ヘブバン4章前半感想

ヘブバン4章前半のストーリーをクリアして、すごく好きなストーリーだったので感想を書きたいと思い、初ブログに挑戦してみました。ヘブバン4章前半および各章のネタバレを含むため、ストーリーまだ読まれていない方はページ閉じられることを推奨します。

 

4章前半のストーリーは、大まかに言えば人としての在り方、そこからの生き方について話がある内容でした。内容は日にちごとに小分けします。

 

最初はヒト・ナービィであることやDNAを取り込むことにより生きているということ、

司令官含めてナービィであることや人間に利用されていること、

今生きている人格も元の人間の人格であること、

一度しかその人間になれないこと、

人と生きていくことは不可能に近く、軍に逆らうことも難しく、キャンサーと戦う道しかほぼ残っていないこと

と衝撃の事実が分かり、戦う理由の答えが欲しいと鬱展開から始まります。

真実は残酷で、見方によれば他の生物に勝手に知性を与え、逃げ場をなくし、過酷なことをさせており、人間にもドームで過ごしている絶望的な環境から戦うところを見せて、希望を与えているという、せめてもの救いがあると勝手なことを行い同情させようとしています。

人間側からするとキャンサーに絶滅寸前まで追い込まれているので、生き残るためにナービィの環境を作り仕方ないことなのかもしれませんが、ナービィ視点で見るとただただ残酷でしかなく辛いですね…(´;ω;`)

個人的にはこのシーンでは事実以外にも司令官の慈愛が見え、ヒト・ナービィを愛しているんだなと感じました。

例えば、ストーリー2章のいちご視点のイベント「Requiem for the Blue」では、水瀬姉妹が蒼井のために色々と考えながら行動していたことに対して、司令官は気付いていたり、

ナービィになった蔵の扱いを膝の上に置いて大切にしたり、

月歌の他のセラフ部隊に真実を伝えることも戦う意味を失い、人類は滅びるだろうけどそうしても構わないと意思を尊重したり

と好きだからこそ、訓練では厳しく真実を知ったヒトには対等に立ち向かえるんだと思います…(ノД`)

蔵のナービィ返すときにこの一言が温かすぎて泣きました…😢

司令官の話ではないですが、この後の月歌とユッキーのやり取りで

「印とかつけておいたら駄目かな…蔵っちってわかるように…。」と月歌なりに考えて発言し、

ユッキーの「そうしたい気持ちもわかるけどさ…そうやって蔵だけ贔屓したらさ、他のナービィたちをぞんざいに扱うことになるぞ?蒼井もだ。」の返しがお互い優しすぎてエモすぎます…

そしてここから始まるめぐみんの自問自答…

 

1日目。月歌がみんなの寝ながら考えた答えを聞こうとしますが、めぐみんのやるせない気持ちが爆発し、自分らのことをピエロもええとこやろ!と言います。

タマに諭されますが、感情を抑えきれずタマにまで怒鳴ってしまいます… 

めぐみんの余裕がなくなっており不安定な感じが目立ちますね…仲間が答えを持とうと前向きに考えていたのに対して、自分に対しよほど辛かったのかもしれません…(´д⊂)

その後シーンはもなにゃんに切り替わります。蔵っちのナービィを受け取り言葉を伝えます…もなにゃんなりの答えや台詞がBGMと相まって泣けますね…   (´;ω;`)

後悔が辛い…。゚(゚´Д`゚)゚。

シーンは切り替わり、月歌は答えを探そうと歌いながら考えます。

ナービィとして生きるなら戦いから逃げ出して好き勝手に生きた方が幸せじゃないのか…と思いますが、現状で楽しいことがたくさんあったこともありよくないとも考えるようになります。

そして自分がそんな時間の中で生きていたいと考えます。ひとりでいることより仲間といることを愛し、しばらくそれで生きようかと…しかしそれはナービィから見ると人間に利用されているだけで怒られるのではないかと不安になります。

でもそこに現れたユッキーから月歌の歌には魂が込められている、それこそ月歌自身な気がすると言われ、お互いがお互いを信じさせて欲しいと返します。

ユッキーも自分自身に対して知能だけがよりどころだったと考えており、それが実は後から植え付けた偽物だと分かりショックを受けており、自分の考えが自分なのか信じられなくなり自己喪失に陥ります。

しかしぎりぎりのところで月歌の魂が月歌だと証明され、自身を信じれるようになります…

このシーンはすごくエモイですね…(*´ω`*)月歌ユキ好きな人にとっては最高だと思います。

自分は人として生きていくというのは、何かしらのよりどころがないと大変だと考えており、何歳になっても家族や友人もしくは趣味等の何かしらのツールを使用して人と関わっていくことが幸せだと考えてますし、

自分で自分をもし見失ってしまった場合、人に譲れない何かや自分だけの環境があるからこそ生きていけるのだと思ってます。

月歌やユッキーにしても自分自身が何なのか分からなくなっても、自分にとっての大事なことを見つけそれこそが魂だと思えるような会話をしており、自分の目線だとそういった魂の時間を積み上げるときこそ知能がある生物として一番幸せなことだと思います…   (´∀`*)

答えを見つけた後の何気ない会話が嬉しさがあるのか温かい気持ちの喋り方で好きです(^^)

ストーリーの時間は進み、夜に。まだ答えを各々見つけれていない中、急遽戦いに参加してほしいと言われます。

めぐみんは「どうやって戦いのモチベーションを保てばいいのか分からない」と言い、

月歌は「仲間のために戦う。ここに来てから一緒に過ごしてきた時間、それだけは本物だろ?」と返します。

しかし、めぐみんは「それを楽しく思ったり、しんどく思ったりする感情は死んだ人間のもん。ほんまもんの自分やない。」と返します。

月歌が言った言葉を前向きに捉えれるか、後ろ向きに捉えるか…

個人的にはめぐみんは、この後にある過去の話や月歌とのセラフ部隊入ったときに最初会話した内容から、自分にあまり自信がないタイプなのかな?と思っており、ヒト・ナービィの真実が31Aの中でも一番ショックを受け、立ち直れないからこそ後ろ向きに捉えてしまうのだと思ってます…

 

2日目。31Cの救出後、新しい作戦前にユイナ先輩と会い、月歌は蔵を守れなかったことで謝り、ユイナ先輩は蔵との絆さえ忘れなければ死は無駄ではないと言います。

どんな状況でもその人が生きた証さえ残れば無駄ではなかった…真実が分かった後だからこそ、より魂の重みが出ていてこの言葉は感無量ですね…(´;ω;`)

そして夜。タマと月歌の1対1の会話が始まります。

タマ自身は戦艦を指揮するデザイナーベビーとして作られ、そして現在はヒト・ナービィとして戦いを強いられる存在で作られてます。

國見タマ自身は人類のため戦う存在でしたが、自分は國見タマではないと分かり、存在意義が不明瞭になってます…

しかし、月歌はおタマさんは國見タマの偽物という本物だと答えます。タマ自身は、人類を救う。それが使命だと行っていたことが実は違っていて、偽物であれば自分が何のために戦っているのかを考えて戦ってほしいと月歌は問い、

タマは「31Aのためなら戦える、初めて居心地がいいから…これからも皆さんとそう過ごしたい…」と返し、それこそが純粋な気持ちだと月歌に教えてもらいます。

タマはめぐみんと経緯は違いますが、自分ではなく何かしらの目標に対して戦い、それを見失ったという点は同じで、もちろんめぐみんと悩みの深刻さは違うかもですが似た境遇となっています。

このシーンで強く決意したからこそ、この後めぐみんを他の意味もあり励まそうとします…タマ好きにはこのシーンも最高ですね٩(ˊᗜˋ*)و

 

3日目。つかさっちのイベント。

自分の正体が母親の復讐に生きる女だったと分かり、植え付けられた記憶で復讐することに迷いがある状態…

どうしたらいいのか分からない中、月歌には「他のひとの気持ちになってみれば、例えば母親の気持ち、ヒト・ナービィ計画に反対していたからこそ、理不尽な戦いを終わらせて平和になって欲しいと思っているのでは?」と言われます。

つかさっちは考え、自分が過去にもらった絵本で自分の意思で戦い、幸せを掴み取った話を思い出します。きっと母親から自由に生きてほしいという想い、そこから自分が復讐に生きても、それ以外でも生きていいということを考えます。

そして月歌からは戦いを終わらせてから自由な人生を考えればいいのでは?と諭されます。つかさっちはそれで納得し、急がなくてもいいんだその時に選ぼうと…これも一つの答えですね、凄いです。

自分を見失った状態で前向きに考えれるのが…自分がしたいことが分からないからこそ、自分がしたい人生にできるように現状の問題や環境を変えてみる…そこから新たに考え、行動してみる…深いです。こういったポジティブな考え方が自分には中々出来ないので尊敬しますね…(*´∀`)

ストーリーは進み夜に。各々がFlatHandとの戦いに気合を入れようとしている中、かれりんは答えが見つかっておらず、会話をカレンちゃんに変わってもらうぐらい不安定な状態に。

そしてめぐみんも余裕なく、カレンちゃんに喧嘩を売ろうとします。月歌が仲間割れはだめとなだめようとするものの、仲間ということですらめぐみんは軍に操作されているだけの関係と言い、めぐみんは月歌に仲間と思われていると言われても、めぐみんとやらは誰か知らんけど、期待に応えてくれるとええなと返します。

自分を見失い、仲間ということですら信じられなくなっている状態…喧嘩してすべてを無くし楽になろうとも見えて辛いです…(´;ω;`)

 

4日目。蔵の葬式でめぐみんは死ぬって何か。命とは何か。自分は生きていると言えるのか…と言います。

自分を見つけれていないからこそ、死と向き合った時のセリフですね…考えさせられます。

その後の会話も蔵とはもう会話も出来ない、意思の疎通すら不可能と言われ、めぐみんはなんでそこまでして戦わないといけないのか…人間なんかのために…いっそのこと処分してくれたほうが楽でいい、喜劇と言います。

必死に生きて戦ってきたことは何だったのか…これから何を信じれば…と伝わってきます。このシーンで葬式と対比で今を生きているヒト・ナービィがこの発言をするのは重みがありますね…

他セラフ部隊。自分が人だと思い、悲しくても前に進もうとしているのがめぐみんとは対比になっていて真実の残酷さが改めて分かりますね…( ノД`)

葬式後。かれりんが前に進むためにカレンちゃん事件の真相を伝えます。

かれりんがいた学校では行きすぎたスクールカーストが存在したこと、しかも上位の人間からの命令に下位の人間が逆らえなかったこと。

そして自分の番が来て、斡旋しないといけなくなり、その時は自分の友達だったこと、行った先では男たちが待ち受けていたこと…

地面には鋭利なガラス片が転がっており、その時の記憶はなく、気づいた時には自分の手や服が血まみれだったこと、そしてグループのメンバーが鋭利なもので刺されて失血死したこと…

そして記憶がないまま繰り返しグループを壊滅させていたこと…それが真相だと言います。

そして事実を話してしまったことでカレンちゃんに呑み込まれ、つかさっち達と戦闘になります。つかさっち達は無事カレンちゃんをダウンさせることに成功し、事なきを得ます。

そしてかれりんは自分の中には辛かったこと、悲しかったこと、ひとへの憎しみや怒りが渦巻いていると言い、いつ呑まれてしまうかわからないけれど、つかさっちが居ればそれを負かせてくれて自分のままで居られることを伝えます。

そしてつかっさちに一緒にいてもらえることを了承してもらい、不安定な自分でも前に進めると答えを得ます。

つかさっちとかれりんの組み合わせが尊いですね…どちらの推しの人にもたまらないと思います(≧∇≦*) 

正直、かれりんが真実を知った後にどう考えていたか自分はよく分からなく、この答えも自分が間違ったことを行う時に自分を止めてくれる存在が欲しかったのかなと思いました。

普段はカレンちゃんに変わっていても意識はあったり、情報共有はあるのに、過去に殺人をやってしまった時には記憶がない状態…そして自分がヒト・ナービィで自分ではないと分かったこともあり、過去話で情報を共有してそれでも一緒にいてくれる仲間を探したのかな?と…(きっとカレンちゃんの話はこの先の話でまだ何かあるのかな?とも思ってます)

/.:°+╰( ˘ω˘ )╯;。:*\

夜。タマが頑張ってめぐみんに声かけし、一緒にお風呂でもどうですか?と伝えます。

色々なことを喋ってみて何とか成功し、久しぶりにタマの笑顔が見れます。久しぶりのめぐタマ尊い…(´д⊂) めぐみん少し元気出てこのシーンは良かったですね…(*´ω`*)

 

5日目。ななみんと月歌の会話。

ななみんも真実を知ったとき、ひどく混乱し、死のうと思ったこと、ナービィに戻ってすべての記憶を捨てようと思ったことが何度もあり、どん底に落ちたこと…

しかしその時仲間だった司令官には私だけを信じろ、すべては幻でいい。手塚咲という原子の塊が存在することだけは信じろ、と言われます。

そしてななみんは原子の塊であること、今もそれだけを信じて手塚咲という存在がなくなるまで正気でいようと決意しました。

ななみんはそこから、月歌がみんなに生きる希望の灯をともしているように見えると伝えます。

司令官たちがさらに好きになるシーンですね…もっと手塚司令とななみんの過去話とか色々な話を深堀してほしいです…(*´ω`)

このシーンも人間臭いなと思いすごく好きでした。現実でも誰かが頑張った結果や感じた思いを次の世代に伝え、次の世代はそういったことを糧に新しい道を切り開いたり、大切なものを引き継いだり…ヒト・ナービィも与えられた人格で偽物かもしれませんが、そういった魂を大事にするのがエモイです…(つД`)

その後の31Aの会話。めぐみんも風呂イベント後だからか、少しだけ前みたいな日常の会話に戻ってきているの嬉しい…✧٩(ˊωˋ*)و✧

 

6日目。ストーリーは夜へ。

めぐみんは戦闘中に命を投げ出そうとし、タマに叱咤されます。しかしめぐみんはいまだに自分が何者か分からない状態で困惑し、その場を離れます。

自分を見失い、どんどん過激な行動をしてしまうめぐみんをタマはすごく心配し、月歌は様子を見に行くことに。

めぐみんは叱りに来たのか?と問い、心配だから来たと返されます。めぐみんは想定していなかった答えに、逢川めぐみじゃない自分になんの存在意義があるのか…と言います。

月歌が一緒に楽しい時間をこれからもめぐみんと過ごしたいと伝えますが、それは月歌のわがままと跳ね返します。自分に対してネガティブなのか、中々受け入れることができません。

それからめぐみんにとっては逢川めぐみという人は自分の存在意義のすべてであり、過去の話をします。

小さい頃から勉強も駄目、虚弱体質で運動も苦手でまったく自信がなかったこと。

感情表現…笑うのも上手く出来なくて、孤立していたこと。

辛いですね…個人的には子供の頃に経験したことは大人になっても影響すると思ってます。それで周りの環境にうまく溶け込めずに孤立する…無邪気な時もありとてもショックだと思います。

しかし、特別な力が自分にないか試している中、力を加えずにスプーンを曲げたり、触らずに硬貨を浮かせたりすることを出来るのが分かります。それをみんなに見せてわっと湧いてくれて、生まれて初めて嬉しいいう感情を覚えます。

生まれて初めてということがどれだけキツイ時が長かったのか感じさせられます… 

その後、同じことが手品でも出来ると思われて飽きられたため、インパクトがあることを探し、コップから水を浮かせることを思いつき、ネットにもアップして有名になります。

色々なところから注目を浴び、幸せな時が続きます…そして本物のサイキッカー集団からも声がかかります。リーダーが世界的にも有名な予知能力の持ち主がやっているような場所でスカウトされたのが嬉しくなっているめぐみん

しかし、そこに行くと実際は至るところで自分よりも凄い超能力者たち(物をテレポートしたり、車を遠隔で動かしたりしている超能力者)が訓練していて、面食らいます。

この集団はリーダーである予知能力者が何者かの襲来で地球がピンチになることを予見しており、秘密裏に地球を救う組織を作ろうとし、逢川めぐみにもそのひとりになってほしいと思っていたみたいで、逢川めぐみにはありえないと感じたようです。毎日他の超能力者がすごい訓練をしている中、自分はコップの水を浮遊させるだけの日々…そこでも特別ではなく劣等感に苛まれるようになります。

環境が変わり悲しい日々がまた続いていますね…   ( ノД`)当たり前かもですが上には上があることが分かりむごい…

ですがある日、滅多に姿を見せないリーダーが現れます。訓練中の超能力者が手を止め、全員が頭を垂れるほど威厳のあるリーダーで、逢川めぐみも一度しか挨拶したことのない人でした。

そしてリーダーは、逢川めぐみに「あなたは救世主。それをみんなはまだ知らないだけ。」と伝えます。逢川めぐみはその一言で全身に稲妻が走り、他の超能力者は逢川めぐみに向けて頭を垂れます。

自分に自信がなかった状態でしたが、そのシーンは荘厳な絵だと感じリーダーの言葉を信じてみようと思い、そして救世主になったろやないかと決意します。

それを達成した時こそ、ずっと劣等感に苛まれてきた自分でも真の意味で特別な存在になれると思い、戦う理由はそれがすべてだと考えるようになります。

セラフィムコードで救世主様のお出ましやの意味はここが絡んでいるのですね…しかしその言葉をかけられたのは逢川めぐみであって、自分ではなかった…戦う意味も存在する意味もなくしてしまったと言います。

周りにうまく溶け込めなかったからこそ、自分を特別な存在として認めることで自信を持ち色々なことが出来るようになると考えためぐみん…それを全否定され自分が何なのか分からなくなり、生きている理由もなくし答えを探すことが出来ないほど絶望している状態…気持ちが少し分かり、辛い…(´;ω;`)

自分の中で生きるための決意したものが崩されたとき、他の人から見るとその人に価値があるので気にならないのですが、自分に自信がないと、周りのことがしっかりと見えず、どうすればいいのか分からなくなりますよね…

それでも月歌は今のめぐみんが好きだと言います。しかしめぐみんは自身ないと返します。その後、月歌は「ライバル視してきたのは今でも同じで私には負けたくないでしょ?」と伝えますがめぐみんは「それは強がりでやった、啖呵切らないと顔も合わせられない…」と言います。

自分が特別な存在になる、もしくは特別な存在だと思うことで他の才能がある持ち主ともめぐみんなりに上手くやろうとしています。最初の自己紹介でさえこんなに深くストーリー作られているとは…感服です。

自信がないめぐみん。月歌は考えて、「そもそも今のめぐみんが救世主の可能性。」と伝えます。「逢川めぐみだった存在はもうこの世には居なくて、救世主にもなっていなくて、人類はピンチに陥ったまま、いつかヒト・ナービィとなる逢川めぐみに予言していたのでは?」とさらに伝えます。めぐみんはすぐには信じられないと言いますが、めぐみんにとってそれが全てで、それに対しての希望の答えが見え始めた時…プレイヤー視点で見ていて嬉しいですね。このシーンは自分にとってすごく尊かったです…

月歌がその可能性も考えてみて、今日はもう寝よの発言に対して。めぐみんの嬉しさが伝わってきてエモイです…(*´∀`)

 

とりあえず今日は休むかとなり、部屋に戻る途中でめぐみんが何も喋らず上を見上げているのが気持ちが伝わってきて、またエモイですね…

 

7日目。夜、めぐみんとタマの会話。

タマが自分自身のバイオグラフィーの話をします。戦艦を指揮するために生み出されたデザイナーベビーであること、

戦うために生み出され、6歳ぐらいで戦艦の乗組員、全員の命を預かり、天下一品でなくてはならなかったこと。

辛かったり泣きたくなったりしても弱さを見せることは許されず、機械のように振る舞わないといけなかったこと…

オホーツク海で負けた時も虎鉄丸だけは守りきったものの、損傷が激しく、解体が決定し、自分に行き場はないと思っていたけど、セラフ部隊で戦うという新天地を用意されたこと。

そこまで話してめぐみんから話が長いと言われ、会話の続きはまた明日に。

タマは特別な存在として生まれ、感情を持つことが許されず、戦うこと以外必要とされなかった存在…めぐみんと環境や決意は異なりますが、特別な存在であること、周囲に上手く馴染めなかったことは似ていますね。

タマの過去を振り返り、選択する自由がなかったことを考えると、人生で見た場合に一番不幸かもしれません…( ノД`)

 

8日目。戦闘後にFlatHandが頭を揺さぶるような攻撃を仕掛け、何事もなかった31Aでしたが、帰還後、司令官は心当たりがあったのか、めぐみんを貸してくれと言います。ここでめぐみんの役目が決まるのですね…

また、タマは帰還後も頭がぐわんぐわんすると言い、ユッキーに虚弱なのでは?と言われます。めぐみんも虚弱体質であったこと考えると、こういった所もめぐみんと似ているかもですね…

そして夜。めぐみんとタマの会話。タマが31Aに来てからの話を始めます。

最初は昔と気構えが同じで、人類を勝利に導くそのことだけに邁進しようと思っていたこと。

しかし昔と違い同じ戦場でも安らぎのようなものを覚え始め、31Aの皆さんと過ごす日々が楽しかったこと、めぐみんが自分をいつも守ってくれていたこと…

めぐみんはいつもタマが馬鹿にされても言い返してくれたり、叱咤してもらったりで、そんな存在に会うのは初めてで、誰にも頼ってはいけない立場だったのに、初めて頼る場所を作ってくれたこと。だからこそめぐみんには自信を持って欲しいこと。

それを伝えられてめぐみんは、自分がそないなこと出来てた言うんかと動揺します。そしてそう出来るかどうかはこれから試されるところだ、返事はそれからでと伝えます。

自分に自信のないめぐみんでしたが、救世主になることや特別な力なんてなくても誰かの居場所を作り、好きになってもらえることをしていたのです。このシーンは感動ですね…

タマにとっても誰かと分かちあえるなんて経験はなく、初めてめぐみんに頼り自分の想いを共有出来る相手に会えたこと、めぐみんにとっても孤立しなくても自分の価値を作ってくれる相手がいたこと…(´;ω;`)

でもめぐみんの中では別の想いがあり、それが出来るかどうかはこれから試されると言います。個人的には、ここでスッキリと終わらせないのがkeyらしいなと感じました…

めぐタマ尊い…(´д⊂)

 

時間は経ち、11日目。いよいよFlatHand戦の準備が完了し、めぐみんのサイキック能力が作戦成功の鍵と発表があります。

9日、10日目の戦闘中もサイキックの力をうまく発揮できずイライラするめぐみん。11日は31Aで休息がてらウィンドウショッピングをしている中、めぐみんは噴水の水をしばらく浮遊させておこうとサイキックで力試しを行いますが失敗します。

自分の能力が超能力者達の中で一番しょぼいと思っているのもあり、何とかしたいと努力しますが結果が出ずに落ち込みます。救世主の決意だけを頼りに生きてきたからこそ、今回の作戦は何としても成功させたいめぐみん

戦闘中も必死で、余裕がないのが伝わってきます…そんな中めぐみんを心配して、フォローや協力し合ったり、元気づけしようとする31A。いい仲間たちですね…( ノД`)

 

12日目。FlatHand決戦の日。戦闘前に強がり発言してたり、戦闘中に取り戻すために戦うと言ったり、行くで、タマ。と喋ったりしてめぐみんの覚悟が違いますね…

そしてFlatHand戦が始まります。ついにめぐみんの出番が。その後めぐみんのサイキックは何とか成功し、FlatHandを動作停止させます。

熱い…(๑•̀ㅂ•́)و✧

FlatHandを第2形態まで撃破したものの、拘束をしていたイージスの鎖が切られ、第3形態に。

一旦様子見も考えますが、それでもめぐみんはFlatHandを足止めるのは自分の役割だと言い、もう一度鎖を撃つ時間を稼ごうとします。しかし、途中で力が尽きFlatHandの攻撃を受けてしまいます。

絶望的な状況の中、何とか鎖が間に合い第3形態の戦闘へ。めぐみんのみ限界が来ていて、戦闘には参加できませんでしたが、31AがFlatHandの撃破に成功します。

撃破シーンの戦闘に参加できなかっためぐみんの悲しそうな顔が印象残りますね…

 

13日目。FlatHandの撃破には成功したものの、めぐみんはセラフ部隊から除隊することになります。ストーリー中に流れる挿入歌が切ないですね… 

最後にめぐみんに会おうとヘリポートへ急ぐ月歌とタマ。何とかめぐみんと会話は出来ますが、

めぐみんは「これ以上一緒にやっていけない。救世主はヒト・ナービィとなった自分だと信じてやってみたが、FlatHand戦で結果は無残なもので、支えるものは消え失せた…戦う意味も理由も自信も存在意義も全部…」と言います。

それでも月歌とタマはめぐみんは31Aに必要だと言いますが、めぐみんは「仲間をすごい危険に晒してしまったこと、いつか誰かを殺してしまうかもしれないことから戻れない」と言い、

「今回の作戦で大役を務めきれれば救世主として自信を持てたかもしれない、それが出来なかった今では心折れて戦う意味もなくし、みんなを守りたかった」と泣きながら言います。月歌にはその後一度くらいの失敗なんかで…と言われますが、めぐみんにとっては一筋の光明で、もう何も見えなくなったと返します。

救世主であることがめぐみんにとって全てで、もしかしたら自分が居場所を作ったタマや仲間の月歌のために自分に自信を持つと同時に仲間を守れる存在か、同じ場所に立てるようになりたかったのかもしれません…

しかし、FlatHand戦で最後まで戦えず失敗。結果よりも最後まで戦えなかったことや、仲間を守れなかったことで心が折れ、いざという時にまた同じことを繰り返すのでは…と思い、泣きながら今の気持ちを話しています。泣くという行為は、悲しみや苦しみをおさえきれないときに涙を流すこと…辛いのが伝わってきますね…( ノД`)

めぐみん…(´;ω;`)

それでもタマは引き下がれず、「めぐみさんが自分のことをどう思うと、私はここに来て、初めてひととして生きることが出来ました!ずっと頼られて戦うだけの人生だったのに、安らぎをもらえました!だから…。めぐみさんは私の救世主です!」と泣きながら伝えます。

めぐみんが自分に対して自信なくても、救世主になれなくても、自分にとっては本当に大事で、安らぎをもらえて、自分だけで責任を負わなくていい、辛かったら頼ってもいい、機械みたいではなくひととして生きることが出来ました…だからこそ自分の救世主だと…なりふり構わずに伝えています。

士官にこれ以上近づいてはいけないと言われ、士官に止められてもめぐみんに近づいて伝えようとしているのがタマの必死さが伝わって泣けますね…( ノД`) 

めぐみんはその言葉を聞き、泣きながら「そっか…。今度はタマが人類の救世主になったってや。ほな、な…。」と言います。

めぐみんは、ヒト・ナービィとなった自分は救世主じゃないと思っていましたが、タマにとっては救世主だったと…しかし自分は仲間を危険に晒してしまったこともあり、タマには人類の救世主になってほしい(個人的には仲間を守ってほしいという意味で捉えました)と伝え、悲しかったり悔しかったり複雑な感情の中ほな、な…と。

めぐタマ本当にエモイです…(´;ω;`) そしてめぐみんがヘリに乗って前半のストーリーは終わります。

 

今回のストーリーはオープニング(Before I Rise)の歌詞にある 心は孤独だ 愛は見えない 数値に出来ない感情 が表現されているなぁと感じた内容でした。

4章後半ではストーリーどうなるのか…楽しみです。

個人的にはめぐみんに対して「あなたは救世主。それをみんなはまだ知らないだけ。」と発言したリーダーの言葉を、過去もしくは現在もしくは未来のうち、めぐみんのシーンで明らかになるところがなかったので何かしらまだあるのかなぁ…と思ってます。(リーダーは何者かの襲来で地球がピンチになることを予見しているので外すことはなさそうだなぁ…と。)

また、ストーリーの途中で31Aが集まって、新曲作成シーンにめぐみんは参加していなかったので、新曲披露時もどうなるのか…?色々と期待ですね。感想のブログだったため、ほとんどシーンの話と、それに対しての自分なりに感じたことの感想で長文でしたが、最後まで読んで頂きましてありがとうございました<m(__)m>