このシーンから気遣いなんていらない、思っていたことをそのまま言い合える親友関係である、またお互いが細かく色々なところを見ていると伝わるシーンでしたね…

 

朋也がだんごを買ってきて、自分でだんご大家族の和菓子を作るシーン。朋也の親父はそれに気付き、声をかけます。

このシーンでは、朋也からすると他人行儀で自分に近づいてくる親父に、だんごを触られたことで、渚との思い出に入ってきて関わってほしくない嫌気がさし、怒りからだんごを持ち出して家から出ていきます。ただ、この場面朋也の親父からすると、普段家に夜遅くまで帰ってこない息子が帰ってきて、何かをやろうとしている、距離感が分からなくなっているからこそ、少しでもきっかけを作り父親として仲良くしたいという気持ちが見えてきて、何とも言えないシーンになっていましたね…

 

渚が朋也と一緒にバスケをしたいと言うシーン。渚は、クラスの中にもなじめず、親しい先生や友達がいない中、朋也に演劇部再建のために色々としてもらっていることに、楽しい時間と、感謝があり、少しでも恩返しがしたく、朋也にバスケが嫌いでないのであれば、私と一緒にバスケやりませんかと言います。翌日雨が降る中、体が弱いと分かっていても朋也が来るまでずっと待ち続けていました。それも雨に濡れない場所に移動するわけでもなく、私がいない間に岡崎さんが来たら会えなくなると思い同じ場所に居続けました。そして朋也が「俺が来るなんて保障ないだろ!」と言いますが、渚は、「でも、来てくれました。」とたった一言だけ優しい声で言います。たった数日の出会いで、相手のことを想い、ここまですることが出来る渚の優しさが伝わるエモイシーンでしたね…(*´ω`*)

また、このシーンでは朋也が渚を見つけ、「古河!」と呼び、近くまで行った後に渚に制服を着せ、その時にやっと渚は「岡崎さん…」と言っており、近くに来ても制服を着せてもらうまで気付かないぐらい、体調が悪い中待っていることが分かるようになっている、細かいシーンでしたね…

 

3話。渚が元気になり登校し、校内で朋也を見つけるシーン。

渚は自分自身が朋也に対してバスケが出来ないのを知らず、バスケをさせてしまったことで傷つけてしまったのではないかと後悔し、朋也に対してどうすべきか迷いますが、ハンバーグと言い、自分自身を励まし、笑顔で手を振る勇気を見せます。引っ込み思案な渚が、初めて自分からこの関係を大事にしたいと考え、行動しており、笑顔が可愛い、エモイシーンでした…(*´ω`) また、その後に涙を流すシーンも印象的でしたね…

その後、渚は涙を流した後、「ほんと、バカですよね…」と言いますが、朋也は無言で、涙が付いたあんぱんを奪い、1口サイズだけちぎり、渚が止める間もなく、朋也はパンを食べます。

この表現、凄くいいですよね…言葉ですぐに伝えるのではなく、渚の涙が付いて、開封前のきれいな状態ではなく、少し変わった状態の食べ物を、何も言わずに、渚が気付いて止める暇もないぐらいの早さで食べることで、朋也なりの渚を大事に考えた行動をしているのがエモかったです…(*´ω`)

そして、朋也はこう言います。「お前、バカかもしれないけどさ、それでいいと思う。俺もそうだからな。同じ場所にいる。世渡りが上手かったり、巧妙に駆け引きする奴らから、遠い場所だ。しんどいこともあるだろうけど、一人で泣いているぐらいだったら、俺を呼べよ」と。

朋也なりの自分と周りを考えた時の励まし方でした。このシーンでは、同じ場所にいるという言葉を使いながら、空を見ている表現が、自分たちはまだ低い位置の場所にいるが、これから先、進んでいこう、一人で泣いて立ち止まるぐらいなら俺を呼んでしんどくても進んでいこうと、坂を少しずつ登り始めたことが分かる、エモイシーンでした…(*´ω`*)

また、このシーンでは失敗してしまった渚に対して、バカかもしれないけど、それでいいと思うと伝えているのが、まるで現実で自分が何かしらの失敗があった場合に、それは他人から見るとバカなことかもしれないが、それでいい、だからこそ頑張って人生という坂道を登ろうとも考えることができ、自己愛を高めるための名言となっていましたね…(*´ω`*)

 

4話。演劇部の部員募集を生徒会によって止められるシーン。渚は渚なりにがんばっててみますが、ルールは、ルールだからと生徒会に言われてしまいます。それを聞いて朋也は、「諦めるな。まだ何か方法があるはずだ。なければ作り出すまでだ。こんなことで、お前の夢を捨てるな」と言います。朋也もどうしようもない理由でバスケを続けるという夢が断たれ、必死に頑張っている渚を見て何とかしてあげたいという気持ちや、朋也と同じ場所におり、周りからハブられてしまった渚を見て先に進んでほしいと背中を押したり、そしてそれを聞いて嬉しくなる渚がエモイですね…(*´ω`)

 

風子が朋也を変な人と呼ぶシーン。風子にとって、校内は進学生が多く、自分の勉強や部活に忙しい生徒が多い中、自分自身の傷を心配する朋也はレアだったのだと思います。そのため、変な人の呼ばれ方だったのかなと。また、風子は光の玉が大きく関係している存在で、朋也は幻想世界のロボットだった時がある可能性を考えると、そういった意味でも変な人扱いだったのかもですね…

 

風子が結婚式に来てほしいと朋也にお願いするシーン。風子の姉は、3年前まで勤めていた先生で、先生を知っている生徒は一人もいない中、それを理解したうえでも頑張って集めようとします。風子の願いの強さが分かるシーンでしたね…

 

春原が智代を男ではないかと疑い、色々と行動するシーン。智代はその話を朋也から聞いて、普通の女の子として振る舞おうとしていたのに、それが出来ていないことにショックを受けていました。智代にとって、中学生時代から普通の学生生活を送ってこなかったことからの感性のずれ(不良には手を下すこと)が目立ち、また智代にとって、こういった出来事があることから、普段の行い以外にも、今後努力や勉強で高い場所まで行ったことが、他のキャラよりも目立つ構成となっているのが伝わるシーンでしたね…

 

春原が演劇部の部員集めを手伝うと言うシーン。春原は案として、生徒会に言われているのであれば、生徒会長を暴力により考え方を変える案を提案しますが、渚は暴力は駄目と否定します。そして渚は「でも、お気持ちは嬉しいです。是非、力を貸してください。」とお願いします。暴力の案から提案してくるちょっと変わった生徒でも、渚は気持ちで考え、公平に接しており、優しさが伝わるシーンでしたね…(*´ω`)

 

5話。風子の姉の公子さん家を訪ね、朋也のことをボーイフレンドとからかわれるシーン。渚は一度朋也の彼女ではない、もっと素敵な人が似合ってると否定しますが、朋也に彼女がいないことを聞いてすぐに気になったり(行動と言葉が合っていない表現)、渚の照れ顔や、目の動きが公子さんに向いたり、朋也に向いたり、目をつむったりと動揺している表現が上手くてかわいかったですね…(*´ω`)

 

公子さんに風子の話を聞くシーン。公子さんが風子のことを話すとき、風が吹く演出や、光の玉が飛んでいくシーンがありました。そして、妹が大変な状態なのに、結婚して幸せになっていいのか迷っていると言います。風が吹く表現に関しては、AfterStoryで汐が高熱を出したシーンでもありましたし、町として光の玉が関係し、何か大変なことがあった場合に表現されており、また光の玉が飛んでいくのは風子(存在が光の玉による奇跡である)が、確認しにきたのではないかと思います。そういった演出があることで、風子は今後、尚の事頑張ろうというのが伝わりやすくなっているシーンでしたね…

 

風子のことを信じ、渚が風子を手伝ってあげたいと言うシーン。渚はとても不思議だけど、風子が嘘を言っているようには思えないと言います。渚(町の存在)にとって、光の玉(誰かの幸せの願い)を叶えてあげたい、また、風子がそういう存在であるからこそ、本当のことだと感じるのではないかと思います。そして手伝いたいと。朋也が一人で頑張って皆の幸せ(光の玉の発生)を行うのではなく、一番最初は渚からきっかけを作り、協力し合いながら、願いが叶う場所へとたどり着くストーリーとなっているのがエモイですね…(*´ω`)


風子が一度は授業を受けてみたかったと言うシーン。朋也はそれを聞いて、春原や杏に電話し、学校の休みの日に集まってもらいます。朋也の、春原や杏を親友だと思っているからこその行動力、面倒見の良さ、また、春原や杏達の休みの日でも集まってくれて、人の良さが伝わる、いいシーンでした…(*´ω`)

 

風子が授業を受けるシーン。先生役の早苗さんは、「ここにいる人はみんな、風子ちゃんの友達で、クラスメイトなんですよ。」と言います。風子はそれを聞いて凄く嬉しそうな表情になります。風子にとって、入学してから、一度も授業を受けれずに2年経過し、初めての高校生活でした。春原や藤林姉妹はヒトデをもらったことがある接点しかありませんが、楽しそうな空間づくりをしてくれたり、渚や朋也も普段と同じ学生生活の気分で参加してくれたりと、風子にとってゆったりとできる、幸せな空間が伝わるシーンでした…(*´ω`)

 

6話。カエルの彫刻シーン。

まさかのkanonネタでしたね…(笑) 元ネタは、名雪が抱き枕代わりにしている大きなカエルのぬいぐるみです。

 

公子さんを創立者祭に来ませんかと朋也と渚が伝えるシーン。公子さんは行くことを決め、それは風子が入学したら一緒に行く約束を思い出し、それを病院で寝ている風子に伝えたいという意思があってのものでした。それを聞いて渚は動揺し、泣きながら「きっと、喜んでくれると思います…」と言います。

このシーンは渚がどれだけ思いやりの強い子か分かるシーンでしたね…風子とも、公子さんとも長い時間、接点があったわけでもなく、公子さんにとっては辛い出来事ではありますが、その悲しみをすごく考え、そして風子と公子さんが幸せになるのを泣きながら祝福しようとする渚の良さが伝わり、エモかったです…(*´ω`*)

 

風子が徹夜し、朋也が風子を負ぶって学校まで連れて行くシーン。朋也は風子を見て、「こいつも、もう少し他人に気を許せばいいのにな…いつも小動物みたいに警戒してさ…」と言います。

この台詞から、他人を警戒する風子が、ヒトデの彫刻を作り、それを見ず知らずの生徒に一人で渡す活動をしていたのが、どれだけ大変だったか伝わるシーンでした。だからこそ、こうして心を許すことが出来る人と一緒にいるシーンでは良さが分かりますね…

そして、この後のシーンでは風子が目を覚まし、そこはかとなく最悪ですと朋也にいいます。そんなに悪くない、と渚に微妙なフォローをされますが、風子が降りるまでに、たんぽぽが映るシーンがありました。たんぽぽの花言葉は幸せという意味があり、素直に喋れない風子の気持ちを表しているようでエモかったですね…(*´ω`)

 

風子の頑張る姿を見て、渚も演劇部の部員募集を頑張ろうと決意するシーン。アニメでは、こういった部活が成り立つまでの話を含めて、風子√があったことにより渚の頑張ろうという、前向きな気持ちへと繋がっていました。

 

三井さんと風子が会うシーン。三井さんは風子がずっとヒトデを渡す活動を続けていたことに驚きます。そして風子はもう一度ヒトデを渡し、今度は三井さんに受け取ってもらいます。三井さんは、テスト前とかではなければ行けるかもしれない、頑張ってくださいねと伝えた後にその場を離れ、それを聞いた風子は喜びます。風子の表情から、あまり期待できない感じから、頑張ってくださいねと応援までされ感動し、高校生活初めての友達に伝えることができ、自分にとってかけがえのない出来事であり、凄く嬉しくなったのが表現されており、このシーンは泣けましたね…( ;∀;)

このシーンは、演出も最高でした…生徒が走り回っている中、静かになっている三井さんと風子。前回ひと悶着あったため、どうすればいいかお互い分からなくなっています。そして三井さんから声をかけ、その声で勇気をもらった風子は、再度ヒトデを渡すのに挑戦します。前回酷い言い方をしてしまったのに、ヒトデを渡されるとは思っていなかったため、三井さんは驚きます。そして三井さんは話を繋げるために、風子に結婚式の日程を聞きますが、まだ決まっていないと風子は答えます。風子にとって日程が決まっていない答えは、受験を控えている三井さんに対して言いづらく、そしてあまり期待できない感じで落ち込みます。

しかし、三井さんは行けるかもしれないと希望を伝え、今度は風子が予想外の答えに驚き、三井さんに頑張ってくださいねと言われ、目が潤みます。そして三井さんは微笑みながら礼をして立ち去ります。そして渚に「よかったですね、ふうちゃん。」と言われ、一度はそのまま「はい…」と言い、その後嬉しい気持ちを自分の中で整理することができ、次は笑顔で力強く「はい!」と言います。この一連の流れがエモすぎました…(*´ω`)

 

公子さんが創立者祭に来るシーン。公子さんは風子のことが見えていませんでした。

風子にとって三井さんと少しでも通じ合うことができ、幸せに感じた時間…しかしすぐに朋也や渚にとっては残酷な出来事がおき、一番会ってほしい人物である公子さんには見えないという辛い現実がおきます。このシーンでは、「町、時の流れ、人」のBGMが流れており、楽しいことや嬉しいことの幸せな時間もあれば、時間が経つと悲しさがある辛い出来事もあると表現されているようで、この一瞬にまるで人生のような時の流れがあるイメージがあり、悲しいシーンとなっていましたね…(´;ω;`)

 

7話。公子さんは風子が見えず、こう言います。「夢しか見ることが出来ないなら、せめて、その夢の中ではお友達と駆け回っていてほしいんです。人付き合いが苦手で、友達が少ない子でしたから…だから、一緒にいてあげてください。夢の最後まで。」と。

公子さんが風子のことをすごく大切にしているのが分かるシーンでしたね…現実に生きることが出来ないなら、せめて夢の中で、夢の最後まで幸せになってほしいと。風子の状況は、事故によるものではありましたが、健康な人が何かしらの病を罹った場合や、理不尽なことに現実で心が折れた時に、幸せだったころの夢や、夢の中で幸せになるように逃げてもいいと聞こえてくるようで、それを優しく伝えているように感じ、エモかったです…(T_T)

 

7話タイトル画面。公子さんは朋也と渚に説得され、結婚し幸せになる決意をします。

木に光の玉が映っており、これは公子さんのではないかと思います。幸せになる決意をすることで、光の玉が発生したのではないかなと。

 

風子に可哀想なことをしてしまいましたと渚が泣くシーン。朋也はそれを聞き、「お前は悪くないさ。責められるとしたら俺だ。俺はあいつを信じてやれなかった。公子さんに会わせて、あいつの正体を確かめてやろうなんて思っていたんだ。結局、お前が正しかったんだな。」と言い、それを聞いた渚は泣くのをやめます。朋也の同じ場所にいると前回言ってからの、この発言は渚への心の響きが全然違うように感じれる、エモイシーンでした…(*´ω`*)

 

風子の過去の話を公子さんに聞くシーン。回想前に海に一匹イトマキヒトデが岩場に貼りついています。

海という言葉は、渚や汐等の意味に近いイメージを持たせる言葉で、クラナドでは、渚や汐は町と同化していることもあり、海=町にようなイメージもあります。その中で、たった一匹、寂しそうに岩場に貼りついているヒトデ…人付き合いが苦手な風子のイメージを想像させるシーンでした。また、6話で人手不足という発言があり、ヒトデと、結婚式を祝うのに人手不足なため風子が活動しているとも言葉を掛けることができ、風子がヒトデを好きな理由にはいろいろとありそうでしたね…

 

風子の過去話のシーン。風子は元々姉以外、誰とも接点を持たず友達も作ろうとしないタイプでした。公子さんはこのままではだめだと思い、少しの間、風子を突き放して過ごします。公子さんはとても辛かったですが、寂しさを与えることで、風子が新しい学校で友達を作ろうという意気込みに変わればと思い突き放し続けました。そして入学式の朝、風子は言います。「頑張って、お友達を作る」と。そして帰りに事故が…

公子さんにとって、風子のことを心配し、少しでも変わってほしいと前向きに頑張り、やっと変化があり嬉しかった1日…しかし現実は辛く、悲しい事件がおきました。何気ない日常が簡単に壊れてしまい、リアリティのある話でしたね…(´;ω;`)

その後朋也は、「俺も古河も、妹さん(風子)に少し似たところがあるからかも、しれません…」と言います。朋也も渚も周りの人間みたいに世渡り上手ではない中、風子も人付き合いが苦手で、同じように感じるところが多々あったのだと思います。クラナドは、生き方がうまくない人間が、一生懸命生きていく、そこにとても勇気を貰える作品となっていますね…(*´ω`*)

 

風子が少しずつ生徒に見えなくなるシーン。朋也と渚は風子が目を覚まさないということにショックを受け、落ち込んでいる中、春原に「あいつらには風子ちゃんが見えていなかったんだ。あの子何者なんだ?」と聞かれます。

それを聞いた朋也はどういう意味だと返します。

しかし春原は「伊吹風子って生徒の事を聞いたことがある。入学式の日に事故にあって、それきりずっと入院してるってさ。」と言います。

それを聞いた朋也は、「あいつは磯貝風子だ。」と否定します。

朋也にとって、今いる風子こそ全てで、だからこそ風子の存在を人間ではないと疑問を持たれたり、本当に風子なのか?という疑問を持たれることに対して必死に否定し、風子のことを肯定しようとしているのが伝わるシーンでした。最初は朋也が風子を否定していたのに、いつの間にか、朋也の中で風子を肯定し、風子の存在がどれだけ大きくなっているのかが話から分かるシーンでしたね…

 

8話。風子が少しずつ、周りの人間から忘れ去られるシーン。風子は三井さんにほぼ完全に忘れ去られます。すごくショックを受ける風子。朋也が必死に慰め、風子は「風子頑張ります」と沈んだ声で喋り、顔は微笑もうと努力します。塞ぎ込みそうな風子にとって、少しでも表現しようとしている行為が、心の中に朋也の存在の大きさが伝わるシーンでした。

 

春原が風子のことを色々と調べるシーン。春原は風子の存在が分からず、病院に行って風子のことを確かめようとします。しかし朋也は春原に風子のことを忘れてほしくないので、それはやめとけと否定します。それを聞いた春原は、朋也が否定したこともあり、朋也に対して何か知ってるんだろう?と問いかけます。朋也は答えませんが、春原は「言いたくなきゃ、無理には聞かないよ。でも僕は、確かめなくちゃ気が済まない。」と言います。親友として朋也に話してもらえないことは、複雑な心境だろうに、無理には聞かないと一歩引き、自分の考えを朋也にはしっかりと伝えます。春原の良さが分かるシーンでしたね…(*´ω`*)

その後、春原は病院に行きますが、何をしに行ったのか分からないと言って学校に来て、朋也と渚に伝えます。朋也はそれを聞いて優しい声で、「風子のヒトデいらないか?お前、まだ貰ってなかっただろう。」と言い、風子はヒトデを渡そうとします。

春原は風子の存在を忘れていましたが、風子の声で風子がいる方向に反応し、心の中ではうっすらと覚えているのが伝わる演出になっていました。深いシーンでしたね…

 

風子がほとんどの人から忘れ去られ、朋也や渚にとって辛くなるシーン。そこに春原が来て、朋也や渚を見つけ一緒に飯でもどうだいと声をかけます。しかし朋也は色々なことからイライラしており、春原と会話がぶつかり、春原はそれを聞いて無意識に「風子ちゃんも何かいってやってくれよ」と言います。春原はそれ以外風子の事を思い出せませんが、ヒトデの彫刻をもらい、風子のこと嫌いじゃなかったと言います。春原の優しさや風子が深くお辞儀し、大事に思っていたことが伝わる、号泣シーンでした…( ノД`)

 

9話。校内で風子がおもちゃを開封するシーン。このシーンでは、挿入歌として、風の少女が流れます。ネタバレの歌詞ではありますが、風子がやってきたことをそのまま歌詞にした内容でした。名前も風子で、イメージソングも風の少女と、歌詞や慌ただしい様子を風という言葉で表現されてますね…風という言葉は、目に見えないものを象徴し、風が吹いている間は髪の毛が揺れたり、心の動きがあったりしますが、風がやみ、静かな時間になればそんなこともあったなぁと感じれるイメージがあります。そんな風をイメージした歌を、何気ない日常(朋也が風子をからかって遊ぶ)で流すのは、幸せな時間を感じました…(*´ω`*)

 

風子に急かされ、朋也が「渚」と呼び、渚は「朋也君」と呼ぶきっかけになるシーン。風子√が最初にあることで、2人の距離を縮める存在としてストーリーがあったことが分かります。忘れ去られていく少女が、今後の二人の発展に、きっかけを与えた存在というのが、風子のことを忘れても、心のどこかでは思い出せそうな感じがあってエモイですよね…(*´ω`)


風子が結婚式の前祝いをしたいと言うシーン。朋也には、風子がバースデー帽子を付けたことで、「それ被ってはしゃぎたいだけなんじゃないか?」と言われますが、風子にとっての前祝いは色々な意味があってしたのではないかと思います。皆に忘れ去られ、朋也や渚に忘れ去られる前に、風子なりに朋也と渚を祝いたかったのかもしれません。風子自身、自分のことよりも、誰かを祝福することを主に考えている感じがありましたので。不器用ながらも優しさが伝わるシーンでした…(*´ω`*)

それと、このシーンではどろり濃厚のジュースで前祝いをしていて、AIRからネタを持ってきており笑いましたw

 

幸村先生が、公子さんの結婚式を祝うために、準備を行うシーン。朋也と渚は風子のことを忘れ、結婚式を祝うことを忘れていますが、幸村先生は風子経由ではなく、朋也経由で伝わっていたため、忘れることはありませんでした。細かな伏線が凄いですね…

そして、朋也と渚は結婚式を思い出しますが、誰が情報を繋いでくれたのか思い出せません。そんな時、幸村先生は、公子さんの妹ではないかと伝えます。幸村先生は春原と朋也を学校内で会わせたりと色々しており、風子のことをそんなには知らないはずですが、クラナドのストーリー内で、重要なポジションであることが分かりますね…

それを聞いて朋也と渚は風子のことを思い出しますが、朋也は「最悪だよな…俺。あんなに忘れたくない、って思っていたのに…」と言い、それを風子は「最悪じゃないです。自然なことです…。」と返します。最悪という言葉を風子は朋也に対して何回も言ってきたのに、本当に最悪なシーンではそれを否定し、風子は寂しそうに優しく言います。同じ言葉で、印象がとても変わる、辛いシーンでした…

 

そして公子さんの結婚式。会場にはヒトデの彫刻を持って、生徒達が集まります。当日になって全員思い出し、風子は奇跡をおこしました。

風子という存在はどういった存在か明確には分かりませんでしたが、朋也や渚に助けてもらいながら、願いを叶えるのが、クラナドのアニメの最初のストーリーで、クラナドのテーマの一つである、「絆」を感じるようで、エモかったです…(*´ω`*)

 

風子√ラスト。風子は夢の話をします。「風子が一人で浜辺で遊んでいたら、岡崎さんが手を引っ張ってくれました。一人で何やってんだ、今日はヒトデ祭りだぞ、って。岡崎さんと渚さんに出会ってからは、本当にそんな毎日でした。いつも楽しい場所に風子を引っ張っていてくれて… 毎日がお祭りみたいで、とても楽しかったです。ありがとうございました…風子、楽しかったです…」

この台詞から、夢の最後がきました。公子さんが夢の中の幸せを願い、そして幸せだったことを伝えます。夢という言葉が響きました…また、この夢の話は、風子が朋也や渚を自分が作った友達として示す表現にもなってましたね…そしてこのシーンでは「願いが叶う場所」のBGMが流れます。風子にとって願いとは、公子さんを祝いたいということもあるのでしょうが、公子さんが願った、友達を作って報告したかったというのもあるのかもしれませんね…

その後公子さんは泣いている朋也と渚を見つけ、こう言います。「岡崎さんと渚ちゃんは、ずっと、あの子と一緒にいてくれたんですね。」それに対して朋也は、「俺たちがあいつといたのは、楽しかったから。ただ、それだけです。ここに集まっている奴らも同じです。だから公子さん、あいつの想いの分まで、どうか幸せになってください!」と言います。そして奇跡がおき、公子さんが風子を見ることができ、風子からヒトデの彫刻をもらい、「おめでとう、お姉ちゃん。いつまでも、いつまでも幸せに…ずっと、ずっと、幸せに…」と風子が言います。その後風が吹き、気付けば風子はいませんでした。

公子さんは夢で幸せになってくれることを願い、朋也はそれに対してただ楽しかったから、一緒にいたと、友達として楽しかったからこそ一緒にみんないたんだと伝え、だからこそ、風子は友達作りも頑張ったからこそ、風子の想いの分まで、公子さんに幸せになって欲しいと。そして風子は公子さんに、直接自分がやったことは何も言わずに、言葉を飾らずに、ただ一言幸せを願う言葉を伝え、風が吹き、風子の名前らしく風のような感じで去っていきます。風子の頑張りと、風子が公子さんを心の底から祝いたい気持ちが伝わる、号泣シーンでした…(´;ω;`)

また、このシーンでは挿入歌として、「Ana」が流れます。英語の歌詞で、訳すると幻想世界のことを話している内容だと思いますが、捉え方によっては、奇跡を起こした風子の行動や存在について歌っているようにも感じられエモかったですね…(*´ω`*)

 

最後、風子が消えた後にみんな風子のことは忘れてしまいますが、星型の彫刻をヒトデと覚えており、風子と過ごした一瞬の記憶は残っていました。そしてその生徒の目覚める日をみんなが待っていると朋也は思い、夢の中で、風子がヒトデの彫刻を渡しながら、「もし、よろしければ、風子のお友達になってください。」と言い、話は終わります。風子が目覚めた後も友達を作るという風子の願いが叶うように。そんな奇跡がおきますように、と。次は風子が幸せになる番を感じさせる終わり方でした…(*´ω`*)

 

10話。幻想世界の話から始まります。幻想世界のロボットは、光の玉を見て、これは影なんだと思った、と言います。そして影なら本体はどこにあるのだろう、と。影という、自分では自分の影を見ることの出来ないものを光の玉として表現し、また、光に照らされているからこそ存在している自分の影を光の玉として表現する、エモイ表現方法となっていました…(*´ω`*) また、風子√で風子が色々な人を巻き込んで奇跡を起こした後に、たくさんの光の玉が映るシーンというのも良かったです…(*´▽`*)

 

春原がことみに話しかけるシーン。春原はことみに無視され、ことみのことを天才少女と知ると、「僕らとは別の世界の住人ということですね。」と言います。この台詞が、みんな、だんご大家族という助け合いを行う人の考え方からは遠いものを感じさせ、だからこそ、この後の良さが深まると感じる言葉でした…

 

朋也が杏に対して、ことみの友達になってほしいと言うシーン。杏は、「頼まれて友達になるのって、何か違わない?友達っていうもんは与えられるもんじゃなくて、作るもんでしょ。」と言います。この台詞から、杏が芯のある人であり、厳しい中での優しさ、そして雰囲気が優しいヒロインの多い中、杏は少し違った感じがあり、ズバズバと言い合える仲の良さを感じるシーンとなっていましたね…(*´ω`*)

またその後、ことみに変な感じで自己紹介をされても、しっかりと自己紹介を返す、杏の良さが分かるシーンもありました…(*´ω`)

 

椋がことみに対して、トランプ占いを行うシーン。椋は「一ノ瀬さんには友達ができないと思います。」と言います。このシーンではアニメ内で、珍しく朋也とことみが変顔をするシーンで笑いましたw

その後、椋は占いで出た結果に対して、「悪い結果が出ても、本人や周りの人の努力次第で、未来を変えることもできると思いますし…」と言います。この台詞は、AfterStoryで渚や汐を失った結果に対して、朋也や町の住人の努力で汐の願いが叶い、未来が変わって渚も汐も死ななかったとも捉えることが出来る台詞でしたね…言い回しがエモかったです…(*´ω`*)

 

杏がことみを見つけ、友達になりにくるシーン。このシーンでは杏はことみに抱き着いており、杏の距離感のなさや、杏自身が自分からことみのことを気になり動いており、杏の遠慮がないことの良さや優しさが伝わるシーンでした…(*´ω`*)

 

11話。ことみが魔法のステッキを持って、呪文を唱えるシーン。ことみは、「てぃび、まぐぬむ、いのみなんどぅむ、しぐな、すてらるむ、にぐらるむ、え、ぶふぁにふぉるみす、さどくえ、しじるむ」と唱えます。元ネタはクトゥルフ神話に出てくる星の精を呼び出す呪文です。姿をはっきりとしない不可視の存在らしく、光の玉と同じく不可視の存在という共通点がありました。

 

杏がことみと朋也を引き離すシーン。杏は、ことみと朋也がいつも一緒だから、たまには他の人と行動した方がいいと考えます。杏なりに自然とことみが気にしないように上手に気を遣いながら、ことみの環境を少しづつ変えようという、杏なりの優しさと、それを理由に杏と朋也が二人っきりで話せる環境を作り出す立ち回りが上手なシーンでした…

 

日曜日の朝、朋也が起きるシーン。朋也は起きた後、居間で寝ている親父を見つめます。その後、朋也は軽蔑の視線を送り、そのまま親父を跨ぎます。そして、台所が汚れている皿で埋もれているのを見て、目線を下げながら気分が沈みながら家を出ます。

このシーンですが、朋也の子供感が凄く表現されているシーンだと感じました。親父が嫌い、というのもあると思いますが、休みの日に、居間で寝ている姿を見てがっかりし、跨ぐという、跨がれた相手は嫌な気持ちになるためマナーとしては最悪な行為を行い、そして洗い物を見ても憂鬱な気持ちで見て見ぬふりをして、家から早く出たいからそのまま去っていく…親の事を何も気にしていない、そんな子供っぽさが伝わるシーンでした…

 

ことみが学校で二人分の弁当を作り、図書室にいたシーン。朋也には二人分の弁当を見て、「来なかったら、どうする気だったんだ?」と聞きますが、ことみは「分からないの。でも、来てくれたから…」と答えます。この答え方には、過去に雨の中、朋也を待つ渚にも、来るか来ないか分からない中、来てくれたと同じ言葉を伝えており、ことみの話に特別な感じが含まれている気がして、少しエモかったです…(*´ω`*)

 

ことみが、「おとといは兎を見たわ。きのうは鹿。今日はあなた。」と言うシーン。元ネタは「たんぽぽ娘」という本です。ことみにとっては、朋也は過去から大事だった存在であり、朋也はそれを忘れてしまっています。最後朋也は思い出してハッピーエンドになり、時間で考えると、たんぽぽ娘の内容に似ているような部分がありました。内容に寄せているのか、髪が風で流れながら強調され、ことみの美しさが表現されているシーンとなっていましたね…

また、その後にたんぽぽのシーンが表現されているのが、エモかったですね…(*´ω`*)

 

朋也が悪夢を見るシーン。元ネタは「第七官界彷徨」という本みたいです。

 

ことみがヴァイオリンリサイタルをするために、友達に協力してもらいながらチラシを貼るシーン。チラシにはだんご大家族が背景に描かれており、また、このリサイタルがきっかけで智代と美佐枝さんは会うことができ、仲良くなります。だんご大家族という、お互いの助け合いをイメージしたキャラクターが、チラシ経由ではありましたが、新しく人の出会いのきっかけを作るのはエモイですね…(*´ω`*)

 

タイトルの「放課後の狂想曲」回収シーン。狂想曲とは、クラシック音楽における楽曲の一形式で、自由な楽曲を意味するらしく、特定の出来事に対して人々が大騒ぎする様子を比喩する際に用いられる言葉のようです。ことみの自由な楽曲(ヴァイオリンの演奏)に対して、音楽を聴く相手は大騒ぎ(悲鳴ですがw)してましたね(笑)

また、他のkey作品のアニメでも見る表現がありましたねw

 

ことみのために、みんなが一生懸命なのを朋也が疑問に持つシーン。杏はことみはちっちゃい子供みたいなところがある、ほっとけないと言います。CLANNADでは、杏や智代、渚、風子等ほとんどのキャラが外の世界を知り、何をしたいか、どう生きるか、どう立ち回るかを何となく理解し、それぞれ行動しています。(杏であれば毎日を楽しく生きたり、智代であれば桜並木を残す目標、渚は演劇部再建、風子は姉の結婚のための活動等)それに対してことみは、目の前にある興味の出来事や会話に参加し、自由気ままに行動しています。天才ゆえの独特さや、外の世界を知らないからこそ、ことみ√ラストの、世界の人々の行動によるスーツケースが流れ着いたという外の世界の良さが伝わりやすくなっていると感じるシーンでした。

 

12話。バスが事故を起こし、渚が慌てて杏に、バス通学である椋は無事か確認しに来るシーン。この後、ことみにとってトラウマを思い出す出来事があり、伝えに来た渚は坂道の途中で話しています。坂道のシーンを使うことで、朋也の台詞の、「俺たちは登り始める。長い、長い坂道を。」思い出し、人生の新しい苦難を表現しているようで、深かったです…

 

ことみがバスの事故を見てトラウマを思い出し保健室に行くが、朋也たち誰にも伝えずに早退するシーン。朋也たちは早退したことを先生経由で知りますが、プライバシーに関わることと言われ、内容は把握できませんでした。それを聞いた杏は「私たちってさぁ、本当はまだ、あの子の友達じゃなかったのかもね…」と言います。杏にとっての友達とは、腹を割り、何でも気兼ねなく言い合える関係や、何かあれば、友達に連絡や相談してくれる、そんな関係なのではと思います。ことみはプライバシーで自分を守り、早退したことを伝えたり、相談を杏達にはしませんでした。杏にとって、辛いシーンでしたね…(´;ω;`)

その後、朋也たちはことみの家を訪れ、雑草だらけの荒れた庭を見ます。そして庭を見ていると、黒い蝶が飛んでおり、黒い蝶は「亡くなった人の象徴」という意味があり、演出で悲しい出来事があったと伝わるようになっていました…

 

隠された世界について、話があるシーン。研究チームによると、「観測出来る時空だけが、宇宙ではない。世界がこの形を得る過程で、剥がれ落ち、微細に封じ込められた次元、隠された世界が存在する」と言います。このシーンでは、雪野原のBGMが流れており、映像表現も川を使い、水に映すことで二つの存在を表していました。幻想世界に関係している話なのではないかと思います…

 

13話。ことみの名前について説明があるシーン。ことみの父親はこう言います。「この世界を形作っているのは、目に見えないほど小さな、たくさんのハープだ。ハープは、こと、とも言う。世界はハープで満ちていて、その一つ一つが、それぞれ異なった音を奏でているんだ。そうしてあらゆる音が複雑に響き合い、たった一つの調べが生まれる。だから、世界はこんなに美しんだよ。」と。ハープを人と捉えた際に、色々な人により、今の世界は存在している、そして人は、また別の人が絡み、新しい人生へと変化する。その過程があるからこそ、世界はこんなに美しいと考えることができ、クラナドのテーマの一つである絆を感じることができる、ことみの名前の素晴らしい由来でした…(*´ω`*)

 

ことみの過去話。ことみは昔から学校では一人で、みんなが読まない本を読み、みんなが考えないことばかり考えているからと言います。ことみも昔から周りの人みたいに上手に立ち回れたのではなく、一人きりだったのが分かるシーンでした。風子やことみなど、クラナドでは周りとうまく付き合えず、一人ぼっちだったキャラが、上手に縁をつないで幸せを掴みに行く、そんなエモイ話となっていますね…(*´ω`)

 

ことみに海外留学の話があるシーン。ことみはこれまで保留にしていましたが、身近な人が乗っていたかもしれないバス事故でトラウマを思い出し、もっと良い子にならないと…と考え、両親の論文を引き継ぎ、アメリカに行ってさらに勉強して少しでも論文を完成させようと、留学の話を進めてください、と頼みます。それは朋也たちにとって、ことみが過去にしがみつき、そして今の環境を捨てることと捉えることができ、渚がAfterStoryで言っていた「町は帰る場所」から遠のこうとしている感じがあって辛かったですね…

 

朋也がことみのために、庭掃除を行うシーン。一人で作業していましたが、自習になった渚が授業中に来てくれたり、自分たちにできることをしようと藤林姉妹が裏で誕生日の計画を練ったりと、ことみのために、友達だから当たり前と、行動していました。BGMも「東風 -Piano-」が流れており、落ち着く雰囲気で、温かみを感じる、心が癒されるシーンでした…(*´ω`) 

また、渚がヒントで誕生日と言ってしまい、素直で可愛いシーンでした…(*´ω`*)

そして杏たちの行動を聞いて、朋也が「お互いに頑張ろう」と力強く言う場面や、その後渚が微笑みながら優しく「はい!」というのもエモかったですね…(*´▽`*)

 

その後、渚は朋也に対して、「ことみちゃんを学校に戻してあげれるのは、世界中で岡崎さんだけだと思います。」と力強く言います。風子の時でもそうでしたが、自分のことではなく、周りの人のためなら、何とかしてあげたいという気持ちをしっかりと持ち、それをできる人間には、どんな言葉だろうと遠慮なく伝える、渚の芯の強さがある台詞でした。朋也のことを無意識に心の中では好きになっていても、大事な場面ではその気持ちよりもことみのことを優先できる、人の良さが伝わるシーンでしたね…

 

誕生日プレゼントとして、ことみが借りていたヴァイオリンを持ち主と交渉し、プレゼントとして送ろうと段取りするシーン。楽器屋に、念のため音が問題ないか確認しにいく途中で、事故があり壊れてしまいます。それを何とか修理してもらえるようにはなりましたが、誕生日には間に合わないことや、もしかしたら元通りの音が出ないかもしれないと言われます。杏はそれを聞き、帰宅途中で「この間まで、あんなに楽しかったのに、何でこう上手くいかないのかしらねぇ…」と言います。楽しいこともあれば、ツイてないこともあり、こう言った何気ない日常が、リアリティを感じさせるようになっていました。現実でも楽しいことやツイてないことはあり、クラナドではそれを言葉と落ち込む演出で気付かせ、人生を感じさせるシーンでしたね…

 

夜に、渚たちがことみの庭掃除を手伝いたいと言うシーン。朋也はそれを聞いて、「ありがたいけど、もう遅いだろ。帰りが遅くなると、家の人が心配するぞ」と言い、渚や藤林姉妹はどうするか迷います。その後、杏は、渚と椋がどうするか考えているのを見て、自分から率先して朋也の提案に乗り、最初に帰ります。杏なりに迷っている二人を見て、らちが明かないと感じたのか率先して帰る行動し、さりげなくリードしているのが杏の優しさと、そしてそれを感じたのか、朋也が微笑んでいるのが印象的である好きなシーンでした…(*´ω`*)

 

その後、朋也は庭掃除を少しだけ始め、こう思います。「もしかしたら、今やってることは全て無駄かもしれない。そうなった時、俺はどうすればいいのだろう。そうなった時、俺には耐えられるだろうか…」と。少しネガティブな気持ちになりかけ、そんな時に、後ろから「岡崎さん。」と言われ、少し安堵した表情になります。後ろをゆっくり振り返ると、渚たちの姿があり「戻ってきちゃいました。へへ…」と言われます。そして朋也は嬉しくなり、渚たちの手伝いたいという申し入れを30分だけ受け入れます。朋也が嬉しそうに「後30分だけな」と伝えるのも、その後渚たちも嬉しそうにしているのもエモイシーンでした(*´ω`)

また、このシーンですが、朋也からすると自分の心が少し折れそうと感じた瞬間に、「岡崎さん」と一番最初に渚が声をかけ(藤林姉妹が先ではなく)、朋也の最初の心の支え(安堵を得た感覚)となり、一度は帰ったと思っていた渚たちがまさか戻ってくるとは思わなかったこと、戻ってきてくれたことによる、心の温かさが響いているように感じ、渚の支えや友達との絆を表現されている深いシーンとなっていてエモかったです…(*´ω`*)

それと、この後にあった渚と朋也のアイコンタクトのシーンは尊かったですね…(*^^*)

 

14話。幼い頃、ことみが朋也に対して、花を教えるシーン。このシーンでは、ハナビシソウと、サンシキスミレが出てきます。ハナビシソウ花言葉は「私を拒絶しないで」であり、サンシキスミレの花言葉は「私を思ってください、心の平和、平穏」という意味でした。この後両親が急遽仕事に行くことになり、誕生日に一人になったことみの気持ちや、その後の両親の事故を聞いたことみの心境が表現されていましたね…

 

庭の手入れが完了し、ことみが朋也に話しかけるシーン。朋也が一人きりのタイミングで、ことみは家からついに出てきます。そしてことみは、「ずっと覚えていたの。お庭に迷い込んできた、男の子…。」と言います。回想シーンで、学校の図書室で出会った二人が流れており、続けてことみは、朋也がたった一人のとっても好きだったお友達だったと伝えます。

きっとことみにとっては、休日でも学校の図書室に行くぐらいだったので、図書室の存在は子供の頃の自分の家の庭と、同感覚だったのではないかと思いました。そして、そんな庭に昔は小さい頃の朋也が、今は図書室に高校生になった朋也が迷い込みます。両親がいなくなったことみにとって、次に心を許せる存在であったのは、事故が起きる前のたった一人の友達である朋也で、そして朋也に庭を直してもらい、心の傷が少し治ったのではないかと思います。朋也もことみと通じることができ、お互いにとって、願いが叶う瞬間でしたね…エモイシーンでした…(*´ω`*)


ことみが学校に登校してくるシーン。久しぶりに杏、椋、渚はことみに会いますが、「おはよう」といつもの日常のように挨拶をします。このシーン、朋也はことみの事情をなんとなく知っていますが、他の3人はことみの事情を詳しくは知りません。そんな中、事情をことみから聞こうとせずに、上手に距離感を保ち、挨拶から入って当たり前の日常を表現しています。現実でも心に支えきれない問題があり、それを無理に人に話したくない状況があった場合に、普通に接してもらうのが、当人からすると気持ちが助かることがあると思います。そんな細かい出来事を表していると感じるシーンでした…

 

ことみの両親のスーツケースのシーン。スーツケースは世界中を周り、様々な人に手入れをしてもらいながら、ことみの誕生日の日に、ことみに渡ります。世界の成り立ちについての論文を書こうとした一ノ瀬夫妻に、その美しさから名付けられたことみ。ことの名前の由来のように、世界中の人々の美しさを表現したシーンとなっていました。そしてことみの誕生日のプレゼントの願いが叶った時に、周囲には光の玉らしきものが大量に発生していました。もしかしたら、ことみに届くようにと、届けたい世界中の人の願いが届いたことで叶い、表現されていたのではないかと思いました。号泣シーンでしたね…(´;ω;`)

そして、父親のメッセージには、「世界は美しい。悲しみと涙に満ちてさえ、瞳を開きなさい。」と書かれていました。絆を表す言葉となっていましたね…どんなに悲しいこと、辛いこと、泣きたいこと状況になっても、そこで挫折せずに、前を向きなさい。そうすることで、誰かが助けてくれる、そうして助け合いが出来る人だからこそ、世界は美しいと。深い言葉でした…(*´ω`*)

 

ことみ√ラスト。休日に、修理依頼していたヴァイオリンが治り、持ってきてもらいます。そして杏や椋、渚、朋也だけではなく、春原、宮沢、古河夫妻、さらには前回ヴァイオリンリサイタルに集まったメンバーにも来てもらうようになったおり、ことみが朋也だけではなく、たくさんの友達を作り子供の頃とは変わったと伝わるシーンでした。そして庭には両親のプレゼントであるクマのぬいぐるみと、杏たちのプレゼントであるヴァイオリンが飾られており、過去のプレゼント、今のプレゼントが、様々な人との出会いがあった庭というきっかけから繋がりを感じるようになっていて、ことみが少しずつ、今回の誕生日会もきっかけに、人の繋がりの世界を知っていくようでエモかったです…(*´ω`)

また、ことみはヴァイオリンにこだわっていましたが、ヴァイオリンは日本語で「提琴」というらしく、琴という感じが入っており、提という意味には、「手をつなぐ。助け合う。」という意味があるみたいです。そして話の中で、頻繁に世界は美しいと単語が出ており、ことみを漢字で書くと、琴美になるのではと思いました。琴を通じて、助け合い、そういった出来事が美しいと、そんな感じのイメージがあり、ヴァイオリンにこだわるのはそういった意味だとエモイなぁと思いましたね…(*^^*)

 

15話。渚が部活顧問の件で仁科に話をしに行くシーン。渚は複数人の上級生と一緒に話すと仁科さん達が困ると思い、一人だけで話したいと言います。部活動の担任という部分で揉める可能性があり、自分がやりたい演劇よりも、相手の立場や状況を考え、相手に対して強い態度をとることも可能なのに、対等に会話しようと、渚の優しさが出ているシーンでした…(*´ω`)

 

演劇部を諦めろと脅迫状が渚の机の中に入っていたシーン。脅迫状の内容が朋也や春原に分かり、春原は犯人は合唱部の誰かであると言います。それを聞いた渚はすぐさま否定し、声を荒げながら、そんなことはしないですと否定します。身近な人間が犯人である可能性があった場合に、春原は悪意に敏感なのか、どんな人間性だろうとありえると考えていますが、渚は悪意の可能性よりも人間性を信じ、必死に否定し、それはないと伝えています。世間では嘘をつくことも上手な生き方ですが、渚の中ではそれはなく、人を愛する心を前面的に出していると感じるシーンでした…(*´ω`)

 

犯人が合唱部の杉坂であると判明するシーン。渚は杉坂と、部活顧問をどうするかで話そうとしますが、杉坂は仁科の事情を伝え、事故によりヴァイオリンを弾けなくなったこと、それから学校生活でもずっと寂しそうにしていたから、歌うことも上手なのを思い出し、合唱部をやりたいのだと伝えます。それを聞いた春原は、言うことを聞くな、事故によるハンデを交渉に使い、同情を誘い、卑怯者だと言います。そんなハンデで贔屓されたいなんて考えが、甘すぎると。杉坂は春原に核心をつく言葉を言われても、仁科のことを考えると引き下がることはせず、泣きながらでも頭を下げたままでいました。春原は泣いている杉坂と、ハンデを言い訳にしている言葉を認めることが出来ず、言葉を詰まらせ、怒りのあまりに持っていたジュースを地面に投げ捨てます。

結局、渚は演劇部を諦め、合唱部に顧問を付いてもらうように考えますが、飛び散ったジュースが、靴下にかかっても、頭を下げたままである杉坂から必死さが凄く伝わるシーンとなっていました… 春原も部活で一悶着あり、何かしらのハンデを許容し、ハンデを使い相手に同情を誘い、相手に対等ではない関係で交渉することが、自分自身を省みた際に許すことが出来ず、ただ相手が女子で泣いているという行為からこれ以上の怒りの部分を伝えることが出来ず、もやもやした気持ちで物に当たってしまったと分かるようになっていましたね…

演劇部を諦めるのを渚が認めたシーン。渚は「もっと大切なもの、たくさん見つけることが出来ました」といい、「こんな私でも、頑張ってこれたのは、岡崎さんのおかげです。」と続けます。それに対して朋也は、「お前が強くなったんだよ。あの坂の下で悩んでいたころよりもさ…不器用で、泣き虫でもここまで頑張ってきた。だから強くなれたんだ。」と言います。渚は朋也に助けてもらいながら、どうしようもない事情から昔からの夢であった演劇部を諦め、朋也たちに会えたことが唯一の救いで、感謝を伝えます。朋也はそれを聞き、夢を諦めることになった渚に対して、周りの人のおかげではない、自分自身が頑張り、結果がついてきたと、渚自身を褒めます。渚はその後理不尽さに泣きますが、朋也がそっと肩を支えているのが、エモイシーンでした…( ;∀;)

 

その後杏が朋也と渚を叱りに来るシーン。杏は渚に対して、「あんたどうしてそうなのよ!人に遠慮ばっかしてたら、夢なんか叶えられないわよ!」と言います。自分自身の夢は、どのようなものであれ、周りや自分の環境次第で叶えることが困難になると思います。どのような出来事でも、ライバルが現れたり、現実や人の考え・想いを知ってしまうことがあったりで、それを場合によっては蹴落とすぐらいの覚悟がなければ、叶えることは難しいし、それを言ってくれる人も中々いなかったりします。杏の厳しい意見が心に刺さるシーンでした…

 

智代が柔道部に勧誘されるシーン。朋也は柔道部主将に対して威圧をし、その場から智代を連れ去って帰ります。朋也は嫌われるのは慣れていると言いますが、人助けのために、芯のある行動をしっかりとできるのが、朋也の強さを感じるシーンでした…

 

16話。智代が朋也に会いに来るシーン。智代は朋也の遅刻を少しでもなくそうとし、話をしに教室に来ますが、杏に見つかり、他所の教室で何しているのと怒られます。智代は突然怒られた理由が分からずに、杏にもしかして朋也のことが好きなのかと問いかけます。杏はそれを「そんなわけないでしょ!バカバカしい…」と否定しますが、赤面しており、ツンデレ状態になっていましたね…可愛かったです…(*´ω`*)

また、このシーンでは智代は思ったことをそのまま伝え、周りにどう捉えられても良いという、智代がまっすぐな人と分かるシーンでしたね…

 

その後、智代の会話に珍しく杏が言葉に詰まらせ、強引に会話を切り替えようとしていました。バレバレの強引さが可愛かったですね…(*´ω`*)

 

朋也がこっそりとバスケの練習をするシーン。ゴールリングにボールを投げようとします。バスケを普段全然しないのに、ゴールが出来ないと分かっていても、渚の夢である演劇部を再建するために、無意識にゴールの練習をしようとしているのが、エモかったですね…(*´ω`*)

 

バスケ試合開始前のシーン。渚は朋也に「ケガだけはしないでくださいね」と心配します。それに対して朋也は「心配するな。まかせとけ。」と言い、渚は心配している顔からホッとしている顔に変わります。一瞬のシーンでしたが、渚が朋也のことを凄く大切に思っているのが伝わるシーンでした。エモイですね…(*´ω`)

 

バスケ試合残り時間20秒となり、ラストシュートシーン。朋也は、最後に自分の頑張りの理由が分からなくなり、相手はバスケのレギュラーメンバーであり、必死に練習してきたのに対して、自分は2年間怠惰に過ごしていただけで勝てるわけなかった、結果は分かっていたんだ、くだらない…こんな試合するんじゃなかった、惨めなだけだ…と諦めようとします。朋也が真面目に、必死に頑張っている人間を見て、そこから逃げ、自分には無理だと理由を作り、諦めていた毎日…それを今回もくだらないと思い、できなかったことを自分の中で割り切ろうと、逃げようとします。

その後、朋也が完全に諦めようとした瞬間、最後に渚は「岡崎さん、シュートです!」と言います。

朋也が諦めようとする一歩手前で、最後に背中を押してくれたのは渚でした。朋也の何もない毎日怠惰に過ごす日常をモノクロ演出で表現されており、他のキャラがモノクロの中、渚の一言で、渚と朋也だけ色が付き、怠惰だった日々を壊し、辿り着きたい場所を見つけたと分かるようになっていました。このシーンは、色や表情の演出と、渚の存在の大きさ、朋也の人間的成長が凄く伝わるようになっており、感動しましたね…( ;∀;)そして、無事にゴールが決まり、勝利します。

 

芽衣が実家に帰るシーン。バスケの試合の話で、春原は「芽衣、お兄ちゃん大活躍だっただろ?」と言います。それを聞いて芽衣は、「後半かなりへたれていたけど、でもカッコよかったよ。」と返します。それを聞いて春原は嬉しそうにします。その後芽衣が帰った後も、春原は「行っちまったか…あっけないもんだな…」と言い、渚は芽衣がまた遊びに来てくれることを聞き、まんざらでもない顔に。春原が普段見せない、妹が好きなこと、無邪気さが伝わるシーンでした。春原も、守りたい大切なものがあると伝わるシーンでしたね…(*´ω`*)

 

17話。藤林姉妹と弁当を食べるシーン。椋は一緒に料理を食べれるのを喜びます。この後のシーンで椋はまた照れるのですが、それも凄く可愛かったですね…(*´ω`*)

 

春原が用事があると言い、智代と朋也を連れて、不良の溜まり場を歩くシーン。智代は嫌気が差し、「春原、用事があるなら早く済ませてくれ。もう帰りたい…」と言います。それを見かねた朋也は、「ここは通りかかっただけだとさ。本当に用があるのはこの先らしい…」と言い、春原の企みをやめさせようとします。本気で嫌がっていることは、親友だろうとしっかりと辞めさせようとしており、朋也の人となりが伝わるシーンでしたね…

 

18話。停学中の朋也を杏たちが遊びに誘うシーン。ゲームセンターに行き、朋也と仲良くしている椋の表情を見て、複雑な表情をしています。その後、2人の関係を聞いてくる質問がゲームで表示されます。戸惑う二人と、表情を見せない杏。杏の朋也に対する気持ちと、椋に対しての気持ち、両方とも割り切れない複雑な表情でしたね…

 

智代が生徒会立候補し、イメージアップのために野球を挑むシーン。智代はピッチャーをしてスリーアウトで勝ち、塁に出られると負けと言われます。しかし智代はキャッチボールしか経験なく、ボールを連続して出してしまい、そして春原から、フォアボールをしたら「蚤の心臓」と呼ぶと言われます。蚤の心臓とは「勇気のないピッチャー、度胸のないピッチャー」という意味みたいです。結果、智代は春原の顔面に向かって投げろという朋也のアドバイスから、スリーアウトをとります。春原のキャッチャーの扱い方に笑いましたw

 

智代が生徒会を目指す目標について話すシーン。目標は桜並木の伐採が決まっており、それを無くして桜並木を残すことでした。そこから智代の過去話が始まります。智代は昔荒れていたこと、荒れない理由には家族が必要なこと、家族が居れば自分を制御できること。それは家族のような存在、仲間でもいいこと。荒れたのには理由があり、智代の両親は仲が悪かったこと、家では会話はなく、冷めきっていたこと。その原因は、「きっと些細な誤解や不安が積み重なって、いつの間にか歯車が嚙み合わなくなってしまったんだろう…」と言います。歯車という、時を刻む唄のラストや幻想世界のロボットをイメージさせる、CLANNADの作品内での、智代の言葉の選択が素晴らしかったですね。

続いて、智代は誰かれ構わず、怒りや苛立ちをぶつけ荒れている、弱い人間だったと言います。そんな私の目を覚ましてくれたのは、弟の鷹文だったこと。2年前両親が離婚することになり、子供をどちらが引き取るかで揉めたこと。智代はどうにでもなれという感じではあったが、鷹文は嫌だと否定したこと。そして、鷹文は離婚するなら飛び降りると言い、飛び降ります。鷹文にとって、両親が好きだからこそ、言葉にしても自分は小学生であるため伝わらないと無意識に思い、だからこそ過激な行動をすることで、環境を変えようとしたのだと思います。悲しい選択でした…

鷹文の行動の結果、あたしたちは家族になれたと智代は言います。冷え切っていて、もうどうにもならないと思っていたのに変わったと。そして、春になってようやく退院した鷹文と桜並木を通り、鷹文はこれからも毎年、家族でこの桜を見たいと言います。その言葉には、智代も両親も同じ気持ちになりました。智代にとって家族を繋いでくれた鷹文こそ、荒んだ自分から変わることができたきっかけであり、そして智代には、初めて家族という、心が安らぐ場所を手に入れることが出来ました。そんな鷹文が、約束であると同時に家族仲を保つため、願った出来事…それを受け取り、智代は鷹文の思い、家族仲を守るために、姉としてやりたい事を見つけたのだと思います。

このシーンでは、桜並木が渚と同じ感じで使われており、願いが異なっていました。渚は朋也との出会いという始まりと、学校の卒業式の終わりで桜が咲いており、新しい道へと進む、祝福してくれているイメージのものとなっていました。そして智代にとっても、家族が全員集まって家族としての始まり、桜並木を残すことで、その始まりを終わらせないという守っていくものになっていました。CLANNADの坂道、桜並木に関する見方が異なるヒロインの話になっており、だからこそ、智代アフターというCLANNAD本編とは違う、別の人生の話に繋がっていくのかもしれませんね…

また、智代は桜並木のことを、町は変わっていく、その中でも残さないといけないものがあると現時点で自覚しています。変わっていくことは大切だがその中でも残さないといけないものがあり、朋也が後で気付くことが、智代は今気づいているということが、苗字の坂上という、朋也が今登っている坂よりも、すでに上に行っているという部分に繋がってくるのかもしれませんね…

 

渚が病気が治り、学校に出てくるシーン。智代のテニスの試合を応援しに行きます。久しぶりに渚に会った朋也は、渚と春原に声をかけ、応援しに行ってました。藤林姉妹やことみ達は別々で応援に行っており、杏は朋也の存在に気付き、声をかけに行こうとしますが、椋に止められます。もやもやした気分になる杏と椋。そんな中、渚がテニスボールに当たってしまい、けがを負います。ぶつけてしまったテニスプレーヤーは、無意識に傷の手当を行おうと、渚に触ろうとして、朋也が無意識にそれを払いのけて止めます。そして渚を連れて、保健室に行くことに。途中で杏たちに気付かず、前をそのまま通り抜けます。杏が朋也の気持ちが誰に向いているのか気付くシーンでした。シーンがあからさまだったので、杏好きには辛いシーンとなっていましたね…

その後、椋は杏に対して、「お姉ちゃんごめんね。今まで、本当に…」と言います。椋は、ゲームセンターのシーン等で、杏も朋也のことが好きだと気付いていたのだと思います。しかし、それに気付いたふりをしないことで、杏の積極的に朋也とデートするきっかけを与えられていたことに、罪悪感を感じながらでも甘んじていたのだと思います。そして朋也への恋がもう終わってしまったことに気付いてから、杏に朋也に対する気持ちや椋のためにしてくれた行動、色々な意味を含めて、謝ったのだと思います。杏も椋も朋也と付き合えなかったという、嬉しくない結果にはなりましたが、姉妹で何とも言えない辛い日々から解放されたのだと思い、辛いシーンでした…(´;ω;`) ただ、それでも椋の方から、泣いている杏に対して近づき抱き寄せたのが、椋が杏のことを嫌いにならなくて、椋の優しさが伝わる救いのシーンでした…( ;∀;) 智代もそれを見て、朋也のことを察し、上を向いて泣かないように、失恋したのが分かるシーンでしたね…

 

19話。無事演劇部再建し、朋也が夏休み前の学園祭には出場することが目的だと渚に伝えるシーン。渚は不安がり、「今からでも間に合うでしょうか…」と言います。それに対して朋也は「今更何を迷っているんだよ。お前の夢だったんだろう?それが目の前にあるのに、躊躇っている時かよ!無我夢中で、我武者羅に掴み取るしかないだろう!」それを聞いた渚は、周りから応援されていることを再確認し、渚は気合を入れて「そうですね。私、我武者羅に頑張ります!」と言います。朋也はバスケの試合や、色々な活動を通じて、目標を見つけ、演劇を成功させるために、昔の怠惰だった時とは違い、自らリーダーリップを発揮し、渚の背中を押します。朋也の変化や、渚も夢を叶えるために、自信がない中、決意し前に進もうとする行動がエモかったですね…(*´ω`*)

 

先生が、朋也に進路相談を家族の人と一緒にしたいと言われ、朋也がこっそり逃げ出そうとするシーン。そのことで呼び出しがあり、渚にバレ、ムッとした顔で職員室まで連れて行かれます。渚も朋也が悪い行動をしているのに少しづつ気付くようになってきて、積極的に行動し、可愛かったですね…(*´ω`)

 

進路相談で朋也の親父と、先生が会話するシーン。父親としての進路の考えを教えてほしいと、先生は聞きますが、親父はそれは朋也君が決めることで、私が口を出すことではないと言います。先生は朋也がまだ学生であること等、説得しようと試みますが、親父の意見は変わりませんでした。それを聞いて、少しづつ絶望していく朋也。朋也にとっては、こんな時でさえ、父親として行動してくれないのかという気持ちだったのでしょう。しかし、親父からすると、バスケをしたいという目標を自らの手で潰してしまい、自分は関わるべきではない、朋也が決めた目標に対して見守るのが正解だと思ったのではないかと思います。きっと積極的に面倒を見ることが、疲れ果てていたのだと思います… 悲しいすれ違いでした…(´;ω;`)

 

渚が古河家に少し泊まりませんかと、朋也に伝えるシーン。渚は、「少し距離を置いて、お互いのこと、考えるといいと思います…お二人は家族です。だから距離を置けば、絶対に寂しくなるはずです…そうすれば、相手を好きだったことを思い出して、次会った時には、ゆっくり話し合うことが出来ると思います…」と言います。それを聞いた朋也は、無言で首を縦に振り、古河家に泊まることになります。渚の話を聞いている間の、朋也の沈んだ顔、頷き、言葉にすることが出来ないほど追い詰められた問題であることが分かり、辛いシーンでした…そして渚も朋也のために、一生懸命策を考え、朋也の問題を解決しようと、少しでも朋也を支えてあげたいと思い、気持ちを伝えているのがエモかったです…(´;ω;`)

 

朋也の親父が、朋也が家を出て行って、友達の家に泊まるのを聞くシーン。朋也の親父は、「寂しくなるね…朋也君は、いい話し相手だったからね…」と言います。それを聞いた朋也は、「こっちにも都合があるんだ…分かってくれ…」と返します。それに対して親父は、「そうだね…」と言い、朋也が出ていくのを寂しそうに見送ります。このシーンは、朋也にとっては親父の発言は友達感覚に聞こえ、親父にとっては朋也が出ていくことを本当に寂しがっているのが伝わる、言葉の表現になっていました。父親として、息子が何も言わずに突然出ていく、家にいてくれるだけで安心感があったのに、なくなってしまう…父親の少し動いた手と口が、心境を丁寧に表されており、悲しかったです…( ;∀;)

 

古河家に泊まることになり、渚に部屋を案内してもらうシーン。布団の出し入れ等を朋也が苦手であれば代わりにやりますと伝えます。朋也はそれぐらいできると否定しますが、渚は万年床にしちゃだめですと言い返します。自分の実家でも渚は誰かの世話を見ることに必死になっており、それを見かねた朋也には、いっつも他人の心配しているじゃないかと言われます。自分よりも他人を優先しすぎて損する部分が多々見受けられ、渚の優しさではあると思うのですが、朋也のストレートな言葉が渚のことを思って、伝えているのが分かるシーンでした。とても良かったです…(*´ω`*)

 

朋也が渚と一緒に家を出るシーン。家を出るときに、渚に挨拶を催促され、早苗さんと秋生さんに挨拶をします。二人とも、初めて家に泊まりに来た友人に対して、挨拶を上手に返し、すごく自然に送り出してくれました。早苗さんや秋生さんにとって、朋也とは会ったことがあるとはいえ、数回だけです。それをさりげなく、相手に気を遣わせずに挨拶を出来るところに、2人の家族として、大人としての魅力を感じるシーンでした。エモかったですね…(*´ω`*) また、こういった細かい日常のシーンがあるからこそ、家族の良さについて、クラナドでは強調されていると感じましたね…

 

渚が朋也に対して、両親に謝らないといけないことがある、でもそれが何か分からないと言うシーン。渚はその後、朋也に「すみません、私聞かれてもいないのに、こんなことを相談して…」と言います。それを聞いて朋也は、「気にするな。今更だろ。」と返します。朋也にとって、渚が演劇部再建のころから、色々なことを相談し、新しい相談があることは、それだけ頼りにされているとも分かり、また渚と遠慮し合わない、距離感の近さが分かるシーンでした。ストレートな言葉だからこそ、渚も安心しておりいいシーンでしたね…(*´▽`*)

 

20話。朋也が口が悪いことを気にするシーン。渚はそれを否定し、「岡崎さんは岡崎さんのままでいてください。」と言います。渚にとって、朋也の口の悪さこそ、ストレートな物言いで支えてもらったところもあるのだと思います。変える必要性がない、朋也のままでいいという考え方に、渚の良さが詰まってましたね…

 

渚のしたい劇の内容について、話があるシーン。渚は、「世界にたった一人残された、女の子の話です。それは、とてもとても悲しい冬の日の幻想物語なんです…」と言います。このシーンでは、渚が話すときに渚の下が光っており、まるで光の玉に照らされたかのように表現されています。そして、空に映像が移り、星々が輝いており、幻想世界の光の玉と表さんばかりの演出になっていました。

 

渚が演劇として、やりたい内容が幻想世界の話に似ている話だと言うシーン。渚は幻想世界の話として、世界に一人っきりだった女の子が、とても寂しく、とても寂しかったこと、そこで友達として人形を作り、人形は女の子の想いに応え、動き始めて女の子は寂しくなくなったというところまで知っていました。朋也はこの話に覚えがあり、もし朋也の魂が幻想世界のロボットから繋がり、ループしているのだとすると、周りの人もループしており、渚もループしているという話になるかと思います。そしてなぜ渚はこの話を知っているかというと、5歳の時に町と同化し、願いが叶う場所(町の記憶、光の玉が集まる場所)を知っていたからだと思います。

朋也は魂があるから、渚は町の記憶として、この話を知っていた可能性があり、そして渚が悲しい話なのに、女の子が人形と会い、幸せな話で終わっているのは、汐(幻想世界の女の子)の出産と同時に渚は命を落とし、朋也に渚と坂の下で出会うべきではなかったと、選択が変わったことによる汐の未来をしっかりと知らないからではないかと思います。ただ、悲しい話として終わっていたのは、汐が5歳までは渚と同様、人として(町と同化せず)生きていたため、朋也との楽しい記憶、そして別れの可能性を、渚は町の記憶としてぼんやりと汐のこと知っていたからではないかと思いました。(汐も5歳で謎の病気により死亡しており、渚の5歳の時に町と同化したタイミングと被ります。ただ、悲しいお話を汐(幻想世界の女の子)視点で考えた場合であり、別視点から悲しい話だと捉えると全然変わってくるとは思います)

 

渚が幻想世界の話を知るために、物置を探すシーン。秋生さんは、渚がだんご大家族を歌っていることで物置にいることに気付き、朋也と渚が探そうとしているのをやめさせます。秋生さんが珍しく強引に行動しており、会話でやめさせようとしていませんでした。本当に気付かれたくないことには、会話ではなく実力行使をし、強引に出てしまうという、人間っぽさが出ているシーンでした…

 

渚の過去話のシーン。5歳の時に、渚は病気にかかり、そして寒い中、外で両親の仕事帰りを2時間待ち、倒れます。渚の容態に気付いた秋生さんはその時、「神様が罰を与えたと思った。夢ばかり追っていて、自分の娘をずっと一人にしていた俺たちから、渚を奪っていくんだと思った。」と思い、渚を抱きかかえます。家族よりも自分自身の夢を追いかけ、いざという場面で夢を選んだ秋生さんにとって、辛い結果となりました。

このシーンですが、渚という家族を強調し、今後の話で家族を大切にしていく流れに対して、個人で見つけた目標や夢、そういった出来事をやり続けていく、それは周りをないがしろにしないといけない状況にあった場合に、夢か周りか、時間は有限なのでどちらかを選択しないといけないという辛い選択肢がありましたね… クラナドでは、風子√で冷たく対応した公子さんや、ことみの誕生日にいなかった両親、そして夢を諦めた秋生さんや早苗さん、若い頃に妻を亡くした直幸さん(朋也の親父)等、親や家族に関するエピソードが多く、誰かのことを大切にしようとしておきてしまった悲しい出来事であったり、仕事という、厳しい世の中で上手にやっていくための出来事の理不尽からくる、辛い出来事が多く、だからこそ家族や仲間という絆の素晴らしさが深い話となっています。それがあるからこそ、秋生さんの夢を諦めたことは、一時的な辛さではあるかもしれませんが、悲しさがありました…( ;∀;)

その後、秋生さんはこう言います。「世の中には、子供を育てるのも夢を追うのも、ちゃんと両立できる人も多いだろう。でも、俺たちにはできなかった…」と。この台詞には鳥肌が立ちました… クラナドでは周りみたいに上手に駆け引きできない朋也が、色々な経験を通じて、成長していく話ではあると思いますが、朋也が参考にしたいと思った秋生さんでさえ、昔は上手に立ち回ることが出来ず、坂を登ってきたことが分かりました。周りからこの人は凄いと思われる人物でさえ、周りと比較し、色々な挫折があったのです。深さがすごかったですね…

 

渚の事で、秋生さんと朋也が話すシーンのラスト。夜中だと分かるように、家には何件か電気が付いていて、虫の鳴き声、そして周りは静かな雰囲気がありました。秋生さんや朋也にとっては、とても大切な話なのに、町の視点で考えると、まるで大したことのない、一つの家族の考えとして見えてきて、何気ない日常がより強く演出されていましたね…

 

古河家でピクニックに行くが、朋也はついていったら邪魔になると思い、春原の寮に来るシーン。春原に朋也がここに来た理由を聞かれ、真剣な話をします。朋也にとっては、家族団欒は古河家でやるべきだと思い、渚と距離を置くことが正解だと感じます。しかし春原は渚はいつも色々な事に自信がない、自信があるのは岡崎のおかげなのに、岡崎が煮え切らない態度でどうする、渚からすると岡崎との距離感が分からないからきっと必死になる、渚は岡崎のことを探すだろうから、今回の事も色々と落ち込むのではないか、寮に来られても迷惑、いっそのこと自分が渚とピクニックに行こうかなと言います。

朋也のことを煽り、古河家と一緒にピクニックに行ってもらい、渚にとって幸せになる解決方法を提示していました。朋也との上手な距離感や、友達のためにしっかりとフォローするのが人思いなのが伝わり、エモくなりましたね…(*´ω`*)

 

20話ラスト。ひたすら渚が可愛いシーンでした。お弁当の感想に緊張する渚、うまいと聞いて喜ぶ渚、朋也のことが好きなのを自覚してしまう渚、朋也に「頑張れ、渚」と言われ、バッターボックスで赤面する渚、ヒットして喜びながら走る渚…どの表情も最高でしたね(*´ω`*)

 

21話。演劇のビデオを見て、勉強するシーン。渚は自分の演劇を、演劇のビデオに比べるとママゴトみたいなものですと言い、それを聞いて朋也は、「いいんじゃないか、ママゴトみたいなもんだって。真剣にやれば人の心に届くはずだ」と言います。頑張っている連中から逃げ、自分にはできないと思っていた朋也が、どんな出来事であっても人の心に届くのが重要であると、人間性の成長がエモかったです…(*´ω`*)

 

学園祭前日の登校シーン。渚は台本を読むのに夢中になっており、朋也が渚に対して可愛いと言っても、渚は「すみません、後にしてもらえますか」と反応しなかったり、台本を見すぎで電柱にぶつかりそうになっていました。ここまで緊張している渚は珍しく、すごく良かったです…(*´ω`*)

 

学園祭前日の夜。渚は両親に謝らないといけないことで、ずっと何かあった気がすると言います。渚にとって、5歳ぐらいまでは仕事熱心だった両親が、別の仕事を始め、渚を前以上に大事にするようになったきっかけがあり、幼い頃だったため、うろ覚えでしたが、何か違和感みたいなものを感じていました。両親には甘えてもいいはずなのに、例え両親であろうとも、我を通さず、思いやりの精神が出ているのが渚らしさがありましたね…

その後、懐中電灯を探しに物置に行き、両親が若い頃にやっていた役者や先生の写真を見つけ、真実を知ります。真実を知った渚は自分を責め、涙を流しており、渚にとって、どれだけのショックがあったか分かるようになっていました。辛いシーンでしたね…

 

22話。渚は両親の夢を知り、ショックで落ち込んでしまいます。渚は自分が演劇をやっていたことでさえ後悔しますが、朋也は好きでやっていること、皆で作り上げてきた舞台を、渚の後悔で台無しにする訳にはいかないと伝えます。渚はそれを受け止め、少しだけ元気を出しました。昔はそのまま引きずっていたかもしれないのに、少し前に出る勇気を持てるようになったのが、渚の成長を感じエモかったですね…

 

渚の演劇シーン。渚は演劇前に秋生さんの高校生の頃のビデオを見てしまい、演劇が大好きだったことを知り、夢を潰してしまったことを後悔します。その後ステージに立ち、秋生さんと同じ場所にいる自分を振り返り、自分だけ夢を叶えようとしていることで気持ちが耐え切れなくなり、泣き始めます。

そして舞台は無理だ、幕を下ろそうとした時に、秋生さんが現れ、こう言います。

「夢を叶えろ!渚ぁァァァアアアア!!!

渚ァ!バカかおめぇはァァ!!

子供の夢は親の夢なんだよっ!お前が叶えればいいんだ!

俺たちはお前が夢を叶えることを夢みてんだよっ!!!

俺たちは夢を諦めたんじゃねぇ!自分達の夢をお前の夢にしたんだっ!!

親ってのはそういうもんなんだよ!!

家族ってのはそういうもんなんだよ!!

だから あの日からずっと! パン焼きながらずっと!!

俺たちはそれを待ち焦がれて生きてきたんだよ!!!!

ここでオメェが挫けたら 俺たち落ち込むぞ!! テメェェーーーーーーーーッ!!!

責任重大だぞ!! テメェーーーーーーーーーーーーーーーーっっっ!!!!!」

と言い、続けて、朋也がこう言います。

「俺たちもだぞ、渚!俺や春原ができなかったことを、今、お前が叶えようとしてくれてるんだ!俺たちの挫折した思いも、お前が今背負ってるんだよ!」

それを聞いて渚は周りを見渡し、ついに劇を始めます。

このシーンは号泣しますよね…(´;ω;`) 夢を渚に託し、それを叶えてくれるのが両親の夢になったのだと。だからこそ、夢を叶える瞬間をずっと待っていたし、親や家族とはそういうもので、渚が夢を叶えないことこそ、両親にとっては落ち込むことだと。自分を省みない渚にとって、夢を諦めたと思い、後悔していた時に、これほど救いの言葉や気持ちはありませんね…

そして、朋也も自分や春原がたどり着けなかった、部活を通じての夢や目標、自分自身が成し遂げたという結果、上手に生きること、そういったものを渚が変わりに、演劇部を通じて人との付き合い、目標への道を背負い、だからこそ叶えてほしい、連れて行ってほしいと心の底から伝えます。この朋也の台詞でさらに泣きました…( ノД`)

 

劇終了後、渚が幻想世界の話の続きを思い出すシーン。女の子とロボットは幻想世界を出ることを決めたのを思い出します。そしてその先で、最後に歌を歌っていたことも思い出しました。この歌は、AfterStory最終話で、小さな手のひらが流れる前に朋也や渚が歌っていただんご大家族のことではないかと思います。今回、劇をやり終えたことで渚は旅の終わりを思い出したことから、もしかしたら何かのきっかけで、渚は汐が生き、渚も生きている、願いが叶う場所の結末を知っていたのかもしれないですね…

 

朋也の親父の直幸さんが、渚の劇を見て、感想を言いにくるシーン。「お芝居見せてもらったよ。いいお話だったね。昔のことを思い出したよ。色々と…。」と直幸さんは言います。きっと幻想世界で頑張る女の子の話を聞いて、昔一人で朋也を育てていたことを思い出したのではないかと思います。控え目な笑顔から、朋也を見て、少し悲しそうな表情をするのが、直幸さんのうまくいかない現実が表現されていました。見ていて悲しかったですね…( ノД`)

そしてその後、朋也が一言、「あんまり飲みすぎるなよ」と心配の声がありました。直幸さんの少し嬉しそうな顔が、父親らしい表情になっていて、感動しました…(*´ω`*)

 

渚に対しての告白シーン。告白で選んだ場所は、2人から始まった、演劇部の教室でした。その場所で朋也は、「このごろ、俺この学校が嫌いじゃなくなってきた」と言い、「この学校は好きですか?」と最初に問いかけた渚に対して、坂道をひたすら登り続けてきて、変わってきたことをまず伝えます。その後、黒板に日直として渚の名前が書かれているのに気付き、渚は子供っぽく、朋也の名前を書いて「お返しです♪」と言います。渚が無邪気なシーンを見せ、青春をしていると感じるようになっていました。

そして渚の行動でドキッとした朋也は覚悟を決めますが、最初言葉を濁し、「明日朝起きたら、俺たちが恋人同士になっていたら面白いとおもわないか?」と言います。それを聞いて渚は何を言っているのかうまく飲み込めず、「え?」と返します。渚の天然な部分が可愛かったですね…それを聞いて、朋也ははっきりと伝えます。

「俺と付き合ってくれ、渚。お前のことが好きだ。だから、これからも、ずっと俺と一緒にいてほしい。」と言います。それを聞いて渚の目には最初朋也しか映らず、そして驚き、嬉し泣きをします。渚の表情と、目の映り方にとてもリアリティがあり、視聴者側としても喜びがとても伝わるようになっていましたね…(*´ω`) シンプルでまっすぐな朋也の言葉も朋也らしく、凄く良かったです…

そして挿入歌として影二つが流れました。影二つの歌詞は、

「あの始まりの日 強がってた
 幼い出逢いに 背伸びをしていた

 同じ風を受け 笑いあった
 ああ、振り返れば 懐かしい日々

 その足音が 耳に残る
 君の声はどこにいても届く ほら

 もう一人じゃない 影二つ
 高く遠く響く調べ 大事に抱いて

 育んだ思いを言葉に変えよう
 どこまでも温かな手をつないで

 君との時間
 刻み続ける」

となっています。坂の下で渚と出会い、まだ幼かった朋也が、坂道を登り人として成長し、そしてこれからは渚と一緒に、時間を刻み続け、未来に向かっていくように捉えることの出来る歌詞であり、AfterStoryのOPである時を刻む唄の曲名や、時間が繋がっていくのを感じとてもエモかったです…(*´ω`) その中でも、「同じ風を受け 笑い合った ああ、振り返れば 懐かしい日々」という歌詞は、坂道(人生)を登る最中に感じたものだとすると、前から吹く風は、進むのに抵抗してくる風であり、勇気を出し、一歩ずつ立ち向かっていくこと、後ろから吹く風は、追い風であり、進みやすくしてくれる、人生において進みやすいという出来事であるため、喜びに繋がる出来事と考え、それを懐かしい日々と言えるようになるだけの、人としての成長が凄く好きでしたね…

また、2番以降の歌詞はこうなっていました。

「どこまで来たかと 君は訊いた
 疲れた?と訊けば 笑い首を振る

 そしてまた歩く 肩を並べ
 そう、目の前には 色無き大地

 邪魔する物は どこにも無い
 足を揃え前へ進む 迷わずに

 確かな気持ち 風の中
 閉じた瞳にカタチ無き君を感じて

 止まらない思いが 足跡残し
 今、ここに 二人の軌跡 生まれる

 育んだ思いを言葉に変えて
 いつまでも温かな手をつないで

 君との未来
 語り続ける」

となっており、疲れたことを笑い飛ばせたり、色無き大地を迷わずに進むこと、カタチ無き君を感じての歌詞から、渚を亡くし、汐と一緒に生きていくことを決心した朋也の歌詞ではないかと思いました。色無き大地という、町を支えるものであるのに色が無くなり、それは渚を亡くし、今まで進んできた道を失った(渚と出会わなければよかったという過去の)朋也の心境としても考えられ、そこからの歌詞が迷わずに進むことへと繋がっており、また歩くという前の歌詞から、再度同じかもしれない道を歩きなおすことを決意した朋也の決心、「確かな気持ち 風の中 閉じた瞳にカタチ無き君を感じて」という、どんな風(様々な出来事)が訪れようとも決心は鈍らないこと、時には渚のことを思い出して勇気を奮い立たせるように感じ、エモかったです…(*´ω`)

そしてその後、最後の歌詞へと繋がり、「止まらない思いが 足跡残し 今、ここに 二人の軌跡 生まれる」となり、止まらない思いという、願いが叶ってきた人々の思いが、光の玉として、足跡を残します。(元々1番で足音だったものが足跡という、道筋になっていました。)そして二人の軌跡(軌跡であるため先人の行いのため、汐の視点で考えると渚と朋也の道筋)が生まれると、AfterStoryの最後を終わらせる歌詞となっていました。(軌跡は奇跡と言葉をかけているのかもしれません。)続いて、「育んだ思いを言葉に変えて」という続く歌詞も、朋也が渚の名前を呼ぶシーンのことではないかと思います。

影二つの歌詞はクラナド渚√、AfterStory、そしてAfterStoryラストの渚と出会うところまで続くエモイ歌詞になっていたのですね…鳥肌が立ちました…(゚∀゚) また、影二つという曲名ですが、ゲームでは各√のエンディングで流れます。そして影とは、AfterStoryで幻想世界のロボットが光の玉のこと実体がないこともあり、存在を「影」と言います。つまり影とは光の玉であり、影二つは光の玉が二つ発生したとしても考えられ、各√では、主人公とヒロインの二人が幸せになって話が終わります。だからこそ、「影二つ」という、その幸せや幸せに行き着く過程を表現し、そういった曲名になっているのではと思いました。(そのため1番の歌詞は、誰が相手でも柔軟に考えれるようになっているのだと思います。)本当エモイです…(*´ω`*)

また、影二つがこのシーンで流れたのは、歌詞通り坂道の途中ではあるが、渚と付き合い始め、朋也の心の支えがほぼ完全に渚になること、渚にとって、演劇をしたことにより、渚はこの後の未来を知ってしまった可能性があるからこそ、2番から続く歌詞のAfterStoryへと、スタートラインとして流れたのではないかと思いました。本当エモイです…( ;∀;)

 

CLANNAD AfterStory1話。渚の野球シーンが可愛かったです…ボール投げるときに目をつぶっているのが渚らしくて最高でしたね…(*´ω`*)

次は目をつぶらないもの、慌ただしくしている感じが可愛かったです…(*´ω`)

バッターとして渚のシーン。スクイズ(バントで1点もぎ取る作戦)に対して、スクイズの意味が分からずにどんなクイズでしょうか?と聞いたり、バットを振るタイミングが明らかに遅く、ここも可愛かったですね…(*´▽`*)

渚のバッターシーンその2。目をつぶったままバットを振ります。朋也から「悔いが残らないように、思いっきり振っていけ」と言われ、ヒットさせるのが渚らしくて良かったですね…(*^^*)

ちなみにこの時初めて気づいたのですが、渚の私服の色ってCLANNADアニメエンディングの、だんご大家族で出てくるだんごの色だったんですね…(*´ω`*)

 

春原の話。芽衣ちゃんは、春原の将来が心配で、春原はその問題を解決するために偽の彼女を作り、偽の彼女として、早苗さんがやってくれることになります。早苗さんのコスプレが可愛かったですね…(*´ω`*)

続いて、春原は早苗さんとデートします。春原はデートに夢中で、公園でいじめられている別の家族の妹や、それを助けた兄がその後迷子になってしまい困っても助けようとはせず、早苗さんがその兄弟を助けてあげてデート時間を奪われたことでふてくされます。早苗さんはそれを諭し、春原とまた会いたい事、でも時にはもっと大事なこともあり、それを忘れずにいてくださいと伝えます。早苗さんが人を成長させるための、芯の強さを感じるシーンとなっていました。

その後、部屋で駄目な兄を見て、芽衣ちゃんは好きな人が出来たと嘘をつきます。春原はそれを聞いて動揺し、芽衣ちゃんはそんな兄を見て部屋を出て、追いかけて止めにきてくれることを期待しますが、春原は早苗さんとのデートの約束を電話でかかってくるのを待っており、追いかけずに自分に言い訳し、部屋から出ようとはしませんでした。芽衣ちゃんにとって自分を心配してくれる、やさしい気持ちが残ってくれていることに期待したかっただけでしたが、悪い方向に話が進んでいきます。

そして芽衣ちゃんは兄の過去話をします。小さい頃よくいじめられ、それを助けにきてくれたこと。中学生になってからはサッカーがすごく上手く、芽衣ちゃんだけではなく、チームのみんなからも頼られていたこと。だからこそ、いじめられている子を見て、助けにいかない兄は違うと感じます。芽衣ちゃんにとって、中学生まで地元で兄は誇りでもあったのに、高校に行ってからはサッカーもやめ、兄への印象が変わり、だからこそ元の頼りがいがある兄に戻ってほしいという気持ちがありましたね…

その後芽衣ちゃんに春原の彼女が渚が白状し、早苗さんだということが分かり、芽衣ちゃんはデートのタイミングで早苗さんと春原を尾行しようとします。その際に早苗さんの衣装で秋生さんに何をしているのか疑問を持たれ、それを濁すために、最終的には渚に押し付けて、朋也たちは逃げ出し、それを押し付けられた渚の驚きの声が可愛かったです…(*´ω`*)

芽衣ちゃんと気晴らしに朋也が遊ぶシーン。兄のことを心配していた芽衣ちゃんが、気分転換がてら無邪気に、年相応の遊びをするシーンでした。「お兄ちゃん」呼びや、いちごを取られて怒る等、可愛いシーンが盛りだくさんでしたね…(*´ω`*)

そしてそんな気晴らし中に、朋也と芽衣ちゃんは春原と出会います。春原が珍しく真面目な表情をしており、くっつきあっている写真を見て、朋也と芽衣ちゃんの関係を疑います。そんな春原を見て、朋也は芽衣ちゃんの彼氏は俺だと嘘をつき挑発し、春原に渚のことを聞かれ、朋也はあいつとは別れるよと目をそらしながら言います。流石に渚の事は本心の台詞ではないことが、目をそらすことで後ろめたい気持ちがある表現になってましたね…

春原はそれを聞き、朋也に対して一言言いたそうでしたが、苛立ちだけ見せて、そのまま去ります。朋也達は春原に殴られるのも覚悟はしていましたが、春原は何もしませんでした。春原は高校に入り、すぐに部活をやめ、勉強もついていけないため、何かに対してやる気もない、人とは距離をとり、怠惰な日々を過ごしていました。朋也は渚をきっかけに、春原と元々同じところにいましたが、人間的に成長し真人間になりつつあり、本当に大事なことのために頑張れるようになりました。しかし春原はそれがなく、変わらない環境から、とっさに嫌なことがおきても、流してしまう癖がついていました。春原という、朋也には人生のアドバイスを出来るのに、自分自身は何もない、そんな自分を芽衣ちゃんたちをきっかけに、変えてくれる話となっていましたね…

その後、芽衣ちゃんはすでに1週間学校を休み、兄に対して、何とかしたい気持ちがあることが分かりました。兄弟の絆ではありますが、昔自分を救ってくれた兄に対して、唯一心配してくれる、春原というキャラに対して救いがありましたね…

そして芽衣ちゃんは、春原をしっかりさせるために、芽衣ちゃんが知ってるかぎり、唯一春原自身がしっかりとやっていた、サッカー部へ戻ってもらおうと努力します。

春原を部活に戻してほしいと芽衣ちゃんはサッカー部に言いますが、サッカー部のメンバーはそれを否定し、さらに頼みにきた芽衣ちゃん、朋也、渚全員をバカにする、根の腐った人間の集まりでした。芽衣ちゃんはそれでもめげず、翌日にはもう一度頼みに行こうとします。朋也はもちろん手伝う気で、渚も手伝おうとしますが、朋也は渚の事を心配し、一緒に行くことを拒みます。しかし相手が暴力を振るう可能性があっても、渚は引かず、芽衣ちゃんの助けになりたい一心で、渚の誰かの助けになることへの芯の強さがあるシーンでした…(*´ω`*)

その後、サッカー部に何でもするから春原を部に戻してほしいと、朋也は頭を下げて頼みます。朋也自身もたとえ相手が誰であろうとも、誰かのために頭を下げれるほど人として成長していました。少しづつ、渚という心の支えの存在がいることで、変わっているのが分かり、エモかったですね…(*´ω`)

その後サッカー部の手伝いをしますが、それは酷い行いであり、そしてそれをやり切った後でも、サッカー部は春原を部活動に戻してほしいことを聞く耳持たずでした。挙句の果てには、部長が春原が朋也たちが何をしているのか知っていても助けにこないと煽り、ついに芽衣ちゃんに兄は来るはずと泣かせ、いじめに発展します。流石に朋也も我慢できない状態になり、キレて喧嘩しようとしますが人数が多く、部長までたどり着けません。そんな芽衣ちゃんが昔いじめられ、兄に助けてほしいといった状況になった時に、ついに春原が芽衣を助けにきます。春原は芽衣ちゃんが泣くまで助けにこれなかったこと、不器用な部分がありましたが、昔の自分を出すことが結果的にでき、本当に大事なことは見失っていませんでした。

続いてサッカー部を喧嘩でやっつけた後、朋也と春原は腹を割り、お互いに本音をぶつけながら殴り合いました。朋也は春原にしっかりしてほしく、芽衣ちゃんのことを心配したのであれば何で放っておいたのか聞きます。それに対して春原は、岡崎なら芽衣の彼氏でもいいと思ったこと、サッカー部の部室の出来事を知っていても最後まで手を出さずに隠れていようと思ったこと、岡崎がだらしないから出てきたこと、ちゃんと芽衣を守ってほしかったことを伝えます。春原にとって、岡崎が渚を振ってでも芽衣ちゃんを選んだのであれば、守ってほしいと、だからこそ距離を置いたのもありました。このシーン、殴り合うことでしか腹を割って話せないのが、朋也と春原というキャラ、そしてお互いに譲れないものがある親友の感じがあり、良かったです…

翌日。春原と朋也はお互いにボロボロになった顔を見ます。そして何も言わず、お互いに楽しそうに笑い始めました。まるで昨日の出来事はバカなことをしたと笑い飛ばすかのように。お互いに相手に対して喋らず、水に流しているのが伝わり、親友だと感じるシーンでした…(*´ω`*)

春原の話ラスト。朋也は春原と出会ったころを思い出します。朋也は春原を見て、春原も朋也の顔を見て、お互いに喧嘩後の傷だらけ顔を見て笑い合い、学校に入ってからあんなに笑ったのは初めてだと朋也は思い、二人でバカをやっていこうと決めます。お互いに頑張る目標を失い、学校をやめる可能性がありましたが、学校内で唯一冗談を言い合える相手に出会うことが出来ました。そのおかげでお互いに色々な道を通りながらでも、ここまで学生生活を続けることができ、友達との縁という、大事なものが出来ました。このシーンで願いが叶う場所のBGMが流れるのが、当たり前の幸せの一つを掴めたと感じ、感動しましたね…(*´ω`*)

春原の話では、しっかりした人になってほしいという願いよりも、何があっても笑い合ったり、時には本音をぶつけ合える、そんな大人になってからも大切な存在についての内容でした。親友の絆という、生きていく上では大切なことについてしっかりと話があるのが、本当にエモイですよね…(*´ω`*) そして芽衣ちゃんもそんな出来事を見て、兄妹以外にも、親友を作るといった、大事なことを見つけることができ、芽衣ちゃん自身にも春原兄としてこの先の道を教えることができたのが、良かったです…(^^)

 

幻想世界の話。ロボットは、シーソーで少女と遊ぶ間に自分がいるからこの遊びができる、この物悲しい世界で自分が来るまでは一人何していたんだろう?と考えます。幻想世界に一人住んでいた少女にとって、周りにある光の玉は人の幸せの影であり、その影がたくさんある場所、人の集まりではなく、人の幸せの影の集まりであり、想いのみがある町が幻想世界なのではと思いました。そんな世界で、町は現実では物理的に変わり、人の幸せの意思だけ方向性が変わりながら光の玉が生まれます。それを見ながら、変わっていくのをただ受け入れていますが、町が自然的にも人間的にも環境が悪化し、生きることが困難になる可能性が高い冬の時期には、町としてもしあるなら機能が落ち、その町と同化している少女は生き抜くことが出来ません。そんな辛い思いや、受け入れるだけの悲しい世界で生き抜き、ラストでは少女も救われ、小さなてのひらの歌詞にもつながります。現実に起きた出来事(渚や汐の死)だけではなく、幻想世界でも悲しい出来事が続いていたことが、物語の悲しさを感じましたね…(´;ω;`)

 

美佐枝さんの話。美佐枝さんは、叱るだけではなく、心配もしてくれ、人望があると言われます。叱るという行為は、相手の事を考え、それが間違っていると判断した時の行動であり、さらに心配してくれるという、相手に対しての心のやすらぎを提供できる人でした。クラナドのキャラは相手のことを考え、優しく接するキャラが多く、その中でも、大人としてしっかりと叱ることができ、美佐枝さんは他のキャラにはない特徴がありました。

そして美佐枝さんの過去話。志麻くんは、昔助けてもらい、その恩返しとして、願いを一つ美佐枝さんに叶えてもらうために会いに来ます。美佐枝さんは何を話したのかも覚えていませんでしたが、志麻くんには、話したことに意味があると言います。美佐枝さんは昔から前向きだったので、そのおかげで頑張ることができたと。人間、辛いときには人に愚痴を聞いてもらったり、励ましてもらうことで、人は頑張ることが出来ますし、アドバイスがなく前向きな言葉だけでも、その言葉に惹かれ、気持ちを切り替えることができます。そんな前向きでいることの強さを美佐枝さんは昔から持っていました。人望が昔からあることが分かりますね…

美佐枝さんは好きな人がいて、告白するタイミングをずっと伺っていました。そんな時、美佐枝さんが好きな人にはすでに彼女がおり、その好きな人から志麻くんに、彼女がおり、それとなく美佐枝さんに伝えてほしいと言われます。美佐枝さんの好きな人には、美佐枝さんが付き合うことは出来ないことにショックを受けた志麻くんは、美佐枝さんの前でずっと落ち込んでました。

真実をまだ知らない美佐枝さんは、志麻くんに落ち込んでいる理由を聞き出そうとし、志麻くんが好きな人ができ、その好きな人にはまた別の好きな人がいて、ただその願いは叶わないということからショックを受けていると聞き出します。それを聞いた美佐枝さんは前向きさからそれは志麻くんの好きな人に、振り向いてもらえるチャンスだとアドバイスしました。それを聞いて、心の底から美佐枝さんが好きだった志麻くんは、純粋さから、チャンスなことよりも落ち込むことの方に耐えれないほどのショックを受け、涙を流します。

その後真実を知った美佐枝さんは、目の前で泣いている志麻くんを見て、自分が泣きたいのに志麻くんが泣いていることに驚愕します。志麻くんは自分の心の動きよりも、相手のことを大事にし、嫌な感情を一切見せない、そんな純粋で優しいキャラでした。このシーンはエモかったです…

美佐枝さんは失恋したことからショックを受け、学校を休むほどの出来事でした。そんな美佐枝さんを見て、志麻くんなりに励まそうとして、美佐枝さんが好きなことを伝えます。志麻くんにとって、美佐枝さんの好きなところは、「叱ってくれるところとか、心配してくれるところとか、後、プロレス技かけられる時も、美佐枝さんのいい匂いがして、好きでした」と伝えます。美佐枝さんにとって、かけがえのない恋愛であり、この台詞はずっと心の底に残っているもので、朋也にその言葉に近いことを言われ、昔の出来事を思い出していました。美佐枝さんの話は恋愛が主となる話で、ただ、志麻くんは光の玉(願い)が絡まないと存在せず、風子同様、他のヒロインと違い現実的な可能性による幸せが存在せず、特殊な話でした。

志麻くんは美佐枝さんと一緒に遊び、自分自身の幸せを感じていました。そんな時、自分が持っていたお守りを見て、役目を思い出します。このシーン、「そうだ、忘れてた…」と言っており、寂しさや現実に引き戻される感じの喋り方があり、少し切なかったですね…

その後、美佐枝さんの友達(以後、サキさんとユキさんと記載)は、志麻くんの家に行こうとします。志麻くんは案内しますが、途中で家が思い出せず、茫然とします。このシーンでは彼岸花が映っており、この後の出来事が悲しき思い出になることを語っていました。そして家を何とか見つけますが、志麻くんの母親から、志麻くんは亡くなったことを伝えられます。真実を思い出した志麻くんは、その場から逃げ出しました。サキさんとユキさんも志麻くんを追い、公園でうずくまっている志麻くんを見て、こう伝えます。「私たち、君の事信じてる。私たちにとって、君は志麻くんだから…」「私たち、何があっても友達だからね。」と。志麻くんの存在がよく分からない中、サキさんとユキさんは、今の志麻くんを信じ、志麻くんを認め、この真実が何であろうと友達だと伝えます。志麻の存在が分かってしまった志麻くんにとって、この言葉は今の自分を認めてくれる救いの言葉でした。エモかったです…(´;ω;`)

秋祭り。美佐枝さんは志麻くんとデートします。このシーンの美佐枝さんは制服を着ていたころと違い、大人としての魅力や美しさが凄くあり、浴衣美人でした…(*´ω`*)

その後志麻くんは、願い事を一つ叶える話を美佐枝さんにし、美佐枝さんにお守りを開け、光の玉を見せようとします。しかし中には何も入っていませんでした。それを見て美佐枝さんは、「最初から、何も入ってなかったんじゃないの?でなければ、今の私には必要ないってことよ。大事なのは、今の私たちが、幸せだってことなんだから」と言います。元々願いによる幸せを求めていなかった美佐枝さんにとって、今の幸せを求めることこそが、願いが叶うという現在進行形の幸せでした。

しかし、今叶えられる願い事に志麻くんは執着したため、美佐枝さんは願い事を思いつき、伝えます。「ずっと、いつまでも、あたしのことを好きでいてください。いつまでも、いつまでも、あたしのことを好きでいてください。それがあたしの願いです。」と、願い事は告白でした。美佐枝さんにとって、好きな人と一緒に、ずっと幸せでいたいことこそが、願いだったのです。

志麻くんはその言葉を聞き、泣き始めます。志麻くんは、「あぁ、やっぱり僕はこの人が好きでした。短い間だったけれど、一緒に過ごした時間はかけがえのないものでした。ユキさんもサキさんも好きでした。4人で過ごす時間が、大好きでした…」と思い、志麻くん自身を一人の人として認めてくれて、そして美佐枝さんに叶えてほしかった願いも、志麻くんという人間が、美佐枝さんを好きでいるという、志麻くんの感情を大事にしてくれるものでした。救われたのは美佐枝さんだけではなく、志麻くんもというのがエモイですね…(´;ω;`)

そして志麻くんは美佐枝さんに「本当に…本当に、ありがとう。」と伝え、最後に「さようなら、美佐枝さん。僕はあなたを、一生好きでい続けます。ずっと…いつまでも…」と言い、消えます。志麻くんは、美佐枝さんに志麻くんという存在に好きになってもらえたことに感謝し、好きでい続けるために、伝言を残し、消えました。元々、願いを叶えるために美佐枝さんに会いに来た志麻くんは、美佐枝さんが今を幸せでい続けることだったため、願いはなく、そして唯一の願いは、好きでい続けて欲しいことであったため、願いは猫になるという別の形でこの後叶い、志麻くんは願いを叶える間のみ存在するということもあり、消えました。なぜ猫の姿になったかは、元々ご主人である志麻賀津紀の飼い猫であったため、光の玉の奇跡は願いが叶ったことでもうないこともあり、猫の姿で好きでい続ける意思のみ持ち、美佐枝さんのところへ行ったのではないかと思います。

美佐枝さんの過去の夢は終わり、朋也は猫に話しかけます。猫は意図的に朋也にこの夢を見させていました。朋也は幻想世界のロボットになっていたことも可能性としては存在し、そのことからも、光の玉を通じた奇跡の話は、光の玉として幻想世界でロボットは見ているため、朋也に話が流れ込んだのではないかと思いました。

秋祭り。朋也は、美佐枝さんに猫の想いを伝えます。「きっと、ずっと前から美佐枝さんと一緒に、この祭りに行きたかったんだよ。夕べ、夢の中でそいつの声を、聞いたような気がしたんだ…お祭りのとき、最後まで一緒にいられなくて、ごめん…ってさ」「願いのとおりに、ずっとそばにいるから…って」そして続けて、「そいつ、美佐枝さんが幸せになることを望んでいるんだよ。だって、そういう奴だろ、そいつって。美佐枝さんのこと心配してるんだよ。」と言います。美佐枝さんはそれを聞いて、「あたしももう一花、咲かせてみようかな」と伝え、猫と秋祭りに遊びに行きます。美佐枝さんにとって突然好きだった志麻くんがいなくなったことに対して猫としていること、そして志麻くんの想いを聞き、美佐枝さんはもう一度幸せになろうと、幸せでい続けることを諦めてしまったことから、幸せを目指す学生時代のころの美佐枝さんに戻りました。朋也を通じて、ついに幸せを感じれるようになったのが良かったです…朋也の話を聞いている途中で、美佐枝さんの目に志麻くんが映ったのが泣きましたね…( ノД`)

美佐枝さんの話ラスト。志麻くんが心の中で、「ご主人様、ご主人様。今のご主人様はあなたとは違う人だけど、とても優しい人です。けれどたまに不安になります。僕は目的を果たせたのでしょうか?あなたとの約束を、果たせたのでしょうか。今はもう遠すぎて思い出せません。ただ、今はこうしていたいです。それを、許してください――ずっと、ずっと、この人の傍に・・・居続けることを――」と思い、話は終わります。願いを叶えるために志麻くんは美佐枝さんに会いに来たのですが、その願いは果たして叶ったかは分からない、ただ今は美佐枝さんの傍に居続けることを志麻くんとして許してほしいと言います。前のご主人の前には戻らなくなりましたが、幸せでい続けることを求める美佐枝さんの傍にいることこそが、美佐枝さんの願いを叶え、例え猫ではなく志麻くんのエゴでも居続けさせてほしいと。志麻くんという、麻(光の玉を入れたお守りの麻袋)を通じて、志(こうしようと心に決めたこと)から、変化があった志麻くんの想いと、美佐枝さんの関係が願いが叶う場所のBGMもあり、号泣でしたね…(´;ω;`)

 

有紀寧の話。有紀寧は喧嘩の後にけがの手当てをしてくれることから、不良たちに人気がありました。不良たちは両親と仲が悪く、自分の家に居場所がなく、それで集まることが分かります。不良たちにとっては集まるこの場所こそお家でした。上手に生まれた場所で生きてこれず、そんな中でも、同じ境遇の人間同士で集まり、心を癒せる場所がある…朋也と春原みたいに学校で出会った親友というのではなく、社会において、真っ当な生き方ができない中でも、うまく生きていこうとする、人として大きく道を踏み外さない人たちの話でした。そしてその人たちを導き、喧嘩を収めてきたのは有紀寧の兄であることが分かり、その兄は仲間を庇い、交通事故による入院をしていると朋也たちは聞かされます。

この二人が歌っているシーンすごく可愛かったです…(*´ω`*)

その後、有紀寧は夜、寝付きが悪い日がありました。それが朋也たちに分かり、渚からよく眠れるおまじないはないのか聞かれます。眠れるおまじないはあるにはありましたが、それは誰かに膝枕してもらうことでした。それを聞いて渚は妙案を思いつき、朋也に膝枕をしてもらうといいと、提案されます。渚の好意に甘えて、有紀寧は朋也に膝枕を頼むことに。有紀寧の普段見せない照れ顔にすごくギャップがあり、可愛かったですね…(*´ω`*)

続いて、春原が宮沢和人という名前を自分自身が使ったことで、宮沢和人がいては敵対している佐々木さん率いる不良チームは勝ち目がないと思い、宮沢和人がいる不良チームを襲い、喧嘩になります。このままでは警察が出る可能性まであると話があり、有紀寧は佐々木さんのチームに交渉に行くことに。交渉の結果、お互いのチームの大将の一騎打ちで決着をつけ、負けた方が勝った方の下につくことで話がまとまります。しかし宮沢和人を出すことは出来ないため、向こうの不良が勘違いした春原を出すことに。小さな町で二つのグループが存在することで、お互いに悪い人間ではなくとも、喧嘩になるのは必然でした。有紀寧はそのことを憂い、「町の人たちみんなが幸せにならなければ、誰も本当に幸せになることはできないはずなのに…」「一人一人はみんな優しい人たちなのに、なぜ、こんなことになってしまうのでしょう…」と言います。小さな町で、誰かを蹴落とさないと、幸せになれないのは間違いであり、その幸せは他人を蹴落としたことによる一時的な幸せであり、時間の経過とともに、なくなっていくのだと思います。有紀寧の言葉ではどうしようもない、集団としての意思が悲しみを起こしている出来事でした…

 

一騎打ち前。渚が春原のために、早苗さんの差し入れでレインボーパンを渡します。秋生さんの名言、「お前にレインボー」がありました(笑) そしてそのレインボーパンに、お友達にいただいた究極のジャム(多分ですが、kanonのゲームに出てくる、水瀬秋子さんのジャムだと思います…)を塗ることで最強(最恐?最凶?)コラボの完成ですと渚は言います。このパンを食べた全員が気絶していましたね…w

全員が気絶してしまったため、唯一無事だった朋也のみ、佐々木さんと戦うことに。朋也は圧倒的な実力差があっても、倒れず、立ち向かっていきました。佐々木さんにもタフさだけは認めてやると、朋也が誰かのために意地を見せ、人として負けられないもののために倒れない、そんな成長を感じるシーンでした。

喧嘩を止めるために、宮沢和人が現れます。佐々木さんはそれを見て、勝負しに行きますが、正体は有紀寧でした。兄の姿になろうとしたのは、有紀寧にとって、朋也たちが巻き込まれ、朋也がボロボロになっていく姿に耐え切れなくなったのだと思います…有紀寧は、泣きながら、「どうして……どうしてみんな争わなくてはいけないんですか。どうすれば争わずにすむんですかっ!どうすれば……っ、どうすれば……っ!」と言います。有紀寧の、優しい人たちばかりだからこそ、争いをなくし、お互いに幸せでいてほしいと心の底から思っている、悲痛な叫びでした…

そして宮沢和人の真相が判明します。宮沢和人はすでに亡くなっている存在でした。有紀寧は、最初兄や兄のお友達が怖かったことを白状します。しかし、兄の葬式のときに泣いてくれる須藤さん達を見て、どうしてもっと兄の生き方を理解しようとしなかったんだろうと後悔します。だからこそ勇気を出して皆さんに近づいたこと、少しづつ仲間に入れてくれるようになったこと、そしてみんなといると和人兄さんの隣で笑っているような気がしたと言います。兄は最期まで争いをやめたいと願っていましたが、兄がいないと分かると、佐々木さん達が攻めてくるかもしれない、だからこそみんなで相談し、兄が亡くなったことを秘密にしよう、有紀寧は、兄の願いである争いをなくすことを実現させたいのが願いでした。

有紀寧にとって、兄は怖い存在ではありましたが、嫌いではなかったのだと思います。そして、亡くなった後に兄の生き方の結果を、兄の友達が泣いてくれたことから考え、理解しようとしなかったことを悔やみました。そこから勇気を振り絞り、少しづつ兄の友達に仲間入りし、(どれだけ兄の名前の影響や力があっても、妹だからといって、簡単ではなかったと思います。家族仲が悪く家を出てきて仲間同士で集まり心を許してきた人達なので、少しづつ、勇気を出して有紀寧は頑張ったのだと思います…)居心地の良さ、和人兄さんの器の大きさを知り、自分が隣で笑える場所に辿り着けたことを喜びます。有紀寧の幸せそうな表情が凄く良かったです…(*´ω`*)

ただ、争いに関しては、兄がいたことで少し落ち着いていましたが、兄がいないことが判明すると、佐々木さんたちに攻められ、争いがやむどころか悪化する可能性がありました。下手に兄の存在を教えることが出来ないため、入院という結果で、少しでも争いのない、平和の状況を維持しようとしていました。そんな中、兄が退院した可能性が佐々木さん達に判明し、兄に対して喧嘩をしかけた不良たちが怪我をしたため(智代に対してやられたという勘違いでしたが)、引くことが出来なくなり、争いが悪化しそうになります。佐々木さんが一騎打ちによる案を提案し、お互いのチームに顔が利く有紀寧が和人のフリをして、思いを伝えて佐々木さんを止めたため、やっと和人さんがいないという結果が分かり、争いが終わりました。真相を教えるタイミングと真相によって、争いがなくなることが分かったのです。

佐々木さんはその後、不良チームと一緒に宮沢和人のお墓の前で合掌し、佐々木さんや不良チームが、争いをなくしたいという願いに対して、受け入れた瞬間でした。有紀寧の願いがついに叶い、良いシーンでしたね…(´;ω;`)

有紀寧の話ラスト。光の玉について話がありました。いいことがあった時や、幸せな瞬間に、光の玉が現れ、幸せの象徴であること、手に入れれば、一つだけ願いを叶えることが出来る…そんな話が町の伝承としてあると言います。そして有紀寧は、たくさんの人に支えてもらって幸せと言い、「和人兄さん…ありがとう。」と宮沢和人によって、兄の友達だけではなく、結果的に自分も幸せに導いてくれたことに感謝します。このシーン、エモかったです…(*´ω`) 有紀寧も町の人たちの幸せ(友達や、不良の人たち)を願い、そして自分もそこから幸せになれる、渚の考えとして、人も町もみんなだんご大家族に有紀寧は近い考え方を持っている、とても優しいキャラでしたね…朋也とは違う不良達をテーマに取り扱っており、ヒロインであることから、特別なキャラだなと感じました…(上手に表現できないですね(-_-;))


そこから続きの話で、最初に卒業の話から始まります。

渚と学校生活を過ごし、渚の色々な可愛い部分があり、例えば、「好きな相手にはたまにはプレゼントを贈りたいもんだ」と朋也が言い、「それだと毎日朋也君にはプレゼントを贈らないといけないです」と渚が返し、言葉の意味を発した後に気付くなど、天然な感じで可愛いシーンがありました。また、朋也に就職先の話をプレゼントやデートの話でごまかされ、嬉しさが勝り純粋な感じもありました。

そして話は進み、渚が熱を出してしまい、卒業するのが難しくなってしまいます。朋也はショックを受け、周りの友達にはボタンを授業中預かってもらったり、春原には意外と脆いところがあると見抜かれていたり、気を紛らわせようとしている友達関係や、しっかりと見ている親友の存在が、エモイですね…

その後、渚はテストと出席日数の関係で、卒業できないことが判明します。朋也にとってその出来事は否定したいほど、渚を置いていくことに抵抗がありました。それは朋也も卒業を拒むほどに。結果と、渚の辛い思いを汲み取れない朋也は、秋生さんから子供だなと怒られます。朋也は、何人かの力になることはでき少しはマシな人間になったつもりでしたが、好きな女の子が卒業できなくなるそれだけでもう、どうすればいいか分からないほど子供だと自分で思います。朋也にとって、学校生活で目標を見失った中、唯一学校生活を良く思えるようになったのは渚のおかげで、渚との青春が、朋也にとっては学校生活のかけがえのない思い出でした。それほどの思いがあったにも関わらず、一緒に卒業は出来ないことに、これ以上の思い出が作れないこと、それが辛くて子供だと認めます。朋也の葛藤にリアリティがありました…

この時点ですでに渚が大好きで、小さくて、か弱くて、それでもずっと頑張り続ける存在である渚をずっと守っていきたいと思い、しかし、まだ精神的に未熟だった朋也は、一緒に卒業出来ないのが凄く悲しく、卒業する日になっても春原に冗談で、「今から窓ガラス全部割ってもう一度留年出来ないかな…?」と言います。それぐらい心残りがあり、学校から帰る途中も渚と過ごした学校生活の思い出を振り返るシーンがアニメでありました。このシーンで願いが叶う場所のアレンジBGMが流れながら、渚の描写が出てくるのは朋也の気持ちが伝わってきて、泣けますね…( ノД`)

また、幸村先生も定年退職という、卒業タイミングが朋也たちと重なりました。幸村先生は、スポーツ推薦で学校に入った朋也と、春原に対して、周りは進学を考えていることで目標がある中、目標がなくなり周りの環境から浮いてしまった二人を、一人だと悪い方向に行く可能性があるため、出会わせることで、友達としての青春を、真っ当な道を歩ませようとしてくれました。進学校と真面目な生徒が多い中、唯一目をかけてくれた存在で、朋也と春原に「ありがとうございました。」と言われるシーンは感動でしたね…

卒業後も、渚は最初に、「朋也君、卒業おめでとうございます。」と制服姿の朋也に言います。朋也はそれを聞いて、初めて坂道で出会った日を思い出し、あの坂道から学生生活という、お互いに同じ場所で見て、進むことは、自分は卒業してしまったので出来ないと悟り、本心を伝えます。

渚の前で泣きながら、「幸せだったんだ!やっぱり俺も留年すればよかった…!」と言うほど渚が支えになっており、どれだけ悲しいか、そこで渚が「朋也君、そんなことで足を止めたらダメです。進めるなら、進むべきなんです。朋也君は進んで下さい。私はもう1年頑張りますから」と自分も一緒に進めなくなってしまって辛いだろうに、そんなことでと言い、この先の未来を大切にしており、渚が凄く強く、朋也も渚の体調を考え、精一杯渚を大切にしており、お互いがどれだけ相手のことを大切にしてるかが分かり、エモすぎます…(´;ω;`)

渚の強い意志の表情が伝わり、良すぎます…

そして手を繋ぎたいと渚は言います。朋也が制服姿で、学生生活の間に、最後にデートが出来る日であり、朋也が願ったことの一つでした。渚の優しい思いが、繋いだ手に対して桜の花びらが舞っているのがすごくエモく、感動でしたね…(´;ω;`)

最後に朋也は、立ち止まることなく歩きたかった、どこまでも、どこまでも、ずっと続く坂道でも…二人で…といい、朋也の卒業の話は終わります。

つづくとアニメなのでそう終わっていますが、歩きたかった坂道を言った後に、桜並木でつづくを表示されると、この後の未来にもつづいていくと感じれて、色々な意味で捉えることができ、凄くエモイですね…(*´ω`*)

また、渚は朋也にこのシーンで進めるなら進むべきだと言っており、渚にとって、未来で自分が亡くなり、汐が生まれることを分かっていた可能性があり、朋也が挫折することが分かっていたので、汐のためにも、進むことを選択してほしいという願いがあったのではないかと思いました。このシーンが坂道の途中で話があったこともあり、坂道を進むことに対しての、渚と朋也の道の違い、そしてそれは町(渚)の意思であり、停滞した町にいるのではなく、そこから先への未来に進んでほしいという意味があったのかなと思いました…


卒業後の話はもう一年留年した渚と、社会人となった朋也の話が始まります。朋也は卒業後、夢の中で最初に親友や友達たちとの卒業の別れから、少しづつ風が流れ、雲が西から東へと動き、時が進んでいる描写がありました。ですが渚の卒業おめでとうで雲は逆に動き、時が戻る描写に変化します。雲の動きが、朋也の学校生活という目の前にあるやらなければならないことから、大人になりやりたいことを見つけられず、渚を中心に、やりたいことを探し始める気持ちの動きが表現されていました…

その後、朋也は早苗さんの提案で古河家のパン屋で一緒に働くことになります。次にどうしようか迷っていた朋也にとって、その提案は嬉しい出来事でした。卒業後に、衣食住だけではなく、働き口まで用意してくれる…大人として、人として助け合いが心の底にあるからこそできる、優しさでした…そして朋也も一緒に働くうちに、秋生さんと早苗さんが渚を元気づけるために、夫婦漫才をして、笑わせていたことを理解するようになります。ずっと一人で父親とうまく生活できなかった朋也にとって、その出来事は新鮮であり、本当の家族の姿に気付き始めたのだと思います。渚にとっても、辛い学生生活を明日も頑張ろうと思えるほどの、家族愛がそこにはありました。

そこから渚の学生生活の話に進みます。演劇部を継続すること、周りに友達を作りたいこと、色々とやりたいことはありました。しかし、2年留年していること、周りは3年生のため進学の準備で忙しいこと、演劇部の顧問が変わったこと、部活動紹介でうまく伝えれなかったことがあり、渚から楽しい学生生活を聞くことはありませんでした。渚にとっても、学生生活の時には朋也という存在が近くにいたからこそ、継続出来ていたこともあり、強くなったからといって、人間そんなには簡単に本質は変わりません。渚の弱い部分が、渚にとって学生生活では強調され、友達作りも、部活動の継続も難しい出来事でした。見ていて辛かったです…それでも、朋也の頑張れの一言が、渚を毎日学校に行かせるための背中を押したこと、それだけが渚にとっても少しずつ人生という坂道を登ったことに繋がり、良かったです…(´;ω;`)

ここから朋也は、久しぶりに杏たちに会い、学校が忙しいことや、周りの人たちが目の前の目標に向けて頑張っているのを見て、ショックを受けているのか、冗談を上手に返せませんでした。そういった諸々の出来事があり、朋也は自分の中で目標を決め、一人暮らしを始めること、芳野さんにお願いし、芳野さんの勤めいている会社に入社することになります。一人暮らしを始めるために、秋生さんと早苗さんに伝えますが、早苗さんからは決心したことを褒められ、秋生さんからは「何も言わない、思うとおりにやってみろ」と、母親や父親としての、朋也に対する振る舞いがありました。朋也も秋生さんには敬語を使うのをやめていたりと、家族らしくて凄く良かったです…(*´ω`)

その後、秋生さんは朋也とキャッチボールをし、秋生さんは朋也に対して助けが必要なら遠慮なく言えとアドバイスをし、社会経験がまだ朋也はありませんでしたが、朋也はその言葉だけで十分だと、未熟さを残している感じがありました。そして朋也は渚を連れて行ってもいいかと秋生さんに確認します。秋生さんにとって、自分の娘が、家を出ていくことになるのは、別れと成長もあり、その思いをスッキリさせるために、キャッチボールではなく、バッティングで朋也の思いがこもった球を、ホームランします。言葉ではなく、思いを行動で表現するのが、父親らしくて良かったですね…

朋也の初出勤の話。芳野さんが社会人の先輩として凄くいい人でした。入社した朋也に対して対等に接し(とりあえず1日でやめるのはナシにしてくれ…それやられると鬱になる…と半分冗談を言った後に、電柱に登っての作業でスパナを落としてしまい、バカやろう!と言い、今下に人がいたらどうだとしっかりと怒ります)、こういう当たり前のことが出来る人って中々いないので、先輩という姿を見せられたシーンでしたね…また、1日目にも関わらず、失敗を優しく許すのではなく、怒ることが出来るのが、これからの仕事の付き合いを対等にできるか、朋也に対して期待をしているからこそ、普段の仕事と同じ振る舞いをして、自分自身で成長することができるかを思っているのが伝わり、エモかったです…(*´ω`*)

1日目の仕事後、朋也が飯を食べながら眠たくなっており、1日目の社会人としてキツイ仕事をした後に、やっとリラックスできる場所になると、うとうとするのはリアリティがあって共感するシーンでした。渚から見た朋也が眠たくなるシーン、朋也から感じた眠たくなるシーンが伝わってきて疲れているのが分かりやすく、深いシーンでしたね…

仕事も大変ながら、朋也は「今俺は渚に支えられていた、渚は俺を心配して、毎日様子を見に来てくれる。それだけで、腐らずに頑張ることが出来た。」と思っています。朋也にとって、学生の頃とは全然違い、色々な嫌なことから逃げてきた時の癖もあったのでしょうが、今は渚という大切な存在がいること、渚によって仕事疲れを癒せる空間や気持ちが安らぐ場所があり、逃げるのをやめることができ、大人として成長を感じるシーンがありましたね…(*´ω`*)

また、朋也は右手が上がらないのを隠し、仕事中に芳野さんに最初疑問を思われたり、渚も学校生活で去年と違い演劇部がないこと、朋也という存在や、友達がいないことで、一人きりになることが多く、辛いことがあったときに、そういった出来事を忘れようと、朋也に話しかけますが、朋也も仕事で色々と考えを持つようになり、渚の話をしっかりと聞くことができず、渚に不満が溜まるシーンがありました。このシーンで、町、時の流れ、人のBGMが流れるのは、人生うまくいかないこともあるが、それでも時間は進んでいく、周りは変化していくと感じ、共感することも多いシーンでした…また、渚は朋也の仕事の頑張りを見て、「すみません」と、自分自身を卑下するシーンは、渚らしいシーンではありましたが、辛かったですね…

渚は学校での出来事や、朋也の仕事の頑張りを聞いて、共感するところがあったのか、朋也に私が帰った後に、部屋で独りぼっちになるのは寂しいんじゃないか、それを考えると、時々泣きそうになってしまいますと言います。学校生活が辛いと感じている渚にとっても、朋也との共同生活は癒しであり、また、自分には家に帰ると家族がいるが、朋也は一人きりだと考えると、学校生活の自分と面影重ねたのか、朋也が実家にいたころのように、一人きりの環境と同じと感じたのか朋也の心境を思いやり、泣きそうになるぐらい辛くなると言い、そこまで人を思いやれる優しさに感動しました…( ;∀;)

その後の話でも、芳野さんは自分が出来ない仕事を朋也がやっているのをみて、朋也にとっては大したことのない仕事でしたが、芳野さんはきっちりと褒めてくれます。そしてそれを見た他の社員も、仕事の時間は終了していますが、手伝おうかと声をかけたりするシーンがありました。何気ない日常の仕事でもしっかりと褒めることの出来るいい先輩をしており、上下関係関係なく、他の社員が手伝いを申し込んだり、朋也が仕事終わるまで待とうとしたり、朋也が先に帰ってほしいと頼んだことにより、先輩社員たちが朋也の意図を汲み取り退社すると、良い職場だと感じる雰囲気がありました。

また頑張る朋也を見て認め、朋也の怪我にも気付き、今後その怪我がずっと仕事上支障があることでも、お互いに分担し補い合おうと、大事に思ってくれてます。ここで朋也が目頭が熱くなってありがとうございますと言っているのが、凄くいいですね…

その後朋也は会社に期待され、色々な仕事を任さられるように。休日出勤が増えたり、仕事中は芳野さんに頼まれた仕事に対して、返答だけではなく、少しずつ提案ができるようになっていました。そして芳野さんからも仕事を任されるようになり、朋也の急成長ぶりから熱心に仕事を頑張っているのが伝わり、これまで何となくだった昔の過ごし方から、必死になれる成長した朋也の姿に感動しましたね…(*´ω`*)

仕事中、芳野さんは朋也の右肩が上がらないことに気付いており、それを朋也に聞きます。朋也は肩が上がらないことは、体を使うこの仕事において、ハンデとなり辞めなければならない可能性があるため、黙っていましたが、芳野さんに気付かれていたことに驚きます。芳野さんは右肩が上がらないことを、朋也がハンデを理由に逃げたり、仕事を辞めない意思を見て、そのハンデを克服しようと、上手に仕事をこなしているのを評価し、お互いに助け合い、例え朋也が作業中に時間がかかったり、出来ない仕事があっても自分がその仕事を補おうと、朋也の事を決して見捨てない先輩社員として、凄い心構えがありました。朋也はそれを聞き、迷惑になることを恐れますが、芳野さんは朋也がこの仕事を続けていくのを前提で、仕事中に事故で渚を悲しませるなと、朋也の仕事に対する心構え、周りの環境、そういったものを考え、フォローします。朋也は芳野さんの温かい言葉に泣きそうになりますが、朋也にとって、この人に会社の上司として出会えてよかったという気持ちが伝わってきて、泣けましたね…(´;ω;`)

それとこのシーンは芳野さんの目の動き方が凄く好きなシーンでした…運転中というのもあり、ずっと前を向いているのですが、朋也に対して仕事の分担の提案をしたときのみ、朋也の表情を伺い、自分の言葉に対してどんな表情をしているのか(受け止めようとしているのか、申し訳なさそうな顔なのか)を確認し、そして前を向いて説得を必死にする感じではなく、さりげなく、朋也のことを気遣う言葉をかけているのが、朋也に対して負担をかけない伝え方の感じがして、とても良かったです…(*´ω`)

その後朋也は、上司の仕事の段取り忘れで、この仕事出来ないかと聞かれるシーンがありました。朋也はそれを聞いて、自分で判断し、この仕事ならできると積極的に取り組もうとします。社会人の朋也としての成長がエモかったです…(*^^*)

その後、朋也一人にお願いした仕事でミスが発覚し、芳野さんは朋也を気遣って詳細な内容は伝えず、例え休みの日だろうと、自分で片づけて朋也には渚との予定を楽しんでもらおうと、休日出勤します。しかし朋也にとって、休日の大事な約束があるけどそれをキャンセルして、芳野さんが変わりに対処しているところに、頭を下げて責任を取らせて欲しいと懇願します。それを芳野さんは最初は断りますが何度も頭を下げる朋也を見て仕事を手伝ってもらいます。そして、翌日の仕事場では、きっちりと褒め、そしていずれお前の後輩が出来た時に、そいつの失敗をフォローしてやれ、それがお前の仕事だと大切なことを伝えます。その休日の約束が大事なのは芳野さんも知っていたのに、そこで朋也の気持ちを汲み取れる芳野さんが先輩として、またしっかりと後輩に伝えていくべきという恩の返し方を教える姿に感動しましたね…(ó﹏ò。)

朋也の休日の約束は、最近すれ違いが多かった渚が、お互いに楽しめる機会と嫌なことを忘れるために、創立者祭というイベントを一緒に楽しみたいというお願いでした。この約束は創立者祭が終わった後に朋也は到着し、鼻歌で創立者祭を歌っているぐらい楽しみにしていた渚から不満があるのかと思えば、「朋也君は謝まるようなこと、してないです。一緒にとうもろこしを食べながら帰りましょう」と何一つ言わないのが、学校の今までのこともあり、辛い環境は渚だろうにそれよりも人のこと(朋也の仕事の頑張る姿)を思える渚が強く、とても切なくなりました…(*´ˆ`*)

また、ゲーム版でやり取りがあったか覚えてないのですが、アニメ版は連絡をやり取りするシーンがなかったので、お互いにやり取りをせずに結果こうなった(朋也は約束の時間に遅れ、渚はずっと待っていた)のだとすると、お互いが大切に思っているからこそ、出来たのがエモすぎます…(´;ω;`)

走ってきた朋也に対して、汗を拭く行為を先にしてあげるのが、優しすぎますね…

食べながら帰るシーンも、坂道という一番の思い出が残るシーンなのが、願いが叶う場所のBGMもあり、エモイですね…(*´ω`*)

朋也にとって、今回の話は、一人で初めて任された仕事に対してミスをしてしまい、怒られる覚悟で会社に出勤したり、渚との約束を果たすことが出来なかったことで渚に怒られるのではないかと思った朋也でしたが、渚はそれを受け止めてくれ、朋也は驚き、会社でも褒められて、朋也はまた驚きがある、朋也の社会人としての、周りの環境と共存しながら、今までと違うことが多く、人の温かさに触れる話となっていました。会社にも名札を作ってもらえたという、新しい場所が出来たのを強調するように今回の話は終わりますが、朋也が少しずつ新しいことを知り、認められているのが本当にエモイ内容でしたね…(*´ω`*)

仕事も少しずつ慣れ、朋也は俺が選んで、新しく手に入れた場所だったと言います。自分が周りに流されて生きてきた朋也でしたが、初めて手に入れた場所と誇っており、少しずつ大切なものを手に入れているのが良いなと感じました…自分で選んで、それをいいものだと肯定できることは、自己満足としても、やりがいとしても人生においてプラスの出来事になるので…(*´ω`*)

その後朋也は、渚に問い詰められ、朋也の親父に一人暮らしを始めたこと、新しい住所のことを伝えたかと聞かれます。朋也はそれを否定し、親父と会うことは嫌な思いをすると言います。会わなくなった間に親子の関係はどんどん溝が深まり、周りの楽しいことに慣れ、いつの間にか朋也自身、どこに住んでいるのか最低限のことでさえ、家族には伝えませんでした。渚の、家族と仲良くしてほしい気持ちが、朋也の嫌なことからは目を背ける、子供らしい気持ちに負けてしまっており、少し悲しくなりましたね…

朋也はその後、仕事で出世のチャンスがあり、親方から相談されます。このシーンでは遥かな年月 -Piano-のBGMが流れており、後に朋也の親父と過去の回想で流れるのだけではなく、未来への挑戦といった出来事にも流れるのはとてもいいなと感じました…

朋也は別の仕事に就けるチャンスに、自分が考えている方向とは別の道を突然提案され、戸惑いますが、その朋也のチャンスを芳野さんは応援してくれました。朋也はそれでも迷いますが、そんな時に芳野さんは自分の過去話をします。

芳野さんの過去話は、叱ってくれる存在がいなかったため、好き勝手に生き、他人のライブでメインボーカルを奪うほどの悪いことを行う少年でした。そんな中、自分が作詞したラブソングを褒めてくれ、真摯に歌詞の意味を読みとってくれる先生が現れます。その先生は、教室の移動中にも関わらず、話に夢中になってしまい忘れるほど、どこか抜けた人でした。この頃の芳野さんにとって、自分というものをうまく見つけられず、そんな中自分が書いた歌詞をしっかりと読み解き、理解してくれ、時間を忘れるほど自分に興味をもってくれる存在は、叱ってくれる存在でも何でもいいので、自分自身に興味を示す人が芳野さんにとって少ないのもあり、好きになったのではないかなと思います。朋也とは違った道で自分自身を上手に見つけれなかったのが伝わるシーンでした…

その後、芳野さんは音楽で飯を食っていくと近い、周りの人はそれを笑いましたが、先生(公子さん)だけはそれを応援し、真剣に芳野さんに向き合ってくれました。そして芳野さんは「自分がプロになったら、付き合ってほしい。」と音楽への道、自分の覚悟を決めます。芳野さんにとって、自分を認めてくれた人へのきっかけになった音楽は全てであり、将来に希望を持っていました。

そしてデビューはあっさりと決まり、デビュー後、芳野さんは歌いたいものを全力で醜い歌詞だろうと、吐き出すように、嗚咽のように歌ったと言います。それはきっと芳野さんが感じた心の叫びであり、芳野さんのラブソングは心の部分や人間関係を深く表現したものであったため、醜い歌詞も人間の嫉妬心や残酷さ等、醜い部分を表現した歌詞ではないかと思います…

芳野さんは歌うことにより、歌った後、それはどんな歌詞であろうと、きれいなものだと感じ、生きることは瑞々しいこと、生きることが一番醜いことだと思うようになります。歌を通じて、人生とは、人間関係とはどういったものかを何となく理解し、それを肯定することで、その中にあるきれいさに気付くように。本人がそこまで感じている歌詞だと、芽衣ちゃんがファンになるのもよく分かります…

自分の場所を見つけたと感じた芳野さんでしたが、テレビ局の企画により、芳野さんの音楽によって救われ、逆境に立っている(病気や事故、親のせいでとんでもない苦労をしている、精神が弱い人達の)ファンに会いにいくことになり、苦しみの中、芳野さんの歌を拠り所にしているのが分かり、自分の歌は自分一人の歌ではないことに気付きます。本来は芳野さんの気持ちや自分を代弁してくれるのが歌であったはずですが、その言葉の責任は自分だけのものではなく、周りにも影響することが分かるようになりました。

芳野さんは歌手としての真実に気付き、自分の歌を何千、何万人に向けて作らなくてはと思うようになったこと、現実の壮絶さ、自分の浅はかさを、薄っぺらさを思い知り、曲が少しづつ作れなくなります。自分の歌が、どれだけの影響力、それを理解せずに心のままに歌を作っていたからこそ、歌詞の責任に耐えられなくなり、純粋さ故に、心に傷を負うようになりました。本音では別の事を考えながら、この歌詞だと人に影響あるだろうと、心の逃げ道を作っておけば良かったのですが、その答えを事前に出せなかった浅はかさ、それで耐え切れなくなった心の薄っぺらさに少しずつ絶望しており、辛いシーンでした…

事務所は芳野さんの変化に気付き、休養を言い渡され、半年後、番組で会ったファンが罪を犯し、取り返しのつかないほど大きな罪を犯したとテレビで分かります。それは芳野さんにとって、その歌を拠り所にしたファンが、間違った道へと進んでしまったという、自分自身の歌による責任を感じる苦悩の始まりでした…

自分の歌を、ファンの中で特に生きるための拠り所にしていた(芳野さんの歌を聴くと気持ちが落ち着く、早く新曲が聴きたいと思うほどの)人が罪を犯したことで、芳野さんはどんなものであれ、生きる糧を奪ってしまったと考え、歌い続けることを決意します。その歌う内容は、無理な理想やきれいごとであり、自分でどうしてこんな歌を歌っているか分からなくなるぐらい、芳野さんの気持ちを代弁した歌は、いつしか誰かのために、自分の気持ちとは関係なく、芳野さんが歌い続けることに価値を見出し、歌う行為をしなければならないと、呪いに変わっていました。

そしてその歌の歌詞は理想論から逸脱し、生臭い現実をたたきつける歌詞となります。歌から得れるものは、現実の苦しみだけになり、歌詞は支離滅裂、矛盾だらけになり、それでも芳野さんは歌い続けます。この時点で、歌手として、歌詞がしっかりと書けていないと自覚があり、そんな自覚があっても、自分の歌でこれ以上人の人生を滅茶苦茶にしないように、無意識の責任感から歌うことをやめないようになっており、限界がきているのが分かります…その後、歌を失うことを恐れた芳野さんは、最悪の方法による罪を犯します。歌うことが芳野さんの始まりであり、どんな道を辿ろうと、責任感、自分にはこれしかないと目の前が見えなくなるほどの気持ち、そんな過酷な状態になっていました…

歌うことを失い、縋るものもない、何もかもなくなってしまった芳野さんは、「帰りたい」と絶望の中、一度だけ願います。歌うことを失った芳野さんにとって、自分を肯定してくれたものはすでに失ってしまい、自分自身の生きる価値が見いだせなくなっていました。だからこそ、帰りたいと、昔の自分探しに夢中になっていた過去や、色々な出来事があった町に、昔のように戻りたいという気持ちもあり、帰ります。そして芳野さんは町に帰った直後、公子さんに会います。このシーン、昔は公子さんと芳野さんの距離は近かったですが、帰ってきた後に芳野さんが気付いたシーンでは、遠く離れており、時間の経過とともに距離感が離れたという、時の流れを感じ良かったです…

公子さんは、芳野さんに対して、一言伝えます。「まだ音楽は続けてる?諦めないで続けていれば、夢は叶うから…」と。芳野さんはそれを聞き、「何もかも変わってしまった、変わらないわけにはいかなかった、でも見失ってはいけないことがあった、歌い続けるべきだった、誰のためでもなく、この人のために、ラブソングを…」と思います。芳野さんにとって、歌は全てであり、自分自身の心の叫びを歌うことが唯一の救いでしたが、それは周りの環境により誰かのために、歌わなければならない呪いへと変わりました。そんな中でも、自分のラブソングを褒めてくれ、意味を汲み取り、理解してくれ、自分が好きになった人に対して、歌うこと。それこそが、自分の肯定と、歌を認めてくれた原点であり、好きな人を思って歌うという行動原理に繋がっていたこと、自分の歌をしっかりと認めてくれる人に気付き、失ってしまったことを後悔します。公子さんにとって、芳野さん本人は今でも、音楽というジャンルが好きであり、それに対してのめり込む、のめり込む姿にこそ、価値がありそれを続けてほしいという純粋な願いと想いがありました。芳野さんの過去話は深すぎて本当に泣けます…(´;ω;`)

朋也はその話を聞き、大事なもの見失うなよと、芳野さんから言われ、小さな声で力強く「はいっ…。」と答え、その後渚も、朋也の頑張りが認められたことに対しての喜びがあり、そうした出来事から朋也は、新しい職場でやってみたいと思います。

朋也は自分の頑張りの結果から、人に認めてもらい、背中を押してもらったことから、少しづつ人の冗談にも合わせて笑ったり、柔らかい受け答えが出来るようになり、優しい感じが出るようになってきました。昔はうざいと思っていた出来事が自然にできるようになり、今は違うと感じるぐらい成長があり、少しづつ大人になる、そんな朋也の気持ちが丁寧に表現されていました…成長過程が本当にエモイです…(*´ω`*)

しかしそんな時、朋也の親父の直幸さんが警察沙汰をおこしてしまい転職の話が流れます。朋也はショックを受け、町を出て、親父が関係しない、新しい場所で再度やりなおしたくなりますが、渚がそれを止め、それは逃げること、町は帰る場所でなくてはならないと言います。この町は私たちが生まれた場所であり、私たちの町で、朋也と出会えた、いいこともあったと続けて渚は言います。町との共存、どんな出来事があっても、生まれた場所で頑張り続けること、その場所から嫌な気持ちで逃げ出してしまうと、もう生まれた場所には嫌な気持ちが残ったままなので帰ってこれないと、人生に通ずる考え方や、生まれた場所を愛するといった、特別で大切な気持ちの話がありました。町を愛すること、それは周りの人も大切にしあう関係であることに繋がり、嫌なことから逃げ出してしまいたくなることを止める、渚の芯の強さや人を大切にする気持ちがあり、このシーンも重要かつエモかったです…(*´ω`*)

その後直幸さんに面会しに行きますが、直幸さんは何も言わず、表情に悪意を感じた朋也は怒ります。やるせない怒り(親父との繋がりによる自分の頑張ってきた結果を失い、その親父は今でも昔と変わらな生き方で、自分を家族ではなく友達のように見てくることに対し、全ての出来事を考えて)壁を殴って発散させようとしますが、渚が必死に止めます。このシーンは渚が泣いているのが凄く印象的でしたね…どんな気持ちで朋也を止めたのか…もしかしたら朋也の家族がいないことへの、安心がないことへの、涙だったのかもしれないのかなと思いました…

また、この場所で朋也の結婚しようを渚は受け入れ、朋也自身、怒りを抑えれなかったことに対する情けなさを伝え、渚も自分も情けない、でも二人一緒なら強くなれますと言う渚は優しすぎて、泣きました…( ノД`) そして朋也が、渚に聞いたずっと一緒にいてくれるという約束も、朋也にとって、親父の最悪な出来事から、渚という、唯一の心の支えが出来たことが分かり、やっと家族が出来たという朋也の安心が伝わるシーンとなっていましたね…

 

渚との結婚が決まり、親に認めてもらいに行くシーン。早苗さんは一発okでしたが、秋生さんは、話ではなく野球でということになり、朋也は挑戦します。秋生さんの圧倒的なピッチャーのボールの速度に、朋也は中々打ち返すことが出来ませんでした。社会人なりたての朋也が、誰かを守るということ、その重みを野球という形で秋生さんの積み上げてきたことを見せられるシーンであり、実際に経験をしてきた秋生さんだからこそ、朋也に言った、「勝てねーよ。それぐらいの力の差があんだよ。てめーと俺様には。」の言葉の重みがあり、力の差はきっと野球経験だけではなく、人生経験、覚悟の差があるのではないかと思いました…

その後、必死に練習する朋也を見て、最後の一球として、朋也へ秋生さんは挑戦してくれます。打ち返すことに成功した朋也は、秋生さんに、「渚を俺にください!」とお願いし、了承されます。打ち返したことの喜びより、秋生さんへの必死なお願いが、朋也の覚悟(朋也の渚との結婚や、渚を通じて、親父の件もあり、学生ではなく、大人として、自分で選び、守ることのできる存在へ強くなるための覚悟)を表現しており、良かったです…

また、早苗さんは秋生さんの了承を聞いて、こう伝えます。「朋也さん、渚は私たちの夢です。そして今日からは、朋也さんも私たちの夢です。二人の幸せが、私たちの夢なんです。だから…幸せになってくださいね。」と。昔は早苗さんも秋生さんも自分自身の夢を追いかけ、そしてうまく立ち回れなかったため、自分自身の夢を一度捨て、渚の幸せが、自分自身たちの夢となりました。渚が演劇の夢を叶えることは1期の秋生さんが、親の夢だと語っていたこともあり、何よりも渚の幸せを願っていました。そして渚と夫婦になった朋也は、言い換えると早苗さん、秋生さんの息子になったということでもあり、夢の対象となりました。それもあって二人の幸せを願い、祝福します。幸せになることへの重みと、感動がある台詞でしたね…(*´ω`*)

渚の誕生日。だんご大家族のぬいぐるみを買ってもらい喜ぶ渚や、お酒一杯で酔う渚の珍しく嫉妬する可愛いシーンがあります。

また、卒業式の日には学校には行けませんでしたが、仲のいいみんなに集まってもらい、別の日に仮の卒業式を行います。このシーンで桜並木を見ながら、朋也と渚が歩き、一緒に登校していたころから時間が経っても、同じ風景で遙かな年月 -Piano-のBGMが流れるのは、渚が過ごした学校生活5年を思い出し、とてもよかったですね…

卒業式では、渚の学校の思い出を話します。「この学校での生活、辛いことたくさんありました」、渚は留年したときに、「時間の流れの中で変わらないものはなくて、それを知ったらもう動けませんでした。」と言います。「だから、この坂の下で立ちつくしていました。」「そして、その背中を押してくれたのが朋也君でした。」「それから私は、いろんな人達と出会いました。」「ここにいるみなさんに支えられて演劇部を作って…学園祭では舞台に立つことも出来ました。」と続けます。そしてもう一年留年になったものの、それでも私は頑張ってみようと思った、強くなりたかった、強く生きたかった、そんな勇気をくれたのがここにいる皆さんですとさらに続けて言います。最後の1年は一人でいることが増えてしまい、それでも、それでもやっぱり私は、この学校生活をかけがえのないものだと思います、卒業するのに5年もかかってしまいましたが、大好きな学校です、頑張れた私が過ごせた場所だからです、どうも、ありがとうございました…と伝えます。

渚自身、口にしてこなかった学校生活について思ったことをついに話す機会であり、渚のとって辛かったことと、その辛いことを乗り切り、強くなりたいという意思から、病気による中退という選択肢もあったにもかかわらず、卒業することができ、卒業したからこそ、頑張った自分を認めることが出来る学校は、誇りや大好きだと言える場所となっていました。渚にとって、一人きりだった環境や、朋也みたいに春原の存在という、学校を辞めずに済んだ友達がしっかりといたわけではなかったので、年数もあり、誰よりも学校生活に対しての想いや、自分自身と向き合う機会が多かったのだと思います。そんな学校という存在を、逃げずに前へ進み、成長できた場所であり大好きだと言える渚は、強くなっているのと、この考え方が、世の中にある、苦手な場所やどうしようもない環境に対して逃げずに頑張ってきたことへの誇りと同等の出来事と考えられ、エモすぎて泣きましたね…(´;ω;`)

卒業というタイトルの話は、卒業式を主とした話だけではなく、渚が古河夫妻から子離れし、岡崎渚と名前が変わったことによる、秋生さんや早苗さんからの卒業と、朋也の奥さんとしての新しい道、渚の学校生活で頑張れたことへの誇りから、大好きな場所からの卒業と新しい道へと進むこと、様々な話となっており良かったです…(*´ω`*)

結婚後、渚と朋也の同棲生活が始まります。渚はこの家で住んでいく際に、誓いとして、どんなに辛くても泣かない、ただ嬉しいときだけは泣くかもしれないと誓いを立てます。学校生活が終わり、渚も一人の大人として、また朋也の奥さんとして、今まで学んできたことから、これからの人生において決意し、渚の新しい道へ進むための気持ちがしっかりとしており、その強さが良かったシーンでした(*´ω`*)

大人になった渚の笑顔が魅力的でした…(*^^*)

渚は結婚後、仕事することを決意し、ファミレスでバイトを始めます。朋也は最初仕事をしたい決意がある渚の言葉を聞いて、渚の体調を考えた際に、不安になり、このシーンで町、時の流れ、人のBGMが流れるのは、朋也だけではなく、渚も変わっていっているのが伝わり、夫婦として、家族として気持ちが変化していくことへの強調がありました…

そして朋也は渚に対して、「これから色んなことがあるだろうな。大変なこととか、辛いこととか。」と言い、それに対して渚は「朋也君となら立ち向かっていけます。」と返し、それを聞いた朋也は、「俺も、お前さえいてくれれば、どんなことにも負けずにいられると思う…だから、ずっとそばにいてくれよな。」と言います。この時点で、朋也が仕事や人間関係で辛いこと、それは渚がいることによって、負けずに乗り越えられると、自分一人では頑張れないほど渚に対して依存し、支えになっているのが伝わるシーンでした。こういった細かいシーンが、朋也が渚を心の支えとして、少しづつ変わっているのが分かる重要なシーンとなっていましたね…

朋也は仕事が早く終わった日に、秋生さんと一緒に、渚の制服姿を見に、渚の職場へ行きます。そこでは渚の制服姿が凄く可愛かったり、秋生さんがチョコ&ストロベリーミックスパフェダイヤモンドスペシャルを頼んだりと、眼福だったり笑いが多いシーンがありました。

そして、渚の職場で朋也と秋生さんは、渚がナンパされているのを見ます。もちろん止めに行き、その後朋也は店長と話すことに。店長に怒られると思っていた朋也でしたが、実際は違っており、店長は前回も同じことが渚にあった時に、うまくやり過ごしていたと、渚の事を褒めます。朋也はそれを聞いて驚きがあり、いつの間にか、人見知りな渚が、そういった場面では上手に立ち回りやり過ごしていたことへ強さを感じ、喜んでいました。

その後、朋也は渚からは学校の旧校舎が壊されることを聞き、朋也は自分の思い出の場所が、渚の職場同様、登校途中の雑木林が無くなりレストランに変わったことも思い出し、無くなることに動揺します。朋也にとって渚と出会い、自分は変わり、また自分の守りたい大切な人を見つけることが出来ました。嫌な思い出も多い町に、渚と作ってきた思い出の場所が無くなっていく…渚に出会うまで空っぽだと思っていた朋也にとって、新しく出来た思い出まで無くなることは苦痛であり、変わらずにはいられない状況に、ついていけない状態でした。やっと見つけた大切なものが少しずつ無くなっていくのは悲しいですよね…朋也はこの時点で、町が変わっていくことに不安を覚え、何もかもが変わってしまっても、それでもこの場所が好きでいれるのか疑問を持ちます。不安になる原因として、朋也はもしかしたらこの後に起きるであろう町と渚は繋がっており、町の変化や渚が亡くなることに対して、もし朋也ループ説があるなら、うっすらと感じていたのかもしれませんね…

また、このシーンでは渚は朋也が感情が爆発したことに対して寄り添い、朋也を怒らせてしまったこと、朋也は何でもないと言いますが、どうして怒ったのか、自分の発言が問題なら謝りたいと言います。朋也の怒りを放置せず、しっかりと寄り添い、二人で思いをぶつけ合って強くなろうとしているのが、渚の優しさと、強くなるための誓いを思い出し、エモかったです…(´;ω;`)

 

話は進み、渚に赤ちゃんができます。朋也はそれを聞いて、例え周りから甲斐性なしと言われても、自分が守ると、決意がありました。渚と一緒に強くなってきた朋也の成長がエモかったですね…

その後、自宅出産をしたいと渚から要望があります。町には大きな病院はなく、この家で、この町で赤ちゃんを産みたいと。生まれ育った町で、渚にとって大事な場所だからこその思いがありました。アニメでは話の途中で彼岸花が映るシーンがあり、この後の展開が怖くなるようになってましたね…

毎日が慌ただしく過ぎていく中、渚は家の中で気分が悪く倒れることがありました。朋也はそれを仕事中知らず、渚に「俺にも教えてくれれば…」と言い、渚は「すみません…お仕事の邪魔をしたくなかったので…」と返します。渚にとって体調不良で倒れたことは、二人一緒に頑張ろうと朋也と誓い合っているので、電話することもできたのだと思います。ただ、創立者祭の時に、朋也がどれだけ仕事を真剣に考えているか、そういったことを知っていたので、仕事に集中してもらえるように、渚なりに早苗さんに助けを呼び、上手に自分の体調のことも考えながら、立ち回ったのだと思います。どんな状況においても、優しさがありました…(*´ω`*)

ただ、朋也は渚の体調不良や、色々な出来事への不安から、「俺はもう、手放しで幸福感に浸ることは、出来なくなっていた。」と思うように。渚の体調不良で、学校生活で苦労し、中々治らないことを理解しているからこそ、朋也の不安が全面的に出るようになっていましたね…

その後、早苗さんから話があり、渚の出産には危険が伴う、万が一の場合(命の危険)があるかもしれないと医者は思っていたと伝えます。朋也はそれを聞いて早苗さんに子供を諦める選択肢も考え、早苗さんに聞きますが、私にも分からない、諦めるのであれば早い方がいいと言われます。朋也にとって、普段贅沢を言わない渚が、唯一の願いを叶えるためには、渚が亡くなるかもしれないリスクがあると言われ、苦悩します。判断さえつけれない悩みであり、早苗さんにも子供を諦めるべきか相談するぐらいに、気持ちが追い込まれおり、辛いシーンでした…

そしてこのことを渚に伝えますが、渚の意思は変わらず、赤ちゃんを産めるなら病院でもいいと伝え、赤ちゃんに会いたいと伝えます。この時の渚の覚悟と、優しさがある表情にはグッと来ました…

出産もリスクがあり、朋也も渚も不安になってきますが、秋生さんは朋也に対して「ぎりぎりまで必死に考えて力を尽くせば、そう悪い結果ばかりにもならねぇだろ。産めと言ってるんじゃねぇぞ。一番苦しんだ奴が決めればいい。その結果はみんなで受け止めようってことだ。」「なぁ小僧…いや、朋也。これからお前にも苦しいことや悲しいことが待っているはずだ。お前たちなら、俺たちなら乗り越えていけるはずだ、俺たちは家族だ、助け合っていくぞ。」と言います。朋也を名前呼びをし、一人の父親として認め、出産するかどうか選択が難しい中、選択に対して背中を押してます。そしてどんな結果になろうとも、一人で抱えるのではなく、みんなで抱えればいいと。芳野さんが先輩として色々してくれたのに対して、秋生さんは父親として、家族としての見本を見せてくれてますね…すごくいいシーンでした。

赤ちゃんには汐という名前がつけられ、産む決意を行います。この名前の由来もとてもエモく、汐の意味は 夕方の海の満ち引き(海の水が高くなったり、低くなった時の潮の満ち引きの時)という意味で、渚の意味は 川・海・湖などの波の打ち寄せるところ、波打ち際、水際となってます。アニメの話の途中でも言われましたが、渚が「きっと人生には色々なことがあります。でも時が満ちれば、また帰ってくることもあります。それをずっと繰り返して私は汐を見守っていきます…」や、その後の二人の会話で「渚よりも汐の方が大きい存在だよな」「そうですね…。海ですから」「そんな風に何もかも包み込み、育むような大きな優しさを持った奴になれるかな?」「なってほしいです」と続いてます。

もし渚の名前がロマンチックの部分から「包容力のある優しい子に」という意味でもつけられていられたり、汐の何もかも包み込み、人間関係や人生において、嬉しい出来事や、立ち止まってしまうような出来事があった場合に、渚に帰ってくる(嬉しいことを共有し、立ち止まったなら相談し、悩みを打ち明け、強くなる)、そしてまた新しい挑戦へと進む、人として成長し助け合うと感じ、凄くエモく感じます…(*´ω`*)

そして子供が産まれるために、渚の出産への不安を取り除くために、来年の夏には汐と3人で海に行く約束をしようと、朋也は提案します。朋也も渚も未来への不安があり、約束という出来事で自分自身に自信をつけようと、表情が凄く辛そうで悲しいシーンでした…

 

正月。久しぶりに春原、藤林姉妹、ことみと会うことができ、春原に、父親になるのってどんな気分か聞かれます。春原にとって、学生生活が終わり、社会人として、一人の大人としての活動はスタートしましたが、親になるという出来事はまだ先だと感じていたので、こんなにも早く、親友が親になることで、身近なことと感じるように。春原は朋也に対して、昔のころとは全然違っていて変わってしまったと感じ、少し距離感が分からなくなりました。それに対して朋也は、「さぁな、わっかんね!」と言います。「正直、まだ実感だってあるんだかないんだか分からない。ただ、好きな人が出来て、そいつの為に生きてたらこうなった。それだけだよ。」と続けて言いました。それを聞いて春原はホッとし、「結局岡崎、お前なんも変わっちゃいないな。」と笑いながら言います。春原の中では朋也は自分で道を選択し、その道に沿って人生設計をしながら進むことが出来る人間になり、昔とは違うどこか遠い場所に行ったように感じていましたが、朋也は渚のために無我夢中で生きてきただけで、流れに身を任せていた、それが分かり、昔のままだと春原は分かったので、まだ近い場所にいたことに気兼ねなく付き合えることから喜びます。こういったシーンは、リアルでも起きる出来事なので、春原の発言は親近感がありましたね…

 

渚の名前についてですが、人の人生を湖として捉え、その湖は一定ではなく、波により毎回動くものだとします。人生として考えると何も動きがあるわけではなく、浮き沈みが波のおかけであると考えられ、その波によって発生したであろう浮き沈みは、人生における人々の思いがある、その思いが波の打ち寄せるところに行った場合、そして渚の名前の意味が波の打ち寄せるところだった場合、そんな人々の思いを受け取ってくれる存在が町であり渚ではないかと思いました。また、渚は町と繋がっているのではないかという話があり(CLANNAD~AFTER STORY~15話)、内容としては5歳の頃に助からないと医者に言われ、絶望を感じた秋生さんが森へと向かいます。その後森で渚を助けてくれ…と必死に祈り、渚は奇跡的に助かります。

それからその場所には森から病院が建つ予定で、工事が進みます。工事が進めば進むほど、体調が悪くなる渚のシーンがあり、次第に朋也はその場所と繋がっているのではないか…と思いはじめます。そして、汐が産まれるタイミングで大雪が降り、病に落ちたかのようなと言った後に陣痛が始まり、渚の体調不良から病院で出産予定が自宅の出産予定に変わります。そういった病の部分も町と同化したことにより、町の体調不良(大雪による影響)は渚の体調不良と似ているのかな…?と思いました。

また渚は仮に5歳の頃に同化したのだとすると、この後産まれる汐が5歳まで元気だったのも話が繋がります。(5歳の頃で繋がっていたとすれば、5歳までは渚のみの人生だったため。5歳以降は渚は町と繋がっており、町の母体だった渚が亡くなっているため、生きることが出来ないかなと。もしくは、秋生さんが病院に残してくれた、数本の木のおかげかもしれませんが。)

 

繋がっていると仮定してCLANNAD~AFTER STORY~オープニング(時を刻む唄)の最初を見た場合に、光の玉→朝→夕方→朝→渚とシーンが切り替わるのがとてもエモく感じ、CLANNADの世界では光の玉は人々の願いが形になったものと解釈しており、オープニングでは 人々の願い(光の玉)→ 社会人だと仕事、学生だと学校等に行く時間等(朝)、→ 仕事終わりや学校終わり(夕方)→ また朝が来て同じ流れを繰り返す(朝) → 町としての幸せ(渚)と考えました。

色々な人がいるでしょうが、様々な考えや思いがあり、毎日どこかに行ったりするか何かを行い、色々な出来事を経験し、家に帰ってゆっくりし、また朝が来てその日を楽しむ(辛いことや、きついこともあるでしょうが…それを助け合ったりする)ことが自分の中では人として凄く幸せなことで、それを町から見ると町としても凄く幸せなことに見えてきて、渚(町)の微笑みがお互いを助け合って生きているように思えて凄くエモく感じました…(*´ω`)

また、このオープニングで渚の前に出ているシーンは、レストランに変わった雑木林の場所であり、雑木林という場所がレストランに変わっても、町としては人の幸福を望んでいるのが、その後の町と同化している渚の笑顔から感じ、エモかったです…(*^^*)

オープニングの時を刻む唄の最初の歌詞も、「きみだけが過ぎ去った坂の途中はあたたかな日だまりがいくつもできてた」が町の視点から見た際に、人同士の交流があたたかなひだまりとして捉えるときみだけが(渚、町の存在)が過ぎ去った坂(様々な人生)の途中はあたたかな日だまり(人同士の交流、助け合い)がいくつもできてたとして考えるとエモく感じますし、僕ひとりがここで優しい温かさを思い返している(朋也視点で渚が亡くなった後、汐と接して渚の大事さを思い返したり、人同士の交流を思い出す(アニメのシーンでは渚→朋也と芳野さんが一緒に仕事しているシーン))もストーリー通りでエモいです…(*´ω`*)

またオープニング最後の、いつまでも覚えてる なにもかも変わっても ひとつだけひとつだけ ありふれたものだけど 見せてやる輝きに満ちたそのひとつだけ いつまでもいつまでも 守っていく の意味が、朋也が家族ないしは汐を守っていくのかなぁ‥と思ってましたが、先程の町の話から例えると、基本的には誰でも何かしらのこだわりを持っていて(趣味や推しに全力で好きになったり、誰かと関わり合いを持ったり、大切にしていること)それをいつまでも守っていくとも考えれて、エモくなりました‥(*´˘`*)(オープニングでもその部分では色々なキャラが出てきて、最後に渚(町)で光の玉の表現あります…エモい…)

時を刻む唄のラストもエモいですよね…
この町が変わっても どれだけの悲しみと出会うことになっても 見せてやる 本当は強かったときのこと さあ行くよ 歩き出す坂の道を の歌詞が、毎日何かしら変化のある日常に対して、悲しみ(辛さ)があっても、強かったときのこと(自分自身にしかない、そんな誇れるものを持ちながら)、坂の道(明日)に歩き出す感じに聴こえて…

また、時を刻む唄はラストで「ギギギ…」とフルverで聴くと流れており、この音はオルゴールを回す音、ロボットの歯車を回す音に聴こえ、最初からやり直している(最初の砂時計の歌詞に繋がる)ように感じ、朋也が何回もループし、少しづつ進んでいる、そんなCLANNADアニメのストーリーに繋がるようなエモさがありました…(*´ω`*)


出産シーンでは、渚は何度も意識をなくした、そしてまた痛みで目を覚ます、目を覆いたくなるほど残酷な光景だったと言っており、全てに絶望してしまったのだろうかと黒色の背景に白色の朋也が映ります。描写がすごく上手いですよね…16話のタイトルの白い闇もここから持ってきたのだと思われます。長くて出口の見えない時間が永遠に続くかと思った、心が耐えられなくなったのだろうか、全てに絶望してしまったのだろうか…と朋也の心の叫びもあり、白色の空虚な感じが、黒色の暗黒な感じの中におり、絶望的であることが伝わってきます…そんな中、鳴き声と共に黒色の背景に涙の描写、またBGMが遙かな年月なのが、時間をかけて生まれたゴールという希望が見えた感じがありすごくよかったです…(生まれた後背景白色に変わり、朋也に色が付くのもいいですね…また、朋也にとって、汐が産まれることは渚の願いだったので、やっと叶ったというひとまずの安堵感もあったのだと思います。)

そして汐が産まれたけど、朋也は渚を亡くし、耐えきれなくなります。(朋也の必死な呼びかけが見ていてきつかったです…渚とずっと一緒にいること、それが夢で、生きていてもいいことなんて何もないと言うほど支えになってます…(´;ω;`)

クソ面白くもない人生だなんてそう思っていたやつがやっと見つけた夢なんだとも言っており、渚の思い出を大事にし、何度も約束し、それが叶わないのはきつかったです…( ノД`)

思い出である桜並木の坂道で、楽しいこともたくさんあっただろうに、出会わなければ良かった、このまま別の道を歩いていればよかった…そうすればこんな悲しみは生まれなかったのに…と悲しみに全て負けてしまうほどでした…渚のおかげで強くなれたこと、そこから得た頑張り、喜び、幸せをすべて否定しているのが本当に悲しい…(´Д⊂ヽ

渚~坂の下の別れのBGMが辛いです…号泣でした…( ノД`)

また、16話の最後は続くと終わらずに、CLANNADと表示されて終わります。このことから、アニメでこの後続く汐の話は、22話の渚が亡くならなかった世界の話に続いておらず、全ての光の玉を回収すると、AfterStory16話ラスト(CLANNADアニメ1話)に繋がり、渚が亡くならない世界に繋がるのではないかなと思いました。

次回予告で、朋也の家の表札が剥がれているのが印象的でしたね…朋也にとって、仕事の頑張りも、世の中の辛いことも、渚がいる、二人で一緒に強くなる、だからこそ乗り切れると思っていたのに、渚は亡くなりました。汐出産を望んでいたのも渚であり、朋也は渚の願いを叶えるために身を任せてきたという部分もあったので、汐に対しての喜びよりも渚を亡くした悲しみで今までの過去の道の否定、これからの未来への道の絶望しかないため、自暴自棄になるのも分かります…そういったのもあって、一時的に渚の名前を見れない状態にまで陥っていたので、表札剝がしたのだと思います…悲しかったですね…(´;ω;`)

絶望した朋也は、5年間惰性で仕事を行い、休みの日が苦痛になるほど辛くなっていました。ただ行く当てもなく、毎日嫌いな町で、渚と出会い、汐を産んだことは間違いで、仕方なく過ごし時間を費やしていました。(自分にとって一番大切なものを失ったあとの人生で、他に何も大切にできるものがなければどれほど辛いか分かりません…しかも強く生きるための支えを失ったのですから…)

その後、久しぶりに朋也は早苗さんに会い、早苗さんはみんなで出かけようと、旅行を提案してきます。朋也はそれを聞き、みんなという言葉に引っ掛かり、汐を産んだことを間違いだと思っていたこともあり、乗り気ではありませんでした。しかし早苗さんの強引さから、渋々朋也は納得することに。

しかし早苗さんと秋生さんは旅行の日、急用で出かけますと伝え、朋也と汐は二人っきりになります。

早苗さんと秋生さんがいないことで、朋也は旅行に行けない、夜になったら帰ってくるだろうからそれまで待てと言います。それを聞き、汐は一人遊ぼうとしますが、コケてしまい、亀のおもちゃを壊してしまいました。それを見て、朋也は汐の怪我の心配と、亀のおもちゃを直してあげます。年数が経ち、渚や汐の出会いを間違いだと認めていても、面倒見の良さは残っていました。人間そんなに簡単に変わらないのがあり、良いシーンでした…

その後お昼の時間になり、朋也はご飯を作るために、スーパーに具材を買いに行きます。一人でスーパーに行ったつもりでしたが、汐もいつの間にか付いてきました。そんな所を磯貝さんに見られ、会話を朋也とし、「なんて言ったって、親子なんですものね…」と言われ、「そ、そうですね…」と朋也は狼狽します。親子という単語が周りから出ることで、後ろめたさや、世間は自分と汐の関係をそう思っていること、自分がそういった存在であることに気付きます。

スーパーで具材購入後、古河家で朋也は焼き飯を作りますが、胡椒の味が汐には合わず、早苗さんのご飯がいいと朋也に対して駄々をこねます。朋也はそれに対して怒り、ですが放置することもできず、汐の要望を聞き、ご飯を出してあげました。そのご飯にふりかけをかけ、満足そうに食べる汐の姿があり、朋也もそんな汐を見ながら焼き飯を食べます。仲は悪かったですが、家族で食べる食事を一応しており、少しずつ朋也の心境の変化がありました…

そうして周りの楽しそうにしている家族や、早苗さんと秋生さんが帰ってこないこともあり、汐と二人きりで旅行に行くことになります。朋也が俺たちはどこへ行こうとしているのだろうと言い、朋也は渚との出会いが間違いだったと思っているのに、汐と行動することは今後どうなるのか分からず、17話は終わります。ラストで汐がスキップしながら歩き、汐も少しづつ朋也に心を開き、楽しみにしている感じで、そのままエンディングに入るのはエモい演出でしたね…

旅行途中。電車内で朋也は、泣いていた汐に対して、泣きたいときには泣けばいい、今のうちに泣いておいた方がいい、泣きたくても泣けないことなんて、大きくなったらたくさんあるんだから…と言います。嫌なこと、悲しいことに対峙した時、泣くことによって誰か助けてくれたり、泣いて感情を高めることにより、楽になることもあるかと思います。しかし大人になると責任は自分でとらないといけないため、泣いても誰も助けてくれないことや、後悔し泣いても取り戻せない出来事も増えるため、だからこそ泣くことに対して、失敗をしてしまった朋也なりの助言でした。また、この泣きたいときには泣けばいいの言葉が、汐の感情に対し汐自身、素直になれる意味もありました。

その後、朋也と汐は微妙な空気になりますが、それをなくすため、汐にロボットのおもちゃを買ってあげます。このロボットのおもちゃは、後に菜の花畑で汐がなくし、幻想世界のロボットのイメージは、初めてパパ(朋也)に買ってもらったのもあり、このおもちゃから作られているのではないかと思いました。また、この菜の花畑は、タイトルで「大地の果て」となっていることから、朋也たちが住んでいる世界と幻想世界が繋がっている、朋也たちの町があり繋がっている大地の果てではないかと思いました。だからこそ、なくしたロボットは見つからず、22話で小さなてのひらのサビで汐が菜の花畑を走っているのかと。朋也にとっても、親父の直幸さんが、朋也を育てるために決意をした場所でもあり、人生をイメージしているクラナドの、親子の絆による人としてのスタートでもあるので。それと、菜の花の花言葉は「小さな幸せ」といった意味があり、町をだんご大家族として捉え、人同士の助け合いや幸福、そこにある一つの家族の幸せとして考えると、小さな幸せになってくるかと思いますので、エモイですよね…(*´ω`*)

夜、旅館で汐がトイレに行くシーン。朋也は最初汐のみに行かせようとしますが、気になり、付いていくことに。なんだかんだで汐のことを心配し、面倒を少なからず見ているのが、父親をしていて良かったですね…

菜の花畑で汐がロボットを探している間、朋也は岡崎史乃さんと出会い、直幸さんの過去話を聞きます。直幸さんも朋也と境遇が似ている人物でした。高校を中退し、敦子さんと結婚したが、幸せな生活は長くは続かず、敦子さんは事故により亡くなってしまったこと。そんな立ち直れないほど悲しい出来事の中、幼い朋也がいたからこそ、絶望するわけにはいかず、何度も転職をしながら、なけなしのお金で、おもちゃやお菓子を買い、朋也を育ててきたこと。自分の成功する運や機会を全て犠牲にして、厳しかったり乱暴だったりしたこともあっただろうが、無事に朋也を育て上げるために、人生で一番頑張ったこと。仕事の辛さを紛らわせるため、お酒に頼り、酔って暴れることもあったが、それでも直幸さんは朋也と生きることを選んだこと。朋也が一人で人生を決めれるようになったころには、全てを失っていたこと。仕事も信頼も、運も友も、何もかも…

史乃さんは、直幸さんがどんな父親だったかを聞いてほしくて、朋也に聞かせ、朋也はその話を聞き、自分の情けなさが分かり、父親としては誇りだったと思いたい史乃さんに対して、「俺も!俺も。そう、思います。」と伝えます。それを聞いて史乃さんは唯一の直幸さんの息子が認めてくれ、父親として役目を終えたことにホッとし、直幸さんを休ませるため、帰ってくるように伝えてほしいと言われます。

このシーンは深すぎて、遙かな年月のBGMが、言葉で時間と努力を言い表せないほど、素晴らしく、ずっと涙が止まりませんでした…( ノД`) 学校を中退という、人生においてリスクの大きい選択を選んでまでの、好きな人との結婚。その出来事により、幸せが保たれていたのに、好きな人は亡くなり、全てを放って逃げだしてもいいほどの環境に。朋也を育てることはやり方によっては史乃さんに任せる等、方法は色々あり、絶望し心を守っても良かったはずです。しかしそんな選択を選ばず、どれだけ辛い社会であろうとも(もしかしたら中退したという過去の結果は職に就くにあたり、響いたのかもしれません)、ただ朋也と一緒に生きること、朋也を成長させること、それだけを心の支えとして、お酒に逃げ、他の全てを捨ててでも、一人きりでも頑張りました。父親として、どんな状況であろうとも母親を亡くした朋也を育てること。立ち直れないほどの悲しみから、朋也のことを考えれた直幸さんが偉大すぎます…男手一人で子供を成長させることは、クラナドアニメ内でも前回の話で磯貝さんが大変だといっており、過酷な状況、それをやりきったことを、遥かな年月という、どれだけの出来事があったか分からないほどの人生を、BGMで包み込んでいるのがエモすぎます…(´;ω;`)

また、その話を聞いた朋也は自分の父親が、自分と比べて立派であり、肉親が偉大であるからこそ、これからの人生において背中を押してもらったこと、親父と同じ場所に立っているのにも関わらず、子供を育ててきた年数の差や、この話を聞かないと変われなかったこと、ずっと渚の死を引きずり自暴自棄になっていたこと、そういったことから「今の俺は弱くて…情けないです。」と伝え、父親のことを誇りに思うようになります。そして、史乃さんが直幸さんを休ませたい、この土地で待っていますと言われ、朋也は深くお辞儀をしているのが、史乃さんの心遣いにおける、直幸さんを労わってくれる気持ちへの感謝、立派な父親だと話を聞かせてもらったことへの感謝、そういった色々な出来事へ感謝を示しているように感じ、泣きました…(´Д⊂ヽ

朋也はそのまま、史乃さんに汐を紹介します。汐はまだなくしたロボットを探し中でした。このシーンから、汐の呼び方に力強さを感じさせる朋也の声に、エモさを感じました…

そして昔の直幸さんを思い出し、朋也は最初に、汐目線に合わせて、「汐。あのロボットな。見つからないかもしれない。仕方ないんだ。だからまた新しいの買おう。な?」と言い、子供と目線を合わせて話すこと、前まで少し乱暴に、放置するような感じで言っていた言葉から、見つからないかもしれない、仕方ないと、言い聞かせような感じで優しい言葉遣いに変わっていました。ロボットを大事にしていた汐に対して、納得を共感できるように。

それを聞いて汐は、「あれ、一つだけだから…選んでくれて、買ってくれた物だから。初めて…パパが…」と言います。朋也はそれを聞いてハッとし、5年間、汐を早苗さんと秋生さんに任せっきりで顔も合わせず、汐と一緒にいたのも2~3日程度で、親らしいことを何もせずに、汐と旅行に行っただけだったにも関わらず、汐にとってはパパと認識されていることに驚きます。

そして朋也は下を向き、汐に対してこう言います。「汐、寂しかったか?俺なんかと、旅行出来て、楽しかったか?」と聞き、汐は力強く「うん!」と頷きます。その言葉を聞き、朋也は「ん。そっか…。」「汐、俺、傍にいていいかな?ずっと…長いこと、ダメなパパだったけどさ…これからは汐の為に頑張るから。だから!傍にいても、いいかな…?」とお願いしました。汐はしっかりと「うん。」と表現し、「本当か?」と朋也は優しく再確認し、汐は「いて欲しい。」と力強く答え、朋也は嬉しそうに「そっか…。」と少し俯きながら言います。朋也にとって、汐の傍にいてもいいと、汐が朋也をパパとして認め、いて欲しいと言ってもらえたことは、これから親父のように汐をしっかりと育てよう、最初は中々好きになってもらえないかもしれないと思っていた、汐を直視できない、自分の言葉に自信を持てないぐらいの気持ちがあり下を向いていた朋也にとって、嬉しい出来事であり、また、こんな自分でも認めてもらえたことに感謝がありました。渚を亡くし、自堕落な生活をし、流されるままに行動、生きてきた朋也だったけれども、一緒にいて欲しいと汐にお願いされたことは、早苗さんの教育による汐の強さに感動しましたね…(´;ω;`)

その光景を見守る史乃さん。かつて直幸さんが朋也を育てていくと決意したときにも、同じ光景を見たのかもしれませんね…

その後、汐は、今日は大切な物なくしたから悲しい、我慢しなくて…いい?「早苗さんが…言ってた。泣いていいのは、おトイレか、パパの胸の中だって…。」と言います。親子として、お互いに初めて泣き合うシーン。このシーンはBGM、背景、5年耐えた汐からとめどなく流れる涙と大泣き、朋也のごめんという台詞、全てにおいて何度見ても涙腺崩壊するシーンでした…(´Д⊂ヽ

このシーンの願いが叶う場所iiのBGMは、汐にとって、やっと朋也(パパ)と一緒に生活できる、そんな待ち望んだ願いが叶ったからという意味もあるのかもしれませんね…(´;ω;`)

そしてシーンは移り、電車内で渚の話へ。最初は汐に渚のことを教えていた朋也でしたが、途中で喋ろうとしても喋れなくなります。気付いた時には目から涙が出て、渚との楽しい思い出、悲しい出来事を思い出し、「渚。渚…。渚…。」と言い俯いていました。朋也にとって出会わなければよかったと思い、渚との思い出を封じ、心から忘れ去ることで自分自身を保っていましたが、汐の父親になり、渚と出会ったことを認め、自分の支えになっていた思い出、出来事を認識し、渚の死から初めて朋也の心に、亡くなった実感が湧いてきました。亡くなってから5年という長い月日が、亡くなったという実感を深く感じさせ、朋也の心の動きに、いつ見ても涙が止まりません…( ノД`)

渚の話を汐に再開し、朋也は心の声で渚に語り掛けます。「渚。見つけたよ…。やっと見つけたんだ。俺にしか、守れないもの。俺にしか守れない、かけがえのないもの。それは、ここにあった。」と。汐も渚(ママ)の話が朋也(パパ)から聞けて、パパに手を握ってもらえて、凄く嬉しそうで、朋也と出会ってから、初めての笑顔を見せていました。朋也の声の深さに泣き、支えを失った朋也が、渚と支え合いながら生きていく以外の道で、誰かを支えるために、たった一つの、かけがいのないものを見つけ、成長と生き甲斐が戻ってきたことに泣き、朋也が作業着で汐の手を繋ぎ父親らしく、渚は亡くなった母親として優しく見守っている笑顔で泣き、クラナドアニメ内で一番泣きました…( ノД`)

また、タイトルの「大地の果て」ですが、この菜の花畑は、直幸さんによる朋也に対しての、親子としての人生の始まりの場所であり、朋也による汐に対しての、親子の人生の始まりの場所であり、直幸さんは朋也を成長させてから、一人の人間として菜の花畑の場所に帰り、直幸さんを育ててくれた史乃さんと一緒に過ごしています。その出来事は親子のきっかけと、その親から次世代へと変わる場所に菜の花畑はなっており、人生における重大な地点の場所、人生の果てと考えました。それと、大地という、町から見た場合の、人を下から支えてくれる自然の部分の言葉を使っており、菜の花畑や、今回の話の内容は、大地の果てというタイトルにぴったりな場所になっているのではとは思いました…

19話。最初に「Ana」の挿入歌が流れます。このシーンは汐と朋也が手を繋ぎ、仲のいい親子として、周りに知らせるシーンでした。Anaの歌詞は幻想世界の少女とロボットについての内容であり、現実世界において、汐(幻想世界の少女)と、朋也(ロボット)を手を繋げることにより、幻想世界と似せ、流れたのではないかと思いました。

また、Anaという曲名の意味は「逸話」という意味で意訳できるようであり、幻想世界のことを示しているのだと思いますが、同時に、朋也の記憶にしか残らなかった、渚の死後、汐と生活し様々な出来事があった話のことも示しているのではないかと思いました。朋也以外の人にとっては、その記憶は逸話であり、朋也が汐と親子の絆を手に入れ、今から生活を共にするスタートラインで、この曲が流れたという理由もあるのかなと。

 

その後、朋也は渚の部屋に行き、過去の出来事を思い出します。渚の部屋は朋也が結婚してからそのままの状態でした。結婚し、亡くなり、月日が経っても、変わらないものもある。そんなことを強調している感じになっており、渚の存在を町と同化したことによる町のイメージで捉えた場合に、町にとっても変わっていく中で変わらないものもあるとも考え、変化が多い中でも残る心のようなものを感じ、エモく感じました…(*´ω`*)

朋也はそこで、早苗さんに汐を育ててくれたことへの、感謝の言葉を伝えます。早苗さんはそれを聞き、怒るわけでも責めるわけでもなく、ただ一言、「秋生さんと私が、渚のために仕事を変えたのも、渚が五つのときだったんです。頑張ってくださいね。」と伝えます。汐が渚と同じ年齢のときに、きっかけがあったことを伝え、朋也の背中を押してました。覚悟を決めた朋也に対して、こんなにも温かく言ってあげるのが、早苗さんの優しさを感じ泣きました…そして次の言葉も、一生かけて恩返しを決意する朋也に対して、「幸せになってくださいね」と、昔は渚が幸せになることが親としての夢で、そこに朋也も対象に入り、次は汐を含めた、岡崎親子として、早苗さんからすると朋也は息子に当てはまるため、夢を再度託しました。行動ではなく、幸せになることが恩返しになる。生きていく上でここまで優しい言葉にまた泣きました…(´;ω;`)

次に、秋生さんから朋也に対して野球の挑戦をされます。秋生さんとの野球は、渚との結婚の申し込み等、人生における重要なタイミングでやることが多く、今回も汐を任せてもいいか、そんな秋生さんなりの考えもあったのではないかと思いました。そして渚との結婚の申し込みの時には何度も打てなかった秋生さんの球を、今回は一回で打ちます。社会人成りたての頃には、秋生さんに大人としての差があるかのように、野球において圧倒的な実力差を見せられましたが、覚悟を決めた今では、それを一回で打ち返せるほど、朋也も実力、大人として成長したことが伝わるようになっていました。エモかったですね…(*´ω`)

その後、一人の大人として認めたかのように、お互いにビールを乾杯していました。朋也の表情の変化が、昔のころと全然違っていたのがすごく良かったです…(^^)

 

シーンは夜に変わり、早苗さんと秋生さんの会話に。秋生さんは早苗さんが、渚が亡くなってから、泣いていないことに気付いていました。早苗さんは、汐の存在がいることにより、育てることに注力できたため、自分を見失わなくてすみましたと言います。そのことに対して、汐のおかげで、二人とも5年間救われてきたことを秋生さんは伝えました。続いて、それが終わり、長い間ご苦労さんだったなと秋生さんは言い、早苗さんは「私たちは家族ですから」と、家族として育ててきたという母親としての答えを返します。その答えを聞いて秋生さんは、「もう…いいんだぞ。お前はよくやった。今度はお前が泣く番だ。どうしようもなくなっても、俺が助ける。お前が泣き止むまで、傍にいてやる。だから、もういいんだ。」と早苗さんに汐を育てるため、泣かず母親として頑張ってきたことに対し、その母親としての役目は終わった、渚の母として、自分の娘を亡くしたというショックを許してもいいと。早苗さんが渚が亡くなったことによるショックで、立ち直れなくなっても、秋生さんが助ける、一人きりにはしない、ずっと傍にいてやると。早苗さんの心の休める場所を秋生さんは優しく、伝えてあげました。早苗さんの母親としての複雑な立場を、しっかりとフォローする、古河夫婦の通じ合っている心、早苗さんの頑張りと号泣に感動しました…(´;ω;`)

その後、汐を幼稚園に連れて行き、周りの親からは、朋也のことを親として、今まで何していたのか不安がられます。そんな話を聞き、朋也は「昔の俺なら、キレていたんだろうな」と笑いながら、自分の過去を受け入れ、親たちに自分から自分の事をしっかりと説明し、どうかよろしくお願いしますと、周りに上手に溶け込もうとしていました。5年間、社会人としての経験と、汐の父親として頑張るといった心が、朋也をここまで人として成長させ変えたことに、エモくなりました…(*´ω`*)

幼稚園が終わり、仕事中に汐を家まで連れて帰るシーンがその後ありました。行ってきますと朋也は仕事に戻るため挨拶しますが、その光景が親子として当たり前の光景であり、ほっこりするシーンでした…(*´ω`*)

休みの日。汐と朋也は外に出かけている途中、公園で公子さんに会います。そしてその場には風子もいました。「風子は奇跡的に目を覚ましたと、お医者さんは言っていた」と公子さんは朋也に伝えます。この風子が目を覚ましたのは、汐という存在が生まれ、幻想世界と繋がりがある人物が誕生したことにより、光の玉で奇跡をおこした風子も、現実世界で目を覚ましたのではないかと思いました。だからこそ、風子は汐に懐くのかなぁと。また、風子という人選が、特殊な空気を作ってくれるため、辛いことや悲しいこと、きついことの多い話が続く中、そういった出来事から一瞬解放され、心が癒やされました…(大事なところで心を癒やしてくれる風子にしか出来ない、とてもいいキャラの選択だなぁ…と感じましたദ്ദിˊᗜˋ*))

シーンは移り、朋也が実家に帰るシーン。このシーンは最初、町、時の流れ、人が流れます。それは朋也の実家は、例え5年経とうとも、変わっていないこと、そこに昔と変わらず直幸さんがいることを示していました。ですが人は、成長し父親になった朋也、汐という子供と、変わっています。変化を感じつつも、取り残されており寂しいものもあるBGMがとても似合っているシーンとなっていましたね…

ただいまと言い、朋也は入りますが、最初朋也の親父は競馬を聞き、家の中は汚れており、ラジオを朋也が止めるまで、家に入ってきた人の存在に気付きませんでした。独りぼっちで何年も目的のないまま過ごし、ぼーとしており、鬱と感じるほど、精神的にすごく疲れているのが伝わってきました…(家の前にもたくさんの封筒があったことから、お金に関するやり取りもできないぐらい、追い込まれていたのではないかと思います…)

その後朋也は直幸さんに、伝えたい事を言います。「なぁ、親父。疲れたろ。そろそろ休んでも、いいんじゃないか?田舎に帰ったらどうだ。あんたの母さんが待ってる。あんたが俺の手をとって、自分で育てるって誓ってくれた場所でさ。あんた、もう十分がんばった。だからさ、もう休めよ。田舎に帰ってさ、母親と暮らしてやれよ。な?」と。不器用ながらも直幸さんへの感謝の言葉、そして母親が待っていることを伝えます。直幸さんはそれを聞いて黙り込み、一瞬だけ汐を見て、言葉を発します。「もう…いいのだろうか…俺は、やり終えたのだろうか…?」と。

直幸さんは、朋也の子として汐がいること、朋也は父親となり、大人として成長したことを、汐を見ることで、判断しました。子供が出来ることで、人として、子供を守る立場になったということであり、朋也が守られる立場から、守る立場に変わったのだと。だからこそ、直幸さんは、朋也を育てるという目標を達成し、ただ実感がなかったため、疑問形で朋也に投げかけます。それを聞いた朋也は、感情を整理するため少し時間を置き、ありったけの感謝の言葉と「もう十分だよ!」と疑問に対する答えを伝え、直幸さんは納得します。直幸さんにとって、朋也を育てるために、実感がなくなるほど、何十年もの長い年数をかけ、答えを自分で見つけることができなくなるほどの、追い込まれ方や、途方もない父親としての頑張りがありました。呼び方もこの後、「朋也君」から、「朋也」に変わっており、育てる必要性がなくなったからこそ、本来の息子の名前の呼び方に変わっていました。何十年にも及ぶ時間の厚みと感情が深すぎて、涙腺崩壊しました…( ノД`)

「それは…良かった。」と、直幸さんの言葉から、朋也が立派に成長してくれたのを、言葉で表現されており、言葉の重みでまた泣きました…(´Д⊂ヽ

背中を流すシーンや、家の前で過去の話を思い出しながら話は続きます。父親との過去の思い出は、忙しい中お菓子をくれ、直幸さんはまた出かけるけど食べ過ぎないようにすんだぞと伝え、いつも寂しくさせてごめんな、帰ってきたら夕食ちゃんと作るから、二人で食べようといった内容でした。仕事で直幸さんが忙しいこと、仕事が終わった後も、夕食をちゃんと作るから待ってくれと、仕事疲れもあるだろうにそれ以上に朋也のことを気に掛けてくれたこと、そして愚痴も吐かず、朋也に対していつも寂しくさせてごめんと、優しい父親であること…。男手一人で子供を成長させることの大変さが詰まった思い出でした。直幸さんの頑張りに号泣でした…( ノД`)

そして朋也は、長生きしてくれ、恩返しに絶対に行くからと言うのは、父親に絶対に返しきれない程の恩を感じている朋也に対して、感情移入をしやすく、凄く感動的なシーンとなってました…(´;ω;`) そして、何歳になっても朋也に対して、頭を撫でようとするのがいつまでも父親の威厳があると感じ感動します…( ノД`)

汐に対しても別れの挨拶をする時に、優しそうに汐の頭を撫でてあげるのが、不器用ながらも何年も朋也の頭を撫でていたことへの証や、優しく接する心が今でもあると感じ、エモすぎて泣きました…(´;ω;`)

朋也は直幸さんに対して、家の前で「父さん。今日まで、ありがとう。」と感謝の言葉を伝えます。今まで親父呼びだったのに、最後には父さん呼びに変わっているのが、朋也の気持ちの変化にエモさを感じ、泣きました…( ノД`)

最後も、「あの人は幸せだったのだろうか。一番幸せな時に、愛する人を亡くして、それからは、俺と二人きりになって…俺みたいな親不孝の息子のために、頑張り続けて…それで幸せだったのだろうか…。父さん…」と言っており、その後に光の玉が出現し、朋也の体に入っていきます。このシーンで、幸せだったという答えを表現しているのと、そして朋也の中に入っていくのが、父親にとって良かったと表現されているようで、すごくエモくて感動しましたね…(´;ω;`)

また、このシーンで朋也に光の玉が入っていったのは、朋也にとって、渚の死後の話は幻想世界と繋がっているからではないかと思いました。この後の話で、汐が亡くなる時にも、光の玉が朋也を囲っていたことや、最後の話で幻想世界を現実世界から見えていたこと、そういった出来事から、光の玉による奇跡を起こす為に、光の玉の回収が朋也の中に入る表現でなされていたのかと。汐しかこの光の玉は見えていませんでしたし、汐(幻想世界の少女)が近くにいることで、不完全ながら繋がっていたのかと思いました…

20話。汐の担任の先生は、杏でした。杏は、自分で努力し、その結果夢だった幼稚園の先生になっていました。成長した杏は美人で、昔と朋也の接し方が変わらない部分もあり、とても良かったです…(*´ω`*)

杏にからかわれ、怒る朋也のシーンは学生時代のころを思い出し、変わらないものもあると、エモくなりました…(^^)

また、芳野さんからのお願いで、汐は次に風子と遊ぶことに。今回の話は汐を主軸とした、出会いをテーマとしている感じでした。タイトルも「汐風の戯れ」という、汐が人の生活の流れに沿って、風のように、様々な人と戯れるという、今までの5年間の時間とこれからの出来事に期待を寄せるようなイメージがありました。

そして、挿入歌として、木漏れ日という曲が流れます。歌詞は、幻想世界の少女と汐に関するような内容でした。木漏れ日という、茂った木の葉の間を漏れてさす日の光を示す言葉と、この挿入歌の間に、汐は歩き回り、秋生さんが数本残した木が立っている病院までたどり着きます。22話の最後に風子が幻想世界の少女(汐)を見つけたのも木漏れ日の中であり、今回の話の内容が、汐にとって、様々な人と関わったり町を歩くことで、人や町の思いを受け入れる、そんなイメージがありました…

夜になり、寝る前に朋也にだんご大家族を歌ってほしいと汐がお願いするシーン。朋也はお願い通りだんご大家族を歌い、思い浮かべた風景は渚と朋也が仲良く、産まれたばかりの汐を見守るシーンでした。朋也が夢見た未来を、渚が亡くなったことで実感するようになっており、寝付きながら泣いているのが、朋也の心の声が伝わる、辛さが分かるシーンでした…( ノД`)

 

風子が汐と遊ぶため、朋也の家を訪ねるシーン。風子と朋也のやり取りは、学生時代に出会った内容と変わっていませんでした。After storyで久しぶりに、また心が癒されるシーンでした…(*´ω`*)

平均的な地球人だとよく言われる→というわけで、一緒に帰りましょうの流れ笑いましたw

 

その後も、絶対に履いてはいけないタイツを朋也は着るはずと風子は言い、「岡崎最高!」と、AIRのアニメにもあった、伝統のネタがありました(笑)

風子との遊びは続き、風子と汐、朋也の3人でトランプ遊びをすることになります。楽しく遊んでいる3人でしたが、朋也はふとした瞬間に、渚が生きていれば、こんな風に遊んでいたのかもと、幸せな光景を想像します。風子もそんな朋也を見て気を遣い、汐に母親がどんな人だったかを聞き、汐が話すたびに、渚が生きていたころを朋也は思い出し、涙ぐんでいました。風子はその朋也の姿から心情を察し、「風子、暇なのでいつでも呼んでください。呼んでくれたらいつでも来ます。できることがあったら、しますから。」と、汐と遊びたいのを名目に、朋也に対して言葉をかけていました。人見知りの風子が、朋也にも心を許して気を遣っているのが、昔の奇跡による風子の出来事を、心の奥底では朋也に対して助けてくれたのを覚えているのかもと思い、朋也の辛い部分には寄り添ってあげるのがエモかったです…(*´ω`*)

朋也視点で、トランプを歪んで見える感じが、朋也の気持ちを上手に表現したなと…

幼稚園で朋也が汐を向かいに行くシーン。朋也は汐に、「パパかっこいい」と言われ、それを聞いた朋也は、だらしない表情で凄く嬉しそうにしていました。昔渚が言った通り、親馬鹿になっており、また汐の存在を直幸さんの過去を知ってから、父親として、ここまであっという間に好きになれるのが、とても良かったです…(*´ω`*)

話は進み、運動会前日に。運動会では、朋也と秋生さんがアンカーとして競い合うことを決め、勝つために今まで走り込みや筋トレによる体づくりをお互いに行い、汐に応援されながら朋也は父親として、全員が毎日幸せの真っ只中でした。そんな中、汐は高熱で倒れ、町が風でざわめき、次回の話につづきます。朋也にとって幸せな時間は、長くは続きませんでした…

 

21話。汐が渚と同じ、原因不明の病気にかかり、朋也が落ち込み、焦るシーン。朋也は汐の病気で辛そうな表情をしていましたが、秋生さんはそんな朋也を見て、「朋也。こいつの父親は誰だ?」と言い、朋也は「俺です。」と答え、「なら、お前はしっかりしていろ。」と辛そうでも、親としての立場を考えた言葉がありました。親の不安は子供も勘付いて気付きますし、だからこそ親としてしっかりすることが、病気で弱っている汐のためにも繋がると秋生さんは分かっていたため、この言葉を伝えました。秋生さんの、親としての経験から来る言葉の重みがとても良かったです…

汐の熱は1か月過ぎても下がらず、朋也は汐の傍に居続けたい決心で、仕事を辞めます。仕事を辞めるのを秋生さんと早苗さんには止められましたが、朋也の中では、汐を守ることを決意していたので、自分の中で大切なことだけは、周りにアドバイスされても譲りませんでした。朋也の決心、父親としての強固な意志に感動しました… また、芳野さんはそんな朋也を見て、「ご苦労だったな」と温かい言葉をかけ、ドライバーを渡します。そのドライバーを渡した意図は、朋也から使っていたドライバーを借り、汐の体調がよくなったら戻ってこい、その時に返してやると、一度退職した会社に対して、復帰の期待をするものでした。会社の都合ではなく、朋也自身の価値、人間性を芳野さんが好きになり、帰れる場所を作る。このシーンは芳野さんと朋也の長年の付き合い、それにより生まれ出た絆に、エモすぎて泣きました…(´;ω;`)

汐の熱はその後も下がらず、汐は着替えも、トイレに行くことも出来なくなり、食事も柔らかいものしか食べれないと、少しづつ衰弱していきました。そんな時間の流れを考え、朋也は「穏やかだった日常は、もう戻ってこないのだろうか…」と思うようになります。幸せだったころは、積み上げるまで苦労し、続いていた間は楽しかったのに、状況が変わると、悲しみは一瞬で発生し、どんどん膨れ上がっていきました。声優さんの悲しそうで寂しい喋り方と言葉の意味が、本当にきつかったです…( ノД`)

汐はその後、朋也に対して何か欲しいものはあるかと聞かれ、旅行したいと答えます。朋也と初めての旅行は楽しく、また行きたいと。今すぐに行きたいと言います。朋也はその願いは汐が元気になったから、あまり無理言ってパパを困らせないでくれと言い、たった一つの願いを叶えてもやれない自分に対して、嫌気がさします。そして朋也は、「俺は、俺たち家族は、この町にただ弄ばれているだけじゃないのか?いたずらに幸せを与えられ、それを簡単に奪い去られる。許せない。絶対に汐だけは救う。汐だけは…!」と思います。町を帰る場所だと信じた渚は、町に大雪が降り、交通麻痺している時に亡くなりました。続いて、その町で必死に生きてきた汐も、原因不明の病気になり、辛い出来事は増えました。町に対していいイメージがなかった朋也は、町を憎み、汐だけは救うと、決意します。この時点で朋也は、町はいいものではない、町とはどういったものか疑問を持つことに。ラストの「町も人も、みんな家族です。だんご大家族です。」の答えに行きついておらず、この答えに辿り着くために1話の間に話が進むのが、テンポの良さを感じました。また、汐がこの時言った、旅行という出来事は、汐が亡くなり、幻想世界での出来事に続き、今までの幻想世界の話は、幻想世界の少女とロボットが、旅行をしているイメージで話が進んだのではないかと思いました…

町について考えるシーンで、朋也の自宅や、町に住み人達の家、工事している場所、病院等、町に関する建物や出来事が映るのに対して、感慨深いものがありました…

話は進み、秋生さんは朋也に、汐を守らないといけない状況で、朋也は仕事をしていないこともあり、お金を渡そうとします。朋也は貯金があるから大丈夫だと言いますが、秋生さんは朋也の言葉と、実際にはないんじゃないかという思いがあり、念のため、「男が廃ろうが、守らなければいけないものがある。違うか?」と問いかけます。それに対して、朋也は秋生さんから目線を逸らし、「分かってる…本当にやばくなったら言うよ。」と答えました。この時点で多分ですが朋也にはあまりお金がないこと、汐が5歳になるまで育ててくれた秋生さん、早苗さんに対して、さすがにまだお金を借りるわけにはいかない、と考えたのだと思います。(この後のシーンで、冷蔵庫には水と少しの食料しかなく、間違いないのではと思います…)秋生さんの、家族としてどこまでも面倒を見る、親としての愛情が良かったです…

その後、買い出しに行き、秋生さんは近くの病院に寄ります。そのシーンで、秋生さんと朋也は話し合い、「なぁ、人はここにあった自然を犠牲にして、この病院を建てた。次は何を犠牲にしようとするんだろうな…」「…町外れの丘が切り崩されている。ショッピングモールができるらしい。便利になるんだから、住人には喜ばしいことだ」と会話があります。このシーンに関しては今の世の中でも当てはまりそうで、16話でもシーンありましたが、商店街のおじさんがスーパーと対比して、凄く寂しいシーンがあります。たしかに生活は便利になってますが、その分大切な何かを失っているような感じはあり、人の付き合いがどんどんなくなり、寂しくなっています…

そこから会話で、「変わっていくことも、姿を変えていくことは、町にとっては、苦痛なんだろうか…?」と朋也が言い、でも秋生さんはそうではないと言います。
「苦痛とは関係ないんじゃねえか。あー変わっていくんだって、そんな感じじゃねえのかな」と返し、「人が死ぬことも、変わっていくことの一つに過ぎないなら、それも俺達は受け入れなくちゃならないのかな」「それが嫌だから、人は病院なんか作るわけだ」と続きます。そのシーンでは病院の人に見送られ、退院していく患者さんがいました。そこには幸せがありました。別の幸せがうまれている環境もあり、卒業の時に渚が「進めるなら、進むべきなんです。」と言っており、町の発言として捉えると町として、人は発展すべきだとも聞こえてきて凄く深いシーンだなぁ…と感じました(ó﹏ò。)
町としての発展、人との関わり合い、この両方を大事にしてほしいとCLANNADの伝えたいことの一つな気がしました…
そう考えるとこの後の秋生さんの台詞の「この町と住人に、幸あれ。」は意味が深すぎてエモいです…(*´^`*) 朋也にとって、秋生さんの答えは、自分が否定した町という存在を少しでも肯定する、秋生さんにとっては、朋也の疑問から、人の成長に対して、町も変化すること、人はそれでも死を乗り切ろうと、幸せになろうと努力する(町視点だと町に生きる人々が努力により、町を変えてでも、幸せを掴もうとする姿)、お互いが町を憎む人と町を愛する人と、反対の関係性になっていましたね…

季節は変わり、寒い時期となり、雪等の自然による災害が多い、町にとって辛い時期となりました。汐は病気でしんどく、汐を見守る朋也も、髭が生えたまま、ふらつき、冷蔵庫には水と少しの調味料しか入っておらず、精神的にも金銭的にも辛そうで、日常生活の破綻が見えてきていました…

そこから汐の体調が悪い状態ですが、汐がどうしても旅行に行きたいと願いがあり、旅行に行くことにします。BGMも願いが叶う場所が流れており、汐のもう一度旅行に行きたい願いが叶ったと、エモかったです…( ノД`)

その後汐と外で一緒に歩きますが、力を振り絞りながら歩く汐のシーンは見ていて辛くなります… そして汐は倒れてしまい、雪の中、暗い夜なの?と限界なのが分かる会話となっており、汐が「大好き」と伝え、朋也も、「パパも大好きだ」と言い汐が亡くなります…渚と同じで雪が降る中でのタイミングで…朋也にとっては守りたかった大切な人をまた失い、汐にとっては1年にも満たない、朋也との楽しい生活は終わりました。あまりにも過酷すぎて、辛く、号泣でした…(´;ω;`) そして朋也は渚に救いを求め、光の玉が飛んでいき、シーンは幻想世界へと変わります。

幻想世界で辛そうに歩く少女と、傍でゆっくりと少女を支えながら歩くロボットがおり、背の高さは違えど、現実世界の先ほどまで歩いていた汐と朋也と、同じ感じで、幻想世界で雪が降る中歩いていました。そんな中、ロボットは過去もしくは未来の出来事を思い出します。

「この町は嫌いだ。忘れたい思い出が染みついた場所だから…毎日学校に通い、友達とだべり、帰りたくもない家に帰る。こうしていて、いつか何かが変わるんだろうか?変わる日が来るんだろうか…」と。そんな中、坂道を登る途中で、「あんぱん! …この学校は好きですか?」と言っている少女がおり、1話の頃とは違い、朋也はその言葉を聞き、息を呑みます。渚は続いて、「私はとってもとっても好きです。でも何もかも、変わらずにはいられないです。」と言います。朋也はここで渚に声をかけない、出会わない方がよかったんじゃないかと、汐のこともあり、渚から生まれた汐でさえ守れなかった、朋也も与えられた一瞬の幸せと、そこから先にあった悲しみを考え、立ち止まります。そして21話は終わりました。渚の変わらずにはいられないと、人として、町として、普段の生活や環境が変化することに対して疑問を投げかけたまま、次の言葉に繋がっていないのが、朋也のそれでも好きでいられるかという、問いに対しての迷いがあり答えを出せていない感じで、終わり方が凄く良かったです…


最終話は幻想世界の話から始まります。タイトルが「小さな手のひら」とエモかったですね… 幻想世界のロボットは、「こんなことになるなら、連れてこなければよかった。ぼくはただ、彼女を苦しめただけだ。」と思い、シーンは切り替わり、朋也も「俺はこの時、渚に声をかけるべきじゃなかったのかもしれない。俺と出会わなければ、渚は…」と思っていました。両者とも、苦しみを与えてしまったことを、後悔します。しかしロボットは、「こんな冷たい場所で、彼女を眠らせてしまいたくはなかった」と思い、先に進もうと、少女の腕を引っ張り、立ち上がろうとします。

ロボットの行動に気付いたのか、少女は、「ねぇ。君はそこにいるよね。」と聞き、ロボットは「もちろん。僕はいつでも君の傍にいるよ。」と言いました。その言葉を聞き、少女はロボットの声を聞けるようになり、「ありがとう。」と伝えます。そのことでロボットは驚き、少女は「君の声、やっと聞けたね。」と続けて言いました。ロボットは奇跡によって、朋也が人ではなく、存在として迷い込んだこと。そして少女も人から変化し、光の玉の影響で、特別な存在へと変わります。この対話こそ、奇跡の始まりでした…

続いて少女は、「私はもうすぐ人じゃなくなるから、だから君の声も聞こえる」と言います。お互いが光の玉による影響なのか、存在が変わることにより、通じ合えるようになりました。少女はさらに、「夢を見ていたの。そしたら、色々なことが分かったの。私の事。君の事。聞いてくれる?」と言い、自分がどういった存在であったか、ロボットはどういう存在であったか。それを思い出します。朋也により光の玉が集まり、その影響で少女は自分の事を思い出し、それが願いが叶うためのトリガーでした。

少女は、「私と君は同じ世界にいたの。それもすぐ近くに。ずっと昔…ううん、今でもそうなのかもしれない。」と言い、ロボットは「それじゃ、やっぱりこの世界にいるべきじゃなかったんだ。帰ろう。一緒に。」と返しました。しかし少女は、「ごめんね、私はここに残らなければならないの。」と。それに対して「どうして?」とロボットは聞き、少女は「私はこちらの世界では、この世界そのものだったから」と伝えました。幻想世界の少女は、21話で朋也が渚も汐も亡くし、結末を否定し、最後に出てきた光の玉が絡んでいるのではないかと思いました。光の玉は汐のものであり、その汐が願いを叶えるため、世界を示す少女(町という存在ではないか?)と同化し、人として、朋也(ロボット)と幻想世界を旅行として、楽しんだのではないかなと。そして汐の願いは叶い、人ではない存在ではなくなったため(例えば、美佐枝さんの√では、志麻くんが、美佐枝さんのずっと一緒にいてほしいという願いが叶い、人としての存在は消えたので、同じことではないかと思います)、だからこそ、世界の存在に戻るのかなと思いました。

ロボットはその言葉を聞いて、「分からないよ。だって約束したじゃないか!一緒にこの世界を出よう、って。」と言います。その言葉に対して少女は、「私がいなくなったら、この世界もなくなってしまうの。そうすれば、たくさんの光達が不幸になる。」と返します。「光…?あのたくさん舞っていた光…?」とロボットは首を傾げ、「そう。あれはね、向こうの世界の住人たちの思いだったの。君も光の一つだったんだよ。一番遠くて、一番近い、もう一つの世界。私たちは、ずっとそこにいたんだよ。そう。同じ場所にいたの。ただ見え方が違うだけ。」と少女は語り、「もう一つの世界?そこにもう一人の僕がいるの?」「君には分かるはず。だって君は、二つの世界に存在してるから」と会話がありました。

幻想世界は光の玉が集まる場所であり、少女がいなくなると、幸せにより発生した光の玉は、行く所を失い、不幸になることが分かりました。そしてその光の玉が発生していた世界は、一番近い世界でもあるし、一番遠い世界でもあると。距離が違うのは、現実世界から見た幻想世界の距離と、幻想世界から見た現実世界の距離の差ではないかなと思いました。この後にある、幻想世界から現実世界にロボットの魂が行くまで、行けるための準備(朋也が一人ずつ、願いを叶えて行ったことの)かなり時間がかかったので… そして視点が人か光の玉かの違いだけで、二つの世界に存在できる、特別な存在がロボットと朋也であり、朋也の世界で朋也は幸せを掴むべきだと、少女(幻想世界の存在で、町の存在)から言われました。

「世界という距離を超えて、私たちは出会うことが出来た。私はそれで十分。」「君はこれから、この世界での意識を閉じる。そうして、向こうの世界で目覚めるの。いろんな人と出会って、いろんなことがあって、そして君は、私と出会う。」と少女は言いました。少女にとって、同化した汐にとって、ロボットであり朋也と出会えたことは、楽しいひと時を過ごせたということで、幸せであり十分だと言います。もしこれが朋也と少しの間、親子として幸せに過ごし、1年にも満たず亡くなった汐の言葉だとしたら、重みと、十分という言葉がエモすぎて汐視点から考えると泣けます…( ノД`) そして少女は次の汐という存在に、朋也を任せて、幸せになれることを伝えているのもエモかったです…

いつの間にか雪は止み、色が付いて温かみが出ているのが、凄く良かったです…(*´ω`*)

「また会えるの?向こうの世界で?」とロボットは訪ね、「大勢の人の思いが、こちらの世界では光になって見えるように、私の思いも、向こうの世界ではいくつもの光になって輝くの。一つ一つの光は小さくても、たくさん集まれば、きっと、とても不思議な、大きな力になるはず…」と少女は言い、だんご大家族を口ずさみます。「その歌、知ってる…」「そう、いつも私に歌ってくれていた歌。さよなら…パパ…」と幻想世界は光に包まれました。汐は最期の願いとして、朋也に光による奇跡、町の奇跡の可能性を伝えました。朋也に対して、町はいいものだと少しづつ伝えるシーンでした…また、私の思いもいくつもの光になって輝くと、お互いの世界の存在する光の玉があり、たくさん集まればとても不思議な大きな力になると、新しい世界の可能性が示唆されていました…

光の玉によって囲まれ、ロボットが消えていくのが、町という存在の良さを伝えるようで、良かったです…(*´ω`*)

 

汐から幸せになって欲しいと、願いを託された朋也は、坂の途中でハッとし、渚に対して大声で名前を呼びます。渚はすぐに気付かず、朋也は走りながら渚の名前を呼び、全力で抱き着きます。渚の履いていた靴が脱げるほど、全力で駆け寄り、抱いているのが、朋也の今までの思いを全て行動で表すようで、エモかったです…(^^) そして朋也は、渚に対して「俺はここにいるぞ」と、一人で坂を登るのではなく、二人で登る、支え合いながら強くなろうと、決意を表す言葉でした。

渚はその言葉を聞いて、「朋也君…良かったです。声かけてもらえて。もしかしたら朋也君、私と出会わなければよかったとか、そんなこと思ってるんじゃないかって、凄く不安でした」「私、朋也君と出会えてよかったです。とても幸せでした。」「だからどうか、もう迷わないでください。これから先、何が待っていようとも、私と出会えたこと、後悔しないでください。だめ…でしょうか?」と言います。渚は朋也に声をかけてもらったこと、朋也が思っていた出会わない方が渚は幸せだったんじゃないかという疑問を否定し、出会えたことは幸せだから、何が待っていても(渚の死等が待っていても)、渚と出会うという選択を迷わないで、後悔しないでと優しく朋也に伝えました。だめでしょうか?と言うところが渚らしかったですね…

朋也は渚の言葉を聞いて、「そうだよな…」と言い、渚の手を取って「ありがとう…」と感謝の言葉を伝えます。最後まで渚に心を救われた朋也でした…朋也の選択の肯定、朋也が渚と出会う道を進んだこと、全てに感動し、号泣でした…( ノД`)

その後、光の玉が町を駆け回っていくシーンとなり、「お連れしましょうか?この町の願いが叶う場所に…」と渚の声がし、「ああ、今終わる…。長い長い旅が…」と朋也とロボットの声がありました。幻想世界の少女の、私の思いによるいくつもの光の玉が、たくさん集まればとても大きな不思議な力、と言葉があった通り、光の玉のおかげで、新しい世界がある、それを願いが叶う場所という表現で示していました。この時の光の玉の色も、今までアニメ内で見た光の玉と色が異なっていましたね…

新しい世界が開かれた瞬間、汐の産声が聞こえてくるシーンとなっており、赤ちゃんが産まれるシーンに変わります。渚の死を朋也は思い出し、必死に声をかけますが、渚は「どうかしましたか、朋也君?」と、前回とは違っていました。このシーンで渚のBGMが流れながら、渚が「私たちはずっと一緒です。いつも朋也君とそうお話していました…」というのは言葉の重みもあり、感動しました…(´;ω;`)

渚も赤ちゃんも無事で、朋也は汐に対して、「心も体も強い子になる!絶対にな!」と自信満々で言うのが、この後の出来事を知っているからこそ、汐を少しの間大事にしたからこその発言で、エモかったです…そして外を見ると、雪ではなく、光の玉の数々が空へ舞い上がっていました。朋也の人生における分岐点は、光の玉による奇跡があり、汐が産まれ渚が亡くならなかったことを祝福するように、光の玉が舞い上がり、景色が雪の時とは変わっていました。こういったことも含めて、世界は変わったのだと分かります…

アニメの後半からは小さなてのひらが流れます。流れ始めると同時に会話で、
「もし町というものに、人と同じような意思や心があるとして、そして、そこにいる人を幸せにしようと気持ちがあったとしたら、こんな奇跡も町のしわざかもしれないです。」
「でもそれは奇跡じゃないですよね。町を大好きな人が町に住み、人が好きな町が人を愛する。それはどこにでもある当たり前のことのはずです。私達は町を愛して、町に はぐくまれているんです」
「町は大きな家族か…」
「はい。だんご大家族です!」
「そうだな…俺にもやっと分かったような気がする」
と話しています。
町にある無数の光の玉によって朋也の願いが叶い、渚の死は回避され、町という存在を幻想世界のロボットとして持っていた記憶も朋也に帰ってきたことから、認識が変わり、町を好きになりました。ずっと町を嫌っていた朋也が、最終的には人生を通じて、人との出会いを通じて、特殊な出来事を通じて好きになる。人としての成長、CLANNADのテーマがあまりにもエモすぎて感動でした…(*´ω`*) また、イントロがだんご大家族から始まり、小さなてのひらの曲に行くのもエモすぎですよね…(*´ω`)

そして小さなてのひらのシーンでは汐の成長シーンが流れます。サビでは菜の花畑で走っているシーンがあり、歌詞は朋也や直幸さん等の人生における出来事の歌詞ではないかと思いました。1番の歌詞は、

遠くで 遠くで 揺れてる稲穂の海
 帆上げ 帆上げ 目指した想い出へと
 僕らは 今日までの 悲しいこと全部
 覚えてるか 忘れたか

 小さな手にも いつからか
 僕ら 追い越してく強さ
 熟れた葡萄の下 泣いてた日から 歩いた

 小さな手でも 離れても
 僕らは この道 行くんだ
 いつか来る日は 一番の想い出をしまって

となっています。まず稲穂の海は、菜の花畑を示しているのではと思いました。朋也が子供として、親子における人生のスタートラインでもあり、汐にとっても親子としてのスタートラインであり、菜の花畑は大地の果てと言われるぐらい特殊な場所でもあったので。そして海という、CLANNAD内では「渚や、汐、古河」等、水に関する言葉が多く出てきます。そのため、稲穂の海は菜の花畑ではあるのでしょうが、朋也が目指した、人も町もだんご大家族という、町の想いをゴールとして表現したのではないかと思いました。そのため、遠くで揺れている、帆上げ目指した想い出へと、進んでいる表現があり、その進んでいる途中で、今日までの悲しいこと全部覚えてるか忘れたかといった、町の想いに対してのゴール手前(今日までという表現から)で、朋也や町の住人たちが経験した、幸せに行き着くまでの悲しいことを覚えているのか、それとも幸せというゴールで考え、悲しいことを忘れるぐらいの幸せがあったのかと問いかけてます。(秋生さんの、病院を建てた話と、「この町と、住人に幸あれ」の悲しみの先に幸せがある言葉を思い出しました…)

続いて、小さな手にもいつからか 僕ら追い越してく強さとあります。朋也も小さいころがあり、いつの間にか汐の父親として、直幸さんの子育ては終わり、次の世代として、朋也は直幸さんを休ませ、追い越しました。子が親を追い越す、そんな出来事がこれから汐にもあるのだと思います。歌詞は熟れた葡萄の下泣いてた日から歩いたと続いており、熟れた葡萄は季節としては大体8月ぐらいを示すようで、夏の季節といえば、朋也が直幸さんの過去話を聞き、汐を大事にこれから育てると決意したシーンがありました。そして汐も朋也と親子としての生活が始まり、ロボットを失くしたことがきっかけで、汐も朋也もお互いに泣き、その出来事の後に直幸さんは父親としての役目が終わります。それを歩いたと表現し、前の歌詞の追い越してく強さに繋がるのかなと。

そして歌詞は「小さな手でも 離れても 僕らは この道 行くんだ いつか来る日は 一番の想い出をしまって」と続きます。この1番の歌詞でよく出てくる僕らは、主に朋也の親父の直幸さんのことを示しているのではないかと思いました。いつか来る日という、親としての役目が終わり、手が離れ別れるとき、それでもこの道を行くという、直幸さんの、朋也を自分の手で育てるという意思を貫き通す、一番の想い出をしまってという、直幸さんにとっても朋也にとっても親として子としての想い出を残すという意味があるのかなと。

シーンは変わり、各キャラのその後が出て、2番の歌詞に進みます。最初は他のアニメだと、各キャラが出るのなんてエンディングだとよくあるシーンじゃないか…?と自分は思ってましたが、だんご大家族の話や、渚は町と同化していたことや、光の玉が人々の想いだとすると、それぞれの人生をエンディングで流すことにより、町に関わった人たちが、どんな想いで今を過ごしているのかが分かり、小さなてのひらの曲が曲名に対して何倍もエモく感じれるようになっている構図だなぁ…エモイと思いました…(* ˘ ᵕ ˘*)
どのキャラも幸せそうに暮らしており、満たされますね(*´ω`*) また、芽衣ちゃんの周りに友達がいるのが、高校時代の春原兄から学んだ、朋也という、一生の親友を芽衣ちゃん自身が学び引き継いだように感じて、エモかったです…(^^)

小さなてのひら2番の歌詞ですが、

「季節は移り もう冷たい風が
 包まれて眠れ あの春の歌の中で

 小さな手にも いつからか
 僕ら 追い越してく強さ
 濡れた頬には どれだけの笑顔が映った?

 小さな手でも 離れても
 僕らは この道 行くんだ
 そして 来る日は 僕らも想い出をしまった

 小さな手でも いつの日か
 僕ら 追い越して行くんだ

 やがて 来る日は 新しい季節を開いた」

となっています。最初の「季節は移り もう冷たい風が 包まれて眠れ あの春の歌の中で」は幻想世界に住んでいる少女のこと、だんご大家族という歌、だんご大家族という、町に住む人々の想いに包まれて眠っているということだと思います。続きの歌詞は、僕らは主に朋也や朋也に関わった人を示し、汐の成長につれ、成長する途中の濡れた頬に対して、その後にある周りからの幸せな笑顔がどれだけ映ったのかと。周りから得た汐の視点、それに伴う周りの出来事を歌詞で表現しているのかなと。そして小さな手が離れ、来る日には朋也も親としての役目を終え、想い出をしまい、汐にとってもそうなのかなと。人としての人生を繰り返し、新しい人生は、新しい季節(町の想いによって願いが叶い、新しい世界の春を迎えたように)を開くといった、ずっと繰り返していくそんな表現の歌詞ではないかなと思いました。小さなてのひらという曲名と、歌詞の意味がエモすぎて感動でした…(*´ω`*)

その後CLANNADとタイトルが表示され、朋也の話はここで終わりとなります。終わり方が幸せすぎますね…(*´˘`*)

「小さなてのひら」という、「影二つ」の歌ではなく、その影二つはあくまで道筋だけを歌った歌であり、小さなてのひらは、影二つから生まれた幸せという、てのひらを平仮名で表現することにより言葉に柔らかいイメージを持ち、そこから優しく、人生のスタートを思わせるような曲名となっていました。小さなてのひらでは度々歌詞で「僕らという今を生きる人々」と、「小さな手という、生まれ、成長していく人」、「日に関しての表現で、新しい時代へと変わる、悲しさと嬉しさと強さ」があり、人生という、人として繰り返されていくものを歌ったものであり、影二つの人としての道筋よりも大きなものをイメージされています。ある意味、「影二つ」は「朋也や渚が通ってきた道、人生の途中」という意味で渚に近いイメージ、「小さなてのひら」は「子を産み、その子の成長、そして子が親を超えること、子はまた親となり、子を産み、新しい季節を開いたという、繰り返していくこと」という意味で渚よりも大きい存在である汐のイメージがありました。そういった意味でも「小さなてのひら」で話が完結していることに鳥肌が立ち、エモすぎます…(゚∀゚)

そして風子が幻想世界の少女(汐)に秋生さんが病院の工事の際、守った木の下で会って終わります。風子がいつも通りの会話をしてくれるので心が本当癒されます…( *´꒳`*)
(ちなみに風子が幻想世界の少女を探せたのは、風子√で風子は光の玉によって奇跡を起こし、幻想世界の少女と特殊な繋がりがあったのかな?と思ってます)

このシーンですが、前に幻想世界の少女と同化していた汐の意思(朋也が渚を亡くした後の、汐との生活が記憶されている最後亡くなってしまった汐)が、幻想世界でロボット(朋也)といただけで十分と言っていたのに対して、救われない気持ちになりました。しかし風子が幻想世界の少女と同期した汐を見つけ、幻想世界に行くまでは数か月程度、朋也以外に風子としか友達として遊んでおらず、その風子に見つけてもらい、「楽しいことは、これから始まりますよ」という風子の台詞が、数か月しか朋也との幸せがなかった汐に対して、楽しいことが始まるという、幸せが始まることを伝えられ、救われたことに対してエモくなりました…(´;ω;`)

 

そして22話にもエンディングで「TORCH」が流れるのですが、朋也と渚が歩いて今まで終わっていたのに対して、汐と風子がその前を歩いて終わるように変わっており、小さなてのひらの歌詞でも感じた、人生の次の世代を感じエモくなりました…(*´ω`*)

 

光の玉は予想ですが、CLANNADアニメの中でことみが、
「うん、この世界のすぐ隣にあって、だけど、見ることも感じることもできない、もう一つの世界。でも意外とそうじゃないってことが分かってきたの!」
「つまりこの世界とかくされた世界は、深く結びついているんじゃないかってことか」
「そう!時間や空間や人の意識が不思議な形で響きあって、両方の世界を造り替えたり、新しい世界を生み出したり、そんなふうに影響し合っているのかもしれない。そういうことなの」
「かくされた世界はひとつじゃないかもしれないの。いろんな世界がたくさんあるという説もあるの。」
と説明しており、かくされた世界(光の玉であり、もしもの世界)と幻想世界(光の玉の置き場所、光の玉と影響し合ってる)があるのではないかということと、朋也が何故幻想世界の話を知っていたのかに関しては、朋也がループしており、流れとしては
①渚や汐が亡くなる
②朋也、汐と幻想世界で旅をする
③汐に送り出され、再び坂道に立つ(CLANNAD1期1話)
④それから朋也が町の人を救い光の玉を集めていく
(ゲーム版でも話が繋がる、攻略後リスタートのため)
⑤全て集めて結果、町や渚が救われる
ではないかと思います。
それなら最初の「この町は嫌いだ。忘れたい思い出が染みついた場所だから…」なのも渚や汐を亡くしたからという理由もありそうですし…それと、総集編で朋也が「俺には渚や汐を亡くした記憶がある」と言う発言もループ説に当てはまるのかなぁ…と。CLANNAD~AFTER STORY~16話「白い闇」でも終わった世界の女の子…なぜ俺はあの物語を知っていたんだろうと言うシーンもあり、冬のシーンもあるため可能性高そうです。(今までの感想にはその前提で書いていたので今さらですが…(笑))

 

最後に全体的な感想ですが、CLANNADのアニメを見て感じたのが昔の頃の町をイメージしているのかなと思いました。自分は経験したことないので分からないのですが、スーパーやデパート、ネット環境もあまりない中、商店街や個人商店で日常生活で使うものや食べ物買ったり、学校や会社で身近な人と仲良く付き合っていく…
人同士の付き合い、助け合いを大事にして生きていく…
CLANNADの秋生さんの話で近所の夫婦が、「お風呂が壊れて銭湯にいこうと用意してたら、秋生さんがパンを配りにきて… それでわけを話したら、2時間くらいかけて服を真っ黒にして、直してくれた」というのがゲームではあります。
朋也はそういう事が自然にできる人を目指してます。
CLANNADはそういった人として生きていく上で大事なことを伝えたいのではないかとなと思いました。それと、CLANNADはそういったことを伝えてくれるという意味でもいつまでも残って欲しい作品だと思ってます。こんなに大事な作品は中々ないと思います…(*´ω`*)

また、CLANNADという作品は主人公である朋也が真っ当な学生生活をしているわけではなく、真面目に勉強や部活動をしている学生生活とは違い、不良という一般的な学生生活から少し離れた場所にいます。そんな離れた場所の人が、病気で同じ学校に何年もいた、渚に出会い(渚も一般的な学生生活として考えれば留年しているため、レアなケース)、離れた場所同士の人で集まり、見方によっては平凡な生活よりも何倍も苦労する人生(不良であったため嫌われて助け合いの環境づくりが難しかったり)を何とか色々な人に支えられ、助けられたことにより、一般的な環境よりも何倍も幸せを感じれるストーリーになっているのではないかとも思いました。だからこそ、助け合い、絆を忘れてはならないのではないかと。深いです…(*´ω`*)

そして、その頑張りから、例えアニメ内の話だったとしても、朋也の生き方を学び、そこから何を得て、自分の支えにするか、そういったメッセージも込められているのだと思いました。弱音を吐きそうになった時は、弱音を吐いてもいいし、それでも自分の中で大切にしたいことは、見失わないこと。他人がどうであれ、周りと比較しても、自分自身を認め、自分自身を大事にすること。自分だけではなく、可能な範囲で人を思いやる気持ちを持ち、忘れないこと。そんな誰かの人生から学び自分の中に得るものがある、環境が変わっても、目線が変わっても大切なことを残し伝えるという、まさしく「人生」だと感じた作品でした…(*´ω`*)

拙い文章でしたが、もし最後まで読んで頂いたなら、ありがとうございました(* > <)⁾⁾

 

ヘブバン 断章 遠い海の色クリア感想

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ヘブバン断章「遠い海の色」クリア感想。断章及び石井色葉の交流のネタバレ含みます。メインストーリー第4章前半クリア後の続きの内容でした。石井色葉の交流ストーリーと日毎に感想書きます。

 

ストーリーまでの石井色葉との交流の話

石井色葉というキャラは色が常人とは違う知覚で見えているアーティストで、色がわからないことをビハインドとはとらえておらず、自分だけの世界を描くことに熱中しているキャラでした。そして今回のストーリーでは真実を知ったいろっち(石井色葉のニックネーム)が、自分という答えを見つける話かつ、過去について分かる話でした。

交流に関しては、最初月歌とあったときには常人とは色が違う色に見えるのが分かる話でした。食べ物の話で全然違う色に見え、色を知識でしか知らないと言います。

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普段目にしているものの色が分からない世界…しかも本当の黄色や青や赤が分からないと。色を周りと同じ色で識別できないということにどんな心境なのか…それでも前向きなのは凄いですね‥

 

交流2回目。芸術は爆裂だと言い、本物のキャンサーを描きたいと言います。そして描いたのが月歌とキャンサーのケンタウロス…(笑)いろっちが自分だけの世界を楽しんでいるのが伝わってきますね(*´∇`*)

 

交流3回目。いろっちは自分の正体がナービィであるという疑いを持ちます。f:id:MSN04_key_1224:20221015191356j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015191431j:image

この時は展望台の話を聞く前で確信に変わっていないので、真実を見せて欲しいと言います。

それに対しての月歌の回答。f:id:MSN04_key_1224:20221015191646j:image

仲間を信じる月歌。月歌自身もユッキーやユイナ先輩に支えられてますが、持ちつ持たれつでこの答えを出すのは本当エモいですね…(*´∇`*)

そして31Dに協力してもらい、空を描きたいから絵の具の材料を集めたいと言い、みんなの気持ちが伝わってきて、いろっちが仲間を信じれるようになります。31Dの仲の良さが伝わってくるいい話でしたね…ですがそれでも迷いがあり、描きたいことに対してどうすべきか分からない状態でした。f:id:MSN04_key_1224:20221015192600j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015192614j:image

そうして断章に話が続きます。

 

 

プロローグ。めぐみんが去ったことが確定しました。それでも月歌は仲間想いでめぐみんが帰ってくることを信じます。月歌の仲間を大切にしたい想いが伝わってきます…月歌にとっては大事なことだから…(ó﹏ò。)f:id:MSN04_key_1224:20221015192900j:image

めぐみんが去ったことを聞いていろっちは月歌のもとを訪れます。そして月歌に自分自身がナービィであることを確信し、真実を聞こうとします。そして真実を知ったいろっちは自分自身が分からなくなり、色がモノクロに見えるようになります。f:id:MSN04_key_1224:20221015193703j:image

世界はこんなにも味気ないものと。色が分からない中でもビハインドで前向きだったのに、それが無くなり絶望しているのが凄く伝わってきますね‥

 

そしていろっちが31Dで戦うのが難しいと考えた月歌は、司令官に相談しに行きます。月歌がいつものテンションで相談している時に、タマが月歌のことをクレイジーと言います。ネタシーンですが、クレイジーであるということは月歌らしく凄くいいなと感じました(笑)ナービィであるという真実、それを知ってでも立ち直り、周りを支えるには精神力がよほど強くないか、クレイジーであり常人とは少し違わないと中々難しいことだと思います。クレイジーであることはプレイヤーからしてもストーリーを読むときに、ネタが面白かったりと楽しめる要素もありますし…(*´∇`*)

 

司令官は月歌の話を聞き、真実を知った人は三ヶ月の検査期間に戻すことになると言います。f:id:MSN04_key_1224:20221015195557j:image
f:id:MSN04_key_1224:20221015195648j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015195708j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015195806j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015195830j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015195910j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015195940j:image

軍としてはこう対処しなくてはならないと。しかし月歌は感情のある人であると考え、それでも戦おうと決意したと話します。その想いが届いたのか、三日間は猶予をくれた司令官。司令官としての立場、言わないといけないこと、そして個人を大事にするために相手の話を聞いて妥協点を探すこと…司令官の苦労や考え方が伝わってきてエモいですね…(´;ω;`)

 

許可を得て、三日間一緒に過ごす事になったいろっち。いろっちは寝るところでめぐみんのベットを借ります。その時の台詞。f:id:MSN04_key_1224:20221015201545j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015201610j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015201628j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015201647j:image

いろっちからはナービィである真実の残酷さが伝わってきますし、月歌はめぐみんがいつか戻ってくると信じて前向きなことが伝わってきます。一緒に戦ってきて、戦友でもあるし何より真実を知っても苦悩や喜びを分かち合ってきた仲間だからこそ…めぐみんがいる時も話を聞こうと色々と努力したり、めぐみんを追いかけず、いつか戻ってくると、仲間を信じていて凄くエモいです…。゚(゚´Д`゚)゜。

 

そしてユッキーも自分の選択肢としていろっちに別の提案をします。f:id:MSN04_key_1224:20221015202617j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015202639j:image

真実を知ってしまったからこそ、それを忘れて人間として生き、やり直す方法。辛い現実に直面している中、これも方法としてありだと思います。真実から逃げることにはなりますが、残酷さを忘れてそのように生きた方が楽かもしれません。三日間一緒に過ごして決めたいといろっちは言います。

 

 

1日目。31Aは朝から部隊長が音楽流さないと起きない、会話も賑やかといろっちは楽しんでます。戦闘シーンではカレンちゃんと意気投合したり。f:id:MSN04_key_1224:20221015204809j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015204847j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015204950j:image

カレンちゃんの面倒見のよさが出ていますね…芸術という点で繋がりが発生し、いろっちを元気付けしようとしています。f:id:MSN04_key_1224:20221015205319j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015205341j:image

芸術好きだからこそ、何気ないカレンちゃんの一言でもいろっちのモチベアップがあります。カレンちゃんなりの色が分からないいろっちに対しての言葉ですね…(ó﹏ò。)

夜。月歌が思い付きでいろっちが色が分からないからこそ、触ったら気持わる!ってなるもの買ってくる選手権しようと言います。遊ぶところは遊び、戦闘では戦果をしっかり上げる。31Aの良さに気付き、お店の中で品定めしている時はわくわくして、これまでの自分に戻ったといろっちも楽しんでいるのが伝わってきます。こういう部分も月歌がクレイジーだからこそ、出来る行為なのかもしれませんね‥

そしていろっちは自分の過去について話します。f:id:MSN04_key_1224:20221015210532j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015210607j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015210633j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015210652j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015210753j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015210827j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015210905j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015210956j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015211053j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015211114j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015211132j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015211155j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015211241j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015211303j:image

生まれた時から見えるものは真っ暗で無色だったこと。

そのため、普通の子供に出来る事は難しかったこと。

母親は怒ってばっかりで、褒めてもらえなかったこと。

母親は宇宙を観察するお仕事で、母子家庭であり、仕事は激務だったので手放されたこと。

そして父方の叔母の元で暮らすようになったこと。

街全員が家族みたいな土地で、小学校も全学年足しても20人もいなくて、みんな優しかったこと。

叔母はワイルドな芸術家で、色々なことを教えてくれたこと。

その中でも大事にしてきた言葉があり、「人間はやりたいことをするために生まれてくる。だからやりたい放題生きればいい。」と言われたこと。

その言葉に救われ、それまではずっとやるべきことが目の前に提示され、それをプレッシャーの中絶対にクリアしないといけなかったのにその言葉を聞いてから、生まれて初めて心が晴れやかになったこと。

そして真っ暗だった世界が色づき始めたこと。

食べているものに色がつき、叔母は本来の色を教えてくれ、みんなが見えている色とは違うことが分かったこと。

みんなはそれを変だと思わず面白い奴だと笑ってくれたこと。

そしてそれをいろっちなりの色として解釈したこと。

いろっちの色でしか描けない世界があることに気付いたこと。

だから絵を描くことにしたこと。

祖母にシチューの絵を褒めてもらい、初めて自信が持て、好きに生きていいんだと嬉しかったこと。

 

いろっちにとって色が見えないことの辛さ、色が見えるようになりそれが常人と違っていても、自信を持てるようになる話でした。色が見えないことが子供の時からあると周りと楽しく過ごそうとしても、何かしらの行為をしようとしても周りが子供ということもあり、理解を得れなかったり、当たり前に出来る事ができなかったり…母親にも褒めてもらえない…辛い環境だと思います…(ó﹏ò。)

しかし叔母の元で暮らすようになり、周りが優しかったり、祖母の一言の「人間はやりたいことをするために生まれてくる。だからやりたい放題生きればいい。」という教えで変化があります。周りに受け入れてもらえたというのも嬉しかったでしょうし、常人にとって当たり前の事をクリアしなくても、自分が思うように生きればいい、出来ないからそれをプレッシャーに思う必要はないというのがこの教えから伝わってきて、いろっちが自分自身の存在を好きになれて世界が色づき始めて凄くエモいですね…(*´∇`*)

そして描いた絵も褒めてもらい、初めて自信が持てたと。ずっとやるべきことをクリア出来なくて自信なかったいろっちが、やっと自信持てるようになり絵を描くことが支えになったこと…いろっちにとって絵を描くことがどれだけ大事か伝わってきます…(*´ω`*)

だけどナービィであることが分かり、自分が偽物であることが分かり、どうするべきか分からなくなっています…

 

 

2日目。朝食の時に香りでコーンポタージュが分かるシーンがあります。f:id:MSN04_key_1224:20221015215812j:image

シチューがいろっちにとって思い出深い食べ物だったので、香りでわかったのでしょうか。そうだとするとエモいですね…(´ω`)

 

戦闘シーン。カレンちゃんはいろっちを昨日と同じで色々と面倒を見てくれます。f:id:MSN04_key_1224:20221015220206j:image

そしてつかさっちが疑問を持ちます。f:id:MSN04_key_1224:20221015220328j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015220347j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015220402j:image

殺人鬼なのに面倒見がいいことなんてあるのか。月歌はそれは逆で面倒見がいいから殺人鬼になったと言います。それはかれりんの事件の真相で知ったと。殺人鬼は人を殺めるからそう言われますが、人を殺めるにはよほどの理由がないとできません。それだけ誰かを好きだったり、何かしらの強い想いがあるからこそ、それを守るために結果としては間違いかもしれませんが、行動しています。カレンちゃんは人を殺すことに特化してますが、元々はかれりんと友達を守るために生まれた人格です。そういったこともあり、面倒見はいいのではないかなと思います…

 

夜。みんなと過ごすことで刺激を受けているといろっちは言います。何かの感覚が高まり、それがテッペンで弾けそうと。その時、描きたいものを描けるようにしておきたいと言います。ですが猶予期間は後1日しかありません。月歌は色々と考えます。そして海に出るから、みんなで波打ち際を走って青春を謳歌することに決めたと。ですがいろっちは乗り気しません。f:id:MSN04_key_1224:20221015222536j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015222606j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015222628j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015222649j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015222709j:image

海にいい思い出がないと。しかしカレンちゃんに叱咤激励され、海に行くこと決意します。カレンちゃんずっと面倒見がいいですね…(ó﹏ò。)

その後。月歌がいろっちに話をしに行きます。
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恐れていたのは海ではなく、何をか分からない状態だったと。母親が平静でいてくれたことはなかった、しかし海の思い出を月歌達がいい思い出に塗り替えると約束します。月歌にとってはいろっちも仲間で、前に進んで欲しいから背中を押そうと頑張ってますね…

 

 

3日目。戦闘シーン。いろっちは自分の答えを出せずに迷っています。f:id:MSN04_key_1224:20221015225843j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015225902j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015225921j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015230925j:image

仲間たちの元に戻れないと言ういろっち。しかしタマはそんなことは決してないと言います。一緒に寝起きし、同じ釜の飯を食べ、たくさんの訓練と実戦を経て、今日まで生きてきた…私たち31Aもそうで、それだけでここまで結束したと。めぐみんを失い、同じ繰り返しが起きないように、そしてめぐみんからもタマに救世主になってほしい(誰かを救う存在になってほしい)と言われているのもあり、説得しようとします。タマがこの発言をするのは凄くエモいシーンですね…(ó﹏ò。) 前までタマがこういった強い発言をするシーンはあまりありませんでした。めぐみんの存在がどれだけタマにとって大きい存在であったか再度分かりましたね…(´;ω;`)

月歌もこの戦いにおいて仲間はもう家族みたいなものと言っています。誰かが誰かを支えること。そして家族はいろっちにとっては叔母の元で暮らした時に、町全員に感じたこと。繋がりが深い言葉で、いろっちにとっては思うことも多かったのだと思います…

 

ボス戦前。海の匂いでいろっちに変化があります。f:id:MSN04_key_1224:20221015231914j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015231932j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015232010j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221015232032j:image

ドカンと弾けそうなのは芸術的なものではなく、とんでもなく勘違いをしていた気がする、予感がすべていいものだとは限らない、ひたすら惨めで酷いものかもしれない…恐いと言います。過去の話をし、そして海というキーワード、匂いで全て思い出しそうと。一つ不思議だったのが、この思い出しそうなのが自身による記憶の封印なのか、軍により操作があったのか(母親の仕事の関係で)、それともナービィに人格を入れるのは完全ではないのか…交流前にも描きたいものは空ではなく別のものと言っていたこと、絵の具で青色用意していたことから海を描きたいのかな?と思っていたので、何かしらの思い入れは最初からあったのでしょうが…

 

そして、いろっちに我慢出来なくなるカレンちゃん。f:id:MSN04_key_1224:20221016001737j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016001754j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016001822j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016001839j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016001906j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016001921j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016001933j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016001950j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016002010j:image

アイデンティティすら失った姿こそこの世で最も惨めだと。今のいろっちからは何も伝わってこないと。

カレンちゃんにも何もない、何もないところからただ他社を殺すために生まれてきた人格、だからこそプライドが必要だったこと。朝倉がちやほやされている影で、ひとりいかに綺麗に相手を屠るかそれだけを考え続けていたこと。孤独で、ずっとひとりで刃を磨いてきたこと。

芸術も黙々とキャンバスに向かい、孤独ではないのか、周りに仲間がたくさんいてちやほやしてくれるのか、いろっちは違うのかと。

 

絵を描くことが好きで自分の自信に繋がっていたいろっち。そのアイデンティティを失い、前に進むことを恐れています。それをカレンちゃんは叱咤し、芸術とは黙々と頑張ることで、周りがちやほやしているからやっているのかと。自分というものがないのかと怒っています。何故ならカレンちゃんもずっとひとりだったから。殺人鬼という人格を与えられ、他には何もないまま生まれてき、自分というものを保つためにプライドが必要だったと。朝倉がちやほやされている中、ずっとひとりでどうしたらいいか考えてきて、自分が生まれてきてやらないといけないことに対して、せめてプライドを持って生きることで、自分に対して価値を与えようとしています。カレンちゃんなりに自分の人生を考えた結果はエモいですね…(´;ω;`)

 

そして、カレンちゃんの想いを聞いたいろっちは決意します。

f:id:MSN04_key_1224:20221016115606j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016115648j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016115729j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016115741j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016115900j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016115912j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016115923j:image

自分はナービィだから、本当のいろっちではないかもしれないけど、元の自分(ナービィである真実を知る前のいろっち)は、孤独にキャンバスに向かっていた、その自分まで捨てることなんて出来ないと。捨てることは自分にとってあまりに可哀想だと。その思い(心に秘めた気持ち)が今の自分に重なったと。だから前に進むと決めます。

いろっちにとって、絵を描くことが自分のためにしてきた、それは与えたれた感情だとしても、そこからの行為に関しては自分の意志でやったと。それは捨てたくない、自分というものを取り戻せてエモいですね…(ó﹏ò。)

 

このシーンではカレンちゃんの想いを聞いて月歌だけではなく、つかさっちも感動してます。仲間を支えたい月歌の気持ち、かれりんを支えると決めたとつかさっちの気持ちが伝わってきます…(´;ω;`)つかさっちのこういう部分をかれりんは好きになったのかもしれませんね‥(*´ω`*)f:id:MSN04_key_1224:20221016121338j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016121447j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016121501j:image

 

戦闘後、海のシーン。海についたかれりんは、つかさっちに対して想いを伝えます。f:id:MSN04_key_1224:20221016122259j:image

つかささんなら、海に連れ出してくれたと思うと。かれりんがつかさっちのことを好きになったと分かるシーンですね…もしかしたら、カレンちゃんの想いを聞いてつかさっちが感動してくれたことに対して、何か思うことがあったのかもしれません…(*´ω`*)

 

そして海を見たいろっちは真実を思い出します。f:id:MSN04_key_1224:20221016130325j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130351j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130401j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130419j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130434j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130449j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130510j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130523j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130548j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130600j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130617j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130703j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130712j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130731j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016130741j:image

小学校に上がる前の記憶を思い出したこと。

母は誰もいない季節外れのだだっ広い海に連れ出してくれたこと。

そこで母親は、「どうしたらあなたと一緒に生きていけるの…!!」と取り乱して泣いたこと。

母親は宇宙からの飛来物を観測していたこと。

平和な時代だけど、こうなることを予見していたこと。

飛来物を解明する激務と子育ての両立は難しかったこと。

辛いのは母親で、一緒に暮らしていけないこと、自分に対して怒り続けるしかなかったこと。

いろっちは自分が充分愛されていたことを思い出して、自分が一番卑怯で、本来感謝すべき母親を怒ってばっかりで、一方的に怒られていたと思い込んでいて、叔母に救われたように記憶をすり替えていたこと。

生んでくれて感謝と。

そして海の色が見えるようになります。

こんな綺麗な色は初めて見たと、この記憶を大事にして生きたいと。

 

いろっちにとって辛いと思っていた母親との記憶は、真実は逆で母親の方が辛く、いろっちを愛していたと。飛来物を解明する激務さえなければ、こうなっていなかったでしょうが、人類のために仕事を頑張っていたこと。母親にとっては、飛来物を知ってしまったからそれを無視して子供を育てるか、仕事を優先して人類のために貢献し、子供を育てるのをどうすべきか選択肢があり、後者を選んで凄く葛藤があったと思います。そして母親はいろっちのことを考え、叔母の家に預けます。いろっちも子供だったから、その時は母親の気持ち、そんなこと分かりません。だからこそ、叔母に救われたと思っていました。

しかし、母親の気持ちを思い出し、自分が卑怯だったことに気付きます。記憶を思い出すのが恐いと言っており、どのように記憶が消えたか分かりませんが、いろっちにとっては忘れたいほど辛い記憶だったのだと思います。もしかしたら母親と海の記憶を覚えていたのかもしれませんが、自分の心を守るために忘れて、叔母の記憶をよくするためにどこかに隠していたのかもしれません。母親と海のシーンには色が付いてますし…だからこそ、たわごとだった、記憶をすり替えていた、卑怯だと言ったのかもしれませんね‥

そして海の色が見えるようになります。あの時は真っ暗でただうごめいて、恐かったのに、ものすごく鮮やかでこんな綺麗な色初めて見たと。今回ナービィという真実を知ったとき、辛かった幼い頃は2回とも自分の中に救いがあってから色が付いてます。どれだけのストレスが2回ともあり、そして真実がどれだけ救いになっているのか色が付くという表現からいろっちの気持ちが伝わってきてエモいですね…(´;ω;`)

前に進むことをカレンちゃんに背中押され、前に進んだ結果海を見て過去を思い出し、そうして本物の気持ちに気付き、自信のなかった自分が愛されていたことが分かり、母親という存在がいろっちの中でどれだけ大きく、そうしてこの記憶を大事にして31Dに戻ると。深くていい話でしたね…(ó﹏ò。)

 

 

エピローグ。司令官から話があります。f:id:MSN04_key_1224:20221016140658j:imagef:id:MSN04_key_1224:20221016140708j:image

石井色葉が31Dに復帰してくれて、治療してくれてありがとうと。司令官も好き好んで再教育して対処したいわけではないというのが伝わってきますね…(*´∇`*)

 

そして、いろっちのシーンでイベントは終わります。

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母親といった海、31Aのみんなと走った海、これからも一緒に走る31Dみんなの海と言います。海を通じて、過去の思い出、今回の思い出、そして今後の未来に期待を持ちながら‥キャンバスに黄色、赤色、青色と本来分からないと言っていた色を使って海を描いているのが印象的でした。凄く鮮やかで綺麗ですね…

 

今回の断章と、前回みさりんのイベントで母親や祖父が絡んできたことから、31Dはもしかしたら今後は家族絡みの話が多いのかもですね…個人的には今回4章前半にはあまりなかったカレンちゃんの話に深堀りがあったのが凄く良かったです。4章後半のストーリーも楽しみですね(*´ω`*)

AIR アニメ感想

AIRのアニメ感想。AIRのネタバレ含みます。一部CLANNADRewriteもネタバレ含みます。

ゲームの知識がないため、自分のアニメ視点だけの感想です。そのため、ゲーム版をされている方が読むとおかしい所が多々あるかもしれません。ご了承ください。

また、感想は5話、6話の美凪の話や7話、10話~12話の観鈴の話がメインになります。

 

アニメ5話、6話感想

美凪のストーリーがメイン。昔、美凪の家族はうまくいっていませんでした。美凪はお父さんっ子で母親はそれが寂しく、妹が産まれることになりそれに期待していました。ところが流産し、それから家族は崩壊。父親は出ていき、母親は現実が受け入れずに美凪のことをみちるだと思い接するようになります。美凪は我慢し、それを受け入れて家で過ごすように。その頃からあまり笑わなくなりました。

父親が出ていった後、父の仕事場だった駅によく行くようになります。まだ小さいのに母親と偽物の関係を続けているのが辛かったのだと思います…お父さんっ子なので尚更…(´;ω;`)自分という存在を否定され、忘れられるほどきついことはないですね…そんな時、みちると会い、自分にとっての大事な場所を見つけます。

数年間その生活をしてきましたが、母親の症状に変化があります。母親は流産した時を思い出し、娘が二人ともいなかったと思い込むようになります。そして美凪を見て、あなた誰?と…そして美凪は家を出て、往人に「飛べない翼に意味はあるのでしょうか?」と問いかけます。

元々、美凪は昔往人に、誰かのために生きられる喜びを感じたことはあるか?と聞いています。この言葉は美凪にとって母親のために生きている自分を示して言ったのであれば、一人で生きている往人に聞いてみたくなったのかな…?と思いました。そして母親に忘れ去られ、自分をみちるとしても存在をなくし、誰からも必要とされなくなりました。喜びを得ることさえ上手にできず、偽物でも生きた証さえなくす…辛いです…( ノД`)

そして美凪は偽物の関係でも満足するようにしていた…と言います。美凪の喋り方が感情を押し殺しつつ、やさしさのある声で喋っているように聞こえ、辛さを感じて泣けます…(´;ω;`)

ですが、母親の症状の変化がまたあり、美凪は、母親に自分の存在を美凪として認識してもらえるようになります。美凪にとってやっと戻ってきた幸せ…美凪の涙は心に響くものがありますね…

夢の終わりは迫っており、みちるは元の場所に還ると言います。人間は思い出がないと生きていけない、それなのに思い出だけでは生きていけない。夢はいつか覚めないといけない、覚めない夢はいつか悲しみに変わるから…夢だけど幸せだった、本当のみちるは生まれることを許されなかったけど…と。深い言葉ですね…みちるにとっても今の時間は幸せでした。生まれることが出来ず、夢の存在ではあったものの、美凪と過ごすのは楽しかった…でも美凪は母親とうまくいくようになり、自分がいなくなる選択肢を選びます。心がある以上、美凪は思い出(みちるとの時間)がないと生きていけない、それなのに思い出だけ(みちるとの時間だけ)では生きていけない…(※美凪は母親に忘れられたときに行き場を失い泣いてます。みちるとの時間はあるのに。そしてみちるがこのままじゃダメだと言っていたのでこういう意味ではないかな?と思いました。みちるは幼いころの美凪を慰めに行っているので。実際は全然違うかもしれません。)

人間は思い出がないと生きていけない、それなのに思い出だけでは生きていけない。という言葉はシンプルに考えると思い出(過去の体験を思い出すこと)があることで人間として生きていけますし(楽しいことを思い出す、それがないと辛いことしかない…)、思い出(楽しいこと)だけではなく辛いこともあるから(辛いのが分かるので楽しいと認識できる)生きていけるという意味にも捉えることが出来て刺さりましたね…(*´ω`)

その後、みちると色々あった美凪は母親にみちるを会わせたいと思うようになります。みちる、美凪と母親、往人での食事。途中で美凪の母親はみちるに対して、名前を聞いていなかったと言います。お名前は?と聞かれみちるはいいの?と美凪に問いかけます。みちるが名乗ることで母親に何かしらの影響があり、また関係が悪化するのを気にしたのかな?と思いました…エモイ… 美凪はその問いに頷いて返します。美凪が強くなった瞬間だなと感じ、またエモくなりましたね…

別れのシーン。みちるは笑顔で別れたいと美凪に言います。ですが美凪は笑顔になれないと言います。だって数年間幸せだったのに今後は幸せな時間をなくすから…でも、みちるは夢から覚めても思い出は残る。みちるとの思い出をずっと楽しい思い出にしてほしいから笑顔でバイバイしてほしいと言います。その後、お互いフェンス越しに背中合わせで、笑顔でバイバイします。そしてみちるが消え、ありがとう…と。ここでお礼の言葉なのが本当エモイです…

そしてみちるが消えた後。往人は飛べない翼にも意味はあるさ。それが空を飛んでいた日々の大切な思い出だからな!と言います。飛べない翼は生き方が分からなくなってしまった美凪のこと。空を飛んでいた日々の大切な思い出は過去形かつ、思い出であることから、みちるが夢から覚めても思い出は残ると言っているので、みちると過ごした時間だと思います。そしてこの発言をするのが美凪が父親の再婚相手の子のみちるに会いに行こうとしたとき。そしてこの後往人もそうだろ?みちる…と言っているので、みちるとの思い出は意味があったということじゃないかな?と思い、みちるの生きた証が残っているようでエモかったですね…

聞いた後の美凪の表情良すぎます…(*´ω`)

それとみちるがシャボン玉ずっとしていましたが、シャボン玉はみちるのイメージがあったのでしていたのかな?と個人的に思いました。シャボン玉は空っぽでお空みたいで綺麗と発言しており、翼の一部だったみちるも生まれた最初は中身なくて空っぽだったのでは?と思い、お空みたいで綺麗と言っており、お空から来た事もあり、シャボン玉が空に向かって飛んでいく描写が多かったので、空にいつか還らないといけない、みちるの生きた人生は綺麗だったと感じ、またみちるがずっと上手くシャボン玉を作れなかったのは、シャボン玉が空に向かって飛んでいき割れること考えると、まだ夢の終わりではないから作れないのかなぁ…と。あくまで自分の想像ですが(笑)

 

アニメ7話、10話~12話感想。

観鈴のストーリーがメイン。観鈴のイメージはCLANNADの幻想世界の少女に似ているなぁと最初感じました。CLANNADのゲームタイトル画面では、幻想世界の少女は光の玉(人々の幸せ)が集まったら出てきます。そして観鈴は翼を持った少女の夢を見る存在で、アニメの途中でみちるが翼には特別な力がある(いっぱいの人が見たいっぱいの思い出が詰まっている)と言っており、みちるは翼の一部だったことを考えると、翼の一部が集合すると翼になる、だからこそ似ているなぁと思いました。(実際には観鈴は夢を見る存在で、翼人ではなかったため、違いましたが(笑) でも声優が同じなので、CLANNADの幻想世界の少女は何かしら関係ある気もします(笑))

それから観鈴の話。過酷すぎて、ただひたすら辛かったです…まず年齢は分かりませんでしたが高校生なので、最低でも15歳以上。つまり観鈴は持病(友達が出来そうになると泣く)があり、15歳まで友達がいないひとりの環境でした。この時点ですでに辛いです…そして母親はおらず、晴子さんはおばさんで一つ屋根の下、別々で過ごしていると言っており、一人で変なジュース探して遊ぶ等、誰にも祝福されていないことが伝わってきます…。そして夏にこの夏は今までと違う夏にすると決意し、幸せな時間もありましたが長く見ても2か月ほど。そしてこの夏に、一生分の楽しさが詰まってたと言っており、最後があります。幸せな時間は今まで生きた人生の中での何分の一の時間だったんだ…と思いますし、観鈴には何の罪もないのにこれだけの苦痛が与えられる…惨すぎます…この背景を考えながらストーリー見るとかなりきつかったですね…(´;ω;`)

そして10話から始まるやっと一緒に過ごせるようになった家族の話…親しいものと仲良くなると泣いてしまう持病は往人のおかげで無くなっていました。そして往人に会う最初の日。浜辺で遊ぶ子を見て観鈴は私もあんな風に遊べたらいいのに…と言っています。女の子は観鈴に魂の継承者ですが、呪いの関係上記憶をなくしてますが遊んでおり、この対比がエモイですね…

夏休みが始まろうとしていますが、この長い夏休み、私だけ独りぼっちは嫌だよ…と言っています。高校生の夏休み…補習があるとはいえ、長い休みの間ひとりは辛すぎます…学生時代の休みは青春でもあるのに…(´;ω;`)

表情が辛い…

晴子さん視点。往人のことを観鈴が発作が出ていないから友達になれるかもと期待します。この時点でどれだけ観鈴思いなのか伝わってきますね…( ノД`)

縁日のひよこの話もありました。ひよこを育てれるのはできないと判断し、帰ろうとしますが、人に迷惑かけてはいけないとそれだけ教え込まれたような子が、その時だけ自分を見てずっと、これ欲しいなとすまなそうに言う…そんなことを繰り返し、そして長い時間一緒にいることで観鈴が好きになり、だけど本当の親ではなく、いつ終わるか分からない関係なので誕生日プレゼントをいつも忘れたふりして渡せない…と言います。母親としての葛藤が伝わってきます…(´;ω;`)仲良くなると泣いてしまう持病が観鈴にあるからこそ、距離を近づけることもできず、プレゼントまで購入して準備しているのに、渡すことが出来ない苦しみ…

温泉めぐりの嘘の話もエモイですね…結果的にその間に往人が呪いを少し緩和してくれて観鈴と仲良く出来るようにはなりましたが…

往人が観鈴と距離を置くシーン。観鈴の「ひとりきりになっちゃた…本当にひとりきり…往人さん…お母さん…痛い、痛いよ…」「今日までずっと一人。明日からも…。結局私が頑張っても人に迷惑かけるだけで、いいことなんて一つもないのに…」「今までの私がずっとそうだったみたいに、諦めていたらよかったんだ…」「誰も好きにならずに…」と言い慟哭します。悲しすぎる…せっかく勇気を振り絞って誰かと一緒にいたいを達成しようとしたのに、結末はこれ…慰めてくれる人もいない、諦めていたらよかったと自分の心を痛めつけるしかない…往人が自分から離れていくのには優しさから何も言わないのに、この子を救ってくれる存在はいない…見ていてきつかったです( ノД`)

それと次回予告も見ていて辛い…夜想のBGM流しながら晴子さんの「嫌や!その時この子がもううちとなんかいたないって、そう言うんやったらかまへんから!」「が、がお…」と進み、海を見るシーンでうみと名前の表示…

…(´;ω;`)

第11話。往人がいなくなり、観鈴が一人でも頑張ろうと決意して話は始まります。痛みがある中、ひとまず外を歩こうとして、疲れたのでジュースを買おうと自販機前で休憩。何を買おうか迷っていたところに、晴子さんが来て、どろり濃厚のジュースを買います。この時、夏影のBGMが流れるのが良い…家族が始まった瞬間でした。

晴子さんはついに観鈴のことが好きだ、自分に嘘は付けないと言います。あんたはうちの子だと。しかし、観鈴はそんなこといいのに…と拒否します。今まで通り、私たちお互い構わずに過ごしていこう…私は一人で頑張るから…と言います。観鈴は仲良くなった人が最後どうなるか知っていたため、距離を置こうとします。あれだけ母親好きだった観鈴がこの発言するのは辛い…

泣きそうなのを我慢する観鈴は見ていて悲しすぎます…(´;ω;`)

その後の雑炊のシーンも美味しくないと言います。しかし自分が心に思っていることと逆の行動をして、我慢出来ず泣き始めます。そして私と仲良くなるとお母さん病気になるから…と言ってしまいます。しかし晴子さんは自分が病気になったら嬉しいと言います。それは観鈴と仲良くなれた証拠だから…エモすぎます…観鈴に対して冷たくしているように見えていた晴子さんでしたが、実際はすごく好きということが再度伝わってきますね…

雑炊を食べて美味しいと…泣けます…

母親に髪を切ってもらうシーン。この時、観鈴は冗談を入れながら普通の会話をしています。この会話を親子で出来るのに何年かかったのか…観鈴にとって一番幸せな時間です…(*´ω`*)晴子さんも「がお」という口癖をあまり言わなくなったと言っています。晴子さんが観鈴をよく見てきたことが伝わってきますね…

晴子さんの失敗により、髪を切りすぎて観鈴は何か小さな子供に戻ったみたい…お母さんの子供…と言います。ここで晴子さんが目を見開く描写がエモすぎます…晴子さんは努力して、観鈴がやっと自分の子になり、今まで長い時間家族で上手に過ごせなかったですが、それでもお母さんの子供と観鈴は言い、晴子さんにとってこんなに嬉しい言葉はないですね…そして観鈴はここからがスタートだねと言います。スタートがあるということはゴールもあるということ。ここからが観鈴が家族として幸せな時間のスタートでした。

翌日。観鈴は夢の影響で母親のことを忘れてしまいます。晴子さんにとって母親として認めてもらう時間の始まりです。観鈴を頑張って外に連れ出して家族の時間を作ろうとし外の景色は観鈴に喜んでもらいます。その時、観鈴の実の父親が来て、見てられないので観鈴を連れて帰ろうと言いました。ですが晴子さんは受け入れず、後3日猶予を欲しいと言い、母親として過ごせる時間が少ししかなくなります。

夜トランプ遊びしている観鈴に対して、晴子さんは恐竜について教えてもらいます。優しい恐竜は自分のことと言い、泥棒の恐竜は敬介みたいだと言います。そしてどっちが泥棒なんやろうな…と。実の父親は敬介で、色々とあったとはいえ、晴子さんは実の親ではなく、晴子さんは自分が観鈴が好きでそのために母親もすると、見方によれば晴子さんの自己満足で観鈴と過ごしています。晴子さんの葛藤が辛いですね…

1日目。観鈴を連れ出して海に行こうとしますが暑いから帰りたい、晴子さんが作った弁当はどうするか聞かれ、観鈴はそんなの知らない。と答えます。晴子さんとしても時間がないため余裕がなく、観鈴のために色々したことを全て拒否されてしまい、ついに怒ってしまいます。すごくリアリティのあるシーンでしたね…駄々をこねる子供を怒る母親としても見えます…何とか一人で車椅子を動かして家に帰ろうとする観鈴。上手に車輪を回せず倒れてしまいます。そんな時、「が、がお…」と困ったときの台詞がありました。その出来事で晴子さんは、自分のことを母親として向いていないことを自覚します。母親の葛藤と幼くなっている観鈴。本当に子供のころから家族としてやり直しているようにも見えますね…

1日目の夜。セミ観鈴の部屋に入り込んで、晴子さんがセミを追い出します。そして部屋を出ようとした時に、観鈴にトランプを差し出され、晴子さんがここにおってもいいんか…?と聞き、観鈴はうんと返します。母親として観鈴に少しだけ認めてもらえたシーン。このタイミングで羽根のBGM流すのは泣きましたね…感動シーンすぎる…(´;ω;`)

2日目。晴子さんはもう贅沢言わない。観鈴と1日一緒にいれればそれでいいと言います。うちの希望はそれだけや…と。母親として成長した時でした。観鈴に母親として認めてもらうことよりも、観鈴の幸せを考えて、実の父親のところに帰っても、帰るまでの日だけ幸せに過ごせたらいい…と。母の愛が伝わってきて泣けますね…( ノД`)

3日目。敬介のところに帰る日。晴子さんは観鈴が敬介が一緒にいたいかと聞かれた時、観鈴は敬介についていくと思っています。夏休みはまだまだ続いていくけど、二人の夏休みは今日でおしまいだ…と。そして最後に観鈴の願い通り海に行き、海を見てきれいだ、遠かったなぁ、二人でここまで来るのに…一体何年かかったんやろ…いくらでもこんなきれいな景色見れたはずやのに、一体何しとったんやろうなぁ…うちら…と後悔しています。1日の幸せな時間に対して、いつでも海行けたはずなのに、数年間何もできなかったこと…間に合わなくなってから気付かされる…晴子さんにとって過酷すぎます…(´;ω;`)

そして別れのシーン。敬介に連れていかれますが、途中で観鈴はそれを拒否し、そして晴子さんのところに戻ろうとします。体も痛くて車椅子必要なぐらい足が動かなかったり、自分が好きな恐竜のおもちゃやジュースを払いのけて懸命に歩こうと。最初は晴子さんも状況が分かりませんでしたが、ママと言われ駆け寄ります。そしてうちがあんたのママや…と。観鈴にとって晴子さんが一番大事で、それが分かるシーン…最初BGMない状態が続き、ママの発言と同時に銀色のBGMが流れ、エモすぎて号泣しました…( ノД`)

(´Д⊂ヽ

12話。お祭り行きたいと痛みを我慢しながら観鈴が言います。恐竜さん買ってもいい?と。数年前には買えなかったですが、今度こそ幸せになろうと。晴子さんは二人で最高に幸せな日にしよう、せやから元気になってや、観鈴…と返します。やっと家族としての幸せが望めるように…そしてオープニングへ入ります。入り方が凄く綺麗でした…鳥の詩の歌詞は消える飛行機雲から入ります。翼人たちの魂を示した言葉だとすると、観鈴が終わりが近い中、幸せになろうとする流れから入るのがエモすぎます…( ノД`)

オープニングラストも…(´;ω;`)

夏祭りの日。何とか1日乗り切って楽しみにしていたのに、雨が降っており、祭りはしていませんでした。晴子は空に向かい、この子が何悪いことした、凄くええ子にしてた、夏祭り楽しみにしていた、なんで報われないと言います。観鈴がどんどん体調が悪くなっているからこそ、少しでも幸せなことがあってほしいのに、それが許されません。悲しい現実…しかし、賽銭のところに昔捨てた恐竜のぬいぐるみがあるのを見つけます。そのぬいぐるみを手に入れることがうちらの幸せになると言い、ぬいぐるみを手に入れます。そしてうちからの誕生日プレゼントや…と晴子さんは言います。やっと幸せを手に入れることができた観鈴…泣けます…(´;ω;`)

夏祭りの翌日。ママからお母さんに言い方が変わります。色々と思い出したのでしょうか…そして観鈴は最後の夢を見ます。羽根のある恐竜さんの夢。そのもっと上を私が飛んでいると言います。鳥の詩の歌詞の飛行機雲が翼人の魂を引き継いだ人たちだったとすると、最初の飛んでいた部分に追いつき(呪いがあった翼)、もっと上(観鈴が感じている幸せ)が上回ったことになります。そしてこれが夢の終わり。これからはお母さんの傍にいるの、いつまでも、ずっと…と言っています。元々、翼人(神奈)は母親と一緒にいることが幸せで、母親を探して旅をしていました。そして夢の終わり。ゴールを見つけました。これからはお母さんの傍にいると言っているのがどれを示して言っているのか分かりませんでしたが、もし魂の継承者に言ったのだとするとエモイですね…

そして外で家族として楽しく過ごそうとするシーン。夏影のBGMが良すぎる…おすすめのジュースを勧めてみたり、何気ない会話をしたり…観鈴がずっと求めてきたもの(誰かと楽しむ)がそこにありました。

お母さんに離れてもらい、そこがゴールだから一人で頑張って歩いてみると言います。空と一緒にゴールと。そして晴子さんは一緒に頑張っていったら元気になれると言いますが、観鈴はもういいよね…私頑張ったよね…もうゴールしていいよねと言います。晴子さんはよく分かっておらず、ゴールしたら家に帰ってトランプしようと言いますが、観鈴は首を振り、私のゴール、ずっと目指してきたゴール、私頑張ってきたからもういいよね…休んでもいいよね…と体の痛みを我慢しながら言います。私のゴールは観鈴の最後、ずっと目指してきたゴールは続いてきた呪いの終わり(幸せが呪いより勝った)を言っているんじゃないかなと思いました。

晴子さんはようやく観鈴の状態に気付き、嘘や…今から元気になっていくんやろ?悪い夢は終わったはずやろ?と言います。それに対して観鈴は、ごめんね、お母さん…私は全部やり終えることが出来たから…だからゴールするねと言います。ごめんねとお母さんにこの先一緒に頑張れないことを伝えて…観鈴のやさしさが刺さります…

晴子さんは来たらあかん…ゴールしたらあかん…と言います。始まったばかりやんか、昨日やっとスタートきれたんやないか、取り戻していくんや…10年前に始まっていた幸せな暮らし、これから観鈴と取り戻していくんや…うちらの幸せは始まったばっかりやんか…と言います。やっと家族として幸せな時間が始まり、これから幸せなことはまだまだあると未来に期待し、終わりがあまりにも早いことに辛さがありますね…でも晴子さんは観鈴を応援したいので、駆け寄りません。過酷すぎる…

それども観鈴は、ううん、全部した…もう十分なくらい…この夏に一生分の楽しさが詰まっていた…もう一度だけ頑張ろうって決めたこの夏休み、往人さんと出会ったあの日から始まった夏休み…色々なことがあったけど、辛かったり、苦しかったりしたけれど、私頑張ってよかった…私のゴールは幸せと一緒だったから…ひとりきりじゃなかったから…だから、だからね…もうゴールするね…と言います。今まで辛くてひとりきりだったけど、この夏休み往人さんや晴子さんに色々やってもらって、持病で友達が出来ない辛いことや、夢を見て体の痛みがあり苦しかったことがあったけど、ゴールが悲しいこと(呪い)によるものでなく幸せな記憶だったから…今までの子は呪いで誰も近寄れないから一人きりで亡くなっていたけど、晴子さんがいてくれて自分はひとりきりじゃなかったから…だから幸せなままゴールすると。

そして…ゴール。

青空が流れ始めるとさらに号泣しましたね…( ノД`)

やっと辿り着いた…ずっと探していた場所…幸せな場所…ずっと、幸せな場所…(´Д⊂

「お母さん、ありがとう…」

「みすずううぅぅぅぅー!」

「あんたに何もかも教えてもらったんやないか…」

「ひとりっきりやない生き方…」

「置いていかんといて、うちをひとりにせんといて…」

「他には何にもいらんから…」

「友達もいらん、新しい服も贅沢も何もせんでええ…」

「ただ、あんたと居れたらそれでええんや…」

「ずっと神尾の家でなかよぅ暮らそう…」

「なぁ、観鈴ぅ…」

観鈴ぅぅぅ………」

凄かったんやな、家族って。この上ない幸せと、この上ない辛さ。すべてがそこにある。それはまさしく人が生きるということや。せやからうちは生きとった。あの子とふたりで生きとった。がむしゃらで、ぼろぼろで、強くて、弱かった。

 

うちなぁ、今はもう自信あるねん。うちはあの子の母親なんやて。立派と違うかもしれへんけど、あの子の母親なんや…うち今までの仕事やめて、近所の保育所に勤めることにしたんや。これからは色んな家族に囲まれて生きていきたい。そう思てるんや。

 

青空聴きながらだとエモすぎますね…(*ノω<*)

 

ラスト。人の夢や願い。全部この空にかえしてやと晴子さんが言います。そうすればうちらはきっと穏やかに生きていけると。そうして空が幸せな思いを乗せていつの日か彼女を連れてかえるといい、新しい始まりを迎えるためにと思いながら話は終わります。

そして翼人の話。親から子へと続けていく長い長い旅の話。私たちは星の記憶を継いでいく。この星で起きるすべての事象を見聞き、母から子ヘと受け渡していく。星の記憶は永遠に幸せでなければならない。憎しみや争いで空が覆い尽かされた時、この星は嘆き悲しみ、すべて無に帰すでしょう。いつの日か滅びの日を迎えること。それも避けようのない結末。けれど最後は、星の記憶を担う最後の子には、どうか幸せな記憶を。と言っています。この星の記憶の設定は、Rewriteの篝に似ているなと感じました。篝も良い記憶を探していたので。そして観鈴はそれを背負い、幸せな記憶として終わりました。

それを思い出す少年。国崎往人の魂の継承者だと思います。そして隣にいる少女。記憶がなくなっていますが、観鈴の魂の継承者だと思います。(それだけ呪いが強かった、夢では記憶をなくしていくことがあったから?)

観鈴たちに手を振る少年。これは往人に出会う前の1日目を再現しているのだと思います。空がいないのは幸せな記憶を翼人に渡しに行ったため。そして彼らには過酷な日々を(出会ってからゴールするまで)、そしてぼくらにははじまりを。(呪いが終わり、この先の幸せ)さようならと言って終わります。観鈴にとっての救いは幸せになって死ぬことしかなかったのでしょうが、あまりにも辛すぎます‥(ó﹏ò。)せめてもう少しこの少年たちの未来の話があれば気持ちも楽になるのでしょうが‥(´;ω;`)

以上がアニメを見た感想です。いつかゲームプレイ後にはまた色々と考え直したいと思っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました‥(* > <)⁾⁾

ATRI -My Dear Moments- クリア感想

ATRIクリアしたので感想。ネタバレかなり含みますので、プレイされてない方は読まれない方がいいかと思います。

 

時期が夏と聞いていたこともあり、人気ゲームだったのでプレイしてみました。プレイ時間は20~30時間でクリアでき、読みやすいシナリオでサクサク進めることが出来ました。ストーリー内容に合わせて、感想を書いていきます。

 

ストーリーの大まかな流れとしては、

①アトリとの出会い、学校に行く、授業を始める、学校に明かりが灯るようにする。

②友達との交流関係、アトリとのお付き合い、ログ確認、エデン島上陸

③ヤスダとの出会い、アトリの過去、誕生日、エデン島の発電

④ロケット発射、トゥルーエンド

となっています。この話を通じて夏生の成長とアトリの心について、周囲のキャラクターの良さが伝わる内容でした。また、世界観に没頭できる話でもあります。

 

ストーリーの前にプロローグから。

読み直して驚いたのですが、トゥルーエンドまでのアトリの時間を最初から記載しているのですね…Σ(゚Д゚)どんなストーリーだろうと序盤は期待していましたが、意味わかるとエモイですね…

 

ストーリー。

アトリとの出会いをする前で、海の中に潜水始めるシーンが最初ありますが、イラストの美しさや海中都市のBGMの神秘さに惹かれました。BGMの良さもあり、ストーリー進めやすいなと個人的には感じましたね…(*´ω`)

 

学校に行きはじめ、アトリが足に嫉妬するシーン。主人公の義足に対してボロボロになるまで使われていて羨ましいと言います。嫉妬対象が人に対してではなく、機械に対してなのがロボットらしくて可愛かったです(*´ω`)

 

学校に行く途中でキャサリンに襲われるシーン。ここでアトリはマスターを守るために人間を攻撃します。ロボット三原則により人を攻撃することは出来ないはずですが、ここで攻撃したことがアトリの感情が見え、ストーリークリア後に読みとエモイですね… 

アトリはマスターや大事な人が危険に晒されていると判断した場合に、その人を守るために行動しています。アトリは夏生の名前を聞き、マスター認定し、出会って数時間の間に夏生が危険に晒され、守るために行動しており、元のマスターからの命令もあったのでしょうが、過去のこともあり大事な人として認定されているのが尊かったです…(´;ω;`)

 

学校で授業を行うシーン。授業で風力発電機を作成しますが、反応はいまいちでした。しかし夜学校に行くと凜々花がおり、その風力発電機を使って本を頑張って読んでおり、電気が付くのであれば本をもっと読みたいと言います。凜々花は親や家族はおらず、学校に住んでおり、時間があればどんな本でも読んでいると好奇心のある利発な子でした。印象が変わり、続きが気になる人物でしたね…ファンディスク作ってほしいです…(*´ω`)

イラストから好きになる方も多いのでは…(*´ω`*)

学校で明かりが灯るまでのシーン。発電機を作るためにパーツを海の中に取りに行った際にアトリはカニを見つけ、カニを茹でて食べるシーンで美味しいは嬉しいの言葉が刺さりましたね…食事で美味しいものを食べることは、ほとんどの人が好きだと思うので、どんな人間問わず話盛り上がるのかなと思っています。それを嬉しいと表現することで、幸福感を得たり、モチベのアップに繋げたり…毎日の生活の中で心構えにしたいなと思いましたね…(*´ω`*)

 

明かりが灯るシーン。このシーンはエモかったですね…自分たちが住んでいる環境で昔までは夜も電気ついていたのに町が沈み、数年間夜電気がほとんどない状態で過ごし、そして久しぶりに電気が付く…海面上昇により町は沈み、地球の環境考えると仕方のない状況ではありましたが、いざ明かりが灯ると、明かりがあることの大事さ、嬉しさが泣きながら話すことにより伝わってきますね…(*´▽`*)

 

話は進み、友達との交流関係のシーン。竜司がいいキャラすぎますね…第一印象ではここまで熱いキャラだとは思いませんでした。今まで周りに友達と言える存在がいなかった夏生のことを考えると、凄く嬉しい出会いだったんだなと感じます…(*´ω`*)

 

アトリとお付き合いのシーン。告白に成功し、ついに付き合い始めます。ここからアトリがとくに可愛かったですね…(*´ω`)

この笑顔が可愛すぎて最高すぎる…(≧▽≦)

ログ確認シーン。幸せな時間は長くは続きませんでした。アトリはやはりロボットで、恋人になって心通わせていると夏生は感じていましたが、実際は学習から得た結果を試行錯誤しており、心がない自分は表面上取り繕っているだけでした。

このシーンは深いですね…夏生はこの出来事を知って今までニセモノだったのか…と言っています。相手が自分のことを好きだと信じて、心で繋がっている、喜んでくれたりするのはきっと自分に対して何かしらの想いがあってしてくれているのだと感じていましたが、実際には喜ばせるために行動をしているだけのロボットで、何を信じて嬉しくなっていたのだろう…と。きっとログさえ見なければ今後も幸せは続いていたでしょう。しかし知ってしまったからこそ、傷つき立ち直れなくなる…。心があることが人らしさがありますが、同時に面倒くさい部分でもあり、喜びだけで見るといい関係のはずなのに、それをニセモノというのは考えさせられますね…

 

エデン島上陸シーン。ログ確認後はどういったストーリーになるのか不安でしたが、夏生はアトリを救うのを放棄したわけではない、というのは驚きましたね。アトリに救われた事実や好きであることは続いているので、アトリがどれだけ夏生の中で大きな存在が伝わってきます。島に上陸するのも一筋縄では行かず、上陸する前に溺れてしまい、アトリに無茶してもらって何とか成功します。その際、夏生は「なんでそんな無茶を…」と言いますが、アトリは即答で「わたしが夏生さんのために行動するのに、理由が必要でしょうか」と返答しています。ロボットとして行動しているので、当たり前の行動かもしれませんが、人からすると自分のためにしてくれた…と心を感じるシーンでもあります。エモイですね…(*´ω`)

ロボットの表情で鳥に囲まれているのも可愛いですね(´▽`)

その後も島のロボットを見て、中々高性能と言いむくれているの可愛すぎます…(´ω`*)このエデン島に上陸してから、夏生に対してアトリが甘えたりするシーンが声を含めて一番好きでしたね(*´▽`*)

そしてシーンは進み、夜に。アトリと穏やかな日を過ごせているからこそ、地球はいつか終わるから、人としてどう終わるかと夏生は考えます。今までの過去が大変だった分、未来を捨てて穏やかに生き、終わりたいと…しかしアトリは残された時間があるなら最後まであがき続けるべきと言います。夏生はそれでも、アトリがいなくなった後、どう生きればいいか分からない、生きる意味が分からないと言います。

アトリはそこで質問し、では自分があと数日で機能停止するのになぜ告白したのか?数日で終わる恋に意味はあったのか?と聞きます。夏生はアトリがあと数日しかないと分かっていたからこそ、限られた時間を価値ある時間にしたかった、幸せをあげたかったと思いますが実際はアトリに心がなかったので空回りだったとなり、無駄だったかもしれないと答えます。ですがアトリは無駄な時間ではなかった、夏生さんといない時間よりかは有意義な時間だったと言います。だからこそ価値ある存在になりたい、そして未来がある夏生さんには未来を捨てないでと伝えます… アトリの言葉が泣けますね…(´;ω;`)そしてアカデミーに戻ることこそ救いだと言います。

しかし、夏生はアカデミーに戻ることが自分が無価値であることを思い知らされのが怖い、勉強すれば勉強するほど方法が分からなくて絶望する、だからこそアカデミーから逃げてきたと言います。自分を救うためにも頑張って地球を救おうとしていましたが、現実を思い知らせれ、方法がないことに気付き、立ち止まってしまいそこから逃げてしまった… 共感できます…人生で壁にぶつかったとき、乗り越えるか引き返すか別の道を探すかしかないと思います。しかも周りに相談できるような人もいない状況…引き返して逃げたくなるのも分かりますね…(´;ω;`)

翌日。船がまだ近くにあったので、何とか島から脱出します。しかし、アトリが脱出の際にログをなくしてしまいます。アトリの悲しそうな顔が印象的でしたね…目覚めてから記入していたログはアトリの価値を示すためにも大事なものだったのかもしれません…そう考えると生きた証がなくなるというのは辛いですね…(´;ω;`)

 

ヤスダとの出会いのシーン。ヤスダはアトリによって尊敬していた師を失い、可能性を信じきれずアトリを破壊することが、師への恩返しだと考えていました。最終的にはアトリが自分が感情があることに気付き、それを目の当たりにして行動できなくなりますが、周りの環境がなければ夏生も一歩間違えるとこうなっていたかもしれない…と言っておりリアリティーのあるシーンでした… 自分がそれぞれの意味で大事にしている人が、何かしらの出来事で失ってしまったとき、復讐に変わる場合もある…ゲーム内でも何度かありましたが、人は途方もない悲しみや、太刀打ちできない理不尽に遭遇した時で心が壊れそうなとき、自分の外に責任を求め心を守ると。深い言葉です…

それとこのシーンでは選択肢によって感情が完全になくなったアトリのBAD ENDは見ていてきつかったですね…

 

アトリの過去のシーン。アトリはマスターの役に立つために必死でした。しかし、心がないため上手に接することが出来ません。それでも、マスターには唯一の友達だと言ってもらえます。そんな日々の中、マスターは学校ではいじめられており、一度逃げ出しますが、強制的に学校に行かされる羽目になり、飛び降り自殺直前まで追い込まれます。アトリはそれを見て、自分は壊れても修理できるロボットと判断し、人を攻撃できない命令を無視してマスターを救おうと、いじめを扇動している人を殺そうとします。殺す直前で、マスターにより機能停止させられ、このバケモノと怯えた表情で言われます。そしてメーカーに回収されるアトリ。

アトリ回収後、原因の調査中に他の同タイプのヒューマノイドは回収され、エラーは認められなかったがエラーを潜む可能性があるロボットたちは目の前で廃棄されていきます。そしてアトリはどうしてそうなるのか。私は何者なのか。と考え、答えを探すために逃げ出します。

マスターを何とかして探し、見つけたころには結婚して子を産んでました。脱走中のため、気付かれると迷惑がかかる可能性があることを考慮し、傍で見守ることにしたアトリ。しかしそんな時間も長くは続かず、マスターは運転中にトンネルの崩壊事故に巻き込まれ死んでしまいます。

和解できないままマスターをなくしてしまったアトリ…過去が辛いですね…もしマスターがこのバケモノと言うのではなく、アトリを気遣う言葉やお礼を言えていたのなら、アトリは満足していたのかもしれません。人によって勝手に生み出され、幸せを掴むこともできず、問題があったため対話することもなく人によってまた勝手に殺される…心があるからこそ、すごくむごいですね…(´;ω;`) 同じ立場でもし人が神や何かから生み出されている真実があったとして、突然の支配を強制されるとその支配を打ち破ろうとするのに、人が作ったものには平気で壊そうと出来るのが…

 

誕生日のシーン。このシーンになるまでの日々の出来事で、アトリが自分の気持ちに気付き、今まで出来たいたスキンシップが急に出来なくなりずっと戸惑うのが可愛かったですね…(*´ω`)

カワ(・∀・)イイ!!

それとトンネル崩壊事故があったときのアトリの話がありました。マスターからの最後の命令は、自分の変わりに夏生を見守ってほしいこと、ある事がしたいので一緒によく散歩をしたあの場所で待っていてほしいことを伝えられ、マスターは息を引き取ります。アトリは最後の命令に従い、あの場所に行きますが、マスターはなくなっているので出会うことは出来ません。絶望するアトリは、死にたいと思うようになります。しかし、あの場所に来た小さい頃の夏生によって、喜びを教えられ自殺はやめます。

そして潜水で沈んでしまったあの場所に到着し、夏生が小さかったころ母親からいつかアトリと仲直りしたいことを言われおり、もしかするとあの場所に行って欲しかったのは、仲直りして友達に戻りたかったからじゃないか?と伝えます。アトリは本当は優しい心を持った子で、自分のために怒ってくれたのがやっと分かり、仲直りしたかった…と。しかしアトリは今更そんなことが分かっても悲しみしかないと言います。でもそれはマスターと一緒にいて幸せだった、喜びがあったからこそ、失われて悲しみがあると言われます。それを自覚し、泣くアトリ…辛いことしかない過去でしたが、それでも幸せはあったと分かり、泣けます…(´;ω;`)未来があと少ししかないアトリが、過去のことで少しでも救われてよかった…このシーンでアトリの歌の挿入歌は心に響くものがありますね…(T_T)そして夏生とまだ一緒にいたい、死にたくないと言います。出会った当初は死ぬことを恐れていなかったですが、初めて生きることに執着するシーン…。見ていて辛い…( ノД`)その後、船に戻りますが、会話の途中でついさっきまで話していたことを忘れてしまいます。機能停止が近づいているのが分かるシーン…悲しみが深いです…

時間は経ち、お誕生日会に。アトリのロボット発売が8月ごろということで、アトリの生誕祭を行います。その会にはクラスメイト、町の住民が教室に入りきらないほど来てくれました。その中にはキャサリンもおり、アトリが生まれてきたことが、結果としてあたしの人生を大きく変えてくれたと言います。アトリが生きた証があったのが伝わり、祝ってくれる人もたくさんいてアトリが幸せそうなのが泣けます…

夜。花火をみんなですることに。それぞれが楽しんでいる中、ロケット花火を打ち上げます。アトリはそれを見て、8月31日にロケットが飛ぶことを思い出し、「未来への希望。是非、見届けたいです。」と言います。この時点でアトリがエデンへ行くことの覚悟を決めているのが台詞と表情で分かり、切ないですね…(´Д⊂

…(´;ω;`)

そして、アトリと水菜萌の別れ。まさかこのシーンが最後になると思ってませんでした…家に帰る発言を水菜萌からするのが辛くても強さを感じますね…

記憶を大事にしたアトリの台詞。エモイ…( ノД`)

 

エデン島の発電の日。朝、ログに祖母の書き残しを見つけます。

祖母なりにアトリを気遣っての文章でした。せめてもの安らかな眠りと、心があるからこそ、アトリに価値を与えようと気持ちが伝わり泣けますね…(´;ω;`)

エデン島に辿り着く前。竜司との別れがありました。背を向け、両肩が静かに震えていたと表現の仕方が悲しみが伝わってきます…その後夏生が潜水艦に入るシーンもBGMがなくてとてもよかったですね…

エデン島により、町に明かりが灯るシーン。アトリは町に明かりが灯るのを見て、涙を流します。それは悲しみの涙ではなく、喜びの涙でした。喜びを感じていると自分で実感できるようになったアトリのシーンは尊いですね…

夏生が地球を救う。地球を救ったらアトリに逢いに行くと言ったシーン。夏生にとって地球を救うことこそ自分を救うことだと思っていました。一度諦め、アトリと出会いすでに救われてはいましたが、アトリには未来を捨てないでと言われています。そして夏生は地球を救うことを再度決意します。アトリは昔みたいに地球にわたしも含まれますか?と問い、夏生は今ではアトリが地球の中心だと答えます。アトリを救うのは、未来の可能性を信じ、地球を救うこと。過去にアトリが聞いた時には喜びを教えてもらうことが救いでした。そしてやっと喜びが分かり、次のステップ、未来へ。そして逢いに行くと夏生は言っています。2回とも、別れのシーンでこの発言があったのはエモイですね…(*´ω`*)

そしてラスト。44日目は時よ止まれ、おまえは美しいーー。で終わります。元ネタはゲーテファウストで、おまえとは時間のことを示しており、時間が美しいからこそ、時が止まってほしい。という意味のようです。アトリの最後にぴったりな言葉で尊い…( ノД`)アトリの生きた時間の喜びがすごく伝わってきます…(´;ω;`)

 

ロケット発射の日。アトリの話から。

BGMと文章の組み合わせが泣ける…(´Д⊂

そして夏生の話。夏生はまだ未来へ迷っていましたが、ロケットが無事飛び、父親が成功させたことで救われます。そして決意し、アカデミーに帰ることに。いつかアトリを救う目標を持ち、未来への期待を持たせる素晴らしい終わり方でしたね… 終わり方が綺麗すぎたのでこれでゲームクリアなのかな?と思ってました(笑)

 

トゥルーエンド。60年後の話。地球ではフロート都市が複数完成し、総人口のおよそ4割が住めるようになり、ロボットは人類の友人として受け入れ、AI技術の飛躍的な進歩がありました。宇宙開発も進み、月面に建造した中継基地から火星へのテラフォーミングを行おうとしています。そしてエデン島も明日海に沈められるようになり役目を終えようとしています。そこで夏生は電脳空間の海へダイブし、約束を果たしに行きます。そしてアトリに逢うことができ、地球を救い、種を蒔き下の世代に任せて、残りの1日(60年ぐらい?)を楽しもうとして物語は終わります。このシーンでオープニング流れるのは熱かった…(*´▽`*)

このシーンでまたこの言葉はエモイ…(*´ω`)

 

最後に。トゥルーエンド含め世界観、BGMともに美しくシナリオがすごくきれいな終わり方をして、良かったですね…(*´ω`*)オープニングとかも見直してみると、ラストのCGの繋がりがアトリ好きになるCG→ログのCG→アトリの感情のCG→エデン島に溶け込んだ後のCG(イメージ)→ロケットのCGとストーリー通りでエモイなぁと感じました(*´▽`*)

アトリの残り時間や感情を示しているこのシーンがオープニングの中で一番好きでした(*´ω`)

他にも、My Dear Momentsは直訳すると私の愛する短い時間だったり、45日間の45の数字は、エンジェルナンバーで、本当に心から願ったものがもうすぐ手に入りますよという意味かつ、本当に願うものを知っていながら行動を起こすことのなかった人に対して、『変化していくこと』を強く勧めるという意味みたいです。45日間という短い時間の中でアトリが愛した時間を示していたり、心から願ったもの(地球を救うということ)がもうすぐ達成されるという意味や、アカデミーから逃げてしまい未来を捨てた夏生や感情に気付かなかったアトリが変化していくことを指し示しているのかなと個人的には思いました。(違うかもしれません)アトリの画像を入れて感想終わらせます、もし最後まで読んでいただいた方はありがとうございました<(_ _)>

高性能入れ忘れていたので…('◇')ゞ

 

ヘブバン4章前半感想

ヘブバン4章前半のストーリーをクリアして、すごく好きなストーリーだったので感想を書きたいと思い、初ブログに挑戦してみました。ヘブバン4章前半および各章のネタバレを含むため、ストーリーまだ読まれていない方はページ閉じられることを推奨します。

 

4章前半のストーリーは、大まかに言えば人としての在り方、そこからの生き方について話がある内容でした。内容は日にちごとに小分けします。

 

最初はヒト・ナービィであることやDNAを取り込むことにより生きているということ、

司令官含めてナービィであることや人間に利用されていること、

今生きている人格も元の人間の人格であること、

一度しかその人間になれないこと、

人と生きていくことは不可能に近く、軍に逆らうことも難しく、キャンサーと戦う道しかほぼ残っていないこと

と衝撃の事実が分かり、戦う理由の答えが欲しいと鬱展開から始まります。

真実は残酷で、見方によれば他の生物に勝手に知性を与え、逃げ場をなくし、過酷なことをさせており、人間にもドームで過ごしている絶望的な環境から戦うところを見せて、希望を与えているという、せめてもの救いがあると勝手なことを行い同情させようとしています。

人間側からするとキャンサーに絶滅寸前まで追い込まれているので、生き残るためにナービィの環境を作り仕方ないことなのかもしれませんが、ナービィ視点で見るとただただ残酷でしかなく辛いですね…(´;ω;`)

個人的にはこのシーンでは事実以外にも司令官の慈愛が見え、ヒト・ナービィを愛しているんだなと感じました。

例えば、ストーリー2章のいちご視点のイベント「Requiem for the Blue」では、水瀬姉妹が蒼井のために色々と考えながら行動していたことに対して、司令官は気付いていたり、

ナービィになった蔵の扱いを膝の上に置いて大切にしたり、

月歌の他のセラフ部隊に真実を伝えることも戦う意味を失い、人類は滅びるだろうけどそうしても構わないと意思を尊重したり

と好きだからこそ、訓練では厳しく真実を知ったヒトには対等に立ち向かえるんだと思います…(ノД`)

蔵のナービィ返すときにこの一言が温かすぎて泣きました…😢

司令官の話ではないですが、この後の月歌とユッキーのやり取りで

「印とかつけておいたら駄目かな…蔵っちってわかるように…。」と月歌なりに考えて発言し、

ユッキーの「そうしたい気持ちもわかるけどさ…そうやって蔵だけ贔屓したらさ、他のナービィたちをぞんざいに扱うことになるぞ?蒼井もだ。」の返しがお互い優しすぎてエモすぎます…

そしてここから始まるめぐみんの自問自答…

 

1日目。月歌がみんなの寝ながら考えた答えを聞こうとしますが、めぐみんのやるせない気持ちが爆発し、自分らのことをピエロもええとこやろ!と言います。

タマに諭されますが、感情を抑えきれずタマにまで怒鳴ってしまいます… 

めぐみんの余裕がなくなっており不安定な感じが目立ちますね…仲間が答えを持とうと前向きに考えていたのに対して、自分に対しよほど辛かったのかもしれません…(´д⊂)

その後シーンはもなにゃんに切り替わります。蔵っちのナービィを受け取り言葉を伝えます…もなにゃんなりの答えや台詞がBGMと相まって泣けますね…   (´;ω;`)

後悔が辛い…。゚(゚´Д`゚)゚。

シーンは切り替わり、月歌は答えを探そうと歌いながら考えます。

ナービィとして生きるなら戦いから逃げ出して好き勝手に生きた方が幸せじゃないのか…と思いますが、現状で楽しいことがたくさんあったこともありよくないとも考えるようになります。

そして自分がそんな時間の中で生きていたいと考えます。ひとりでいることより仲間といることを愛し、しばらくそれで生きようかと…しかしそれはナービィから見ると人間に利用されているだけで怒られるのではないかと不安になります。

でもそこに現れたユッキーから月歌の歌には魂が込められている、それこそ月歌自身な気がすると言われ、お互いがお互いを信じさせて欲しいと返します。

ユッキーも自分自身に対して知能だけがよりどころだったと考えており、それが実は後から植え付けた偽物だと分かりショックを受けており、自分の考えが自分なのか信じられなくなり自己喪失に陥ります。

しかしぎりぎりのところで月歌の魂が月歌だと証明され、自身を信じれるようになります…

このシーンはすごくエモイですね…(*´ω`*)月歌ユキ好きな人にとっては最高だと思います。

自分は人として生きていくというのは、何かしらのよりどころがないと大変だと考えており、何歳になっても家族や友人もしくは趣味等の何かしらのツールを使用して人と関わっていくことが幸せだと考えてますし、

自分で自分をもし見失ってしまった場合、人に譲れない何かや自分だけの環境があるからこそ生きていけるのだと思ってます。

月歌やユッキーにしても自分自身が何なのか分からなくなっても、自分にとっての大事なことを見つけそれこそが魂だと思えるような会話をしており、自分の目線だとそういった魂の時間を積み上げるときこそ知能がある生物として一番幸せなことだと思います…   (´∀`*)

答えを見つけた後の何気ない会話が嬉しさがあるのか温かい気持ちの喋り方で好きです(^^)

ストーリーの時間は進み、夜に。まだ答えを各々見つけれていない中、急遽戦いに参加してほしいと言われます。

めぐみんは「どうやって戦いのモチベーションを保てばいいのか分からない」と言い、

月歌は「仲間のために戦う。ここに来てから一緒に過ごしてきた時間、それだけは本物だろ?」と返します。

しかし、めぐみんは「それを楽しく思ったり、しんどく思ったりする感情は死んだ人間のもん。ほんまもんの自分やない。」と返します。

月歌が言った言葉を前向きに捉えれるか、後ろ向きに捉えるか…

個人的にはめぐみんは、この後にある過去の話や月歌とのセラフ部隊入ったときに最初会話した内容から、自分にあまり自信がないタイプなのかな?と思っており、ヒト・ナービィの真実が31Aの中でも一番ショックを受け、立ち直れないからこそ後ろ向きに捉えてしまうのだと思ってます…

 

2日目。31Cの救出後、新しい作戦前にユイナ先輩と会い、月歌は蔵を守れなかったことで謝り、ユイナ先輩は蔵との絆さえ忘れなければ死は無駄ではないと言います。

どんな状況でもその人が生きた証さえ残れば無駄ではなかった…真実が分かった後だからこそ、より魂の重みが出ていてこの言葉は感無量ですね…(´;ω;`)

そして夜。タマと月歌の1対1の会話が始まります。

タマ自身は戦艦を指揮するデザイナーベビーとして作られ、そして現在はヒト・ナービィとして戦いを強いられる存在で作られてます。

國見タマ自身は人類のため戦う存在でしたが、自分は國見タマではないと分かり、存在意義が不明瞭になってます…

しかし、月歌はおタマさんは國見タマの偽物という本物だと答えます。タマ自身は、人類を救う。それが使命だと行っていたことが実は違っていて、偽物であれば自分が何のために戦っているのかを考えて戦ってほしいと月歌は問い、

タマは「31Aのためなら戦える、初めて居心地がいいから…これからも皆さんとそう過ごしたい…」と返し、それこそが純粋な気持ちだと月歌に教えてもらいます。

タマはめぐみんと経緯は違いますが、自分ではなく何かしらの目標に対して戦い、それを見失ったという点は同じで、もちろんめぐみんと悩みの深刻さは違うかもですが似た境遇となっています。

このシーンで強く決意したからこそ、この後めぐみんを他の意味もあり励まそうとします…タマ好きにはこのシーンも最高ですね٩(ˊᗜˋ*)و

 

3日目。つかさっちのイベント。

自分の正体が母親の復讐に生きる女だったと分かり、植え付けられた記憶で復讐することに迷いがある状態…

どうしたらいいのか分からない中、月歌には「他のひとの気持ちになってみれば、例えば母親の気持ち、ヒト・ナービィ計画に反対していたからこそ、理不尽な戦いを終わらせて平和になって欲しいと思っているのでは?」と言われます。

つかさっちは考え、自分が過去にもらった絵本で自分の意思で戦い、幸せを掴み取った話を思い出します。きっと母親から自由に生きてほしいという想い、そこから自分が復讐に生きても、それ以外でも生きていいということを考えます。

そして月歌からは戦いを終わらせてから自由な人生を考えればいいのでは?と諭されます。つかさっちはそれで納得し、急がなくてもいいんだその時に選ぼうと…これも一つの答えですね、凄いです。

自分を見失った状態で前向きに考えれるのが…自分がしたいことが分からないからこそ、自分がしたい人生にできるように現状の問題や環境を変えてみる…そこから新たに考え、行動してみる…深いです。こういったポジティブな考え方が自分には中々出来ないので尊敬しますね…(*´∀`)

ストーリーは進み夜に。各々がFlatHandとの戦いに気合を入れようとしている中、かれりんは答えが見つかっておらず、会話をカレンちゃんに変わってもらうぐらい不安定な状態に。

そしてめぐみんも余裕なく、カレンちゃんに喧嘩を売ろうとします。月歌が仲間割れはだめとなだめようとするものの、仲間ということですらめぐみんは軍に操作されているだけの関係と言い、めぐみんは月歌に仲間と思われていると言われても、めぐみんとやらは誰か知らんけど、期待に応えてくれるとええなと返します。

自分を見失い、仲間ということですら信じられなくなっている状態…喧嘩してすべてを無くし楽になろうとも見えて辛いです…(´;ω;`)

 

4日目。蔵の葬式でめぐみんは死ぬって何か。命とは何か。自分は生きていると言えるのか…と言います。

自分を見つけれていないからこそ、死と向き合った時のセリフですね…考えさせられます。

その後の会話も蔵とはもう会話も出来ない、意思の疎通すら不可能と言われ、めぐみんはなんでそこまでして戦わないといけないのか…人間なんかのために…いっそのこと処分してくれたほうが楽でいい、喜劇と言います。

必死に生きて戦ってきたことは何だったのか…これから何を信じれば…と伝わってきます。このシーンで葬式と対比で今を生きているヒト・ナービィがこの発言をするのは重みがありますね…

他セラフ部隊。自分が人だと思い、悲しくても前に進もうとしているのがめぐみんとは対比になっていて真実の残酷さが改めて分かりますね…( ノД`)

葬式後。かれりんが前に進むためにカレンちゃん事件の真相を伝えます。

かれりんがいた学校では行きすぎたスクールカーストが存在したこと、しかも上位の人間からの命令に下位の人間が逆らえなかったこと。

そして自分の番が来て、斡旋しないといけなくなり、その時は自分の友達だったこと、行った先では男たちが待ち受けていたこと…

地面には鋭利なガラス片が転がっており、その時の記憶はなく、気づいた時には自分の手や服が血まみれだったこと、そしてグループのメンバーが鋭利なもので刺されて失血死したこと…

そして記憶がないまま繰り返しグループを壊滅させていたこと…それが真相だと言います。

そして事実を話してしまったことでカレンちゃんに呑み込まれ、つかさっち達と戦闘になります。つかさっち達は無事カレンちゃんをダウンさせることに成功し、事なきを得ます。

そしてかれりんは自分の中には辛かったこと、悲しかったこと、ひとへの憎しみや怒りが渦巻いていると言い、いつ呑まれてしまうかわからないけれど、つかさっちが居ればそれを負かせてくれて自分のままで居られることを伝えます。

そしてつかっさちに一緒にいてもらえることを了承してもらい、不安定な自分でも前に進めると答えを得ます。

つかさっちとかれりんの組み合わせが尊いですね…どちらの推しの人にもたまらないと思います(≧∇≦*) 

正直、かれりんが真実を知った後にどう考えていたか自分はよく分からなく、この答えも自分が間違ったことを行う時に自分を止めてくれる存在が欲しかったのかなと思いました。

普段はカレンちゃんに変わっていても意識はあったり、情報共有はあるのに、過去に殺人をやってしまった時には記憶がない状態…そして自分がヒト・ナービィで自分ではないと分かったこともあり、過去話で情報を共有してそれでも一緒にいてくれる仲間を探したのかな?と…(きっとカレンちゃんの話はこの先の話でまだ何かあるのかな?とも思ってます)

/.:°+╰( ˘ω˘ )╯;。:*\

夜。タマが頑張ってめぐみんに声かけし、一緒にお風呂でもどうですか?と伝えます。

色々なことを喋ってみて何とか成功し、久しぶりにタマの笑顔が見れます。久しぶりのめぐタマ尊い…(´д⊂) めぐみん少し元気出てこのシーンは良かったですね…(*´ω`*)

 

5日目。ななみんと月歌の会話。

ななみんも真実を知ったとき、ひどく混乱し、死のうと思ったこと、ナービィに戻ってすべての記憶を捨てようと思ったことが何度もあり、どん底に落ちたこと…

しかしその時仲間だった司令官には私だけを信じろ、すべては幻でいい。手塚咲という原子の塊が存在することだけは信じろ、と言われます。

そしてななみんは原子の塊であること、今もそれだけを信じて手塚咲という存在がなくなるまで正気でいようと決意しました。

ななみんはそこから、月歌がみんなに生きる希望の灯をともしているように見えると伝えます。

司令官たちがさらに好きになるシーンですね…もっと手塚司令とななみんの過去話とか色々な話を深堀してほしいです…(*´ω`)

このシーンも人間臭いなと思いすごく好きでした。現実でも誰かが頑張った結果や感じた思いを次の世代に伝え、次の世代はそういったことを糧に新しい道を切り開いたり、大切なものを引き継いだり…ヒト・ナービィも与えられた人格で偽物かもしれませんが、そういった魂を大事にするのがエモイです…(つД`)

その後の31Aの会話。めぐみんも風呂イベント後だからか、少しだけ前みたいな日常の会話に戻ってきているの嬉しい…✧٩(ˊωˋ*)و✧

 

6日目。ストーリーは夜へ。

めぐみんは戦闘中に命を投げ出そうとし、タマに叱咤されます。しかしめぐみんはいまだに自分が何者か分からない状態で困惑し、その場を離れます。

自分を見失い、どんどん過激な行動をしてしまうめぐみんをタマはすごく心配し、月歌は様子を見に行くことに。

めぐみんは叱りに来たのか?と問い、心配だから来たと返されます。めぐみんは想定していなかった答えに、逢川めぐみじゃない自分になんの存在意義があるのか…と言います。

月歌が一緒に楽しい時間をこれからもめぐみんと過ごしたいと伝えますが、それは月歌のわがままと跳ね返します。自分に対してネガティブなのか、中々受け入れることができません。

それからめぐみんにとっては逢川めぐみという人は自分の存在意義のすべてであり、過去の話をします。

小さい頃から勉強も駄目、虚弱体質で運動も苦手でまったく自信がなかったこと。

感情表現…笑うのも上手く出来なくて、孤立していたこと。

辛いですね…個人的には子供の頃に経験したことは大人になっても影響すると思ってます。それで周りの環境にうまく溶け込めずに孤立する…無邪気な時もありとてもショックだと思います。

しかし、特別な力が自分にないか試している中、力を加えずにスプーンを曲げたり、触らずに硬貨を浮かせたりすることを出来るのが分かります。それをみんなに見せてわっと湧いてくれて、生まれて初めて嬉しいいう感情を覚えます。

生まれて初めてということがどれだけキツイ時が長かったのか感じさせられます… 

その後、同じことが手品でも出来ると思われて飽きられたため、インパクトがあることを探し、コップから水を浮かせることを思いつき、ネットにもアップして有名になります。

色々なところから注目を浴び、幸せな時が続きます…そして本物のサイキッカー集団からも声がかかります。リーダーが世界的にも有名な予知能力の持ち主がやっているような場所でスカウトされたのが嬉しくなっているめぐみん

しかし、そこに行くと実際は至るところで自分よりも凄い超能力者たち(物をテレポートしたり、車を遠隔で動かしたりしている超能力者)が訓練していて、面食らいます。

この集団はリーダーである予知能力者が何者かの襲来で地球がピンチになることを予見しており、秘密裏に地球を救う組織を作ろうとし、逢川めぐみにもそのひとりになってほしいと思っていたみたいで、逢川めぐみにはありえないと感じたようです。毎日他の超能力者がすごい訓練をしている中、自分はコップの水を浮遊させるだけの日々…そこでも特別ではなく劣等感に苛まれるようになります。

環境が変わり悲しい日々がまた続いていますね…   ( ノД`)当たり前かもですが上には上があることが分かりむごい…

ですがある日、滅多に姿を見せないリーダーが現れます。訓練中の超能力者が手を止め、全員が頭を垂れるほど威厳のあるリーダーで、逢川めぐみも一度しか挨拶したことのない人でした。

そしてリーダーは、逢川めぐみに「あなたは救世主。それをみんなはまだ知らないだけ。」と伝えます。逢川めぐみはその一言で全身に稲妻が走り、他の超能力者は逢川めぐみに向けて頭を垂れます。

自分に自信がなかった状態でしたが、そのシーンは荘厳な絵だと感じリーダーの言葉を信じてみようと思い、そして救世主になったろやないかと決意します。

それを達成した時こそ、ずっと劣等感に苛まれてきた自分でも真の意味で特別な存在になれると思い、戦う理由はそれがすべてだと考えるようになります。

セラフィムコードで救世主様のお出ましやの意味はここが絡んでいるのですね…しかしその言葉をかけられたのは逢川めぐみであって、自分ではなかった…戦う意味も存在する意味もなくしてしまったと言います。

周りにうまく溶け込めなかったからこそ、自分を特別な存在として認めることで自信を持ち色々なことが出来るようになると考えためぐみん…それを全否定され自分が何なのか分からなくなり、生きている理由もなくし答えを探すことが出来ないほど絶望している状態…気持ちが少し分かり、辛い…(´;ω;`)

自分の中で生きるための決意したものが崩されたとき、他の人から見るとその人に価値があるので気にならないのですが、自分に自信がないと、周りのことがしっかりと見えず、どうすればいいのか分からなくなりますよね…

それでも月歌は今のめぐみんが好きだと言います。しかしめぐみんは自身ないと返します。その後、月歌は「ライバル視してきたのは今でも同じで私には負けたくないでしょ?」と伝えますがめぐみんは「それは強がりでやった、啖呵切らないと顔も合わせられない…」と言います。

自分が特別な存在になる、もしくは特別な存在だと思うことで他の才能がある持ち主ともめぐみんなりに上手くやろうとしています。最初の自己紹介でさえこんなに深くストーリー作られているとは…感服です。

自信がないめぐみん。月歌は考えて、「そもそも今のめぐみんが救世主の可能性。」と伝えます。「逢川めぐみだった存在はもうこの世には居なくて、救世主にもなっていなくて、人類はピンチに陥ったまま、いつかヒト・ナービィとなる逢川めぐみに予言していたのでは?」とさらに伝えます。めぐみんはすぐには信じられないと言いますが、めぐみんにとってそれが全てで、それに対しての希望の答えが見え始めた時…プレイヤー視点で見ていて嬉しいですね。このシーンは自分にとってすごく尊かったです…

月歌がその可能性も考えてみて、今日はもう寝よの発言に対して。めぐみんの嬉しさが伝わってきてエモイです…(*´∀`)

 

とりあえず今日は休むかとなり、部屋に戻る途中でめぐみんが何も喋らず上を見上げているのが気持ちが伝わってきて、またエモイですね…

 

7日目。夜、めぐみんとタマの会話。

タマが自分自身のバイオグラフィーの話をします。戦艦を指揮するために生み出されたデザイナーベビーであること、

戦うために生み出され、6歳ぐらいで戦艦の乗組員、全員の命を預かり、天下一品でなくてはならなかったこと。

辛かったり泣きたくなったりしても弱さを見せることは許されず、機械のように振る舞わないといけなかったこと…

オホーツク海で負けた時も虎鉄丸だけは守りきったものの、損傷が激しく、解体が決定し、自分に行き場はないと思っていたけど、セラフ部隊で戦うという新天地を用意されたこと。

そこまで話してめぐみんから話が長いと言われ、会話の続きはまた明日に。

タマは特別な存在として生まれ、感情を持つことが許されず、戦うこと以外必要とされなかった存在…めぐみんと環境や決意は異なりますが、特別な存在であること、周囲に上手く馴染めなかったことは似ていますね。

タマの過去を振り返り、選択する自由がなかったことを考えると、人生で見た場合に一番不幸かもしれません…( ノД`)

 

8日目。戦闘後にFlatHandが頭を揺さぶるような攻撃を仕掛け、何事もなかった31Aでしたが、帰還後、司令官は心当たりがあったのか、めぐみんを貸してくれと言います。ここでめぐみんの役目が決まるのですね…

また、タマは帰還後も頭がぐわんぐわんすると言い、ユッキーに虚弱なのでは?と言われます。めぐみんも虚弱体質であったこと考えると、こういった所もめぐみんと似ているかもですね…

そして夜。めぐみんとタマの会話。タマが31Aに来てからの話を始めます。

最初は昔と気構えが同じで、人類を勝利に導くそのことだけに邁進しようと思っていたこと。

しかし昔と違い同じ戦場でも安らぎのようなものを覚え始め、31Aの皆さんと過ごす日々が楽しかったこと、めぐみんが自分をいつも守ってくれていたこと…

めぐみんはいつもタマが馬鹿にされても言い返してくれたり、叱咤してもらったりで、そんな存在に会うのは初めてで、誰にも頼ってはいけない立場だったのに、初めて頼る場所を作ってくれたこと。だからこそめぐみんには自信を持って欲しいこと。

それを伝えられてめぐみんは、自分がそないなこと出来てた言うんかと動揺します。そしてそう出来るかどうかはこれから試されるところだ、返事はそれからでと伝えます。

自分に自信のないめぐみんでしたが、救世主になることや特別な力なんてなくても誰かの居場所を作り、好きになってもらえることをしていたのです。このシーンは感動ですね…

タマにとっても誰かと分かちあえるなんて経験はなく、初めてめぐみんに頼り自分の想いを共有出来る相手に会えたこと、めぐみんにとっても孤立しなくても自分の価値を作ってくれる相手がいたこと…(´;ω;`)

でもめぐみんの中では別の想いがあり、それが出来るかどうかはこれから試されると言います。個人的には、ここでスッキリと終わらせないのがkeyらしいなと感じました…

めぐタマ尊い…(´д⊂)

 

時間は経ち、11日目。いよいよFlatHand戦の準備が完了し、めぐみんのサイキック能力が作戦成功の鍵と発表があります。

9日、10日目の戦闘中もサイキックの力をうまく発揮できずイライラするめぐみん。11日は31Aで休息がてらウィンドウショッピングをしている中、めぐみんは噴水の水をしばらく浮遊させておこうとサイキックで力試しを行いますが失敗します。

自分の能力が超能力者達の中で一番しょぼいと思っているのもあり、何とかしたいと努力しますが結果が出ずに落ち込みます。救世主の決意だけを頼りに生きてきたからこそ、今回の作戦は何としても成功させたいめぐみん

戦闘中も必死で、余裕がないのが伝わってきます…そんな中めぐみんを心配して、フォローや協力し合ったり、元気づけしようとする31A。いい仲間たちですね…( ノД`)

 

12日目。FlatHand決戦の日。戦闘前に強がり発言してたり、戦闘中に取り戻すために戦うと言ったり、行くで、タマ。と喋ったりしてめぐみんの覚悟が違いますね…

そしてFlatHand戦が始まります。ついにめぐみんの出番が。その後めぐみんのサイキックは何とか成功し、FlatHandを動作停止させます。

熱い…(๑•̀ㅂ•́)و✧

FlatHandを第2形態まで撃破したものの、拘束をしていたイージスの鎖が切られ、第3形態に。

一旦様子見も考えますが、それでもめぐみんはFlatHandを足止めるのは自分の役割だと言い、もう一度鎖を撃つ時間を稼ごうとします。しかし、途中で力が尽きFlatHandの攻撃を受けてしまいます。

絶望的な状況の中、何とか鎖が間に合い第3形態の戦闘へ。めぐみんのみ限界が来ていて、戦闘には参加できませんでしたが、31AがFlatHandの撃破に成功します。

撃破シーンの戦闘に参加できなかっためぐみんの悲しそうな顔が印象残りますね…

 

13日目。FlatHandの撃破には成功したものの、めぐみんはセラフ部隊から除隊することになります。ストーリー中に流れる挿入歌が切ないですね… 

最後にめぐみんに会おうとヘリポートへ急ぐ月歌とタマ。何とかめぐみんと会話は出来ますが、

めぐみんは「これ以上一緒にやっていけない。救世主はヒト・ナービィとなった自分だと信じてやってみたが、FlatHand戦で結果は無残なもので、支えるものは消え失せた…戦う意味も理由も自信も存在意義も全部…」と言います。

それでも月歌とタマはめぐみんは31Aに必要だと言いますが、めぐみんは「仲間をすごい危険に晒してしまったこと、いつか誰かを殺してしまうかもしれないことから戻れない」と言い、

「今回の作戦で大役を務めきれれば救世主として自信を持てたかもしれない、それが出来なかった今では心折れて戦う意味もなくし、みんなを守りたかった」と泣きながら言います。月歌にはその後一度くらいの失敗なんかで…と言われますが、めぐみんにとっては一筋の光明で、もう何も見えなくなったと返します。

救世主であることがめぐみんにとって全てで、もしかしたら自分が居場所を作ったタマや仲間の月歌のために自分に自信を持つと同時に仲間を守れる存在か、同じ場所に立てるようになりたかったのかもしれません…

しかし、FlatHand戦で最後まで戦えず失敗。結果よりも最後まで戦えなかったことや、仲間を守れなかったことで心が折れ、いざという時にまた同じことを繰り返すのでは…と思い、泣きながら今の気持ちを話しています。泣くという行為は、悲しみや苦しみをおさえきれないときに涙を流すこと…辛いのが伝わってきますね…( ノД`)

めぐみん…(´;ω;`)

それでもタマは引き下がれず、「めぐみさんが自分のことをどう思うと、私はここに来て、初めてひととして生きることが出来ました!ずっと頼られて戦うだけの人生だったのに、安らぎをもらえました!だから…。めぐみさんは私の救世主です!」と泣きながら伝えます。

めぐみんが自分に対して自信なくても、救世主になれなくても、自分にとっては本当に大事で、安らぎをもらえて、自分だけで責任を負わなくていい、辛かったら頼ってもいい、機械みたいではなくひととして生きることが出来ました…だからこそ自分の救世主だと…なりふり構わずに伝えています。

士官にこれ以上近づいてはいけないと言われ、士官に止められてもめぐみんに近づいて伝えようとしているのがタマの必死さが伝わって泣けますね…( ノД`) 

めぐみんはその言葉を聞き、泣きながら「そっか…。今度はタマが人類の救世主になったってや。ほな、な…。」と言います。

めぐみんは、ヒト・ナービィとなった自分は救世主じゃないと思っていましたが、タマにとっては救世主だったと…しかし自分は仲間を危険に晒してしまったこともあり、タマには人類の救世主になってほしい(個人的には仲間を守ってほしいという意味で捉えました)と伝え、悲しかったり悔しかったり複雑な感情の中ほな、な…と。

めぐタマ本当にエモイです…(´;ω;`) そしてめぐみんがヘリに乗って前半のストーリーは終わります。

 

今回のストーリーはオープニング(Before I Rise)の歌詞にある 心は孤独だ 愛は見えない 数値に出来ない感情 が表現されているなぁと感じた内容でした。

4章後半ではストーリーどうなるのか…楽しみです。

個人的にはめぐみんに対して「あなたは救世主。それをみんなはまだ知らないだけ。」と発言したリーダーの言葉を、過去もしくは現在もしくは未来のうち、めぐみんのシーンで明らかになるところがなかったので何かしらまだあるのかなぁ…と思ってます。(リーダーは何者かの襲来で地球がピンチになることを予見しているので外すことはなさそうだなぁ…と。)

また、ストーリーの途中で31Aが集まって、新曲作成シーンにめぐみんは参加していなかったので、新曲披露時もどうなるのか…?色々と期待ですね。感想のブログだったため、ほとんどシーンの話と、それに対しての自分なりに感じたことの感想で長文でしたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございました<m(__)m>